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【 ナンについて語る 】


Illustration : 1882さん


ナンについて語る、について

  『ここはナンについて色々なことが語られていく場所なんだ。』
  『それも全40話を通して語られていくそうだよ。』
  『全40話だなんて。私、何だか気が遠くなりそう・・・。』
  『でもヘンだな。どうしてナンだけなんだろう!?』
  『ふふ〜ん。それは私が主役だからに決まってるわ!』
  『ぼ、ぼくの【お料理コーナー】がぁ・・・。』






企画 ・ 解説 : 単枠指定
助手 : ペンデルトン ・ 1882

【第4話のナン】
「ロブ〜ッ!!」というナンの絶叫で終わる第3話のシーンは、
本放送当時(1993年)に観た記憶がはっきり残っているですが、
肝心の第4話の方は観た記憶が全く残っていません。
というか、恐ろしく100%に近い確率で、
観ていない可能性が高いです。
当時、若草ナンに対する私の興味は所詮この程度でしかなかったという好例ですな。(爆)
それが、6年が経過してから突如はまってしまう事になるのですから、
ホント、人生何が起こるのかわかったものではありません。(笑)

さて、この話のナンの言動で一番好きなのは、
やはり、トミー達に乗せられ、前日の有様を得意げに話すところですね。
まさに、これぞナン!といった感じです。
これがデーズィであれば(それ以前にデーズィならあんなことはしないでしょうが・・・)
こうはいきまへん。

「あんなに先生に駄目だって言われてたんだもの。
それを破るのが最高の冒険だったわ。
わたし、また迷子になろうかな」と話すナンの心境は、台本の注釈によると
「ナン、得意の絶頂!」(そのまんま)だそうですが、
私としては、「こいつ、何をほざいとんねん」と
呆れ半分、面白半分で観てしまいます。(笑)
しかも、ベア夫妻の居間へ拉致(爆)されて、
静かな怒りに燃えるジョーを前にしても英雄気取りが抜けず、
「とっても!だって大冒険だったんですもの」と調子に乗るナン、ええ感じです。(笑)

もっとも、あくまでアニメのキャラとしてナンを捉えているため
吉本興業の芸人を
観るような感じで楽しんでいられますが、
現実にナンのような子供がいたら、私はエーシア化してしまうかもしれません。(爆)
とはいえ、調子に乗りまくった挙句、部屋から脱出を試みたものの、
確信を持った力強い口調で発せられた
「きっと自分のしたことを反省してくれるでしょう」という
ジョーの言葉を聞いて脱出を諦めるナン、ええとこがあるではないですか。

し・か・し、ジョーから差し出されたハンカチで、
遠慮なしにチーンと鼻をかむナンよ、キミは
伊東富士子なのか!?(核爆)



実は私も小さい頃よく山や知らない土地に冒険に出ていましたので、
迷子になって泣きそうになりながらも無事に生還出来た時の言い知れぬ
高揚感みたいなものはよくわかります。
あれは小学校一年の時・・・。
道などない山の中で遭難しそうになり、ひたすら光を辿って歩いた先で
町全体を見渡せる丘に出た時の感動。懐中電灯を片手に洞窟の中を
ひとり歩き、小さなライトに照らし出されたひとつひとつの忘れられない光景。
経験をした人にしかわからないのですが、そういった体験をした後は
まるで物語のような、大冒険をしたような誇らしげな気持ちになるんです。
ちょっと話が逸脱してしまいましたが、今回の話では自由というのは
楽しければ何をしてもよいのではない。自由を履き違えてはいけないと
いうことをナン自身に気付かせる重要なエピソードだったと思います。
(先生自身が心を開き、生徒を信頼しているから出来るんでしょうね。)
自由の学園プラムフィールドでの生活が描かれていく中で、
物語を見る側にとっても基盤となるような話だったのではないでしょうか。
<by ペンデルトン>





【 第3話のナン 】
おいおい、ナンよ。
お前は主役とちゃうんかいな?(爆)

最初は軽い気持ちで始めた”ナンについて語る”だったのですが、
このようなキチンとしたコーナーをペンデルトンさんに用意してもらった上、
コメントまで付けてもらうようになりますと
長い間ビデオを観ていない現状において、
今までのようにソラで書くことが妙に不安となりました。
そのため、とりあえずAR台本の助けを仰ぐこととしまして、
台本の2ページ目に目をやってみました。
そこには登場人物とそのキャストが載っているわけなのですが、
よくよく見ると、何とナンはジョー、ベアに次ぐ3番目の扱いではありませんか!
というわけで、冒頭の言葉が頭の中を爆発したわけです。
さすがは名劇の主役キャラ史上、”妙に目立たない度”ランキングの
上位に来ることが必至と思われるナンの面目躍如といった感じでしょうか。(笑)
しかし、この第3話のナンに関しては、
あれこれ考えているだけでもワクワクしてしまいます。
何といっても、あの”洗脳”ナンが登場する話ですからね〜。
この話の中盤近くにおいて、
イチゴつみの競争に負けたくないため、ジョーから行くことを禁じられていた
柵の外の森へロブを誘惑しようと煽り立てるナンの姿は、
ロブを洗脳させているようにしか思えません。(爆)
そして、ナンの煽りに屈し、ジョーとの約束を破るロブ。
ものの見事にナンの洗脳に犯されてしまっています。
ナンの洗脳、まさに恐るべし!(笑)
古代ギリシャのソフィスト(倫理の授業を思い出しましょう)も
驚くほどの詭弁ぶりですな。

このシーンの一連は、個人的に非常に好きです。
全40話中屈指の見所の一つとさえ思っているほどです。(笑)
ナンがロブを煽りまくる勢いは観ていて痛快ですし、
「こいつ、何を力説しとんねん」と呆れた感じで観られるのもおつなもの。
「ロブが一番になったら、地球がひっくり返ったみたいに驚くわ!」と
毒を吐くところもナンらしくてナイスです。
今、このように文章を打っている途中でも、
ちょっと甲高い、後半とはちょっと感じの異なるナンの声が
頭の中に浮かんできてしまいます。(笑)



ストーリー的に3話の見所を語る上でも、ナンについて語る上でも、
やはり禁じられていた柵を乗り越えようとするシーンは一番の見所だと
言って間違いないでしょうね。禁じられた未知の扉を開く時のワクワク感が
ナンを通して見事に表現されていたと思います。う〜ん。特に柵を乗り越える時
のナンの目の輝きが非常に印象的でしたね。森の中でナンは ”ロブの為 ”
などと言ってましたが、明らかにあれは ”ロブの為 ”以外に、
ナンの中で野望や好奇心が大きく渦巻いていたように思えてなりません(笑)。

・・・それにしても、物語冒頭の、ジョーを前に「それに足がのろいだろう。
みんなが大変になるんだよ。」という和田ア○子もビックリなジャックの毒舌ぶりに
言い知れぬショックを受けてしまったのは私だけでしょうか(爆)。
<by ペンデルトン>




【 第2話のナン 】
のっけから、名劇史上最速ともいえる着替えの速さを見せ付けるナン。
更に調子こいで階段の手すりを滑り台代わりにして
”お転婆ナン”振りを遺憾なく発揮してくれますが、
危うくぶつかりそうになったメアリー・アンにちゃんと謝るところが良いですな。
と、感心したのも束の間、
今度は余計な一言であからさまにスタッフィに喧嘩を売ってしまうのですから、
さすがはナン、一筋縄ではいきません。(笑)

とまあ、大暴れとなった第1話の勢いを
そのまんま引き継いだ感がある第2話のナンですが、
この話で個人的にむしろ興味をそそられるのは、
先生となって授業することをジョーに言いつけられ
困惑し悩んでいるところですね。

ハナから元気がなかったり暗い性格のキャラが悩んでいたら
辛気くさいで終わってしまうのですが(爆)、 
このように、普段元気で明るい性格のキャラが
落ち込んでいたりシリアスしているところは
好きなんですよ、ハイ。
功太郎が天光寺に勝ってしまって落ち込んでいるところとか、
吉岡恵を死なせてしまったことを悔やむところと
相通じるモノがありますです。



スタッフィがナンに刃向かう最初で最後のシーンはある意味見物ですね(笑)。
やはりこの出来事以来、スタッフィはナンに頭が上がらなくなったのでしょう(爆)。
それにしても、単枠指定さんの例え、マイナーネタ過ぎで誰もわからないよぉ〜(笑)。
<by ペンデルトン>


単枠さんも触れてらっしゃいますが、
ナンの着替えの早さ、移動の早さは、まさに「お転婆」そのものです。
当の彼女は、20秒で移動できなかった事を悔やんでいるようですが、
並みの人間はそれすらも叶わないんじゃないかと…(爆)
後に続くフランツの台詞、
「大丈夫。僕が数えたのでは、ぴったり20秒だよ?(ニコッ)←ココが重要!」
ではナンとのラヴを予感させたものでした(笑)

エミルの最初で最後の一人称「オレ」が聞ける第二話ですが、
1882的見所はズバリ、エーシアです。
ジョー先生との会話で彼女が言う言葉、
「つまりは、ナンを鍛えたいわけだろう?」
鍛える…実にエーシアらしい!
こういうちょっとした、それでいて細かいキャラ付け、大好きです。

トミーが、スタッフィとネッドにからかわれるシーンも、
子供の悪戯っぽさが出ていて好きです。
彼の恋の受難はここから始まるわけですね…(泣)
<by 1882>




【 第1話のナン 】
ナンと言えば、冒頭に登場する大人のナンを語らなければ話にならないでしょう。
子供の頃の面影を残しているものの、見事に成長した大人のナン、
ズバリ美人です。
セル画に関しては基本的に”買わない”というのが基本スタンスである私ですが、
さすがにオークションに大人のナンが登場したときは色めき立ったものでした。(笑)
その結果完全に競り合いに入り、根性で落札する羽目になってしまいました。
大人のナンは最終話にも登場しますが、美人度では何となく第1話の方が上に感じます。

あとこの話で印象に残るナンといえば、アレだけ大暴れしたものの、
ジョーにひどく叱られなかったことに戸惑いを覚え、
そのことをジョーに訴える(?)シーンですかねぇ。
「今までの先生だったら、怒鳴るとかお尻ぶつとかひどい目に・・・。」という
ナンの台詞がありますね。
第1話のアフレコ台本を見てみますと、
なにやらナンは今まであまり幸せでなかったという説明があります。
厳しい先生(家庭教師)ばかりだったのか、母親と幼くして死別したためか、
親父が結構スーパービジネスマンで家庭を顧みず、
暖かい家庭でなかったのか定かではありませんが、
ちょっと涙目になりつつジョーに先の台詞を言っていたナンには
そんなバックボーンがあったのか、と台本を見て感心したものでした。



「私、大人よ。」という、妙な違和感のある松倉さんの声がちょっと・・・。
でも4〜5話ぐらいから硬さが抜けて良い感じになっていきますね。
(次回予告は最後までイマイチな感じだったけど。。)
山田栄子さんに初めて会った時に言われた「昔の私を見てるみたいだなぁ。」
という言葉が、松倉さんの一年間の大きな励みになったそうです。
<by ペンデルトン>


回想から始まる放送開始…
最終回を迎えた後で改めて観ると、出だしっから思い出し泣きですね(笑)
随所に散りばめられた「演じ慣れてなさ」「描き慣れてなさ」に
ちょっとした違和感があって新鮮です。
その違和感の中で、1882的見所が「ネッドのオーバーオールの裾の短さ」です!
いや、思い込みかも知れませんが…気持ち短めの気が…←だからどうした?

ネッドといえば、ナンに追われて木の上に避難しているシーンがありますが、
トミーやジャックが倒れている中、最後まで逃げ切れているあたり、
彼らしい小賢しさが出ているんじゃないかと思います。

デミの「やめろよ!」も印象的でした。
あんなに強い調子で否定する彼、他ではなかなかお目に掛かれません。
夜はといえば、妹に付きっきりだったりするわけですが(笑)
そこがなんとも微笑ましいです。
<by 1882>




まあ、とりあえず人気投票でやる気のないコメントしか与えなかった
我らが主人公・ナンについて思うところを書いてみたいと思います。

その人気投票における私のナンに対するコメントですが、
”典型的なジブリ顔だから。見ていて面白い。”となっていますね。
全く、あんたやる気があんのか!?と突っ込まれてもしょうがないモノですな。
アレは一種のおふざけ的な感じでコメントを書いたわけで、
まさかあのまんま人気投票に反映されるなど思いもよらなかったんですよねぇ。
ですから、あのコメントが載ったのを観たときは、
正直言って冷や汗が出たものです(笑)。
ですから、私がナンの事をあまり好きではない、と思われるかも知れませんが、
実際のところそうではないわけでして、
名劇のキャラの中でも最も好きなキャラといっても過言ではないですね。

しかし、ナンを本放送当時に観た際の印象は決して良かったわけではなかったです。
ズバリ、
こいつ誰やねん?
状態でしたから。
第三若草物語など読んだこともなく、若草物語といえば
ジョーをはじめとするマーチ家四姉妹という方程式しか頭になかった当時のことですから、
「ジョーは知っていてもナン?はぁ?」状態だったのも
当然といえば当然のことでしょう。
今から3年程前に、あの名劇大全を買っていなければ、
ナンというキャラへの印象はその程度で終わっていたはずだったのですが・・・。



「ナンについて語る」を連載されている単枠指定さんの助手を
務めることになりましたペンデルトンと申します。
コメントが抜けている時は、きっとサボっている時なので特に気にしないで下さい(笑)。
<by ペンデルトン>


ペンデルトンさん同様、
単枠指定さんの助手を務める事になりました、1882です。

コーナーの主題である『ナンについて語る』行為は単枠さんにお任せするとして(爆)
1882的見所やら、1882的名シーンやらをコメントしていこうかと考えております。
あくまで「1882的」ですので、
駄文になるであろう事は目に見えているんですが(笑)
どうぞよろしくお願いいたします。
<by 1882>




Illustration : 1882兄妹合作(左側)          Illustration : ゾンビーさん
    




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