4stの乗り方

 4stの乗り方とは?

 な〜んて大層なネタ振りをしてしまいましたが、果たしてこれがベストなのか?と言う事は自分にも解らないので参考程度に読んで下さい。

 2stと4stの違い。

 一番初めに戸惑うのは極低速域の扱い難さでしょう。アクセルオフからオンにする時、アクセルを開け過ぎてしまうと唐突にパワーが出てギクシャクしてしまいます。昔のXR600に比べれば遥かに乗り易いですが・・・。
 また、大排気単気筒の特性としてアクセルを急開するとエンストする特性もあります。最近流行りのFCRキャブ等は加速ポンプを付けたり、アクセルリンゲージに仕掛けを施して扱い易くしていますが、苦手な事は確かです。{CVキャブなら関係有りませんが}
 アクセルワークは2st以上に気を使う必要が有ります。

 走った感じを誤解を恐れずシンプルに言い切ってしまうと
  2st:ただ走るのは難しいが、速く走るのは簡単。
  4st:ただ走るのは簡単だが、速く走るのは難しい。
 となります。

 2stは低速トルクが細いので、ゆっくり走ろうとするとエンストし易くて難しいですが、エンジン回転をパワーバントにキープしていれば知らずのウチに結構なペースで走れてしまいます。滑り易い路面や、タイヤのグリップをギリギリまで使う様なコーナーリングでは低回転でのトルクの細さを利用して楽にクリアする事も出来ます。

 4stは全域に渡ってトルクが厚いですし、実用回転域も広いので割とルーズに乗っていても走れてしまいます。しかし今度ペースを上げようとした時に問題が出て来るのです。
 それが何かと言うと、アクセルとエンジンの関係が微妙に違うのです。

 2stのアクセルは半分くらいしか開けなくてもほぼレブリミットまで吹け上がってしまいますが、4stは違います。半分しか開けなければ半分くらいしか回らないのです。
 ・・・何故これが問題なのか分かっていただけますか?。
 私は2stに乗る時はアクセル半開くらいでパワーバンドに入れてからクラッチを繋ぎ、ギヤチェンジでスピードを調節します。吹け切ったら次々とシフトして行けば「気が付いたら凄いスピード」になっています。
 本気モードで走る時もアクセルを全開になっている時間は極めて少ないと思います。

 この調子で4stに乗り換えると、当然エンジンは半分までしか回りません。これに合わせてギヤチェンジすればソコソコ走れてしまいますがエンジン性能の半分しか使っていない事になります。

 もしかしたらこれは自分だけの問題なのかも知れませんが、特に2stから乗り換える場合は気にしてみて下さい。
 {YZの人でもガンガン回している人は見た事ありませんね}

 アクセルワークの慣れの問題だけで有れば良いのですが、上の方の回転域を使おうとすると別の問題が出て来ます。
 高回転域での4stはアクセルワークに対して非常に鋭いレスポンスをします。良い事の様に聞こえますが、これがまた良いばかりとは言えないのです。
 高回転域ではエンジンが「硬く」感じられるのです。400ccくらいまでであればタイヤが路面を噛んだ時に「エンジンが負けて」グリップを確保してくれますが、500ccともなると「路面が負けて」グリップしない場合も出て来ます。ですから全開まで開ける時も車速・グリップと相談しながら「じわじわっ」と開けて行く必要が有ります。
 加えてエンジンブレーキも強烈です。4stですとアクセルオフポイント=ブレーキングポイントです。車輪のブレーキと違って強さのコントロールが出来ないので、走るペースでポイントも変わって来ますから練習しておくべきでしょう。

 次回は「グリップの持ち方・アクセルの開け方」です。え、続くの?・・・。

 

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