昔話

 引っ越しで荷物を整理していたら、こんなものが出て来ました。
???見た事無いカラーリングの
EXCですが・・・'07モデル?
・・・ではなくて逆の古い方、'99カラーのEXCです。
 でも'99のEXCなんてリリースされていません。つまりこれはプロトタイプの映像って訳です。

 今でこそ物欲をそそる分厚いカタログが用意されていますが、当時は1枚もののラインアップが関の山。

 まして新型ともなると
「こんな風になるみたいよ」なんてパソコンから出した画像と諸元表だけ。
 これでもカラープリンタで印刷されていて、当時としては「お宝の一枚」でした。

 現車も無く、コレだけの情報で100万円オーバーのオーダーを入れる訳ですから、「KTM」に寄せる信頼がどれほどのものか思い測ってほしいところ。

 日本向けの扱いも少なかったものですから、購入は現金決済。他所でローンを組んでおいて、オーダーと同時に支払いです。平気で半年待ちとかになりますので、いつ入って来るか分からないバイクのローンを払っていました・・・。

 「トシ・ニシヤマは部品が高かった」なんて言われる事がありますが、これはちと誤解。安くなったのは世界的に販売が増えたのと、パーツ供給体制が整備されたのが大きい所。現にトシさんの頃から値段は下がり始めていたんですよ。

 トシさんは「走らない人は、走っている人にサポートをするべき」というポリシーを持っておりました。これが自分が走っている時に発揮されると「うるさいオヤジ」になってしまうのですが、これは他人に対しても適用されていて、パーツが入らないときは新車から外してでも調達してくれました。
 ジャパンにはこういう心強さを感じないのですけど、なんとかならないですかね。

 (あ、今のKTMさいたまcityさんには、こっちが心配になるくらい?お世話になってますよ。)

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