はじめての車検

 ウチの520も納車から2年が経ちました。

 2年に一度のイベントと言えば・・・そう、オリンピック!

 って、違うよ。アレは4年だし。

 じゃあハレー彗星!!!

 それも違う!。遠くなってるし・・・。

 ええと、車検ですね。
 ロードバイクならともかく、オフ車の、飛んだり投げたり?するバイクではダメージも大きいので車検に通るかを気にしたり、「車検=○万円」というイメージからOVER250を敬遠する方が多いと思います。
 今回車検を通したので「ど〜なのよ?その辺」という所を綴っていきます。

 車検でチェックされる項目は「点検整備記録簿」に書いて有ります。ここでNGの項目が無ければ通ると思って良いでしょう。
 点検整備記録簿が無ければバイク屋さんで貰うか{古宅さんTHANKS!}陸運局で買ってきましょう{一枚\30}。
 概略で言うと
a.各部の緩み・ガタ・損傷
b.汁モノの漏れ・滲み・汚れ・量
c.消耗部品の残量
d.排ガス関係
e.保安部品の機能
f.その他危険な所が無いか
 という所になります。でも排ガスはだけほとんどノーチェックです。ただし付いていない物にチェックマークを入れると見ていない事がバレるので、解らない所はバイク屋さんに聞いておきましょう。
 大体「マジメなレース前の整備+保安部品」て感じでOKです。保安部品は壊すと結構高いので、レースや練習の時は出来るだけ外しておきましょうね。

 バイク屋さんには申し訳ないけれど、ユーザー車検で通しました。理由は
イ.安く上げる為
ロ.数々の怪しいアイテムが何処までOKなのか確認する為
ハ.このページのネタの為、テヘヘ。

 さて整備です。先程書いたように通常の整備が出来ていれば良いのですが・・・さすがにKTMもメンテナンスフリーとは行きません。
 先日のツーリング辺りからオイル漏れがして来ました。駐車した時に垂れてくる訳では無いのですが、暫く走るとクランクケース下はオイルまみれです。原因をKTM東京の古宅さんに伺った所、スプロケット軸のオイルシールが結構頻繁に逝くそうです。負荷が掛かってシャフトが偏ると隙間が出来てオイルが漏れてくるという寸法。これはKTM東京で修理。スプロケットを外してオイルシールを入れ替えるだけなので、工賃・時間もそれ程掛からず。{閉店間際の作業をありがとうございました。}
 タペットカバーのガスケットも新車時のままで怪しかったものだからコレも交換。古宅さんの話では、大体2〜3回が限度らしい。

 次にRrブレーキパッド。キャリパーのスライドが動いていなかった時期が有ったらしく、片減りが著しい。ピストン側はもう使用限度なので交換{交換は両方だよ}。スライドピンも清掃&グリスアップ。
 ブレーキフルードも余っていたのが有ったので、出来る所まで交換。{キャリパーの中の部分は結構汚れてます。}

 丁度良い機会なので、チェーンとFrスプロケットも交換。チェーンは末期伸びに入っていたし、Frスプロケットも買っておいた14Tを試してみたかったので。スプロケットの交換には四輪用の十字レンチが便利です(17mm)。ブレーキを踏みながら脱着します。
 Rrスプロケットは同時期に交換したハズなのにまだ使用限度内。純正品は高いけれど持ちが全然違います。

 オイル交換とバルブクリアランス調整も実施。オイルは今回シェルにしてみました、部分合成の方。100%合成の方は高いのだもの・・・。
 バルブクリアランスの方は時間に余裕が有ったので、きっちり0.12mmに合わせました。「きっちり」というのは「抵抗が有りつつゲージがスライド出来る」状況。ダイヤルゲージが有る所で試させて貰うと良いです。

 あと輸入車の場合忘れていけないのはシフトパターンです。
 乗ったら見えないのですけどね、保安基準ですから。

 カッティングシート{BY 中川ケミカル}にボールペンで書きました。


 とまあ色々やった訳ですが、普通はココがスタートラインですね。

 夜11:00までやってました。

 今までのコンテンツを見て頂ければ解りますが、色々怪しいアイテムが付いております。
・UFO製Rrフェンダー&テールランプ
・サイクルメーター
・小さいウインカー
・下付けミラー
 ミラーだけは純正に戻しましたが、他はノーマル部品を持って行って文句を言われたらその場で交換する作戦です。一応保安部品に合うようにしてあるつもりなので。{詳細は各コンテンツ参照}

 コレが車検仕様。

 おぉ!後ろにスバル・ブラッドが居る!。


 今度は手続き関係の話。
 ユーザー車検には予約が必要です。八王子の陸運局ではテレホンサービスによる予約になっています。平日休みを取れる日が限られるサラリーマンなら一週間前くらいに予約すべきです。
 ちなみに電話番号は0426-91-7561。FAX付きの電話で予約すれば予約内容がプリントアウト出来るようになっています。予約No.とかが必要なのでこちらがお薦め。
 良くあるガイドブックでは午前中の予約を推奨していますが、朝弱いので午後を選択。

 当日になったら先ず予備検査。バイクの場合ライトの光軸くらいしか見ないし現場で調整する事も出来るので、予備車検は不要という意見も有ります。けれど検査料は\1000だし自賠責の更新もしないといけないので、自分は予備検査に行きます。

 さていよいよ陸運局{というか検査場}に乗り込みます。{そんな大層なモノでも無いが}

 陸運局はここの所非常に親切な公共機関になっています。もう郵便局とタメ線です。
 ユーザー車検専用の窓口も有るので、解らない事は聞くと教えてくれます。でも手続き順序の掲示板が有るので、先ずはコレを見て行動しましょう。

 最初に書類を揃えます。継続検査にはこれだけの書類が必要です。

1.車検証 持ってるよね?
2.検査票 検査ラインでのチェック票。陸運局で購入。検査料\1400の印紙を貼付。
3.点検整備記録簿 点検した人の名前は自分でOK。
4.重量税納付票 陸運局で購入。重量税\5000の印紙を貼付。
5.継続検査の届出用紙 陸運局で購入。自動読みとり部分は鉛筆で記入。
6.自動車税の領収書 無くし易いので注意。ちゃんと保管しておきましょう。
7.自賠責の保険証
8.自動車税の届出書? 必要かどうかは解りませんが、車検証と一緒に持っていたので。
9.車検予約の時にプリントアウトしたもの メモでも良いと思う。

 陸運局で購入する用紙は全部で\30。次回用の点検記録簿も併せて購入しておくと良い。

 代書屋さんも有るけど記入例も置いてありますし、住所と名前が書ければ困る事は無いと思います。自力でGO!。

 書類はこうしてバインダーにまとめておくべきです。処理がスムーズに行きます。

 コレを持ってバイクに乗り、検査ラインまで行かなければならないので、紐を付けて首から提げられる様にしておくと良いです。


 書類を窓口に出し、チェックを受けると検査ラインに行くよう指示されます。
 八王子検査場の場合、バイクは特殊車両のラインと共用です。大抵空いています。慣れていない場合は他の人の検査を見学しましょう。

 という訳でモデルは赤男爵のおにいさん。

 バイクはCBR900かな?。

 新車登録みたいだけどナンバー付いてる?。

 最初はブレーキのチェックです。

 タイヤをテスターの上に載せて・・・


 上にある電光掲示板の指示に従ってブレーキを操作すればOKです。


 次は光軸。ラインに「ライト前面」を合わせます。

 ちょっと時間が掛かるので緊張しますが、予備検査をしていれば落ちる事は無いでしょう。

 バッテリー点灯でない場合、エンジン回転を上げて光量を確保します。


 最後に検査官の目視チェックです。

 CBX400の「どノーマル車」が!
 珍しい!


 ラインが空いたのを見計らって自分も同じ様にチェックをこなして行きます。
 問題は検査官のチェック。何を言われる事やら・・・。

 検査票を検査官に渡してチェックして貰います。聞き耳を立てて検査官の言う事を聞くと・・
「じゃあこれ1番窓口に持って行って」だと。つまりOKって事。
 え?、エンジン掛けなくて良いの?、ウインカーは?ライトのHi/Loは?ブレーキランプは?
・・・こちらが心配するくらい緩いチェックでした。

 伝え聞くところによると、最近は「車検対応」で付けたパーツを落としたりするとモメゴト{場合によっては裁判沙汰}になるので、「自己責任」を前提として余程危険が無い限り通す様にしているそうです。
 でも、だからって余りイイ加減な整備をしない様にね!。

 再度窓口に行って新しい車検証とナンバーに貼る検査証を貰います。で、検査証を貼り直せばめでたく終了です。
 しかしこの「検査証の貼り直し」が1番の難関かも。剥がれては困るから強力ですし、再使用も出来ない様になってなければならないから剥がすと貼付面が残る様になっています。
 パーツクリーナーを掛けながら除去しますがメンドクサイ。バイク屋さんにコツを聞いたのですが、コツは「根気」だそうで・・・。

 時間もそれ程掛かりません。12時に予備検査を始めて、14時には終わりました。

 改めて費用を計算すると

自賠責
\18440
重量税
\5000
検査料
\1400
予備検査{無くても可}
\1000
書類代
\30
次回分点検記録簿
\30
合計
\25900

 という事になりました。250でも自賠責は2年で\13000くらいなのでOVER250として余計に掛かる金額は2年で約\13000という事になります。これが高いか安いかは貴方次第。

 陸運局も結構面白い所ですよ。何故か家族連れで来ている人もいるし、珍しい車両を見る事も多いです。なにより「布ツナギフェチ」の方にはお薦め{謎}。

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