10 書院
書院-しょいん- 柏-かしわ-
建物の名前
書院(しょいん)
建築の時代
宝暦頃

役割
  • 書院造りの客間
構造
  • 文化3年記銘の火の用心と書かれた板が残っている。創建当時の棟札は残っていないが、宝暦頃と推定されている。
  • 建て方はいわゆるお救け普請で必要以上に手間を掛け、救済事業の一環と考えられているがその為に、未だ建築の狂いが無い。
  • 江戸時代には代官の執務室としても利用された為、書院に直接便所とお風呂場が付いているので、家族が使う部屋ではなく代官が執務していたと考えられる。
  • ガラス戸は明治期に屋根葺き替えと共に入れたものであり、当時のガラスがそのまま残されている。
生活
  • 表玄関から通されたお客様の接待に使われた。一番奥の10畳間は一番位の高い部屋であった。中の間は碁、謡の稽古の時に使用され、手前10畳間は控え室であった。接待は茶菓子のみでなく、食事が供された。
  • 冠婚葬祭、法事など人が大勢集まるときに二間続きで使う。夏休みの家族が皆集まるときは中の間と手前10畳間は寝室になった。大きな蚊帳が残っている。
  • 雛祭りや、端午の節句飾りを飾っている。
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