|
|
|
CD-ROMにつられて某G誌を買ってしまいました。G誌は記事が***なので避けていたのですがねぇ。 紙面をめくると某Tさんがブレーキの解説をしていますが、「イマイチ」の感。紙面の都合もあるのでしょうが、解説が浅いですね。「本当か?」という部分も有るし・・・。ブレーキについては後々触れていこうと思っていましたが、良いタイミングなのでここでリリースしてしまいましょう。 取り敢えず今回はFrブレーキに的を絞ります。最も気を遣う所ですからね。 先ずブレーキの役割についておさらいしておきましょう。 1.制動 2.荷重コントロール 3.姿勢変化 4.コーナーのきっかけ これらをふまえて「ではどうやってブレーキを使うか」を考えてみましょう。 *************** 先ずは制動。最大限の減速=Frタイヤがロックするまで握る事が出来ますか?。
チョット解りにくいかな?。
堪えきれなくなったらブレーキを どうです?、いざロックさせようとしても難しいでしょ?。後ろに座って、アクセルを開けつつ一気にブレーキを掛けないとロックしないものです。 ここでは「ロックするとどうなるのか?」。「ロックのまま堪えられる限界」が体感出来れば充分です。例えこのまま50m走れても良い事有りません。
今度は本番の制動の中でロックさせてみましょう。自分のウエイトがFrタイヤの接地点に掛かる様に意識し、少しずつ追い込む様にブレーキ入力を増やして行きます。とにかくロックしてもブレーキを緩めれば持ち直せるので、怖がらないでチャレンジしましょう。 ************** 林道ライダーの中にはコーナーに苦手意識を持つ人が多いです。多くは砂利道ですから元々接地感が乏しい所に「座りっぱなしで後ろ荷重」「荷物で後ろに偏る重心」「恐怖感で余計に前に座れない」という事が更に接地感を奪い、恐怖感を増長させます。 ブレーキレバーは二本指で「握る」と咄嗟の時に{掛け過ぎ=ロック=焦る}となりますから人差し指で「引く」様に掛けて下さい。指の使い方がポイント。 ************** 「ブレーキの練習」というと必ず出てくるのが「ジャックナイフ」。大抵「Frブレーキを『ガツッ』と掛けて・・・」と解説されますが、これではまず上がりませんね。ロックしたタイヤがズルッと滑って終わりです。何か見せてやろうとして照れ笑いに終わったアクション派ライダーの方も多いはず。{経験者は語る・・・}
ほうら、ダートでもこの通り。 これを応用して考えると「強いブレーキを掛ける為には手前で弱いブレーキが必要」という事が解ると思います。通常のブレーキングでもこういう「2段ブレーキ」は実に有効です。 サスペンションというモノは、いくら荷重を掛けても荷重と折り合う所まで沈み込まなければ接地力は出ません。この事は頭の隅に置いておくと、何かにつけて理解が早いです。 ジャンプ後のコーナーなんかでは、折角縮んだサスペンションが伸びない様に着地と同時にブレーキを開始すると実に良いアプローチが出来ます。「着地と同時」って言うかブレーキは空中から握っておく訳です。ランディングと同時に減速が始まるジャンボジェットの様に!。 *************** 実際のコーナーを見据えた場合のブレーキですが、あんまり強く掛けてはイケマセン。 理由は2つ。第一に「ブレーキングの役割第3項」が効いて来るのですが、ハードなブレーキングではサスペンションが余計に縮むので路面追従性が低下します。ブレーキングギャップがボコボコ出来ている中で限界ギリギリのブレーキングをしていたら「コーナーリング再考」の項で推奨した様なラインは描けません。 更に先に説明した「ブレーキの役割第4項」や「ブレーキの役割第2項」を利用して曲がり初めにFrタイヤのグリップを稼ぐには「どこでどれだけ減速するか?」と言う事を考えなければなりません。特に4stでは若干前が重いので、ブレーキリリースによる向き変えが「終わる」までブレーキを残しておいた方が良いです。{2stは向き変えが「始まったら」リリースする感じ} *********** 「ブレーキは奥が深い」と言う事はよく言われます。もしかしたらココに挙げた以外の使い方も有るのかもしれません。まあ「参考ですから」って事で逃げておきます。 |