| 奈月 | サターンコーナーの一発目だというのに、何とも微妙なタイトルをチョイスしましたね。 |
|---|---|
| 博士 | うむ。この「ストリートファイター リアルバトルオンフィルム」は、その名の示すとおり「ストリートファイター」シリーズ中の1作じゃ。 素材自体は超メジャー級なのじゃが、シリーズ中の認知度は最も低い(たぶん)。 それでもマイナーとまではいかないタイトルだとは思うのじゃが、DCで「CAPCOM VS SNK」をプレイしていたら、何となくコレについて語りたくなってのう。 |
| 奈月 | これもバカゲー愛好家必携ソフトですね。 |
| 博士 | ちなみにこのタイトルはプレステでも発売されておるが、当然ながらそちらは未プレイなので、あくまでサターン版として 話を進めさせてもらうぞ。中身はたぶんいっしょだと思うが。 |
| 奈月 | さて、このゲームはその名のとおり、2D対戦格闘ゲームです。 簡単に言えば、「ストII」をキャラクター実写取り込みでやってみました、という感じですね。 |
|---|---|
| 博士 | 「ストII」人気絶頂の頃、ハリウッドで「STREET FIGHTER」というタイトルで実写映画化されたのじゃが、このゲームはそれが基になっているのじゃ。 |
| 奈月 | ゲームが基の映画が基のゲームという、何だかよくわからないコトになってます。 |
| 博士 | 映画の公開に合わせて無理矢理作りました〜、といった匂いがギュンギュンするが、そこは天下のカプコン。 こんなあからさまな企画物でも、キチンと遊べるソフトに仕上がっておるぞ。 |
| 奈月 | ゲームシステム的には、「スーパーストリートファイターII X」に近いですね。 キャラクターもおなじみのメンツですし(一応)、見た目は「モータルコンバット」みたいで違和感バリバリなんですが、遊んでみるとちゃんと「ストII」になってるんですよねぇ。 |
| 博士 | 当時、サターンには「ストリートファイター」シリーズのソフトはこれしか無かったから、 |
| 奈月 | ハリウッド版映画が基になっているため、主人公はガイル大佐になってますね。いつの間にか出世してますけど。 |
|---|---|
| 博士 | うむ。このハリウッド映画というのが曲者でのう。 一応「ストII」のキャラクターは軒並み出演しているのじゃが、役どころがゲームの設定とはかなり違っていて、結構笑えるぞ。 リュウやケンも単なるチンピラ扱いじゃし。中でも、ダルシムが博士役というのがスゴイ。(ゲームには未登場) |
| 奈月 | キャラの名前にも、一部変更がありますよ。 ベガ→バイソン、バルログ→ベガ、バイソン→バルログといった具合です。 |
| 博士 | 「ベガ」という名前は、英語では女性的な意味合いになるので、もともと海外版の「ストII」では、こういう名前になっていたのじゃよ。 |
| 奈月 | 2Dのキャラをムリヤリ実写にしてるので、かなり無理があるキャラもいますね。デキの悪いコスプレ感覚です。 |
| 博士 | リュウ、ケン、キャミイ、バルログ(バイソン)あたりは破綻の少ない部類か。主人公ガイル大佐も、元キャラとは全く似ていないが、ジャン=クロード・ヴァン・ダムだからまあOK。
貧弱なサガットや本物より男前のディージェイ、黒髪のベガ(バルログ)もまぁ、気持ちは分かる。気持ちはね。 強烈なのはブランカで、あの人間離れしたキャラを実写でやるのは、やはり無理がありすぎるのう。設定もダルシム博士に改造された「生物兵器」になっちゃってるし。 |
| 奈月 | コントの爆発オチ後みたいなビジュアルになってますもんね。ダメだこりゃ。 |
| 博士 | むしろ着ぐるみでやった方が雰囲気が出たんじゃないかのう。 |
| 奈月 | 清水ミチコ似の春麗もキツイですね。 |
| 博士 | 実写版春麗は、水野美紀以外認めねぇ。 |
| 奈月 | 宮前真樹はダメですか。 |
| 博士 | 「痛快!明石家電視台」でボケ倒しているから却下。 |
| 奈月 | エドモンド本田は、取説に記載されている必殺技「スーパー百貫落とし」の説明がイイですよ。 「敵の上に尻から落ちる必殺技さ。精神的ダメージも与えられるんだぜ。」 |
| 博士 | 本物のE.本田はそんな言葉使いはしないでごわす。しかし、曙似の本田に尻から落ちられたら、そりゃー屈辱じゃよなあ。 |
| 奈月 | そんな中で、唯一全く違和感の無いキャラクターがいますね。 |
| 博士 | ザンギエフね。彼は激似・・・というよりザンギエフそのもの! この俳優さんは、ザンギエフを演じるためにこの世に生を受けたのかもしれんな!! |
| 奈月 | 違います。しかしこうリアルに迫られると、パンツ一丁でジャングルにいるという状況の異常さが際立ちますよねえ。 |
| 博士 | 「ゲームだからこそ許される表現」というものを思い知らされるのう。 |
![]() 拡大画像はこちら |
|
|---|---|
| 博士 | さて、本作を語る上で外すことのできないエッセンス・・・というかキャラクターがおる。 このゲーム(映画)オリジナルキャラである、キャプテン・サワダ(←)じゃっ!! |
| 奈月 | まさかサワダを描かされるハメになるとは思わなかったなあ・・・。 さてこの人、ビジュアル的にはまあ普通ですけど、強烈なのはその技ですね。 キャラ紹介文句は「奇抜な技で注目を浴びたい君に適した、ミラクル・ニューファイターだ。」 |
| 博士 | 確かに、ミラクルじゃ。まずスゴイのが「獄殺自爆陣」。別名「ハラキリアタック」。 その場で割腹し、飛び散った血しぶきで攻撃。どう考えても、自分の方が3億倍くらいダメージがでかいと思うのじゃが。 |
| 奈月 | 血液そのものに殺傷能力があるのかもしれませんよ。エシディシの怪閻王の流法(モード)みたいに。 |
| 博士 | それにしても、腹を切る必要はないじゃろう。 |
| 奈月 | まあ、腹を切る凶器で相手を攻撃した方が、遙かに効率はいいですよね、絶対。 |
| 博士 | ・・・それ以前に、割腹した時点でバトル終了だよな、普通。 |
| 奈月 | キャプテン・サワダはスーパーコンボも強烈無比です。その名も「カミカゼアタック」。 |
|---|---|
| 博士 | 両手を上に挙げたまま、「カミカゼ!」と叫びながら直立不動の姿勢で突進してくる。よく考えると、単なる体当たりなのじゃが。 必殺技が体当たりっていうのも、なあ。 |
| 奈月 | うーん、エキセントリック少年ボウイみたいです。 でも、技を受けてる側の視点から見ると、他のどんな必殺技より怖いですよ、たぶん。 |
| 博士 | 更に、このスーパーコンボでフィニッシュを決めると、サワダの雄叫びは「カミカゼ!バンザーイ!!」に!! |
| 奈月 | もともとスーパーコンボフィニッシュ時の画面エフェクトが旭日旗っぽいこともあり、何というか・・・ちょっとアレですね・・・。 |
| 博士 | ともあれ、これだけのキャクターをこのままで終わらすのは惜しい。 ここはぜひ、「VSシリーズ」に登場させていただきたい。サワダを!俺のキャプテンを!! |
| 奈月 | 俺のキャプテン・・・・。 |
| 博士 | 相手はX−MENでもSNKでもいいから! |
| 奈月 | でもちょっと、ジン・サオトメとキャラがかぶってるかも。 |
| 博士 | うん・・・アレなところがね・・・。 |