麦汁の煮沸行程を写真に取りました。
麦汁の煮沸時間は一時間です。この時間を利用して工場見学とビールに試飲がありますが、私はそれには参加せず、煮沸行程を見学しました。この間は、キリンのスタッフが忙しくいろいろな作業をしています。今までに使った道具の洗浄、先週仕込んだ若ビールをケグに詰め替え(澱引き)等をしています。
右の写真は先週仕込んだビールをケグに詰め替える準備をしているところです。発酵タンクに入っているラッキングチュウブにシリコンチュウブを取り付け、ケグの入り口にシリコンチュウブの他端を取り付け、ロータリポンプを回します。
ケグの中には炭酸ガスで満たしています。出来る限り酸素の影響を受けないようにケグに澱引きをします。ケグに詰めたビールは6週間冷蔵貯蔵され、フィルターで酵母を取り除き瓶詰めされます。
一時間の煮沸が終わると、すぐに麦汁の量を測定します。ステンレスの物差しで麦汁の深さを測り、麦汁の量が解ります。深さが137mmで麦汁の量は9659mlでした。麦汁の一部を一パイントぐらいの大きさの銅製のコップに入れます。銅は熱伝導率がよく、氷水に浸けるとすぐに冷やすことが出来ます。20度にまで麦汁を冷やしました。わずか一分ぐらいで簡単に冷えました。
20℃にまで麦汁が冷えましたら、メスシリンダーに麦汁を入れて糖度を測定します。糖度計は4万円もする非常に高価なものでした。非情に正確に測定することが出来ます。糖度は13.55゜Pでした。目標糖度は11.5゜Pです。
9659×13.5÷11.5-9659=1722ml で追加に必要な水の量がわかります。
糖度を測定するために使った麦汁はもとの煮沸釜に戻します。
沸騰水1722mlをメスシリンダーに入れ、計ります。それを煮沸釜に入れ、糖度11.5゜Pの麦汁11.38リットルが出来ます。かなり正確に測定しています。
そうこうしているうちに、試飲を終えた他のメンバーが現場に戻ってきました。
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