昨日8月3日、河原井さん・根津さんらの「君が
代」解雇をさせない会が、月2回、金曜朝8時より行っておられる都庁前ビラ撒きに大阪から参加しました。
今回のビラ撒き参加者は過去最高の30数名。半数ぐらいはこの6・7月ごろから参加し始めた人たちで、今日がはじめてという方も4人おられました。その人
数で第一庁舎東玄関前歩道から、北側車道に面した歩道にまで広がり、最近の新聞報道等を取り入れて作成されたビラ約900枚を撒きました。

第一庁舎前でのビラ撒きは、第二庁舎前の時と違って、都庁に出勤
する人以外も対象になります。その分、第二庁舎前より受け取り率は下
がりますが、
受け取ったビラを読みながら歩く人が多かったのは印象的でした。都庁の警備員が様子を調べに来ていましたが、こちらの人数の多さに圧倒されたのか、一人が
静かに見ているだけで、これまでのように、何人もが威圧的に立つということはありませんでした。
根津さんがマイクを手に、処分の不
当性を訴えられ、私を含めて何人かの参加者も思いを語りました。平和への願いを込めて美しい歌声を響かせた方もおられました。

一時間はあっという間に過ぎ、参加者が集まってミニ交流会を持っ た後、5人で、第二庁舎にある、教育庁内、情報公開担当部署を訪ね て、開示請求を しました。根津さんは、ある方が毎日都教委宛てに送られている「根津さんを免職にするな」とのFAXが正当に扱われているかどうかを確認するため、処分に 関して寄せられた意見の開示請求をされました。また、私は、7月20日に、「みんなでとめよう!教育改悪・全関西の集い」の仲間である梶原さんが、教育庁 人事部を訪れて申し入れしたことがちゃんと上司に報告されているかどうか確認するための開示請求をしました。

さらにその次、私もせっかく東京まで来たのだから、都教委にもの
申したいと第二庁舎27階の教育庁人事部を訪ねました。子どもの頃、
戦争を体験さ
れたという東京都民の方が同行してくださり、都教委にとっては見慣れぬ顔である女性2人で、「教員の処分について質問などさせていただきたいのです
が・・・」と受付の電話で申し込みますと、人事部職員課服務係長と課務担当係長が出てきて対応してくれました。課務担当係長は話を聞いているだけで、話す
のはもっぱら服務係長です。同行の都民の方が「国旗国歌法ができたとき、日の丸・君が代は個人に強制するものではないと言われたのに、なぜ強制するように
かわったのですか?」と質問すると、「いや、別に強制しているわけではありませんよ」との返事。私が、「少なくとも、教職員には強制していますよね。職務
命令が出て、それに従わなければ処分するのは、強制でしょう。」と言うと、「それはあなた個人の考え方にすぎない」と言います。
服
務係長は、
「裁判で係争中のことなので、ここで都教委としての見解を言うわけにはいかない。ただ、私個人としての意見を言わせてもらいます。」との前置きで、「学習
指導要領に基づいて指導しなければならない立場の教員が、生徒が皆立って歌っているのに、ひとり座っているのでは、粛々と進行すべき儀式が台無しになりま
す。」「私は54歳ですが、子どもの頃、ごく普通に君が代を歌い、先生たちも歌っていました。それを今になって、なんで歌えないなどと言い出すんでしょう
ね。」などと語ります。私が「不起立で処分された教員の中には、以前は君が代を歌っていたけれども、10・23通達が出て、職務命令で強制されるように
なったため不起立を選んだ人もいます。その背景に、戦争につながる危険なものを感じるからではないですか?」と言うと、また、「それはあなた個人の考え方
にすぎない」と繰り返します。
服務係長が何度も何度も、「人にはそれぞれの考え方があり、それぞれ違う」と言うので、「自分の考え
を貫いて不起
立を選んだ教員を処分し、その職まで奪うのは、人はそれぞれに違うということを越えてしまったレベルの問題です。人それぞれに違っていて当然だと思われる
なら、それで免職にまでするのはどうかと、上のかたに意見を出してくださいな。」とお願いしてみました。服務係長はそこで言葉を詰まらせ、「まあ、そうい
うご意見があったことは上司に伝えましょう」と返答しました。
上司である職員課長の名前を聞き、「その方に電話したら出てもらえま
すよね」と確認して席を立った時には30分を経過していました。

以上のような状況で、今まで抗議にいったことのない人間が、一市
民として、「質問が・・・」というふうに言えば、応対はしてもらえる
ようです。
皆さん、東京新宿で時間があれば、どうぞ、第二庁舎27階の教育庁人事部を訪ねてみてください。
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