「早春」  

早春の暖かな日差しが 昨日の雪解け水を
跡形もなく消し去ろうとしてる
まるで夢のように
あんなに沈んでいたのに
君のたったひとつの言葉が
僕に力をくれた 春の陽のぬくもりで
そしてまたひとつ僕は年齢を重ねた
子供の頃はこんなにも早くなかったね
時の流れは

早春の澄んだ静けさが 寒さを際だたす
思わず両手で体擦った
  白い息 吐きながら
青い空を見上げた
  大事なものを失いながら
僕は問いかける いったい何を手にしたのだろう
そしてまたひとつ僕は年齢を重ねた
あの頃はこんなにも悲しくなかったね
時の流れは

社で賽銭投げて手を合わす
何度同じことを願っただろう
君の願いは何ですか
そしてまたひとつ僕は年齢を重ねた
変わらぬことと変わっていくこと
どちらが大切ですか
答えは風の中

そしてまたひとつ僕は年齢を重ねた
子供の頃はこんなにも早くなかったね
時の流れは

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