処方箋のみかた
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一般の皆さんが病院から処方箋をもらってきても内容がわからない事がほとんど
ではないかと思います。そこで少しでも皆さんの理解の参考になればと思い処方箋
によく書かれている言葉の解説させていただきます。

処方箋見本
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遠用 (その他for distanceとかDistanceと書かれる事もあります)
これは遠くを見る為にあわせてある事を意味します。日常生活においては老視(老眼)になっていない人はほとんど この度数でまにあうために常用というように表現される場合もあります。ただ年齢と共に近くにピントを合わせる 調節能力が衰えたり眼に異常がある場合には以下にあげる近用の眼鏡が必要になります。

近用 (その他 for readingとかReadingと書かれる事もあります)
これは近くをみる為にあわせた距離である事を意味します。
読書用などという意味でReadingという言葉が使用されます。
一般的に30cm〜40cmくらいにあわせてある事がほとんどです。
しかし人それぞれ本を見たり近くをみて作業する距離 は異なりますので度数を決めてもらう時に何cmくらいでものを見たり読んだりする事が多 いか、また何cmの距離で本を読みたいとかをハッキリ言ってその距離にあわせてもらうよ うにしてください。


 (で表されていることもあります)
これはほとんどの方が想像がついたと思いますが右眼を意味します。

 (で表される事もあります)
これもご想像通り左眼を意味します。

球面レンズ (球面とかSPH単にで表される事もあります)
これは屈折異常の球面部分を表します。遠用部分がマイナス(−又は凹)になっている人は近視系の眼、 プラス(+又は凸)になっている人は遠視系の眼と言う事になります。ただ例外的にこれからあげる円柱レンズの 項目とのくみ合わせによって近視と遠視にまたがった混合乱視になる場合もあります。
(+2.00Dとか−5.25Dとか凹3.50Dとか凸1.75Dという様に0.25刻みでD(ディオプター)という単位で 表現されます。ちなみに0.00というのは度のない状態で平面とかPlane、Planoと表す事もあります。)


円柱レンズ (円柱とかCYLとかZYL単に と言うようにかかれている事があります)
これは一般によく言われる乱視の程度を表す言葉です。
(+1.00Dとか−0.25Dとか凹1.50Dとか凸1.75Dという様に0.25刻みでD(ディオプター)という単位で 表現されます。)


円柱軸 (単にとかAxとかとか AXISと表される事もあります)
乱視の場合同じ大きさの物でも方向によってみ易いものとみずらいところが出ますので全体が出きるだけ 均一に見えるようにこの円柱軸をあわせる必要があります。同じレンズを使用しても角度が違ってしまうと 見え方が全然異なりますので、あくまでも円柱レンズの度と円柱軸はセットのものと考えてください。
(角度を表すものですから 90°,180°,45°,135°という様に0〜180までの角度で表されます)


プリズム (単にとかPRISMとか山稜鏡と 表される事があります)
斜位と呼ばれる眼位異常の程度を表しています。これは眼球を引っ張っている筋肉の バランスが崩れている為に必要になります。但し処方箋のこの欄に書きこみがある人は少ないと思います。
(**△という様に程度を表します。△はプリズムディオプターという単位です。)


基底 (単にとかBaseと表される事があります)
プリズムはその人の眼筋の弱い部分を光学的にレンズの光を曲げてやって補うものですので 基底の方向をその人の眼位異常によってあわせる必要があります。
基底が鼻側にくる場合BI、耳側にくる場合BO、上にくる場合BU、下にくる場合はBDと表します。また斜め 方向にくる場合もありますので0〜360度の円の角度で表す事もあります。
(角度で表す場合正面から顔を見た状態で右側水平が0°、真上が90°、左側水平が180°、真下が 270°というように表されます)


瞳孔間距離 (PDとか瞳孔距離とも表されます)
これはレンズの光学中心間の距離を表すものです。瞳と瞳の中心間の距離を基準に設定されるのですが 人間は近くを見る時には眼が内側によるのが普通ですので目的に応じて距離が変わります。
もし貴方が見ている処方箋に遠用と近用の両方に処方がある場合は遠用より近用の方が数ミリ短く なっているのが一般的です。


※ 平成12年10月18日に制定されたJIS T 7330『眼鏡レンズ用語』におきましてCD (心取り点間距離:Centration Distance) の用語が使用されるようになりました。今後は瞳孔間距離ではなく心取り点間距離CDなどを使った ものも増えてくると思います。JIS用語に照らせば瞳孔間距離心取り点間距離は 本来区別しなければ ならないもので眼鏡製作の上では心取り点間距離が正しい表現と言う事になるのですが 普及するまでに時間がかかると思いますので当分は同じような意味と解釈してください。

有効期間
眼の屈折状態は日にちが経つと変化する場合があります。そのためその処方箋の度数がいつ頃 まで有効かというのを記載されている場合があります。通常は30日程度のことが多いです。

備考欄
これは眼科医が眼鏡製作者に色を指定したり割れにくいようにプラスチックレンズを指定 したりと定型書式以外に付け加えたい時に記入されます。
(あらかじめ指定頻度の高い言葉は○をつければいいように印刷してある場合もあります。)



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※その他細かい記号等につきましては別ページの眼鏡用語集をご覧ください。
 またメールにてお問い合わせをいただければご回答させていただきます。
※眼科医や眼鏡技術者の方にとっては厳密に言うと表現が違うのではないか?
と思われるものもある事と思いますがもっとわかりやすく適切な表現がございましたらお知らせくださいm(_._)m
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