□須田剛一

[Goichi Suda]

 グラスホッパー・マニュファクチュア代表取締役。
 1968年1月2日長野県長野市生まれ。
 セガAM2研に出入りするグラフィックデザイナー、或いは葬儀屋の契約社員など、異色の経歴を持つ。葬儀屋の契約社員として働いていたとき、ヒューマンの募集広告に目が止まり応募。しかし連絡がなく不採用かとあきらめかけたが、そのときたまたま『ファイプロ』のプランナーが退社することになり、1993年晴れてヒューマン株式会社に入社する。
 前任者の仕事を引き継ぎ『ファイプロ』のプランナーとして、初めてのゲーム制作に取り掛かった。強いレスラーと弱いレスラーの明確な線引き、フォールをかけた側がわざと解除できるようにするなどの新要素を盛り込み、さらにヒューマン伝統の『ファイプロ』シリーズに掟破りなストーリーを導入。こうして出来上がった『スーパーファイヤープロレスリングSPECIAL』は問題作として物議をかもしだすことになった。  その後はまたも前任者の引き継ぎで、アドベンチャーゲーム『トワイライトシンドローム』の開発に取り組む。ゲーム業界のホラーブームの火付け役となる話題作となり、アドベンチャーゲームに楔を打ち込んだ。さらにその続編『ムーンライトシンドローム』を発表。しかし、この作品がヒューマン在籍時の最後の作品となる。
 1998年3月に独立、グラスホッパー・マニュファクチュアを設立。『シルバー事件』『花と太陽と雨と』のディレクター、シナリオ執筆を務める。
 そして2002年11月のカプコン新作発表会で、プロデューサー三上真司氏とコラボレーションで、アクションアドベンチャーを制作中であることが明らかになった。「主人公は、クルマ椅子の老人。この老人が7つの人格を持ち、それぞれの人格を使って敵を倒していく濃厚なアクションアドベンチャーゲームです。敵は人に触るだけで人を暴徒化させてしまう“神の手を持つ男”。このふたりの戦いをハードボイルドでクールな世界観で作っていきたいと思っています」とコメント。


■主な代表作
タイトル 機種 発売日 ポジション
スーパーファイヤープロレスリングIII FINALBOUT SFC 93.12.25 ディレクター
スーパーファイヤープロレスリング SPECIAL SFC 94.12.22 ディレクター/シナリオ
トワイライトシンドローム 探索編 PS 96.03.01 ディレクター
トワイライトシンドローム 究明編 PS 96.07.19 ディレクター/シナリオ
ムーンライトシンドローム PS 97.10.09 ディレクター/シナリオ
シルバー事件(発売元:アスキー) PS 99.10.08 ディレクター/シナリオ
花と太陽と雨と(発売元:ビクターインタラクティブ) PS2 01.05.02 ディレクター/シナリオ
killer7(キラーセブン) GC 03 ディレクター