五之文筥
私の小説牴牾き
足繁く通はせて戴いてゐるniftyのフォーラムで
然る麗人からの呼び掛けにお應へして思ひ切つて書いてみました。
會議室に投稿したものを歴史的假名遣に書き換へてあります。
とても小説などと呼べる代物では無いことは、作者自身が誰よりも承知してゐます、
標題にも有るとほり、飽くまでも「牴牾き」です。
「蒼い時代」
私たちの生まれるずつとまへに戰爭があつた、私たちの兩親はその時代を懸命に生きた。
そして次の世代である私たちにに何かを殘し傳へやうとした。
其一、鹿島立ち
其二、航跡
其三、波濤
其四、懷郷
「銅の季節」
(假題)
若さゆゑ爲し得たことも、若さゆゑ爲し得なかつたもある。あの頃俺たちの誰もがその
季節の只なかにゐた。