■ プラムフィールド ■

【 名作劇場主題歌ランキング 】


Illustration : 関西ぺんでるとんさん




■ 主題歌ランキング ■



名作劇場主題歌について
名作劇場の主題歌を語る上で忘れてはいけないのは、 やはりその作品との調和性ではないでしょうか。ただ曲が良いだけではなく、 主題歌そのものが作品や主人公の生き様を克明に物語っているような。 もちろんそれだけに執着する訳ではありませんが、アニメソングというのは 映画音楽などに類似しているものだと私は考えています。名作映画には必ずその作品を 象徴したような名曲が存在するように、アニメの主題歌も決して他の使い回しではなく、 その作品を強く象徴し、またアピールするものであると私は思います。だからこそ5年、 10年経とうと、主題歌は作品と共に生き続けるのだと。 昨今のノリの良いばかりのタイアップもの主題歌が常識のように横行している 現状に、いささか物足りなさを感じてしまうのは私の考えが古いからでしょうか。



各評価ポイントについて

【 個人的好み度 】
私個人がどれだけその曲を気に入っているかを表しています。

【 一般的聴き易さ 】
一般的にその曲がどれだけ受け入られ易いかを表しています。

【 名曲度 】
その曲がどれだけ名作劇場の主題歌らしいかを表しています。

【 風格 】
その曲がどれだけ風格を持っているかを表しています。



順位   曲名&歌い手    作品名              コメント
1位「虹になりたい」
歌:やまがたすみこ
作詞:深沢一夫
作曲:坂田晃一
編曲:坂田晃一

個人的好み度:
★★★★★

一般的聴き易さ:
★★★★★

名曲度:
★★★★★

風格:
★★★★★
南の虹のルーシー
”名曲 ”まさにこの歌ほどその言葉が相応しい曲は名作劇場の主題歌の中でも 他にないでしょう。『三千里』や『ルーシー』などの音楽を手掛けた 坂田晃一による主題歌やBGMはファンの間では坂田節と呼ばれており、やまがたすみこ の情感豊かな歌声と相まって、作品風景を上手く取り込んだ見事な名曲に 仕上がっています。「忘れないわ」、「忘れないわ」と過去の記憶を思い起こしながら、 他人ではなく、自分に言い聞かせるような希望に満ちた歌詞がとても印象的です。 また歌謡曲系の主題歌の場合、二番の歌詞の方が印象的であったりすることが多いのも ある意味特徴だと言えるのではないでしょうか。通常のアニメ主題歌の場合、 一番と二番では歌詞のクオリティーにやや落差があり、強引であったり、 不自然であったりすることが多いのですが、 (#二番はテレビで流れないので、恐らく仕上げの段階でも一番ほど クオリティーを求められることはないのだと思います。) 「虹になりたい」や「花のささやき」など歌謡曲系の主題歌では まさに二番に真の聴き所あると言っても決して過言ではありません。 主題歌としては一番の方が適していても、歌詞のインパクトなどでは 二番の方が魅力的だったりすることが実によくあるのです。これから歌謡曲系の歌を 聴かれる場合、二番の歌詞に注目してみるのも新しい発見があって良いのでは ないでしょうか。

■ 関連ミニ情報 ■
坂田晃一や渡辺岳夫は初期作品の音楽を数多く手掛けられているのですが、 『ルーシー』を最後に楠葉色が強くなる中期作品以降では 一作も手掛けられていません。あまり着目されませんが、主題歌だけではなく、 BGMも時代と共に情緒的な音楽から爽やかな現代音楽へと徐々に移り変わっていったのだと思います。 名作劇場の作品がストーリーに重点を置いた作品から、キャラクターの魅力で作品を引っ張っていく ようなものに移り変わっていったように・・・。

はい。旦那様。恒例のブラックの時間がやってまいりました(笑)。 『ルーシー』の放送は今からちょうど20年前の1982年になるのですが、 改めて振り返り、この作品の主題歌から感じられるのは発想の素直さや素朴さです。 当時の子供が星空を眺め「星になりたい」、虹を見て「虹になりたい」と 瞳を輝かせている姿が目に浮ぶようです。従来小さな子供の夢をいうのは、 理屈ではなく、そういったものだったのではないでしょうか。 ですが現在の人情希薄で贅沢な物質主義の中で生まれ育った小さな子供達は、 例え3才の童児であっても「金持ちになりたい」や「何とか娘のメンバーになりたい」 などと抜かし兼ねません(爆)。今は7才の子が塾帰りに万札でハンバーガーを買う時代 ですが(お父さんより財布にお金が入ってる)、こんな時代だからこそ、親子で名作劇場の 作品を見るような、僅かな時間と、心のゆとりが大切なのかもしれませんね。

2位「花のささやき」
歌:下成佐登子
作詞:なかにし礼
作曲:森田公一
編曲:服部克久

個人的好み度:
★★★★★

一般的聴き易さ:
★★★★☆

名曲度:
★★★★★

風格:
★★★★★
小公女セーラ
現在、最も好きな名作劇場主題歌は何かと聞かれたら、 私は迷わずこの「花のささやき」だと答えるでしょう。 一般的な聴き易さでは「虹になりたい」に一歩譲るものの、 まさにこれから演歌でも始まるのかという荘厳なイントロには ただただ圧倒されるばかり。そして歌謡曲界の大御所なかにし礼 (#現在は作曲家から作家へ転身され、99年には「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞。)に よる鮮烈なインパクトのある歌詞と、下成佐登子の美しい歌声 が相まって歌を聴く人の心を最後まで魅了して離しません。 先日、私は「世界名作劇場主題歌集」というコロムビア歌手による カバーCDを入手する事が出来たのですが、 山野さと子による「花のささやき」も本人がその気になって 歌われていたのでなかなか良いものでした。ですが歌唱力や歌声の 美しさでは決して負けていないものの、言葉の説得力では下成佐登子 に遠く及ばないと正直思いました。それだけ下成佐登子の歌声には 苦労や悲壮感のようなものが自然に滲み出ているのです。 演歌などについて何も知らないのですが、その時私は思いました。 演歌というのはただ歌が上手いだけではなく、どれだけその言葉に 説得力があるかが最も大事なことなのだと。そして良い演歌の歌い手ほど その説得力を持っているのだと。 ちなみに、私がこの歌で一番好きな部分は二番の最後の歌詞である、 「それが愛か 優しい心かは 生きてみれば わかると思う」です。 ”生きてみれば わかると思う” 冷静に考えるとものすごい歌詞であることに気づきますが、 下成佐登子の歌声に圧倒されてそれすら気づかないのです。 まさに下成佐登子のような良い語り手がいてこの歌は初めて完成するのでしょう。

■ 関連ミニ情報 ■
下成佐登子のデビューは78年になるのですが、 調べてみたところ70年代はフォーク歌手が 大流行しており、名作劇場でもお馴染みの小坂明子ややまがたすみこ など多くのシンガーソングライターが世に輩出された時代でもあるのですね。 う〜ん。ここまでブラック吐きまくってポックリ酸欠状態だったので、 少しは真面目なコメントを書いて精気を養わなければ ほんとにポックリ逝き兼ねないところでした(爆)。

3位「グローイング・アップ」
歌:堀江美都子
作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
編曲:信田かずお

個人的好み度:
★★★★☆

一般的聴き易さ:
★★★★★

名曲度:
★★★★★

風格:
★★★★☆
あしながおじさん
きれいごとは苦手なの〜♪(´0`)q

「奇麗事言ってんじゃんか、この偽善者!」 などと一部の視聴者から陰口を叩かれていたかどうかは 定かではありませんが(爆)、この曲をイチオシ する名作劇場ファンの方は非常に多いと思います。 主題歌を手掛けられた来生姉弟は 薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」で有名ですね。 他に中森明菜や南野陽子の歌なども手掛けられています (来生たかおのCDの作詞を姉の来生えつこが 手掛けることも多いそうです。)。 そしてやはりこの曲を語る上で忘れてはいけないのは、 アニメソング界の女王、 堀江美都子の素晴らしい歌声です。音楽の世界に 歌の上手い人は数多くいるでしょうが、堀江美都子の歌 のように聴いているだけでエネルギーが満ちてくるような、 こんな歌い手はなかなかいるものではないでしょう。 また第一線で30年以上も歌い続けているというのも、 すごいとしか言いようがないです。う〜ん。やはり良い歌に良い歌い手が いて、初めて名曲と言うものが誕生するのでしょうね。ちなみに、 堀江美都子自身も「グローイング・アップ」は大のお気に入りで、 いつもライブの最後には必ず歌われているそうです。

■ 関連ミニ情報 ■
それにしても、堀江美都子の歌がランキングに一曲しか入っていなのは 寂しい限りです。いや、入っていないというより、殆ど主題歌を歌っていない と言った方が良いでしょうね。もし仮に堀江美都子が「しあわせカーニバル」 を歌っていたらどうだったか?そう考えると色々な興味が湧いてきますが、私は 「しあわせカーニバル」は堀江美都子の歌唱力や持ち味の生きる歌ではない と思っています。それは古い車に最新のエンジンを載せるようなもので、 どんなものでもバランスが取れていなければ決して良いものは出来ないのではないでしょうか。 安いハンバーガーに最高級のお肉を使っても美味しいかどうかはまた別なのです(#『美味しんぼ』参照)。 世間の評価は低いようですが、私は工藤夕貴の歌も決して悪いとは思いません。 一生懸命歌っているのが伝わってきますし、何より曲と歌い手のバランスが 取れていますから。もし堀江美都子が『ポリアンナ物語』の主題歌を歌うのであれば、 もっと持ち味を生かせる相応な曲でなければいけないような気がします。 う〜ん、久しぶりに聴く「太陽を追いかけて」の堀江美都子の歌声はやっぱり 素晴らしいのぉ〜。と唸りつつ、愚痴をひとつ。

ちなみに、堀江美都子による『ポリアンナ物語』の主題歌のカバーでは 「私が本物のポリアンナよ。」と言わんばかりに毎回ポリアンナの VOICEが入っています。あれはきっと主役を演じてても主題歌を 歌えなかったことへの”堀江美都子の怨念”でしょう(爆)。

4位「あしたもお天気」
歌:小坂明子
作詞:小坂明子
作曲:小坂明子
編曲:信田かずお

個人的好み度:
★★★★★

一般的聴き易さ:
★★★★★

名曲度:
★★★★☆

風格:
★★★☆☆
ナンとジョー先生
この曲は名作劇場の作品の主題歌の中でも最も親しみ易く、歌い易い歌だと思います。 楽しい音楽とみんなの笑い声に溢れたプラムフィールドには本当にピッタリの主題歌ですね。 やはり小坂明子のアニメソングに「夢」、「笑顔」、「友達」は絶対に欠かすことは出来ません(笑)。 あと「約束」も重要なキーワードのひとつだと言えますね(#自称小坂明子アニメソング研究家)。 小坂明子は他にも沢山の女の子向けアニメソングを手掛けられているのですが、 非常にシンプルな歌詞と優しいメロディが特徴だと言えるでしょう。 小坂明子が初めて手掛けたアニメソングは、 あの名曲名高い『メイプルタウン物語』の主題歌になるのですが、 これ以降の小坂明子のアニメソングがすべて『メイプルタウン物語』に 聴こえてしまう、いわゆる”メイプルタウン現象 ”が10数年に渡って続いている ことは、ファンの間では九九の掛け算と同じくらい常識です(爆)。小坂明子曰く「私の思う アニメソング・・・というこだわりが、同じカラーを出しているのでしょうね。」 とのことです。

■ 関連ミニ情報 ■
ぼっちゃん!お勉強の時間ですよ! 小坂明子がデビューしたのは今から28年前の昭和48年になるのですが (私はまだ生まれてない(^^;)、高校二年の時、授業中にノートの片隅に書いた「あなた」 という曲がコンテストに入選し、その後200万枚を超える大ヒットを記録。 高校生にして一躍スターの仲間入りをしたわけです。 それから一度は音楽業界から離れた時期もあったそうですが、80年代半ばアイドルなどに 曲を手掛ける音楽家として再出発され、アニメ、CM、舞台など今も様々な分野でご活躍されています。 ちなみに名作劇場関連では『ポリアンナ物語』と『あしながおじさん』の挿入歌を 数曲手掛けられた他、主題歌のオルゴールCDを4枚制作されています。

5位「ぼくのミシシッピー」
歌:日下まろん
作詞:山川啓介
作曲:服部克久
編曲:服部克久

個人的好み度:
★★★★☆

一般的聴き易さ:
★★★★☆

名曲度:
★★★★☆

風格:
★★★★★
トム・ソーヤーの冒険
OPの『ルーシー』。EDの『トムソーヤ』。 このふたつの主題歌が名作劇場の中でも屈指の名シーンあることは 間違いないでしょう。特に場面全体から伝わる情緒や風格などの点で双璧だと言えますね。 やはりこのEDで印象的なのは、ミシシッピー川をバックに、追いつくはずもない 蒸気船を必死に追いかけているトムとハックの姿です。 恐らく無我夢中で蒸気船を追いかけている二人の姿は、わかっていても抑えられない 若者の情熱やその衝動を表しているのだと思いますが、見ていてこんなに胸が熱くなる EDなど世界中探しても他にないでしょう。名作劇場のEDというと やや安易だとも思える、子守唄のようなEDが多いのですが、こういった歌は 名作劇場のEDらしくて安心出来る反面、どれも同じようでちょっと物足りなく 感じてしまうこともしばしばありました(個人的な趣味の問題でもあるのですが)。 そんな中でもこの『トムソーヤー』のEDはまるで名画という感じで、 EDを見ているだけで「わあぁぁぁ〜っ!!」とどこまでも駆けていきたい気持ちに なります。それはきっと、このEDが眠っていた冒険心を奮い立たすような力を持って いるからなのでしょう。異色のデキだとも言える素晴らしいEDだと思います。


よし。うちの29型テレビより大きい特大パズルの箱の画像を飾っておこう。う〜ん。まさに名画。

6位「APOLLO」
歌:沢靖英
作詞:谷村新司
作曲:谷村新司
編曲:佐考康夫

個人的好み度:
★★★★★

一般的聴き易さ:
★★☆☆☆

名曲度:
★★★☆☆

風格:
★★★★★
ブッシュベイビー
『ブッシュベイビー』放送時、主題歌を元アリスのメンバーである谷村新司が 手掛けられたことが一部で話題になりましたが、それと同時に初めて男性ボーカルが 起用されたことが名作劇場ファンの間で大きな波紋を呼びました。 雄大に広がるアフリカの大自然を背景に、主題歌を歌う沢靖英(コロムビア主催の主題歌コンテストに優勝した)の男性的で 力強い歌声はまさにこれから始まる大冒険を予感させるにはピッタリの歌で、 何か旅立ちを前にした期待と不安の入り混じった眠れない夜を心に思い描かせてくれますが、 名作劇場の主題歌に奇抜な個性はいらないと言わんばかりに 物語中盤にしてあえなく当り障りのない腑抜けた主題歌に交代させられてしまいました。 (#詳しくは■密猟探偵団結成!■をご覧下さい。) その影響か『ブッシュベイビー』以降の作品の主題歌は実に爽やかオンパレードで、 唯一「APOLLO」同様個性派主題歌だった「愛について(さだまさし)」 は主題歌が消される前に作品自体が消されてしまい(爆)、やはり男性が歌う個性派主題歌 はあまり縁起が良いものではないのかと思わずにはいられません(笑)。 う〜ん。何と言っても名作劇場の作品には長い歴史がありますから、 それだけ主題歌にかかるウエイトは大きいのでしょう。 やはり期待が大きい分、期待と違ったものがそこにあると不満は倍増されるものなのです。 私も先日天ぷらを食べていたんですが、最後に食べようと楽しみにしていた お肉の天ぷらが実はごぼうだったことにひどくショックを受けてしまったものです(爆)。 今回「APOLLO」へのエールの気持ちを込めて順位は高めにさせて頂きました。 この曲はほんとに良い曲です。

■ 関連ミニ情報 ■
名作劇場の作品の中で唯一総集編のビデオしか発売されていない この『ブッシュベイビー』ですが、何故か総集編のビデオには「APOLLO」は 収録されていません。まるで製作サイドからその存在を消されているようです。今は DVD版(無事発売された)の主題歌がどうなっているのか心配で夜も眠れません。

7位「幸福」
歌:工藤夕貴
作詞:三浦徳子
作曲:小杉保夫
編曲:矢野立美

個人的好み度:
★★★★★

一般的聴き易さ:
★★★☆☆

名曲度:
★★★☆☆

風格:
★★★☆☆
ポリアンナ物語
コアな名作劇場ファンの間では非常に低い評価を受けている『ポリアンナ物語』の主題歌ですが、 私は「しあわせカーニバル」以外どれもかなり好きです。小さい頃から才女として色々と注目さ れていた工藤夕貴ですが、『ポリアンナ物語』ではなかなか情熱的な歌声を披露されています。 むっ!誰ですか ”風邪声 ”とか言ってる人は!(笑)。 工藤夕貴は梅酒のCMで名作劇場ファンにもお馴染みだと思いますが、実は名作劇場の 作品がかなりお好きなんですよね。以前あるTV番組の中で『ふしぎな島のフローネ』などの話を 少しされていたのを見かけたことがありますし、赤毛同盟の松本正司の『赤毛のアン』本の中 でもアンについて色々と語られているそうです。そしてこの『ポリアンナ物語』でもオリジナルキャラの カレン役として友情出演されていますしね!(笑)。

「幸福」の流れるEDではポリアンナの顔を見ているのがとても辛いです。 笑顔なのに、どこか憂鬱そうに曇っていて、それはまるで事故に遭ってからの ポリアンナのよう。でもだからこそ「頑張って!」と応援したくなるんです。 歩けなくなったポリアンナをベルディングスヴィル中の人達がお見舞いに来たように、 ポリアンナに勇気と山盛りの愛情をもらった人達はそんなポリアンナの元気のない 笑顔はとても見ていられない。「自分もポリアンナの為に何かしたい!」 そう思う気持ちはベルディングスヴィルの人達もTVを見ている人も同じだと 思います。やっぱり人は他人から受けた本物の愛情には、それに応えたい、 恩返しをしたという気持ちが強く芽生えてくるものだと思います。犬や猫などの小さな動物 であっても、飼い主を信頼することで愛情を返そうとするように。誰だって本当の愛情には 愛情で応えたいのであって、またそう思う気持ちこそ、本当に大切なものなのでは ないでしょうか。『ポリアンナ物語』はそう言った気持ちを教えてくれる(または 思い出させてくれる)愛の溢れた物語なの・・(#以下とめどなく続くので省略)

■ 関連ミニ情報 ■
ある友人の学校では、当時『ポリアンナ物語』の主題歌が運動会の 応援歌になっていたそうで、「1の2 カーニバル〜♪」とか 歌っていたそうです(笑)。まあ小学生の替え歌など容易に 想像が出来ますね。小学生はしもネタの替え歌が大好きですが、応援歌なので却下として

きぃ〜と きぃ〜と 赤組ゆうっしょ〜♪
白組なんか〜敵じゃない〜♪

きっとこんな感じでしょう(笑)。
余談ですが、「しあわせカーニバル」のイントロで木霊するドッタンバッタンドラムは、 実はポリアンナの騒がしい足音を表現していた(?)のではないかと近頃何気に思い始めました。

8位「微笑みでプロローグ」
歌:山野さと子
作詞:及川眠子
作曲:岸正之
編曲:信田かずお

個人的好み度:
★★★★★

一般的聴き易さ:
★★★★★

名曲度:
★★★☆☆

風格:
★★☆☆☆
ブッシュベイビー
「APOLLO」に代わって物語の中盤から突然主題歌に起用されたこともあり、 一部のファンから色々言われているこの曲ですが、歌そのものはとても良いと私は思います。 確かに物語との関連性は無いに等しく、80年代のアイドルソングを思わせる曲調に抵抗を覚える人もいるでしょうけど。 う〜ん。この歌は『ブッシュベイビー』の主題歌としてではなく、 普通の音楽としてCDで聴くのがベストのような気がします。 ただ『メイプルタウン物語』の主題歌を何時間でも延々とループで聴いてしまうような メイプルタウン中毒の一部の輩にとってはたまらない一曲であることは間違えないでしょう。 この歌を説明するとすれば、なんと言うか、爽やかで、聴いていてとても気持ちの良い曲だと思います。 うん。まさに”気持ちの良い”その一言にすべて集約されていると言っても決して過言ではないですね。 これほど気持ちの良い歌は名作劇場の主題歌の中でも潘恵子ソングぐらいしか思い当たりません (笑)。う〜ん。やはり声のアイドルというのは、歌声で人の心を癒す力を持っているのでしょうね。 ピンクの〜髪飾ぁ〜りがぁ〜♪(´0`)q ←隠れ『メイプルタウン物語』の主題歌ファン(爆)。

■ 関連ミニ情報 ■
作詞を担当した及川眠子、作曲を担当した岸正之は共に多くのアイドルソングを過去に 手掛けられています。代表的なものでは及川眠子は河合奈保子、柏原芳恵、おニャン子クラブなどで、 岸正之は「淋しい熱帯魚」 などWinkの歌を数多く手掛けられています。 他にもアイドルソングを数多く手掛けられていて、アニメソングも一緒にやっているという方がかなり 多いことが今回調べてみてわかりました。 歌い手の歌唱力はかなり違いますが、アニメソングとやや昔のアイドルソングが似ているというのは、 根底にこういった要因があったのですね。

9位「Love with You」
歌:小林千絵
作詞:伊藤薫
作曲:三木たかし
編曲:鷲巣詩朗

個人的好み度:
★★★★☆

一般的聴き易さ:
★★★★☆

名曲度:
★★★☆☆

風格:
★★★☆☆
牧場の少女カトリ
スポンサーの関係上、中期作品はアイドル系の歌が多いとよく言われますが、 意外にも歌謡曲系の主題歌が半分を占めていることにお気付きでしょうか? この「Love with You」は一見アイドル系の歌のように思われがちですが、 歌詞は「虹になりたい」や「花のささやき」同様完全に歌謡曲系です。 印象的な歌詞をいくつか挙げてみると、 「どこかで私 待つ人がいる」、「泣いた分だけ 人に優しく」、「長い冬も いつしか終わる」 など、演歌の特徴的なキーワードとも言える「待つ」、「泣く」、「長い冬」という 演歌三大要素をすべて含んでおり(笑)、そしてその辛かった日々も「いつしか終わる」 で締め括れば、もうこれを演歌と言わずしてなんと言うでしょうか(爆)。また当時アイドルだった 小林千絵のかすれ声が演歌系の曲にピッタリな上に、 尚且つ主人公のカトリに声質が似ているので、まさに適材適所だったと言えるでしょう。 どこか悲しげでありながら、未来への希望を決して捨てないこの主題歌が、多くのファンの守って やりたい心理を密かに助長したことは言うのまでもありません。

■ 関連ミニ情報 ■
調べたところ、83年のデビュー当時小林千絵は松田聖子のような髪型をされていたみたいですね。 声の感じから演歌系の歌が多いんじゃないかと予想していたのですが、意外にそうではないようです。 現在はパチスロ番組の司会やレポーターなどでご活躍されています。

OP・EDの作詞を担当された伊藤薫は、『ナンとジョー先生』のEDでもお馴染みですね。 『ナンとジョー先生』の挿入歌集を聴いていて伊藤薫は童謡系が専門分野とばかり思って いたのですが、歌謡曲系の歌も書かれるのですね。 他にも野口五郎の歌や『パタリロ』の主題歌、果てにはライオンズ応援歌まで手掛けられています。 余談ですが、yahoo!検索エンジンで「伊藤薫」を調べようとすると、必ず同姓同名の女子プロレスラーが 一番上に出てきます(笑)。 何でも第51代WWWA世界シングルチャンピオンで、ニックネームは”闘うピーターパン”だそうです(爆)。 ・・・う〜ん。これは偶然なのでしょうか?もしかして名作劇場がお好きなのか。

10位「愛になりたい」
歌:工藤夕貴
作詞:岩里祐穂
作曲:芹澤廣明
編曲:和泉一弥

個人的好み度:
★★★★★

一般的聴き易さ:
★★★☆☆

名曲度:
★★★☆☆

風格:
★★☆☆☆
ポリアンナ物語
まったく系統の違う『ブッシュベイビー』の主題歌のような曲を除き、同じ作品の曲は 二曲入れないように考慮していたのですが、この曲だけついついベスト10にランクインさせてしまいました。 それにしても、どういう曲なのかを分析することを頭において、冷静にこの曲を聴いてみたのですが・・・。 う〜ん。何と言ったら良いのか、随分少女趣味の曲というか、詩やメロディなどからもかなり ロリロリした感じが見受けられますね(^^; 中でも「銀の鏡に呪文をかけたの」「夜空に回したオルゴール」 「パジャマの胸がまだふるえているの」などの詩の表現はかなり少女少女してますよねぇ(^◇^;) 音色も優しくてふわりふわりした印象が強いですし。この曲は駄目な人は絶対駄目な曲 かもしれませんね。私はとても好きです♪すごい名曲という感じではないですが、 何と言っても歌が可愛い♪個人的にはもっと上に入れたいのですが、ここは『ポリアンナ物語』 ばかり語るところではありませんし、一応公正な立場ということで10位ということにしておきましょう。

■ 関連ミニ情報 ■
作曲の芹澤廣明(チェッカーズの育ての親のひとり)を語る上で絶対に欠かせないのは、やはり『タッチ』や『陽あたり良好!』 などあだち充アニメでのご活躍です。もう主題歌からBGMまでありとあらゆる曲を数多く 手掛けられていますから。何を隠そう、実は私も大の芹澤廣明ファンなんです。 世代的にもあだち充の漫画自体はあまり良く知らないのですが、アニメの再放送を 見て以来すっかり『タッチ』の音楽面の素晴らしさに心惹かれてしまいました。 多くの才能あるアーティストが曲を手掛けていたこともあり、『タッチ』には本当に沢山の名曲が 存在するのですが、中でも芹澤廣明の歌われる曲は一番好きでした。う〜ん。なんと言うか 「永遠のランナー(タッチ)」や「ナイフの上の夏(陽あたり良好!)」など青春の感傷に とことん浸れる歌を歌わせたら恐らく日本でも屈指の人物だと思います。 数年前『H2』のサントラも買ってみたのですが、あの作品は何もかも全然違うスタッフに なっていたみたいですね。久保田利伸による主題歌など良い曲もありましたが、全体的にちょっとがっかりしました (#以下長くなるので省略)。 調べてみると芹澤廣明は『キン肉マン』や『機動戦士ガンダムΖΖ』の主題歌なども手掛けられて いたんですね。プッ!「アニメじゃない」って以前友人の家で聴いたことがあります(笑)。 『ブハハッ!!どう見たってアニメじゃんかぁ〜!(≧▽≦)/ 』とお決まりのように突っ込んでました(爆)。



Illustration : 猛牛千葉さん




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