鷲ヶ峰(ワシガミネ)の紹介--イッパイの


・鷲ヶ峰        標高   1798m
             標高差  160m
             コースタイム 登り:1時間、下り:45分

・八島湿原1周   約1時間20分


 信州・霧ケ峰高原の西の一角に位置する、八島湿原と、その脇にあり同湿原を見下ろす鷲ヶ峰は、7/初旬から8/下旬まで、いろいろな花が咲き乱れる、まさに花の宝庫です。私は、それほど花には詳しくありませんが、ここほど多種類の花が一箇所に混在して咲くところは知りません。花のお好きな方、この時期、この山と八島湿原とをセットにして是非一度、ハイキングされてみてはいかがでしょうか。
 7/中〜下旬、鷲ヶ峰では、ニッコウキスゲの黄色の群落の中に、紫色のアヤメ、ピンク色のカワラナデシコ、ハクサンフウロなどがいろどりを添えます。八島湿原では、ニッコウキスゲの他、ハクサンフウロ、グンナイフウロなどに加え、シモツケソウの濃いピンクの群落が目を楽しませてくれます。

 8/初〜下旬にかけては、鷲ヶ峰では、黄色のオミナエシ、コウゾリナ(小菊に似た黄色い花)、水色系のツリガネニンジン、コバギボウシ、紫色のノアザミ、白色のイブキボウフウ、ヤマハハコ、それにピンクのカワラナデシコ、ハクサンフウロなどもまだ咲き続けています。それになんといってもひときは沢山咲いているのがマツムシソウです。一方、下の八島湿原では、上記の花のほか、特に目につくのがヤナギランの群落です。

ハイキングコースのご案内


        アプローチ

 霧ケ峰有料道路(通称:ビーナスライン)の霧ケ峰と和田峠のほぼ中間に八島湿原の駐車場があります。ここは無料で50〜60台が駐車できます。ただ夏の観光シーズンには、朝10時前には、駐車場がイッパイになり、入りきれない車が駐車待ちで道路に長い列を作ります。できれば、9時前迄に到着されればよろしいかと思います。
 鷲ヶ峰と八島湿原の散策にはいずれもこの駐車場が基点となります。
 勿論、バス(諏訪バス)もありますが本数はすくないので、時刻表で確かめてください。

    鷲ヶ峰(1798m)ハイキングコース

 駐車場(標高1640m)から鷲ヶ峰山頂までは約2km、標高差160m、コースタイムは登り1時間です。

 八島駐車場のトイレ脇にある道路下をくぐるトンネルを抜けるとすぐに八島湿原展望広場があります。湿原に向かって左方にこれから登る鷲ヶ峰の穏やかな山が見えます。標識に従って山の方へ進みます。  いったん右方に水平に道を取りますがすぐに湿原から鷲ヶ峰に向かう道にぶつかり、そこを左折して登り始めます。この辺は固い黒土ですが、すぐに石片の混じったややガレ気味の登り道になります。傾斜がきつくなるに従い周囲も開け出し、湿原全体が見渡せるようになります。そして、特に左側の草原にはいろいろな花々が目立ってきます。

 7/中旬〜下旬にかけては、ニッコウキスゲの群落が斜面を覆います。その中に、ピンク色のカワラナデシコ、ハクサンフウロ、濃紫色のアヤメがいろどりを添えています。

 8/初旬〜中旬にかけてはマツムシソウやコバギボウシ、ツリガネニンジンの水色系の花々、黄色の小菊に似たコウゾリナ、紫色のノアザミ、白色のイブキボウフウ、それにピンク色のカワラナデシコ、ハクサンフウロはまだまだ健在で咲き誇っています。

 花々や下の展望をユックリ楽しみながら登っても、およそ30分で下から見えていた第1のピーク(前衛峰)に着きます。ここから道は稜線を辿り、傾斜もグッと緩くなります。、小枝が登山道に張り出したチョットうるさい個所を通過すると、また道が開け、前方右にやや突き出た第2のピークが見えます。そして7月には、左下方の斜面にはニッコウキスゲがますます増え黄色のジュウタンに見えてきます。8月はマツムシソウやイブキボウフウなどが多いようです。第2のピークまでは、先程通過した第一のピークから10分ほどで行けます。

 第2のピークには、石をピラミッド状に積み上げたケルンがあり、ここからは八島湿原全体が見下ろせるとともに、車山を中心とする霧ケ峰高原全体が見渡せ、さらに晴れていれば蓼科山や八ヶ岳の一部も見える、さながら、さわやかな高原の庭を手にすることが出来る、このコース一番のビューポイントと思います。

 ここまでで、鷲ヶ峰のハイキングコースの良いところの90%以上は満喫できますので、、ここで引き返されても良いと思います。

 鷲ヶ峰の山頂へ行かれる方は、さらに20分ほど、水平またはユルイ登りを先に進みます。途中所々、笹に道が隠れた個所もありますが危険はありません。頂上には、消えかかってはいますが、かろうじて文字の読める山名円盤もあります。


      

八島湿原一周コース

 一周 約3km。約80分。
 駐車場から道路下をくぐって、八島湿原展望広場に出たら湿原に向かって木道を下ります。 すぐに湿原を周回する木道に合流します。
 ここでは左折し、右回りに一周します。木道は幅1m弱で、ここから約800m先の鎌ヶ池の脇にあるヒュッテまで続いています。

 7〜8月には、途中、数え切れないほどの種類の花々が咲き乱れています。そして花には名札も掛けられています。実は、この花札で名前を覚えてここに紹介しています。
 時期にもよりますが、中でもニッコウキスゲや、濃いピンク色のシモツケソウの群落、グンナイフウロ、カワラナデシコなどの鮮烈な色花が目立ちます。

 ヒュッテからは、バラ線で区切られたキャンプ場の南の縁に沿った未舗装の車道へと進みます。ここからしばらく車道を歩きますが、許可された車しか乗り入れできない道なので車にはほとんど出会いません。 所々、八島湿原を手前に鷲ヶ峰を望めるポイントもあります。この辺からヤナギランが目立ってきます。ヒュッテから約800mも進むと右に分かれる道があり御射山(みさやま)ヒュッテへの案内板があります。ここを右折してしばらく行くと小川があり、そこを木橋で渡ります。
 さらに進むと、先ほど右折した所から500mほどで御射山ヒュッテと八島湿原展望広場とを結ぶ道に出ます。(御射山ヒュッテは分岐を左へ100mほどで、水が飲めます。)

 ここを右折するとまた木道に変わります。ここからゴールまでは約800mです。 ここからもいろいろな花々と出会えますが、分岐から中間点まで進むと、8月にはピンクのヤナギランの群落越しに八島湿原、さらにその向こうに鷲ヶ峰が見渡せるポイントがあり、ここでカメラを構えておられる方をよく見かけます。出発してから、およそ80分で一周して元の八島湿原展望広場へと戻ってきます。


 ネット地図案内  
 国土地理院の地図へ(25000分の1)「霧ケ峰」の八島湿原
 国土地理院の地図へ(25000分の1)「霧ケ峰」の鷲ヶ峰

*私の場合、国土地理院のインターネットネット地図をそのまま印刷すると、どうしても黒ベタ印刷されてしまいました。
 そこで私は、いったん、WORDにコピー・貼りつけして、サイズを調整して印刷して使っています。

八島湿原展望広場から湿原を望む(2000/7/29)


展望広場から鷲ヶ峰への登り道(2000/8/12)


第2のピークから八島湿原を見下ろす(2000/7/29)


第2のピークの近辺のお花畑(2000/7/29)


鷲ヶ峰の山頂(2000/8/12)


湿原周回道からヤナギラン越しに鷲ヶ峰を望む(00/8/

         鷲ヶ峰、八島湿原の花々


アヤメ(7、8月)

カワラナデシコ(7,8月)

シナノキンバイ(7月

コオニユリ(8月)

イブキボウフウ(8月)

ウスユキソウに似た花(7,8月

コバギボウシ(8月)

シュロソウ(8月)

ツリガネニンジン(8月)

ヤナギラン(8月)

ヤマハハコ(8月)

宵待ち草?(8月)
ニッコウキスゲ)(7月)

ノアザミ(7,8月)

マツムシソウ(8月)


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