OVER HOLE

 車が使えない時期に合わせてエンジンのオーバーホールを敢行しました。

 このエンジンももう丸3年ですからねぇ。{実質乗っていない時期も1年程有るが。}
 この新しいユニットは、性能面での定評は出来つつありますが、同時にトラブルの伝説を作っている事も確か。数々の「恐い話」に耐え切れなくなったのが本音のトコロか?。

 さて、「オーバーホール」と言っても色々有ります。
a.クラッチ/減速系の点検・部品交換
b.動弁系を擁したヘッド回り
c.ピストンリング交換
d.ピストン交換
e.シリンダ交換
f.クランク回り点検・部品交換
g.コンロッド回り部品交換
h.ミッション回り点検・部品交換

 aはエンジンのO/Hとは言わないけれど、ギヤカバーを開けたついでに行っておきたい項目。
 eは余程の事が無い限り交換には至らないが、ここまでが「腰上」とされる作業項目。
 f以降が「腰下」とされる作業項目であるが、値段が「+10万円」というレベルなので実行するかどうかは悩むトコロ。

 実際はリベルタさんに入庫してしまい、バラしてもらって各部を点検しながら作業範囲を決めました。
 結果、クランク回りに異常は見られないので今回腰下は行わず腰上のみとし、ピストンも大丈夫そうなのでリングの交換のみとしました。

 でもガスケット類は一個一個注文しているといつまで経っても集まらないので、腰下までの物がセットになったガスケットセットを購入しました。これならいつ腰下が逝っても即座に対応出来ますからね。

 クラッチカバー&クラッチを外した状態。特に異常は見られません。

 あまり拝めるモノでもないので?、御参考に。クランクはこれで上死点の位置です。

 クラッチは・・・と、

 ガビーン!、インナー側のハウジングがガビガビです。

 シフトやクラッチの扱いには気を付けていたつもりだったのですが・・・、イヤハヤお恥ずかしい。

 公道使用も有ったからかも?、と言い訳。

 現状支障は無いものの、もう何時異常が出てもおかしくない状態。
 交換を決意するが、バックオーダーなので当面このまま使用しておきます。

 アウター側は鉄製という事もあって、擦れた跡は有るものの問題無し。

 そういえば鉄製のアウターハウジングって珍しくないですか?。

 シリンダー。

 内壁はきれいなモンです。

 この写真では分かり難いけど、クロスハッチも健在。

 でも矢印の所、なにやら打痕が・・・。
 古宅さん曰く、「小石が入って、直ぐに出ていったのだろうね。」と。
 危ない危ない。

 ピストンは生憎写真が全部ピンぼけ。でも異常無し。

 燃焼室。

 ココも特に異常無し。

 燃焼状態も良好との事。
 セッティングなんてメインジェットの番手すら覚えて無いのに。

 でもバルブシートは結構痛んでいて、既に気密無し。
 摺り合わせも実行。

 ついでに「趣味のポート研磨」も。

 あと異常と言えばカムシャフト。

 矢印の所の表面が荒れています。油膜切れが原因。

 オイルの粘度が低かったか、オイルの質が悪かったか?と言う所。

 確かに広島高潤使ったり、シェルの部分合成とか使っていたからなぁ・・・。
 今となっては原因不明。

 表面の荒れは修正して、ベアリングはトラブルの巣なので国産品に交換しました。

 今回の請求書明細です。<OHの項目のみ抜粋>
エンジンショートOH
\42,000
シリンダーヘッドOH
\16,000
E/G OHガスケットキット
\18,060
トップリング
\3,760
オイルリング
\1,990
スパークプラグ
\800
エンジンオイル 1.2L
\4,680
クーラント
\1,000
クラッチオイル 0.5L
\800
クラッチハウジングベアリング
\1,560
クラッチハブスリーブ
\6,440
カムチェーン 1コマ
\470
カムシャフトベアリング 2個
\1,640
合計
\99,200

消費税はクラブのサービスで相殺。

 OH後に乗った事は乗ったのですがね、ツーリングとか定義とか普段と比較にならない所しか走ってないので、効果の程は解りません。

 まあ体感出来る程効果が有ったら「壊れてた」って事ですよね。

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