健康な住環境を考える
室内環境の汚染を、VOCによる「シックハウス症候群」をあわせて考えます。
不調を言葉で訴えてられない小動物たち。 実は、小動物の方が先に影響を受けているようです。
シックハウスとは
シックハウス症候群は、住宅の気密性による「室内汚染」から発生します。
「室内汚染」には「化学物質汚染」と「生物学的汚染」があります。密閉された室内で、建材に含まれた化学物質が室内にこもってしまうことが「化学物質汚染」、湿度が高くなるためにカビ、結露を招き、それによるダニの発生などが「生物学的汚染」です。
これらにより、「化学物質過敏症」「低濃度中毒症状」「アレルギー」が引き起こされるようです。
「化学物質過敏症」は転居しても症状は改善されず悪化しますが、「低濃度中毒症」ですむと、住み続けていくうちに改善されているようです。
「アレルギー」はダニなどに元々アレルゲンがあった以外に、化学物質を呼吸している人の免疫系に影響を与えて、体質を変化・悪化させてしまった事と考えられます。
「化学物質汚染」の原因は、合板やビニールクロス、塗料、接着剤等の新建材に含まれている薬剤、これが気化してホルムアルデヒドに代表されるVOC(揮発性有機化合物)となり空気を汚染しているのです。
人の被害などはよく聞きますが、実は高気密住宅に住む小動物達が先に被害を受けているのです。
「猫達の為に改築したのに、住み初めてからどんどん猫達が死んでしまった」というような死亡事例も報告されています。体が小さい事で先に症状がでるとも考えられます。
シックビル症候群の定義
<1983年 WHO(世界保健機構)>
(「シックハウス」はこれをモトに作られた造語です)
| 1. 目・鼻・喉の刺激症状 2. 粘膜の乾燥 3. 皮膚の紅斑、じんましん、湿疹 4. 疲労、疲れやすい 5. 頭痛、風邪にかかりやすい 6. 息が詰まる、ゼイゼイする 7. いろいろな刺激に過敏に反応する 8. めまい、吐き気、嘔吐 |