立ち方再考{練習編}
 

 続いて練習編です。
 出張中でバイクが無いので、生身の説明で勘弁して下さい。

 加速/減速のフォームも実際の加速度が掛かっている訳では無いし、おまけにセルフタイマーで撮っているので実際のフォームとは若干異なっているかもしれません。説明書きの参考程度と認識して下さい。

 先ずは写真の様に座ってみて下さい。手は掌を地面に合わせ、指先を前方へ向けます。
 この時「へそ」の辺りの腹部と、太腿の間に隙間が出来ない様にして下さい。だからと言って胸が太腿から離れてしまう程背筋を反らせてはいけません。

 ここから骨盤から上の角度はそのままに、「膝を後ろに引く」感じで足を伸ばしてみましょう。下図の様なフォームに成りますでしょうか?。

 一番大切なのは「重心の意識」を持つ事です。この「重心」が図のFの位置に来るようにします。丁度「へそ」の前、膝の上辺りですね。
 出来ましたか?。
 A:肩は「ぐっ」と前方に突き出すようにします。これをやらないと、重心が後ろに行き過ぎてしまいます。
 A〜B:背骨は図に示すように「緩い曲がり」に成る様「意識」します。多くの「橋」がそうで有るように、この構造が上からの入力に最も耐え易い形です。「骨盤を立てる」と言って背中を反らせ過ぎている人も居ますから、気を付けて下さい。
 B:股関節から曲げている事が重要です。ここが曲がっていないと重心位置は下がりません。おまけに腰から曲げてると、内臓を圧迫してしまいます。
 G:このフォームを作ると太腿の裏側、この部分の筋肉が緊張する筈です。スポーツ界では「ハムストリングス」と呼ばれて重要とされている様です。バイクしか乗っていませんが、ここだけ結構筋肉付いています。

 感覚的に言えば「薄氷を踏む」様な感じがしませんか?。そうです、その感覚で自分の重心を感じ取ってコントロールして行く訳です。

 実際自分もベストテクを始めた頃は解りませんでした。暫くしてから「やっぱり何処か変」という事を仲間内から指摘されてから直したのでした。「直す」と言っても2〜3ヶ月掛かりました。

 これが出来たら次は加速です。が、ここで「前」には行きません。
 太腿から上のフォームは固定したまま、膝を更に後ろへ下げて「上のカタマリ」を前に回転させます。足首も固定したままとし、踵で立つ、もしくは実際のバイクならステップの後ろの歯に立つ様にします。
 補助的に肩をより前に「ぐぐっ!」と出しても良いでしょう。加速Gの中で重心Fをステップの後ろの歯に載せるイメージです。
 減速。膝を前に出して「上のカタマリ」を後ろに回転させます。膝から下も加速の逆で爪先、もしくはステップの前の歯に立つ様にします。更に今迄頑張って突っ張っていた肩も楽に下ろし、重心の意識も身体の後ろに持って来ます。
 体重は足を伝ってステップに掛かるだけなので減速のフォームは楽です。いや、楽で無ければなりません。
 減速はコーナーリングの進入を意味します。ここが一番のパッシングポイントになるので{この辺はまた後日}、ライン取り、ライバルの動きに頭のCPUを使わなければなりません。減速だけにCPUを使っている様では・・・ね?。

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