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■2003年10月の日々■
 


10月1日(水) 本日のトリビアの日

本日の豆トリビア

■いんげん豆は隠元禅師が日本に持ちこんだ
  補足トリビア1:原産地は中南米。日本へは江戸時代に中国から持ち込まれた。
  補足トリビア2:いんげん豆は収穫までの期間が短く、一年に3回も収穫できるので、
           関西では『三度豆』と呼ばれている。

■枝豆が育つと大豆になる
  補足トリビア:枝豆にはビタミンA、Cが大量に含まれているが、大豆になるとほと
          んど無くなる


「あかんねん、『それは豆のトリビアや!』って、つこまな」



本日のプチトリビア

■パンダマウスは黒地に白ブチである


「あかんねん、『それはブチトリビアや!』って、つっこまな」

 

10月2日(木) そりゃあもうやられた日

■モーニング No.44

天才柳沢教授の生活[昭和20年編] 第167話◆水曜日の部屋
やられますた。( つд`)
そりゃあもう、原則として顔文字を文中に使用しないことにしているボクが思わずその禁を破ってしまうぐらいこてんぱんですよ。
[昭和20年編]はいまいちつまらないなぁ、と思っていたのだが、ここにきて日米の子供たちの交流、館の真の姿、アレンの「鍵」という伏線の浮上。怒涛の連鎖である。 この瞬間的な盛り上がりには降参するしかない。
柳沢のモノローグ「そうかそれで この通路にはひとつも角がないんだ……」も何気に秀逸。わずか数語で館をデザインした人物の人となりを書ききっている。


■週間少年チャンピオン No.44
いくらアホみたいな内容になっているとはいえ、やはり『バキ』の掲載されていないチャンピオンはさびしいね。

アクメツ 第48話/反応
アクメツの正体解明は先延ばし。
アクメツの目的って、率先して社会の巨悪を暗殺して見せることで、「市民が法に囚われず自分の意思で巨悪を殺しちゃう」というアナーキーな世界を演出することではないか思っていたが、どうも違うみたい。
超能力を手に入れた青年がむかつく巨悪を片っ端からぶっ殺しているだけの話なのか。

カオシックルーン 第32話/操り人形
「地獄から呼び戻された2人のカード使い!!」だの「強敵が2人も再生…!!」だのといった強引な強力なアオリにも関わらず、この2人のしたことといえば、『再生怪人は弱い』の法則を証明しただけ。
合掌。
ま、今回の目玉は体操服+ブルマ+犬の首輪の三点セットを装備したクランちゃん(公称14才、外観10才)がヌードになる所とか、腕がもげちゃう所とかですか。
それにしても毎回毎回、腕がもげたり首がもげたり…『カオシックルーン』のカードゲーム化にあたって、M:tGと遊戯王という2大カードゲームとの対立を避けるという考えは分からなくもないが、それにしても顧客層の狙いを外しすぎではないか。

サムライジ 地獄篇 第12歌「父離れ」
連載第一話ではひどい代物だったコマ割りも迫力は残しつつ、それなりに読みやすい形に洗練されてきているし、なによりもセブン、親父、狂姫といった脇役たちのキャラ立ちが良い。ずいぶんおもしろくなってきた。
このまま、脇役たちの暴走に没個性な主人公がボケ続けるだけという構成で突っ走れ。

 

10月6日(月) はね仙人うざい日

ここしばらく『トルネコの大冒険2』に忙しくて、更新はさぼりっぱなし出ある。
戸棚から引っ張り出してきて以来、狂ったように「もっと不思議なダンジョン」に潜り続けている。

爆弾岩きつすぎ。あと、はね仙人うざい。

**********

ここまで更新をさぼっておいて何だが、明日より一週間九州に出張である。悪しからず。

 

10月29日(水) 金払えの日

忙しくて、ごっそり更新が途絶えておりました。
具体的に言うとダースドラゴンの斜めブレス攻撃をしのぐのが・・・
いや、まあ、それは置いておいて。

**********
 
リアル鬼ごっこ(山田 悠介/文芸社)
【評点:買ってはいけない】
地雷本。
センスを感じさせる装丁とタイトルに騙されて内容をよく確認せずに1000円払ってしまった。大失敗である。
これまで数千冊の本を読んできたが、『リアル鬼ごっこ』はボクの読書遍歴上ダントツに粗悪な一冊。これの商業流通が許されるのなら、友人のI田が高校生の時に書いた小説で直木賞が取れる。

何よりも日本語がヘタレ。あまりに稚拙な文章のため、読み始めて数ページは『アルジャーノンに花束を』風の書き出しなのかと思ったぐらいだ。
本文6ページ目の

王様が全ての決断を下さないが為に、国では窃盗、強盗、放火、あげくの果てには殺人すらおこるのがこの国の現状だ

という文章にいたり、ついに気分が悪くなって目眩が収まるまでしばらく天井を見上げてしまった。文字どおり仰天である。

「西暦3000年、某国は『佐藤』姓の王様による絶対君主制が敷かれていた。ある日、自分と同じ姓の人間が大勢いることが気にくわなくなった王様は、国中の佐藤さんを皆殺しにするため、『佐藤狩り』を実施する・・・」
この設定はそれなりに面白そうに見えたので、吐き気をもよおす文章をこらえながらいつ面白くなるか、今面白くなるかと読み進んだのだが、最後の一行に至るまで、クソつまらない内容であった。

人物・状況描写は小学生の日記のごとき薄っぺら。西暦3000年(1000年後!)という設定は『佐藤探知機(※)』という便利アイテムを登場させるためだけに作ったらしく、それ以外はファミレス、救急車、高校陸上、大阪へは新幹線で移動と、完膚無きまでに現代日本が舞台となっている。
※佐藤姓の人間が近くにいるとサイレンが鳴り、誰が佐藤さんか識別できるゴーグル。
 埋め込み式IDが普及していれば21世紀の技術力でも作れる。
ちなみに、この時代は著者曰く「医学技術や科学技術、そして、機械技術の全てが今とは全く想像のつかないほど発達し、(原文ママ)」だそうである。著者は言語障害の上に健忘症まで患っているようだが、原稿など書いているヒマがあったら、アタマの病院に行くべきではないか。

の急性健忘症は随所に現れ、主人公(佐藤翼)の妹(愛)が鬼役の兵士達に連れ去られるシーンでは、主人公が鬼役の兵士達に向かって「妹をはなせ!」と叫びながら殴りかかるのだが、なぜか兵士達は主人公を放置して立ち去っていく。
「佐藤探知機」はどうなったのかとか、そもそも佐藤の兄はやっぱり佐藤だということに兵士達は気づかないのかとか。作者を正座させて小一時間(略

面白そうだった設定も、『バトルロワイヤル』の粗悪なパクリにすぎず、このようなオチになったら最低のセンスだ、と思っていたら、本当にその通りのオチが来るという念の入りよう。徹頭徹尾読者に嫌がらせをするために書かれた小説としか思えない。
Amazon.comの読者書評でも以下の様な有様。

■こんな小説とも呼べないような駄文を店頭に並べる出版社と編集者の良識を
 疑う。かわいそうなのは著者である。勘違いして道を誤らなきゃいいと思います。

■高校生でも書けるなんて…誉めすぎですよ。
 なんでオススメ本?裏で何かが働いているとしか思えません。

■「リアル鬼ごっこ」の犠牲者・・・
 それは、こんな最悪な本を買ってまでして読んでしまった人達ではないでしょう
 か・・・・?。

■我慢してガマンして、
 それでもまた我慢して、なんとか最後まで読みましたが、
 私のこのガマンは、いっさい報われませんでした。

■これで金を取ったら詐欺だと思います。この程度で本が出せるなら、
 世のWebサイトのアマチュア小説家方は全員プロになれるのではない
 でしょうか。

■これで満足している作者は、まさに作中の王様のようですね。


書籍販売サイトの批評とは信じがたい、笑ってしまうようなけなしぶりである。


ボクも時折くだらない作品に対して「金返せクソボケ」ぐらいのことは書くが、この駄文の束に対しては「最後までガマンして読んでやったのだから金払え」という罵倒がふさわしい。
このようなゴミがなぜ校正も受けずに商業ルートに乗ったのかについては、いろいろあるようだが、それについてはまた次回に。

 

10月30日(木) マジヤバイ日

ヤバイ。リアル鬼ごっこヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
リアル鬼ごっこヤバイ。
まず自腹。もう自腹なんてもんじゃない。超自腹。
自腹とかっても
「コピー同人誌20冊ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ200万。スゲェ!なんか桁とか7つなの。印税とか利益とかを超越してる。200万だし超自腹。
しかも校正してないらしい。ヤバイよ、無校正だよ。
だって普通は編集が校正するじゃん。だって変な日本語とかがどんどん出てきたら困るじゃん。出版社も信用とか超無くしたら困るっしょ。
中学生とか読んで、1ページ目で笑って、3ページ目でバカにしたら作者泣くっしょ。
だから他の出版社は校正する。話の分かるヤツだ。
けどリアル鬼ごっこはヤバイ。そんなの気にしない。放置しまくり。どのページ開いても頭がおかしくなりそうな日本語とか書いてあるぐらい無校正。ヤバすぎ。
自腹っていたけど、もしかしたら黒字かもしんない。でも黒字って事にすると
「じゃあ、こんな駄作買うのってダレよ?」
って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。
あと超つまらない。超幼稚。年齢で言うとボク5才。ヤバイ。つまらなすぎ。高校の同人誌でもボツになる。怖い。
それに超描写ヘタ。超ボロボロ。それに超ダサイ。「佐藤探知機」とか平気で出てくる。「探知機」て。小学生でも言わねぇよ、最近。
なんつってもリアル鬼ごっこは常識が無い。協力出版とか平気だし。
うちらなんて小説とかたかだか短編1本でも上手く載せてもらえないから推敲したり、他人に批評させたり、新人賞に投稿したりするのに、
リアル鬼ごっこは全然平気。変な日本語を変なまま出版している。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、リアル鬼ごっこのヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイリアル鬼ごっこの批評を載せているAmazon.comとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
(元ネタ:宇宙ヤバイ)



フリーター?の山田悠介氏が『バトルロワイヤル』を読んで衝撃を受け、勢いで書いてしまった小説モドキ『リアル鬼ごっこ』が校正も受けずに商業流通に乗ってしまった理由は、つまりそういうことらしい。
『リアル鬼ごっこ』はなぜ売れる? あたりに考察されているが、なるほど、文芸社とは100〜200万円払うと「協力出版」という名前で自費出版物を商業ルートに乗せてくれる会社なわけですな。

むろん、それぽっちのはした金で商業出版の体裁を整えたからといって、書店に平積みしてもらえるわけはなく、センスのいいタイトル、カッコイイ装丁、一見すると面白そうな設定、その他もろもろのプラスアルファ(※)が積み重なった結果が現在の状況につながっているのだろう。
※例えば文芸社に払った分と同じ金額をもう一度用意すれば、それなりの広告が打てる。有名書店に毎日20冊ずつ取り寄せ注文を入れて、その店のホラー小説週間売り上げランキングに入って見せるという手だってある。
もっと効率的で安上がりな方法もあるが、さすがにそれは書けない。
なによりも大きいことは、山本弘氏も憤慨しているように、『リアル鬼ごっこ』の異常さが気にならない人々がいる事だろう。
昨日は酷評だけを抽出したが、Amazon.comその他の書評を読むと、約一割程度の人々が『リアル鬼ごっこ』に好評価をつけ、「文章が多少ヘタだけど面白い」「感動した、日本語が変なのはそれほど気にならない」「文句をつける連中は、これより面白い小説を書いてみろ」などと書いている。
どういう国語力だコイツら。一生の内一度だけ小学校に行ったら、その日は国語の先生がカゼで休みだったのか?

『リアル鬼ごっこ』のような代物が商業流通に乗ることはあるだろう。出版費用を一部肩代わりしてでも自作を世に出したい人達がいて、それをお手伝いする企業があっても文句をつける筋合いはない。(何も知らない素人の願望を悪徳出版社が食い物にしているという見方もあるが)
だけど、この本のを読んでその異常さが気にならない人々が大勢いる。その事実の方はマジでヤバイんじゃないかと思うよ。




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