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【Q】日本共産党って社会主義とか共産主義をめざしているんでしょ? なんでいまさら? |
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【A】いまは資本主義のなかで、「民主的な改革」をめざしているんですけど…。現在の世界は、資本主義では解決できない「環境問題」「貧富の格差の拡大」「不況」「飢餓」などの深刻な矛盾に直面しているから、先々は資本主義を乗り越えた未来社会をめざしています。 「私たちは…社会主義・共産主義の社会への発展は日本社会のいまの問題ではない、と考えています。いまの段階は、「資本主義の枠内での民主的な改革」、これを当面の内容とする段階…だとしています。ですからいま、社会主義の変革を国民に呼びかけ、この問題で多数者になるといったことを、自分たちの任務にはしていません。 しかし、わが党は、資本主義社会を人間社会の最後の形態とは見ていません。長期的、将来的な展望ではあるけれども、資本主義を乗り越えた未来社会が必ずくるという展望に立っています。ここに、日本共産党の、共産党としての特質があるのです。 綱領が具体的に指摘しているように、…私たちが活動している現代は、世界の資本主義そのものが、将来的には未来社会への発展につながらざるを得ないような多くの深刻な矛盾に直面しています。 ―年ごとに深刻になる大気汚染をはじめとする地球環境の危機の問題。 ―各国の内部で、また地球的規模で、貧しい者と富める者の格差が年ごとに大きくなる問題。 ―経済の体制が不況と大量失業に繰り返し襲われて、そこから抜け出せない問題。 ―地球の広大な地域で、飢えて死ぬ子どもやおとなたちが今なお大規模に存在する問題。 現在の世界は、利潤第一主義をそのままにしたのでは、人類社会が希望ある未来を見いだせないことを、無数の事実で示しています。いかにして、利潤第一主義の横暴な支配から抜け出すか、経済社会の運営に「人間の理性」がより大きな力を発揮する社会をどのようにして築いてゆくか、これは、二一世紀の世界がいやおうなしに直面する大きな問題であります。 党綱領の未来社会論は、この課題にこたえて、われわれなりの探求の結論をのべたものであります。ですからそこで語られている展望は、現在の日本で、私たちがぶつかっている矛盾や困難とも直接かかわっており、将来の社会が、それらの問題の根本的な解決をどのような形で実現するだろうかということを示しています。(略) そういう時期に活動している政党として、私たちが、当面の課題だけを問題にして、未来社会の展望を持たないとしたら、それは、本来の変革の精神を失って、資本主義に安住する政党に身を落とすことになるでしょう。いまの日本で、資本主義の後に来るべき社会を展望している政党は、日本共産党以外にありません。そして、そういう政党こそが、二一世紀に、本来の未来を持ち得るのであります。」 (日本共産党創立82周年記念講演での不破議長の講演) |