ミノルタM型フォーカシングスクリーン in EOS D30

ミノルタM型フォーカシングスクリーンを EOS D30 に入れたい!



N注:改造は自己の責任で行ってくださいN
壊れてもメーカ並びに私は一切の責任を負いませんのであしからず。


用意するもの。
○ミノルタ α9用 M型フォーカシングスクリーン

手順。
まず、D30 のフォーカシングスクリーンを外す。
マウントから覗くとスクリーンを押えている黒いバネ枠のポッチが手前に見えるので、
ちょい押し下げて外す。



# 写真はすでに M型が入っている状態です。右下の角が取れているのは、
# カット作業中に欠けちゃいました(^_^;
# でもファインダ像はもっと内側のみを使用するため、まったく影響なしです。(^^)

外すときに、ミラーにバネ枠が当たらないように、ミラー側に布切れでも入れておく。
バネ枠を外すと、ボロボロっと中から順にバネ枠・スクリーン・銅枠が出てくる。
で、D30 のスクリーンの寸法は以下の図の感じ。



ペンタ側がマット面です。
そして、スクリーンの上には以下のような銅枠があります。



この銅枠、スクリーンの高さ調整用だと思うのですが、M型スクリーンは厚みが
異なるためか、この銅枠が付いているとピントがおもいっきり後ピンになるので
M型スクリーンを付けるときは不要です。

なお、具体的なものとしては以下のものです。
ちなみに写真の黒いケースはミノルタの M型ファインダが入っていたケースです。



そして、以下が今回使う M型スクリーン。
でかいでしょ?(^_^;



材質はプラスチック(?)のため、アンチフォグレンズのようにガラスではないので
加工は結構楽です。
ただし、傷を付けるとファインダを覗くたびに悲しくなるのでなるべく傷を
付けないようにしながら作業を進めます。
私は PDA の液晶保護シートを貼りつけて作業しました。
その上に、寸法を下書きして、後はカッターでゴリゴリゴリゴリ。
切れたら、ヤスリでガリガリガリガリ。
削りながら、何度か寸法チェックして下さい。

で、できあがりは以下の感じ。



オリジナルのスクリーンについているタブ(周りの出っ張り)は、なくても
なんとかなるので、私は四角のままで使ってます。

あとは、スクリーンの汚れをエアー等で綺麗に飛ばして、仮装着。
バネ枠を最後のパチンととまる手前でとめときます。
カメラを上下ひっくり返してファインダを覗きます。
位置合わせが結構大変です。
右に寄っていれば右にずらして左によっていれば左にずらす。
上下がずれていると、ちょっと面倒です。
トントンボディーを叩いたりして微調整して下さい(笑)
うまいこと真ん中に行ったら、パチンとバネ枠を最後まで押しこんで固定して完成!
格子モノを、カメラを縦横にしてファインダ上のマークの中心でちゃんと
ピントが合うかチェックして、真ん中辺に来ていればバッチリ!!

うぉ、こんなにピントの山が分かるものなのか!!!ってくらい分かるようになります。

あ、大口径レンズ用のスクリーンなので、暗いレンズ付けると見にくい
のかもしれません。

ファインダが異なるから本来、AE も変わってくると思うんですが、露出補正も
あんまり気にしなくても大丈夫そうです。

ポイントは、いかに綺麗に傷をつけずにファインダを四角く削るか、
だと思います。

左右(長手方向)の長さは結構アバウトでも調整が楽なのでなんとかなりますが、
高さ方向の長さ、特にマウント側から見て奥に挿入する一辺から中心までの距離が
重要になります。
あと、この奥に挿入する側の一辺がきちんと水平になっていることが必要です。

あとは中心合わせですね。
綺麗に四角くファインダのマークと中心が合った状態で削れていれば、
割りと簡単に位置合わせできると思います。
水平になっていなかったり、短辺が短すぎたり長すぎたりすると、中心合わせに
苦労すると思います。

また、プラスチックだから傷も付きやすいので注意して下さい。
私のも、エアーで飛ばしちゃって目立たない傷がちょっと付いちゃいました。

最も注意する点は、もともと付いている D30 オリジナルのファインダには
傷を付けないってことですね。
換えがないので。
あと、バネ枠も貧弱なものなので、力を加えるとすぐにグニャっと曲がって
しまいそうですので、くれぐれも力加減には注意しましょう。

他にも、種々のスクリーンが発売されておりますが、基本的には D30 オリジナルの
ファインダと同様のサイズに切ることで、D30 でも使用可能と思われます。


なお、スクリーンの交換に伴う効果というのは、万人に利益があるものではない
ことを予め認識しておいて下さい。
明るいファインダが好みの方には、M型スクリーンは薦められないかもしれません。
明るさとピント山の掴みやすさは、基本的には相反するものだからです。
「使用しているレンズにより使い勝手が異なる」
「使っている人の感覚により使い心地が異なる」
と考えてください。

ミノルタでは、M型スクリーンは F2.8 よりも明るいレンズ用のスクリーンと
位置付けておりますので、それ以上暗いレンズを使用する方は期待するほどの
効果は得られず、却って暗くなって見難くなるかもしれません。
私の場合、常用レンズで一番暗いのが F2.0 なので、見難くなるということは
ありませんでしたが、これはあくまでも私の場合であって、ズームレンズ等で
暗いレンズを常用する場合には、M型は止めたほうがよいと思います。


最後に、実際に作業される方は、くれぐれも壊したり傷をつけたりしないように
注意してください。

N注:改造は自己の責任で行ってくださいN
壊れてもメーカ並びに私は一切の責任を負いませんのであしからず。


written by なまい