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人外魔境〜かじ場のp太郎劇場〜番外地


共感覚の館

〜狂感覚? そ、そんな! ワシは狂って・・・いるかもしれない〜
いえいえ、「共感覚」です。五感のうち、二つの感覚を同時に知覚する不思議な知覚様式です。

 文字に色が付いて見える。平仮名に限らず、カタカナも、数字もアルファベットもそう。そして、ぢつは音にも色が見えるのだが、とりあえず、かじpの見る文字の世界。
 しかし、これはあくまで大雑把なイメージの色であって、ほんとうは、文字によっては、質感や透明度もそれぞれに違う。そしてもっと立体的に見えるモノまであるのだが、そうなると画像イメージの世界になってしまう・・・そして、心象を的確に表すほどの表現力を持ち合わせていないことが残念である。また、タグ打ちで半ば当てずっぽなのもあって、どうも色合いが不正確である。
 なお、ディスプレイの種類によって、若干見え方が異なるため、ワシの愛機以外の機種で見ると、更に正確な色合いからは遠ざかるかも知れない。
 まあ、こんな世界に生きるヤツもいるのだということで。



日本語・平仮名・五十音

  
  
  



数字の世界
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

う〜ん、こんなトコロかなあ。


アルファベットの世界

A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z

まあ、あまり正確ではないが...

共感覚的表現をすると・・・


黒地だと変な感じだ。

ぢゃ、白地だと?・・・


こんなモンすかね?


共感覚という知覚様式

 「共感覚」というコトバとの出会いはつい最近のことである。
 たまたま雑誌の書籍紹介のコーナーに掲載されていた「ねこは青、子ねこは黄緑(Blue Cats and Chartreuse Kittens)共感覚者が自ら語る不思議な世界」(パトリシア・リン・ダフィー著/石田理恵(訳)・早川書房刊)という本、コレはワシにとって、衝撃的であった。
 自分以外にも、文字に、音に、色が見えるヒトがいたのか、と。
 早速本を発注してしまった。届いたのが、つい2,3日前なので、まだ全部は読み終わっていないが、わくわくしながら読み進めている。
 何せ、自分が長い間、自分が変なのだ、おかしいのだ、思いこみが過ぎるのだ、と色々思っていたコトが、「狂っている」わけではなく、そうした奇妙な知覚様式が存在するのだと、明言されているのだから。とてもホッとした。幻ではないと知り、嬉しかった。

 「共感覚って何???」という方のために。(いや、恐らく大多数のヒトが疑問に思うだろう。ワシとて初耳だった)
 表紙カバーの内側に書かれた解説文を引用する。

 ===(以下引用)===
 共感覚とは、文字に色が見える、音に手ざわりを感じる、痛みから不思議な映像が浮かぶなど、五感のうち二つの感覚が同時に働く、奇妙な知覚様式である。
 ランボー、ナボコフ、スクリャービンなど、多くの作家や音楽家、画家も持っていたと言われながら、医学的にも未知の部分が多い。自ら希少な共感覚者である著者が、その特異な視点から、多くの人には想像もつかないような、共感覚者ならではの驚くべき体験や、そのしくみを解明しようと独自に行った探求について綴った、画期的な手記。
 ===(以上)====

 共感覚という神経現象が現れるのは二千人に一人とも、200人に一人とも言われるが、定かではない。共感覚者が自覚していない場合、或いは、知っていながら人と違うことを恐れ、隠している場合もあるなど、色々な要因があって、明らかにならないらしい。
 事実、ワシもその一人であった。
 恐らく、この本に出会うことがなければ、死ぬまで誰にも話さなかったかも知れない。
 そういう人口を積み上げると、共感覚者は意外に多いのではないかと期待するのだが、違うだろうか。
 もし本当に2,000人に一人しかいないというなら、ワシはなんて孤独なのだろう・・・。  しかも、絶対音感保持者で、色聴(音に色が見える)感覚も持ち合わせているとなると、一体どれくらいの割合で存在するのだろうか。(ワシは、ハ長調、ニ長調など調が違うだけで、同じ曲の変調でも違った色合いと感じる)
 そんで、左利きだったりする。そんな条件を持ち合わせた者は他にいるのだろうか。
 ああ、孤独だ。

 でも、向かいの席に座っているアルバイトさんにそのコトを話したら、彼女の友人にも共感覚を持つと思しき人物がいるらしい。と、いうことはやっぱり実は結構な割合で存在するのではないかと、期待してしまう。
 それとも、二人と同じ者が存在しない証明と取ればイイのだろうか。
 共感覚という名称でありながら、「共感」する相手はいないときたもんだ。はは。


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