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2001年2月の日々
話を聞かない男、地図が読めない女(アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ/主婦の友社)読了。
この種の本は、たいがいつまらないので、この本もそのたぐいだろうと思っていたのだが、先日、本屋でパラパラとめくってみると、これがなかなか面白い。
特に、中ほどにある「男脳度、女脳度チェック」が秀逸で、性格判定テストマニアのボクはそれを読んだ瞬間に、買いを決めたほどだ。
男と女の脳の構造は、生物学的に大きく異なっており、それぞれ得手不得手な分野がある。という
内容をわかりやすく、おもしろおかしく説いている。
講演をおこなう時、3分おきにジョークを織りこんで笑いを取り、聴衆の注意をひきつけるテクニックがあるが、この本でも1〜2ページごとに、文中にその時のテーマにそったジョークが挿入されており、よいリズムを出している。
また、夫婦の協著で、男性にも女性にも読みやすく書かれている点もポイントが高い。
あえて文句をつけるとすれば、頻繁になされる引用にただのひとつも出典が明記されていないことだ。
中には首をかしげるようなデータも提示されている。きっとソースを明らかにすると、まずいことが多いのだろう。
とりあえず万人にお勧めできる本である。ベストセラーなのは伊達ではない。
ちなみにボクの男脳度は50点でした。(0〜150:男性的、180〜300:女性的)
『話を聞かない男・・・』を、会社の女の子に貸す。
話題にすると、みんな興味を示して貸してくれと言うので、すでに3人先まで予約が埋まっている。
しまった。もう半月はやくこの状態に持ちこんでおけば、一昨日はボクだけ特別なチョコレートがもらえたかもしれない。
ええい、口惜しや。
いまのうちから、来年のバレンタインデーにむけてしこみをしておこう。
本日は友人一同が集まってK野さんの家に赤ちゃんを見に行く『T樹くんを(手を洗ってから)さわる会』の予定であったが、K野家が一家そろってインフルエンザということなので大勢で押しかけるのは中止。僕が代表でお見舞いに行くことになった。
K野さんはかなり消耗した顔をして鼻をグズグズさせていた。2時間ほど無駄話をしてさらに消耗させることに成功する。
今回は僕の勝ちだ。
と、思ったがインフルエンザを移されたような気がする。
引き分けか。
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午後、N村さん、S井と落ち合って新宿の寄席に行く。
昼の部の終盤に入って夜の部の前半までいたので、真打→前座の順に見たことになる。
やはり真打と前座では芸が段違いである。
ところで今年落語家14年目になる桂 歌若なる2段目が5月に真打になると言っていたがあんな程度で真打はなれるものなのか?
ピンキリ?
月曜から横須賀で研修を受けるということで、親父が昨晩から家に泊まりに来ている。
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仮面ライダーアギトを見ながら朝食。
その後、サイトに載せる「ドラえもん考」を書きながらX−FILESサードの7〜10巻 『星』『グロテスク』『海底』『アポクリファ』『プッシャー』『骨壷』『賭博』『執筆』を一気に見る。
他人の心を「押し」て自分の意志に従わせる能力者が登場する『プッシャー』とチャイナタウンの暗部を描き出した『賭博』が面白い。
特に、『賭博』は真相がわかるにつれて恐ろしくなっていく『火車』(宮部みゆき/新潮文庫)に似た感覚がたのしい。
アギトとX−FILESを比較すると、アギトの子供騙しっぷりが際立つ。
どうして日本のテレビドラマはあのようにリアリティの薄い作りにするのだろうか。アギトに登場する人物のセリフや動作のひとつひとつが癇にさわる。
X−FILESが「ドラマ」を作っているのに対して、アギトは「仮面ライダーグッズ」のコマーシャルを作っているということか。
異形コレクションXVIII幽霊船(井上雅彦監修/光文社文庫)読了
たらたらと幻想的な描写を続けて、オチもなく終わる話が多すぎる。
怪奇幻想の雰囲気を重視する人はこれでいいのだろうけれど。星新一のショートショートに心酔した時期なあるボクには読むのがつらい。
『遺棄船』(北原尚彦)、『パンとワイン』(草上仁)、『渡し舟』(菊地秀行)の3作が良品。
SFが読みたい!2001年版(早川書房)購入
とりあえず、2000年ベストSFをチェック。
ふーん。『永遠の森』が国産SFぶっちぎり1位ですか。さようですか。まあ、妥当だわな。
とりあえず、国産1位に早川書房の本が来て、おめでとうございます。
『猫の地球儀』2部作が10位というのが納得いかない。『ピニェルの振り子 銀河博物誌1』よりも上位に来てもいいんじゃないの?
『魚籃観音記』がベスト20に入っていないのも意外。そういう時代なのね。
海外SFは全然読んでない。
ダン・シモンズは全部読まなきゃダメかなあ?
このホームページに載せようと思っている「ドラえもん考」を書くが、自分の文章のあまりの下手さに気がめいってきて放り出す。
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気を取り直して、リンクのページをいじって見る。
表の罫線がメチャクチャになる。
冬の日本海が見たくなってきたので、もう寝ます。
えひめ丸とグリーンビル(*)の衝突事故は、あいかわらずモメている。
どこからどう見てもグリーンビル側に非があるが、世界の警察と絶対正義を自称する米軍としては、なかなか素直に認められないのだろうか。
しかし、上を確認せずに浮上した原潜が、たまたま海上にいた船にぶつかる確率って、どのくらいのものなのだろう。
今回のようにキレイに激突する確率は十万分の1ぐらいじゃないだろうか。
サイコロを振って、6回連続して1の目が出たら、ふつう、そのサイコロに仕掛があるのではないかと疑うだろう。
運が悪いというよりも、ねらってぶつけたんじゃないかと勘ぐりたくなるような確率だ。
* 「えひめ丸と米原潜の衝突」というのは変な表現ではないか。
「えひめ丸とグリーンビル」ないしは「日実習船と米原潜」というのが正しい組み合わせだと思う。
もっとも「えひめ丸という固有名詞 vs 米原潜という大組織の象徴」という構図は「被害者vs加害者」というイメージを、付与しやすいことは理解できる。
ゴールド −黄金−(アイザック・アシモフ/ハヤカワ文庫)読了。
15編の短編と38本のエッセイ(他の本から採録した序文服含む)をまとめた「アシモフ最後のSF作品集」。
氏の没後に出版された当短編集ということで、ファンが投じた花束が積もってか、ヒューゴー賞受賞作だ。
ボクも彼のファンだから、選ぶ立場にあったら、きっとこの本をヒューゴー賞に押したことだろう。
内容は、巻頭の『キャル』がダントツ◎。
どこか『アルジャーノンに花束を』に似たテイストのある展開から、アシモフファンなら思わずニヤリとするラストで締めている。
あとは、標準作。いまは亡きアシモフに思いをはせて、ゆっくり味わいながら読めばよろしい。
ところで、科学エッセイの未訳分はいつ出すのですかハヤカワさん。
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金曜ロードショウで、『天空の城ラピュタ』をやっている。
ラピュタを観るのは3回目ぐらいだけど、かなりしびれる。
なんだか、歳をとるほど宮崎アニメの感動が大きくなっていくようだ。
80才ぐらいになって、『もののけ姫』を観たら、感動でショック死するんじゃなかろうか。
X-FILESサード11、12巻『化身』『ビッグ・ブルー』『電波』『モア・シークレット・ファイル』をl観る。
どれもいまひとつ。
シーズン終了間際なので、例によって陰謀宇宙人の話が、集まっているせいもある。しかし、唯一、陰謀宇宙人とは無関係の『ビッグ・ブルー』での、モルダーとスカリーのアホぶりは、なにごとか。
シリーズ半ばにして、ふたりが痴呆化したかと思うぞ。
ファースト・シーズンとセカンド・シーズンでは、3本に1本ぐらい良い作品があったのだが、サード・シーズンでは、ボク好みの話は5本に1本もない。
この調子でいくと、セブンス・シーズンでは、楽しめる回はシーズン中に2本ぐらいになってしまう。
どうしたものか。
昼から、TRPGサークル「山桜会」に出席。
人数がそろわないので、TRPGは断念して、さっさとビリヤードとボーリングに行く。
学生時代だと、こんなときは麻雀だった。
社会人になって、ボクも健全になったものだ。
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帰りに、本屋に立ち寄って、富士見ファンタジア文庫の『並列バイオ』(秋口ぎぐる)を探すが、見つからない。
本屋の中を、うろうろしているうちに、平積みになっている『ハイウェイ惑星』(石原藤夫/徳間デュアル文庫)を見つける。
コレの版権、徳間が持ってるの?
しかし、どう考えてもやばい。
もう10時だというのに、買って帰ったら、確実に読んでしまう。
という訳で、ハイウェイ惑星(石原藤夫/徳間デュアル文庫)読了。
これ、たしかハヤカワ文庫で出てたよね。最後の『ブラックホール惑星』以外は、全部読んだ覚えがある。
博識にして理論家の、典型的な理系のシノダと、頭よりも身体が先に動く、かなり体育会系のヒノの凸凹コンビが、『惑星開発コンサルタント社』の上司の命を受けて、大宇宙を西へ東へと駆け回る、ハードSFの傑作集。
ボクは、怪獣SFとハードSFが好きなので、『ハイウェイ惑星』のように、その両方が満喫できる本は、まさにマッスルドッキングといえよう。
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やばい、もう3時だ。
これで、会社を休んだら、いくらなんでも健全になった社会人としてやばいよなあ。
ここ数日の間、意図的に句読点を多用した文章を書いてみたが、まるでアホの文体だ。
いつもはうたないところに点をうつものだから、一定の法則にしたがって句読点が入らない。文体が長くなったり短くなったりメチャクチャである。
ずっと続けて、日本語に不自由なヒトと思われるとシャクなので、もうやめる。
やめたからといって、各段に文章がうまくなるわけではないのだが。
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昨日、『ハイウェイ惑星』といっしょに買ったダーティペア 独裁者の遺産(高千穂遙/ハヤカワ文庫)読了。
MSNのコンテンツとして連載されたオリジナルダーティペアの文庫化ということだけど、そんなものがあることすら知らなかったよ。
ユリとケイは『ダーティペアの大脱走』で冷凍睡眠で封印してしまったため、ラブリーエンゼルルーキー時代のエピソードである。
これまでと同様にふたりの行くところガレキと死体の山が築かれ、お約束のドリフ的大崩壊で幕を閉じる。まあ、結果的には宇宙規模の災厄を防止しているのだから惑星のひとつやふたつぶっ飛んでもやむをえないといえよう。
相も変らぬダーティペアの活躍が堪能できるうえ、ムギがふたりの相棒となる過程もついてくるのだから、なかなかのお買い得と言えよう。
しかし、内容の割にページ数が少なすぎはしないだろうか。昔のシリーズはもう少し描写にゆとりをもっていたような気がするのだが。
あと、タイトルは『ダーティペアの大登場』のほうがいいと思うのだがどうか。
『グリーン・マイル』をビデオで見る。
3時間に渡る大作であり、長い映画は『ムトゥ 踊るマハラジャ』で懲りているので、あまり期待していなかったのだが、これが実に良い映画であった。
これを「ホラー」映画に区分してしまうといろいろまずいのだろうが、あえてスティーブン・キングらしさあふれる素晴らしいホラー映画だと言ってしまおう。
ストレートに投げかけられる感動や、作品中に無数に張られた伏線がラストで次々に集約していく様は、観る人によってはあざといと言うかもしれない。だけど、これぐらい分かりやすいほうがボクはいいと思う。なにより、難解な映画は『惑星ソラリス』で懲りている。
ただ、ラストまでキングらしくまとめたところがどうにもおしい。
ラスト3分を変えるだけで、もう少し後味良く終わることができるはずだが。
えひめ丸・グリーンビル激突事故問題は、合衆国側の反撃が始まるのかな?
ニュースを見ている限りでは、えひめ丸遺族側はやみくもに合衆国側に謝罪とえひめ丸引き上げを迫っているようだが、双方の文化や常識の違い、議論の落しどころなどを考えずに、一方的な要求を続けていくのは、合衆国側に逆ギレする口実を与えるだけだと思うがなあ。
遺族側が感情的になる気持ちも分からなくもないが、理性的になり、きちんと先を読んだ戦略を立てて交渉を進めないと、結局太平洋戦争の二の舞になるぞ。
少なくとも、日本の政治家に頼るのだけはやめといたほうがいい。誰とは言わないが、肝心なところで失言を放って、あっという間に事態を泥沼化しそうな人がいるからな。
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ヤングキングアワーズ4月号、『HELLSING』が連続掲載、巻頭カラー、増ページ。おまけにかなりきわどい御方が登場している。
なにが平野耕太にあったのかしらんが、この好調子を継続して欲しいものだ。
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