ORISムーンフェイズ 1991年製
自動巻きコンプリケーション時計
1991年にSWISS ORIS社が限定で販売した時計です。ORISというと、ポインターデイトが有名ですが、このようにエレガントで精緻な複雑時計も作れる工房なのです。ムーブはETAの17石の自動巻き。スケルトンバックからムーブメントを拝むことができます。文字盤はギョーシェ彫りの細かい仕事が施されており、12時に月齢、3時に曜日、6時に24時間針、そして9時にカレンダーが付いています。
ここでは、本当のオタクモノの話を。私自身腕時計収集にのめり込んだのは今から10年前。ROLEXデイトナ16520やROLEXエクスプローラ1016など当時50本以上もの機械式時計に囲まれて暮らしていました。現在そのコレクションも人手に渡ったり、当時流行していたフリーマーケットなどで売ったりして、そのコレクションも縮小。ところがまた最近その時計に対する情熱が再燃。往時の勢いほどではありませんが、徐々にその数を増やしつつあります。
TITONI 1970年代
手巻きクロノグラフ
手巻きのSWISS製クロノグラフです。機械はなんと手巻き時代のROLEXデイトナに搭載されていたバルジュー72B。17石で毎秒6振動(21600ビート)の傑作ムーブメントです。
このTITONIは西新宿のとある質屋の店先で発見したもの。ブランドネームはほとんど無名のものだった関係でかなりの安価で購入した記憶があります。
TURANO 1980年代後半
自動巻きクロノグラフ
93年頃、水道橋のお店で発掘したクロノグラフです。ムーブメントは名品レマニアの5100。この17石のオートマティックムーブメントは知る人ぞ知るムーブメントで、SINN等のクロノグラフに搭載されているハイビートタイプ(28800ビート)と同じ物。程度よく整備された状態で日差+3秒というクロノメーター精度を誇っています。
TURANOというメーカーはどこにも記録がなく、かつケースデザインがエクサルトという現在は消滅してしまったメーカーのものに良く似ている関係で、香港あたりでダイヤルが変更された変造品ではないかと思われます。しかし出来は最高にいいので、普段使いの1本として愛用しています。
プレシスタ 1981年製
イギリス空軍手巻きクロノグラフ
ギャレット社製の軍用クロノグラフ、プレシスタです。ムーブメントはETA製らしく21600ビートで駆動しています。NATO軍のパイロットに正式に貸与されたもので、とても貴重なものです。横浜・白楽にあるアンティークショップで最近手に入れたものです。
バーバリー 2000年製
自動巻きクォーツクロノグラフ
クォーツのものは身につけない主義の私が、唯一凄いと思ったのが、この自動巻き・光発電のクロノグラフ「バーバリー」でした。殆ど時計屋の店頭で一目ぼれ状態。買ったのは近所の時計店でした。
何しろ光に当てている限り永久に動きつつけるというギミックは、機械時計好きの私にも十分訴えるものがありました。綺麗な逸品です。
LIBRE バブルバック 年代不明
ETA17石自動巻き
ROLEXバブルバックに良く似た時計です。そのピンクゴールドのケースと、マット調の黒いダイアルがとてもいい味を出しています。ムーブメントはETAの17石の自動巻きのもので、28800ビートのハイビート仕様です。
BENRUS US ARMY 1980年代
手巻きハック付軍用時計
米国の軍用時計というとハミルトンやディスポーザブルのTIMEXなんかが有名ですが、このベンラスもとてもポピュラーな時計です。この時計の出所が横浜なのと、おそらく80年代の最初の頃の時計ということもあり、実際に戦闘に参加していないだろうという理由から入手しました。実は反戦・博愛主義者なのです(笑)。実モノだげが持つ妙なリアリティを感じる時計です。