巨大な汽水湖(塩分の少ない海水湖)に、潮が引き始める
その頃、身支度を始め出漁します。
「かき島」と呼ばれるその場所は、各自所有者が決まっており
昆布漁とはまた違い、漁場を争うことなく、自分達の「かき島」
へと向かいます。
大小に点在するその「かき島」は、干潮の時間とともに
少しずつ姿を見せ始めます。
三代目島主の我々は、数箇所にそのかき島を所有し、
総面積は約1万坪にも及びます。
さぁ、潮が引き始めました。
昔ながらの「かき漁」のスタートです。
足元には、かきやあさりがいます。
良く探すと、つぶやウニなども見つけることが出来るんです。
ご覧の「かき島」ひとつでも、野球が出来るほど広いんです。
大潮の時の干潮時は、ご覧のように一面のかき島が
現れます。
波打ち際付近の浅瀬には、かき貝以外にも、つぶ貝や
エゾバウンウニなども現れます。
昔はここが桜の木が咲く島であった事は、誰が想像
できるでしょうか。
当社、社長です。
かきの燻製や佃煮等ユニークな商品を開発する傍ら
「本物を見極める力は、誰にも負けない」と
社長自らが漁に出かけます。
やはり漁師に生まれた血は消えないものです。
これも、現在の我々のかき島の一部です。
その大きさが、この写真からも伝わるのではないでしょうか?
この島だけで、端から端まで歩くと、かなりの時間が掛かります。
普段は、船で移動します。
これは、大変貴重な写真です。(昭和初期)
ご覧頂いているとおり、全てが、かき・かき・かき…
ここまで密集すると、かきが立っているのが、わかると思います。
昔は、かきの上を歩いて漁をしていたそうです。
近年の環境破壊が、自然を変わらせてしまうのです。
そんな我々は、先代から受け継がれた「かき島」を、今以上に
大切にしていこうと思います。
●黒田水産鰹蒲L 「天然かき島」
かきの街「あっけし」も、今では成長の早い養殖が一般的になりました。
ごくわずかではありますが、まだ自然に生息している天然かきも、存在します。
そんな、島主である我々の、昔ながらのめずらしい「かき漁」に一緒に行ってみましょう。
※当社から出荷されるかき貝は垂下養殖育成魚場にて100%稚貝から育てられたものであり、
当社所有するものの中で、上記のようなそのまま手付かずのかき島もあるという一例です。