【 山野さと子 歌の広場 1 】


Illustration : 雪山雪男さん



最終更新日:2006年12月17日  105曲/149曲
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山野さと子 歌の通信簿について
ここでは山野さと子の歌を五段階評価で採点しています。注目曲にはフルーツが、 問題曲にはバケツが付きます。通信簿を通して山野さと子の歌の歴史を 何かしら伝えられれば、と思っています。#採点前のものは星が5のままです。

曲のリリース時期などの詳細は、Komine様のHP■ 動画主題歌伝説 ■ を参考にさせて頂きました。私もいつも拝見しているのですが、「アニメ主題歌年表」はアニメソングファンの教科書のようなページで必見です。 他のページもすべてが膨大で、とにかく凄いとしか言葉がありません。 Komine様は恐らく日本一のコロムビア系アニメソングコレクターなのではないでしょうか。


      作品名      曲名             コメント
1980年〜
『生徒諸君!』
 (現代劇)
「ハーイ!生徒諸君!」
 【 ★★★★☆ 】


80年にコロムビア主催の主題歌コンテストに優勝した山野さと子ですが、 意外にもデビュー曲は実写もの現代劇の主題歌でした。 #「APOLLO」の沢靖英も90年に同コンテストに優勝してデビューしています。 実写作品の主題歌ということで、やはりアニメ的な歌い方とはちょっと違いますね。 何か必死に歌っている感じがよく伝わってきます。 今聴くとかなり時代を感じさせられる曲調になっていますが、 初めてもらった曲としては個性的でまずまず良い曲だと言えるのではないでしょうか。

『生徒諸君!』
 (現代劇)
「悪たれ団へ」
 【 ★★★☆☆ 】


曲のタイトルは少し変わっていますが、曲自体は正統派の青春ソングになっています。 この曲で一番印象的で面白い部分は、何と言っても曲の最後がコサックダンス風に なっているところです。まさかライブなどで実際に山野さと子がコサックダンスを 踊っていたなんてことはないと思いますが・・・(笑)。

1981年〜
『恐怖伝説 怪奇!
 フランケンシュタイン』
「ふたりの空」
 【 ★★★☆☆ 】


如何にもマイナー調のアイドル歌謡という感じの曲です(笑)。 一概に悪いとは言えませんが、何か歌に気持ちが入り過ぎていて、 聴いているとちょっと恥ずかしくなります。(プロの歌でないみたい。) ただこんなに熱唱している曲は他にないですし、ある意味若かりし頃の 貴重な曲だと言えますね。ほんとにこっぱずかしいほど大熱唱しています。

1982年〜
『二死満塁』
「年下マイボーイ」
 【 ★★★★☆ 】


女性が聴くと思わずゾッとしてしまうような甘ったるい曲ですが(笑)、 山野さと子の甘い歌声を堪能しようと思ったらこれ以上の曲はありません。 (歌唱力などはまだまだ成長期といった感じですが、声の美しさはまさしく天性のものですね。) そういった意味では、是非とも「山野さと子ベスト10」の中に選曲したい 一曲でもあります。ちなみにこの曲は編曲があの久石譲です。 当時は久石譲も色々アニメ主題歌やBGMを手掛けていたようですね。

『二死満塁』「夕陽のメロディ」
 【 ★★★☆☆ 】


アニメの曲というより、『生徒諸君!』同様現代劇の曲のような、 とても自然体で癖のない歌い方をしてるところが印象的です。

『バッテンロボ丸』
 (現代劇)
「ぼくらの
 カリントニュータウン」
 【 ★★★★☆ 】




『バッテンロボ丸』
 (現代劇)
「あなたの窓に」
 【 ★★★☆☆ 】




『バッテンロボ丸』
 (現代劇)
「プティプティチェリー」
 【 ★★★★☆ 】


食べられる前のフルーツの気持ちを歌にしたような曲です。 強烈な個性のある曲を爽やかに歌っていますが、歌詞はか・な・りあぶないです(笑)。(密かなオススメ曲です。)

『うる星やつら』
 (カバー曲)
「ラムのラブソング」
 【 ★★☆☆☆ 】


歌詞の「好きよ」がただ台詞を棒読みしている感じで、 あまり気持ちが伝わってきませんね。

『うる星やつら』
 (カバー曲)
「心細いな」
 【 ★★☆☆☆ 】




『かぼちゃワイン』
 (カバー曲)
「Lはラブリー」
 【 ★★★★☆ 】




『パタリロ』
 (カバー曲)
「パタリロ!」
 【 ★★★★☆ 】


私の勘違いでなければ、山野さと子は『パタリロ!』好きだったのかもしれません。 歌に自信が満ちてるというか、この曲なら任せて!というオーラが出てますから(笑)。 歌い手が楽しんでるのが聴き手にも伝わってきて二重に楽しいです。

『パタリロ』
 (カバー曲)
「美しさは罪」
 【 ★★★☆☆ 】




『おはようスパンク』
 (カバー曲)
「おはようスパンク」
 【 ★★★★☆ 】


ポップで優しい歌は相性バッチリですね。 オリジナルより先にカバーを聴いてしまいましたが、こちらも十分楽しめました。

『キャンディ・キャンディ』
 (カバー曲)
「キャンディ・キャンディ」
 【 ★★★☆☆ 】


上手い、下手いではなく、まったく面白味のないカバーですね。 82年のカバーアルバムということでしかたがないのですが、プロのアニソン歌手としてデビューした以上、 いつまでも堀江美都子の歌マネをしていては一本立ちは出来ないでしょう。と、将来の歌姫に向かって言ってみる。

『南の虹のルーシー』
 (カバー曲)
「森へおいで」
 【 ★★★★☆ 】


カバーと言え、念願の初の名劇ソングを一所懸命に楽しくのびのび歌っていて、 これはオリジナルより良いと思います。山野さと子が歌った名劇カバーの中では突出してますね。

1983年〜
『わが青春のアルカディア
 無限軌道SSX』
「レビの子守唄」
 【 ★★★★★ 】




『わが青春のアルカディア
 無限軌道SSX』
「星の涙」
 【 ★★★★★ 】




『わが青春のアルカディア
 無限軌道SSX』
「花の別れ」
 【 ★★★★☆ 】


戦争の死者を弔う鎮魂歌になるのだと思いますが、綺麗なメロディとは裏腹に 「燃えていた 燃えていた すべての人間が」など、 歌詞はかなりどきつく、ドキッとさせられます。 こういう山野ソングは他に記憶がないぐらい珍しいですね。

『ミームいろいろ夢の旅』「ポケット宇宙」
 【 ★★★★★ 】


堀江美都子とのコンビで数多くのヒット曲を世に生み出した渡辺岳夫ですが、 意外にも山野さと子とのコンビはこの曲と『逆転あばれはっちゃく』の主題歌だけのようです。 歌詞の半分は「リュリュリュ・・・」なのですが(笑)、この曲を聴いていると、 もっと山野さと子の曲も手掛けて欲しかったと思わずにはいられません。 恐らく『メモル』以前の初期の山野さと子ソングの中で、最も名曲と言える 曲ではないでしょうか。何かデビュー4年目にして、初のA級ソングに巡り会った という感じですね。良い歌が良い歌手を育てるのか、 この曲を通して歌姫の片鱗を垣間見ることができます。

『さすがの猿飛』
 (カバー曲)
「恋の呪文は
 スキトキメキトキス」
 【 ★★★★☆ 】




『ときめきトゥナイト』
 (カバー曲)
「ときめきトゥナイト」
 【 ★★★☆☆ 】




1984年〜
『とんがり帽子のメモル』
「とんがり帽子のメモル」
 【 ★★★★☆ 】


この曲は山野さと子の優しい歌声が特に際立っていますね。歌詞もまた秀逸です。 『メモル』に参加出来たことが、山野さと子のその後の人生に大きく 影響を与えたことは言うまでもありません。 私の憶測ですが、『メモル』の音楽面の素晴らしさは、ファンよりも、むしろ業界の人々に 様々な刺激を与えたのではないでしょうか。 名もないアニソン歌手が不思議少女の称号を手に入れた記念すべき作品です。 (声優などと共に声を売りにしている職業では、形が見えないものだからこそ、 しっかりとした明確なイメージが認知されるというのは、本人にとって物凄く大きなこと だと思います。)

『とんがり帽子のメモル』「優しい友達」
 【 ★★★★★ 】


BGM集を聴いていても、作曲家の青木望はこの曲を『メモル』のテーマ曲として使っていました。 OPよりEDの方が名曲と言うのはちょっと珍しいですが、 美しいメロディに山野さと子の優しい歌声が相まって、素晴らしい名曲に仕上がっていますね。 意外にも(?)こういった情熱的な曲を山野さと子が歌うことは少ないです。

『とんがり帽子のメモル』「メモルのあそびうた」
 【 ★★★☆☆ 】


えんやとと!えんやとと!と歌というよりルパング達がひたすら騒いでるだけ(笑)のような底抜けに楽しい曲です。 山野さと子は間奏でチラリと出てくるだけですが、子供達のハモリに繋がる部分が綺麗に決まってます。

『とんがり帽子のメモル』「どっちが好き?」
 【 ★★★☆☆ 】


個性派揃いの『メモル』の挿入歌の中では一番普通の曲という感じですが、 この頃の山野さと子の歌声だとどんな曲も良い曲に聴こえてしまうから不思議です。

『とんがり帽子のメモル』「しあわせいくつ」
 【 ★★★★☆ 】


ゆっくりとゆりかごに揺られているような優しいメロディに 山野さと子の歌声が美しく重なる子守唄です。

『とんがり帽子のメモル』「風の手紙」
 【 ★★★★☆ 】


「微笑みでプロローグ」同様にそのまま80年代のアイドルソングという感じですが、 ハミングを入れるサビの部分は面白くて良いですね。 この曲は歌い手の声が美しくなければ成り立たない、活きないような曲ですから、 山野さと子が歌えば誰も文句ないでしょう。

『とんがり帽子のメモル』「パラソルふって
 パラルラン」
 【 ★★★☆☆ 】


以前山野さと子の歌の幅は広くないと書いたことがありますが、 最近はその印象が段々変わってきています。例えばこの曲、 「優しい友達」とも、他の曲とも違う、 後に数多く歌うことになる「こどものうた」的な声で歌っていて、 決して強い個性ではない山野さと子という幅の中できちんと歌い分けができていますから、 広くないは訂正します。ごめんなさい(笑)。

『とんがり帽子のメモル』「金の星ふります」
 【 ★★★★☆ 】


曲の質や作品の中での使い方も含め、一言で言うと『ポリアンナ物語』の「星屑のシャンデリア」のような曲だと思います。 ソング集のものより、BGM集の「金の星ふります」の方が圧倒的に良いですね。 ちなみにこの曲は脚本の雪室俊一が作詞を手掛けています。

『もしも明日が・・・』
 (カバー曲)
「もしも明日が・・・」
 【 ★★★★☆ 】


学芸、教材用の曲です。一応大杉久美子、山野さと子、さとまさのりの三人の歌となっていますが、 殆どメインは山野さと子で、コーラスを大杉久美子、さとまさのりが担当している感じに なっています。(なんて豪華な使い方なんでしょうか。)原曲が名曲であることもあり、 楽しんで聴くことが出来ました。

『夢戦士ウイングマン』「アンブレラ物語」
 【 ★★★★★ 】




『夢戦士ウイングマン』「いけない三角関係」
 【 ★★★☆☆ 】




1985年〜
『夢戦士ウイングマン』
「VIVA!Wing girls」
 【 ★★★☆☆ 】


この歌は・・・ちょっと聴いててこっぱずかしいですね(笑)。 イメージはチアガールによる合唱。

『パートナー』
 (イメージアルバム)
「今かがやいて」
 【 ★★★☆☆ 】




『パートナー』
 (イメージアルバム)
「My Partner」
 【 ★★★☆☆ 】




『パートナー』
 (イメージアルバム)
「Too Late」
 【 ★★★☆☆ 】




『パートナー』
 (イメージアルバム)
「Rising Star」
 【 ★★★★☆ 】




『どきんちょ!ネムリン』
 (現代劇)
「ぴんく、ピンク、PINK!」
 【 ★★★★★ 】


見事な歌いっぷりです。実は山野さと子はこういうロック系の曲もかなり得意のようですね。 これだけ良い主題歌がベストアルバムに収録されなかったのが残念です。 ちなみに歌詞カードにプロフィールが掲載されているのですが、 特技:ピアノ演奏。その他楽器演奏(ピッコロ、フルート、クラリネット、ティンパニー) と山野さと子は歌以外にも色々と音楽の才能があったことがわかりますね。(アイドルや歌手のプロフィールをそのまま信じればですが。) でも趣味がケーキ作りとなっているところがおちゃめ。

『どきんちょ!ネムリン』
 (現代劇)
「睡眠エネルギー」
 【 ★★★★☆ 】


その名の通り「睡眠エネルギー」の歌ということで、 こんなのもあり?というぐらいすごく気だるい感じで歌っています。面白いです。

『魔法の妖精ペルシャ』
 (カバー曲)
「見知らぬ国のトリッパー」
 【 ★★★★☆ 】


82年の「年下マイボーイ」などと違い、 この辺りでは曲に合わせて露骨に意識して甘い声を出しているのがわかりますね。 この曲はかなり良く歌えていると思います。辛口評価の続くカバー曲の中でも高評価の一曲です。



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