| 表現技法の研究室 中学校で扱う数多くの表現活動・・・。理科の実験レポート、読書感想文、文化祭の演劇、詩、学校紹介ビデオ、書写だって、これまでは各教科、道徳、特別活動のそれぞれでばらばらに取り扱われていたと思います。 私は今年から、総合的な学習の担当をすることになって、はじめは、どうしたら生徒が、自分でいちばん熱中できる課題を、自分でみつけられるようになるか、ということを考えていました。 「解決すると誰かが喜ぶような課題、」 たとえば、近所の川の汚れをつぶさに取材して、地域の大人たちに知らせ、大人の考えを変えて自然を回復したい。 こんな課題を持たせられたら最高ですね。 自分の「総合的な学習の時間」が、誰かに喜ばれるのなら、それはもう取り組む姿勢も変わってきます。 でも、大人の考えを変えることができないと、川はきれいにならない。人の考えを変えるのはたいへんむずかしくて、調査結果をレポートにまとめるだけでは、変わらないのです。 説得(プレゼンテーション)が必要でしょう。そして、地域の大人に見せなくてはならない。 私は11月18日の文化祭で、「東京モーターショー」や「ビジネスショー」のように展示ブースをおいて行う、ポスターセッションを計画しています。生徒が使える機器は、デジタルカメラ、パソコン。「マイクロソフト・パワーポイント」で証拠を映し出しながら、ことばで説得することができます。ワイドショーのレポーターが使っているフリップに、洗剤で泡立った川の写真や、普通の川に比べて極端に少ない川魚の数などを示して、地域の大人たちに訴えてもよい。 生徒がよい「総合的な学習の時間」を過ごすことができれば、必ず何か表現したくなる。本当ははずかしいのですが、それが我慢できるほどなら、ほお赤らめながらでも自分の考えを言うのです。 「総合的な学習の時間」が有用性を持つために、表現方法と指導法を研究する必要が出てきました。さきほどの例の場合、学校のホームページに掲載してもダメなのです。説得したい相手はここにいて、インターネットを見ていない。 私は話しながら考え、書きながら考え、やりながら考えをまとめるという、周囲から見ると「何やってるんだか!」という性質なので、さっそくコーナーのトップページを作ってしまいました。どんな研究になるのか、わかるのは今年度のカリキュラムが終わる12月です。 これまでバラバラにやっていたいろんな表現活動の指導を「総合的な学習の時間」にまとめたいと思っています。 |
トップページへもどる