'03 定義400

3,4/MAY/'03

 定義ED400に行って来ました。

 事の起こりはラトゥースのミーティング。「何処か面白いレース無いかな?」という話から「定義が面白い」とか「一度は出ておくべきだ」なんて話になり、急遽エントリしたのでした。

 と言ってもバイクはオーバーホール中だし、トランポもオグショーと連絡が取れなくて、何時床張りが出来るか?エントリ締め切りギリギリまで分からなかったものだから、かなりドタバタした中でエントリを決めました。申し込み用紙を送ったのは締め切り前日の夜間受付でしたからねぇ。 

 バイクは何とか17日に受け取ったものの、トランポの方は4/30,5/1で作業の予定。5/1の夜に浜松から帰って、5/2の夜にこの日仕事の西野君と合流して現地へ向かう計画。

 とまあね、計画までは良かったのよ、計画まではね・・・。

 先ずは29日、バイクのセットアップ。タイヤ交換その他を行い、「さて車に積もうか」とバイクを動かしてサイドスタンドで立てた途端、「バキン」という音と共にサイドスタンドのボルトが折れる。・・・オーイ・・・。
 前々から「折れる」という話は聞いていたけども、このレース直前に折れるか?。仕方がないので、2日にはリベルタさんへ行く事になってしまった。

 そんんな事だから西野君との待ち合わせには大遅刻、出発時間も大幅に遅くなってしまった。「カプセルホテルに泊まるか?」なんて話をしていたのに結局現着は午前3時、もうパドックに入って寝るだけでしたね。

 当日朝、既に現地入りしていた中村隊長・篠塚さん・矢部っちと合流。

 

 ロケーションはとっても良い感じ。遠くの山々にはまだ残雪が見えます。

左:西野君
RMX250S
期待{何を?}のホープ

右:矢部っち
GASGAS黄色
現ラトゥースのエース

中村隊長
TM125

還暦越えて尚TM。

ある意味目標の人。

篠塚さん
ゴメンナサイ、こんな写真になっちゃいました。
GASGAS赤
一応自分。
KTM520EXC

 今回のレースはですねぇ、初めて出るレースで、更にこの2ヶ月程土の上でバイクに乗ってないという事から、レース・コースの雰囲気を掴むというのが目標。{なんてヨワヨワな}

 1日目はゼッケン順に20台が固まってスタート。スタート直後は集団に埋もれての走行になるので、ペースも上がりません。でものんびり走っている分景色を楽しむ余裕も有り。
 このコース、「大倉山牧場跡地」という事で、なだらかな丘陵地帯を走り回ります。ヒルクライムにヒルダウン、ウッズに林道・ヌタ場と盛り沢山。前述の通り景色も良くて、もう最高!。
 訳も無く叫んでみたり、要らんトコロでジャンプしてました。

 ウッズも長くてラインが沢山あるものだから、選ぶラインによって速さが全然違う。ゲーム的要素強し。あ、行き止まり・・・。

 一周終わって約40分。この調子だと一日で5〜6週できるかな?というトコロ。

 2周目のヌタ場。
 二カ所程湿地帯を横切る部分が有り、ヌタ場となっていました。
 ヌタ場はライン取りが大切。変なラインに入ると数分、数時間?のロス。下手するとそこでレースが終わってしまう事も有り得ます。ねえ西野君?。だからヌタ場に突入する前には止まってでもラインを見極める必要が有ります。
 ライン選択のポイントは(1)深い泥沼に入らない事、(2)泥沼の距離が短い事、(3)あまり他人が走っていない所、(4)周辺・前のラップの状況から判断、というトコロ。その為には暫く立ち止まって観察する事も必要。
 その結果一周目は水たまりを飛び越えるというナカナカ派手なライン取りでクリア。2周目も同じラインを選択したのだが、「スピードが乗らない?」と思った次の瞬間・・・背骨がきしむ感覚と強烈な泥の味!。ぺっぺっぺ、前転&顔面着地しちゃいました。でも無傷、結構人間って丈夫。

 2周目の後半からハンドル周りに「ゴツゴツ」という感覚。「ステムベアリングか?」と一瞬青くなったが、どうやら発生源はもっとハンドル寄り。どうやらハンドルクランプの根本が緩んだ様子。
 確かにハンドルのポジションを決めて以来チェックした事なんて無いけれど、今日緩まなくたって良いじゃん・・・。

 仕方が無く予定を変更してピットイン。ここで約1時間半、燃料は4.5Lで満タン。この分ならあと3時間は持つ計算。お釣りが来る程充分ですね。

 この間のディシエンブレでは手に力が入って終盤満足な操作が出来なくなってしまったから、今回は意図的に指の掛け替え等をしてリラックスに努めた。その甲斐は有って手の硬直は防ぐ事は出来たのだが、足が攣ることは避けられなかった。やっぱり2時間を超えると辛い。
 ニーブレイスをすると自由に足が伸ばせなくなるのも原因かな?。

 終盤になるとバッテリーの端子が緩む。(突然セルが回らなくなる症状、見なくても解る。)セルが有るから気にならないが、エンスト時の再始動性はお世辞にも良いとは言えません。先日オーバーホールで付け外しをしたばかりだと言うのに・・・あーもうっ!。

 5周した所でチェッカーまであと5分弱。チェッカー後30分まで計測対象だから、35分弱で1周出来ればもう1周出来るのだが、今のところラップタイムは35〜40分という所。
 微妙な線だけど、この分だと一周した挙げ句にカウントされない可能性が大。よって今日は終わる事にします。明日も有るしね。

 チェックを過ぎて、さてピットに戻ろうか・・・とコーステープの切れ間を探すが・・・あれ?無い・・・ピットからドンドン遠ざかっているよ・・・と、いつの間にかピットとは縁遠い所まで来てしまった。どうなっているのだ?。
 いいよもう、あと1周すればいいんだろ?。いつか絶対文句言ってやる!。と悔しさをバネにして割と快調に1周。
 諦めかけだったけど、チェックに戻って来るとまだチェッカーを振っている!、スタッフも「お疲れ様〜」とにこやかな対応。もしかしたら間に合った?、のか?・・・。
 「時間は?」と緊迫して叫ぶと「ん〜、あと3分だったねぇ」とのんびりした回答。
 やっぱりタイムオーバー。しかしここのスタッフの対応は・・・コイツら絶対***だ。

 遅い昼飯の後ウェルカムパーティー。焼き肉やら名物?の三角揚げなんかが有ったのだけど、食ったばかりなので全然入らず。早々に宿(早信館)に引き揚げたが、料理も完走出来ずにギブアップ。泥の様に寝ました。

 明けて4日。一応定義如来でお参りをして会場へ。

 2日目は前日の順位から20台ごとに分けてスタートする。119位だったから6列目からのスタートとなる。
 一応時差スタートなんだけど、1周目の前半ではまだバラけやしない。キツ目のヒルクライムに入ってもまだダンゴ状態のまま。前を走る人にぶつからない様、慎重に、避けながら登っていたら・・・随分横へ逸れてしまい、結局自分も登れなくなってしまいました。
 まあ戻って再チャレンジすれば良いのだけど、もうほとんどドベ。

 2周目が終わる頃クラッチに違和感。
 オーバーホールの時に以前買っておいたステンメッシュのクラッチホースを取り付けてから、リザーバータンクからオイルが滲む様になってしまっていたのですよ。先々週のツーリングでは特に問題無かったからそのままでイケると思っていたのだけど・・・エアを噛んでいる感覚がクラッチレバーから伝わって来ます。
 「ヤバい・・・ピットへ・・・」と思った時は時遅し。ピットへの入り口はついさっき過ぎたばかり。仕方が無い、まだクラッチが切れない訳ではないから一周回って来るしか無い。
 意識的にクラッチを使わない様に努めていたものの、エア噛みの範囲はどんどん大きくなり、直ぐにクラッチは使用不能に。あとはもう止まらない様に走るしか有りません。

 ヌタ場は走りながらラインを見極め、ウッズはラインの選択・スピード調整と全身全霊を使って止まらずに通過。止まらずに通過出来たら「うっしゃぁ!」と声も出ようというもの。
 しかしそんなに甘くは無かった。やっぱりウッズで捕まってしまいます。でもって捕まる所と言うと大抵登り。クラッチ無しでどうやって再発進しろと???。

 仕方が無い。ニュートラルでエンジンを掛け、回転を上げておいた所にギヤを強引に入れて発進する事にする。つまり路面半クラッチ。
 ただ、この方法はバイクに非常に悪い。クラッチのインナーハウジングがバックオーダーになっている今でないと出来ない手ですな。
 でも結構難しい。あまり回転を上げすぎるとメカへの負担がデカいし、かと言って回さなければグリップを失わせる事は出来ない。身体が遅れる訳にも行かないけれど、シートに座るとグリップしてしまう・・・。

 そんな事を繰り返しながら、何とかピットに到着。「やったー!」と喜んでしまうが、レース途中のこの時間に何を喜んでいるか周りの人には解らなかっただろうな。
 本日の達成感80%。

 早速修理。一応買うだけは買っておいた注射器とミネラルオイルで給油&エア抜き。初めてやるものだから{オイオイ}なかなか上手く行かない。でもブレーキと同じやり方を試してみたら割と簡単にエア抜き完了。
 普通のピット作業を含めてコースに復帰したのは2時間半経過時。残り時間+計測時間{2日目は40分}であと2周出来そうです。

 2日目はもう足の攣りは起きなかったけれど、硬いシートで尻は痛いは、握力がもう限界で「もう何も握れません」て感じ。ペースは抑え目にしておいたけれど、ほとんど4時間×2日を走る事を考えるとこのくらいが限界だったみたい。

 ピット周辺まで戻ってきて、最後の登り下りを一つ残したダウンヒルでエンスト。「カラカラ・・・、カチャン」という音がして止まったからチェーンに石でも噛んだか?。
 セルボタンを押すが反応無し。アレ?、バッテリーのターミナルは締め直したハズなのに。
 キックで掛けようとするとキックペダルが降りない。???、ギヤ?、ニュートラルだぞ?。

 ??????????????????????????????????????

 時間には余裕が有ったものの、最後の登りは人力で押し上げるのは不可能レベル。
 押したり引いたり、「動けよぉっ!」と声を荒げても状況は変わらず。

 先にゴールした西野君・篠塚さんがやって来た。ふと西野君が「オイルが漏れてる」と発見。
 エンジン下を覗き込むとクランクケースの合わせ目、バランサーシャフト辺りからオイルが滴っている。オマケに何故かガスケットが飛び出している。

 なんじゃこりゃぁ!!。

 なにやら重大な異常の予感。こうなったらもう打つ手無し。
 時間は虚しく過ぎてタイムオーバー。・・・脱力・・・。

 結局2日目は4周しか出来ませんでした。

 ラトゥースチームのリザルトは・・・

 西野君/11周/104位
 沼の主になっていたり、調子良く抜いていったかと思うと木に激突したりして、経験の浅さを全力披露しているが今回はチーム内トップ。新エース。

 篠塚さん/10周/118位
 定義はこの人にとってはエンジョイレースみたいです。コース中で写真撮ってるし・・・。

 自分/9周/129位
 言い訳は散々書きました。

 矢部っち/9周/131位
 ブレーキペダル紛失?でリタイヤ。

 中村隊長/8周/139位
 途中ガス欠とか色々事件が有ったみたいです。

 今回はなんだかトラブルのオンパレードという感じ。まあ、仕方無いですね。怪我が無かっただけでも良しとしましょうか。
 なにはともあれバイクを直さねば・・・。{6/8時点で未だ目処立たず}

 ところで「定義」って「じょうぎ」or「じょうげ」のどちらで読むのが正しいの?。

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