名刺紙飛行機への誘い

 こないだの「ゴム動力」辺りで検索しているうち、名刺で紙飛行機を作るというジャンルが有る事を知りました。

 そういえば自分も色んな職場を渡り歩いたから使わない名刺が山ほど有るし、小中学生の頃には誠文堂新光社の「よく飛ぶ紙飛行機集」を1〜5巻読破(?)しているクチなので、食指が動かない訳が有りませんでした。

 基本的には「名刺(もしくは同じ大きさの紙)一枚を使って紙飛行機を作る」という縛りになっています。ここから
・調整用の重りに別の素材を使うかどうか
・一枚分全てを使い切るかどうか
というバリエーションが有る様です。

 自分のパターンはデザイン的にフロントヘビーに作っておいて、機首を削って重心を調整する作戦を取っています。使い切りにはこだわりません。

 そんなこんなで作った機体を紹介

1号機

先ずは普通のグライダー型。

少ない材料で作る為に、水平尾翼は胴体と一体の部品で曲げただけ。

普通に飛びます。

全長:80mm, 全幅:91mm

2号機

滑空性能を追い求めて串型機です。

確かに滑空性能は1号機を超えて「ゆったり」飛びますが、外では何処に飛んで行くか解らないので封印扱いです。

全長:76mm, 全幅:91mm

4号機

変わったものを・・・とこんな機体にしてみました。先尾翼・・・と言うか変形串型になりますか?。

一応普通に飛びます。

全長:70mm, 全幅:54mm

5号機

鳥人間コンテストみたいにアスペクト比を大きく取ったら滑空性能が上がるかと思って、主翼は名刺最大幅の部材を2枚つないでいます。

飛ぶんですけどね、機速が遅すぎて逆に失速気味。

全長:91mm, 全幅:182mm

6号機

複葉機に挑戦

うまく調整すると飛ぶのですが、調整がメチャクチャ微妙。

脚も付けたし、見た目重視って事で・・・。

全長:59mm, 全幅:70mm

7号機

ジェット機風を作成。モデルは頭の中のF15のイメージ。

翼面積が大きすぎて、ジェット機と呼びたくなくなる程ゆったりした飛行。

全長:61mm, 全幅:44mm

8号機

野外で遊ぶ為に、滑空性能は多少犠牲にしてスピードが出る機体を作成。

主翼前縁にRを付けたら浮力中心が一気に後ろに移動して、調整に戸惑いました。
でも、この調整法は使えるかも。

全長:70mm, 全幅:54mm

9号機

8号機と同じコンセプト。

垂直尾翼を下に出すのは少ない材料で作る為の作戦。ゴムランチの時に持つ部分でもあります。

全長:74mm, 全幅:64mm

11号機

デルタ翼機を作るのを忘れていました。

でも個人的な好みで5角形翼にしちゃいました。

なかなかスピードが出るので、多少の風でも楽しめます。

全長:58mm, 全幅:40mm

13号機

串型機でゴムフックのある機体を作ってみました。

でもゴムで飛ばすと機速が早すぎて、変な力が発生するらしく、全然飛びません。

全長:76mm, 全幅:91mm

14号機

後退翼機に挑戦。

まあ普通で拍子抜け。

全長:68mm, 全幅:91mm

15号機

ウケ狙いで飛びそうで飛ばないアレを飛ばしてみました。翼が5枚有ると思って下さい。

ドライバーまで造形したのだけど、写真だと潰れちゃいますね。

調整が上手く決まるとなんとか6畳間の端まで飛びますが、重心がかなり後ろな為、ブレーキをかけた様に減速した後に「着陸」します。

全長:66mm, 全幅:30mm

16号機

かわいらしく鳥形機です。

垂直尾翼が有りません。
胴体とガルウィングの部分でヨー軸の安定を出す目論見でしたが、なんとか成功。

全長:60mm, 全幅:91mm

 構想さえ固まっていればケガキ・カット・貼り合わせは30分くらいで出来てしまいます。他にも作っていますが、ネタ的に割愛。

 紙ですから、作った後にカットして調整出来るんですよね。だから初期の設計はある程度イイ加減でも大丈夫です。だから皆も作ってみましょーよ!。

 調整のポイントとして、機首が重い場合は急降下・・・するのではなくて、普通に飛んだと思った瞬間ロールして落ちるのですね。ロールを抑えようと翼の調整をしても無駄で、こんな時は真直ぐ飛ぶまで機首を切り詰めて行くのが正解なんですね。

 滞空時間を延ばそうとするとゴムランチは必須になるのですが、これがまた難しい。大抵は宙返りして戻ってしまい、滞空時間の向上に寄与していません。
 ちゃんとした競技レベルになって来ると、真直ぐ打ち上げられた機体が頂点で滑空に移るそうです。
 何がそうさせるのか???明確に解説しているサイトも見当たらないので、最近は試行錯誤しています。何か分かったらまた報告させて頂きます。

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