会津本郷焼の雄  
むかしも今も富三窯


福島県大沼郡会津本郷町新町176
8:00 〜 18:00

富三窯の佐竹敦夫さんが
「伝統工芸士」に

 


東北地方唯一の磁器の産地としての伝統技術・技法を代々継承している名窯。

佐竹富三さん談
  富三窯は、会津焼川南窯として御弓新田(現新町の一地区で1634年会津藩主保科正之公が弓隊をこの地に配し開拓させた集落地)に現存する唯一の磁器の窯となり、川南窯随一の名窯扇寿軒佐竹富太郎の次男富三郎が分家して、屋号を白鳳堂、銘を富三と号し富三窯を開窯しました。
  明治、大正、昭和にかけて、当時の文画俳人当が富三窯をおとずれ交流をふかめており遺作資料等が数多くのこされています。瀬戸細工場の建物は、江戸時代後期の土蔵で会津焼磁器の細工場として唯一の家屋です。そこでは今もロクロをひいて瀬戸づくりに精をだしています。又、水簸場は磁器の粘土をつくる作業場で、他の産地に見られない会津焼独特の工程として残っています。 以前の窯屋には必ず水簸場があり、水車ではたいた地産の大久保陶石等を調合して、粘土とし瀬戸ものをつくっていたのです。
 現在四代目富三は、モチーフに日本原産の花椿をあしらい、またそれを目当てとした全国的なファンがあり、染付の技術技法のその作品は世人に高く評価され会津焼の伝統と共に高く評価されています。
 
 長男伸也は日展に入選し工和会会員として手びねりの技法による陶作りで活躍し、
 敦夫は日本画を学び京焼で磁陶を修業し会津焼の本流を貫く富三窯で陶芸に励んでいます。

富三窯の佐竹敦夫さんが
「伝統工芸士」に
 伝統工芸の技能を認定する「伝統工芸士」の認定試験に会津本郷焼の窯元で淨光寺門徒の富三窯の次男佐竹敦夫さんがみごと合格されました。三月二十八日に会津美里町の会津本郷商工会館で認定証の伝達式が行われました。
 陶磁器や漆器など伝統的工芸品の製造に従事している技術者の中で高度な技を持つ人を認定する資格で、受験するには十二年以上の実務経験が必要。
 佐竹敦夫さん(富三窯)はロクロ成形と加飾を合わせた総合部門の伝統工芸士です。他に成形部門と 加飾部門の各部門各一名。
 会津本郷焼には、今回の合格者三名を合わせて七人になった


浄光寺のご門徒の佐竹富三さんです。
家族そろっての陶芸家。

皇室ご愛用!華道人、茶人必見! 
注文も受け付けておられるそうです。
先日お伺いした際に、富三焼の茶器でいただいたお茶は、また格別でした。
0242−56−3033

  


   悲報
会津本郷焼・富三窯四世、佐竹富三(本名佐竹幹夫)さんが逝去されました。
慈在院釈淨幹
75歳(心筋梗塞)でした。
75年間ごくろうさまでした。喪心哀悼の意をあらわします。

 佐竹富三(本名佐竹幹夫)さんは、会津の老舗窯元の4代目として家族を愛し、祖先を敬い懐の深い
誰からも慕われたお方でした。
創作に心血を注ぎ、若い時には、東京工大の研究生を務め、帰郷後は全国で初めて伝統の窯元に工業用ガス窯を導入。
伝統を守りながら常に進取の人でもあられました。

40年来、ツバキの絵柄にこだわり続け「ツバキの富三」が通り名。
2年前に「本物のツバキの色に近い1300度の熱でのみ生じる富三だけの赤」を生み出されました。

真ん中は在りし日の陶主、佐竹富三さん(四代目
・日本伝統工芸士会 常任幹事
・日本伝統工芸士会 陶磁器部会会長
・東北伝統工芸士会 会長
・福島県伝統工芸士会 会長
叙勲授章(平成14年度秋)
施主 長男伸也




合掌。


 



すまのとってです

                                          

       



会津本郷焼陶祖

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