Schilke B5-SP

s.n.38×××

 

B5はシルキーの標準モデルで

MLボアのMLベルです。

 

シルキーを入手するにあたり、

元祖であるBシリーズ

しか考えませんでした。

ヤマハのYTR-734や

YTR-6320を吹いた経験から、

本家本元への興味が

消えることがなかった訳で・・・

カリキオ、バックは金メッキモデル

を使っていますが、

シルキーのような遠鳴りする楽器には

銀メッキの方が

音の広がりが得られ、

モニターしやすいと考えました。

それは正解だったようですが、

それ以上に得るものは大きかったです。

音色は大変キメが細かくて

金メッキの音色に似てはいますが、

「きらびやかな伸びのある音」と「柔らかい音色」を

瞬時に使い分けることができるのが

この楽器の素晴らしいところです。

このように銀メッキの良さを存分に

発揮できるのは、

R.O.シルキー氏の理論によるところなのでしょう。

 

ただ、良い音色を得るためには

シルキー独自の

繊細な息使いとタンギングが

必要になります。

(V.Bachに傾倒した)Sシリーズは

この限りではないようですが、

バックと同じ吹き方では楽器が

おかしな反応をしてしまいます。

私の場合、それを把握するまで

1年半くらいかかってしまいました・・・。

 

しかし使ってみて感じることは、

V.Bachをしっかり吹きこなせる

確かな演奏技術を持っていないと

この楽器の良い部分は

引き出すことができないということ。

 

基本に忠実に「ニュートラル」な

息のコントロールを応用できれば、

良い反応を引き出すことができます。

音のツボはV.Bachと明らかに異なるものですが、

正しい奏法を演奏者に

求めてくるという点では同じです。

 

V.Bachは楽器自体に

強制(矯正)力があるので、

演奏者にツボが分かりやすい

という点が異なると思います。


私が所有するB♭管、全ての3番管には

ウォーターキーが付いています。

ここだけは音色よりも機能性を優先したいので、

この楽器にも付けてもらいました。

楽器本体への影響が最も少ないと思われる

アマドゥタイプで、とても便利です。


 

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