【Q】ソ連(現在のロシアなど)が崩壊した時、日本共産党が「歓迎」したって本当?

【A】ホントですよ。日本共産党はソ連のアフガニスタン侵攻(1979)などの横暴に反対してきたんです。

「ソ連が解体したとき、私たちは、これは世界の進歩を妨害してきた歴史的な「巨悪」の崩壊だとして、歓迎する宣言を出しました。これは決して一時の強がりではありませんでした。実際、ソ連が存在していた当時は、いま私たちが世界で見ているような(世界の大半の国がイラク戦争に反対するなどの)巨大な変化も、“米ソ対決”、つまり、二つの覇権主義の対決という枠組みのはざまに押し込められて、新しい力を発揮できなかったのです。
国連自体、“米ソ対決”時代には力を弱められました。しかし、ソ連覇権主義がなくなって、いま世界の平和秩序のささえとなる力をよみがえらせつつあります。それからまた、アジア、中東、アフリカ、ラテンアメリカ諸国も、自主的な役割を本格的に果たし始めました。ヨーロッパ諸国も、NATOの結束優先というアメリカの圧力から解き放されて、自主的な態度を発揮するようになりました。私たちが当時、社会の進歩と平和を妨げる「巨悪」がなくなったと評価したことの的確さが、そういう形で、いまの世界で明らかになっているのです。」
(日本共産党創立82周年記念講演での不破議長の講演)