最終更新 2008年1月
(このページの「現在」という表現は、上記の日付が基準となります)
=ハードディスクドライブ(HDD)ってなに?=
「ハードディスクドライブ」とは、パソコンに記憶させたいデータを長期的に保存しておくパーツの事です。
名前が長いので、普通は「HDD」と略して表記される場合が多いです。
ハードディスクの中には金属の円盤が入っていて、これにカセットテープやビデオテープの様に磁気を使ってデータを書き込んでいます。
磁気の力で物理的に金属盤にデータが書き込まれますから、電源を切ってもデータはそのまま保存され続けます。
大事なデータがたくさん保管される、大切なパーツですね。 |

(内蔵型HDD) |
しかしハードディスクはパソコンのパーツの中で最も酷使される部分でもあるので、故障する事が一番多いパーツでもあります。
また、中では円盤が高速で回転していて、それにミクロン単位の動作で書き込み作業をしていますから、振動やショックに非常に弱くもあります。
パソコンを動かしている時にヘンにグラグラ揺らすと故障の原因になるので注意しましょう。
=HDDの性能とは?=
ハードディスクドライブの性能は、容量や通信速度、内部の構成など色々あります。
少し複雑ですが、容量以外は全て動作速度に関係しています。
・記録容量
HDDはデータを記録する場所なのですから、記録容量が一番ポイントですね!
もちろんたくさんあるに越した事はありませんが、容量が多いほど値段も高めになります。
容量が多いとデータを読み込むのに時間がかかりそうですが、実は逆で、容量が多いHDDほどデータが小さい範囲に詰め込まれるので、読み込むのに必要な時間は(一般的に)短縮されます。
・回転速度
中の円盤が回る速度の事です。
5400rpmとか7200rmpとかあって、これは1分間の円盤の回転数を表しています。
数字が多いほど高速です。
回転数が速いほどデータの読み込み速度も速いのですが、速く回るほど熱も持ちますし、エラーも起きやすく、振動にも弱くなります。
熱はパソコンの大敵ですし、安定性を考えると遅いほうが良かったりします。
また、回転が速いと音もうるさかったりします。
でも、これは製品によって異なり、高回転でも安定したものや静かなものもあります。
また現在は、高回転のものにはヒートシンクと呼ばれる熱を逃がすパーツがついていて熱対策を施しているものも多いので、一概には言えません。
基本的には速い方が良いと考えておきましょう。
ただ、以前は安定性重視の低速型(5400rpm)や、10000rpmの高速型などもあったのですが、最近はほとんどバランスの取れた7200rpmで統一されています。
(小型のパソコンなどに使用される小型(2.5インチ)HDDだと5400rpmも多いです)
・ATA(UltraATA)
パソコン本体とハードディスクがデータをやり取りする規格で、ATA33、ATA66、ATA100、ATA133とかがありました。
UltimaATAという企画が一般的だったので、略して「UATA」と書く場合もあります。
この数字はそのまま秒当たりのデータ転送量を示しているので、数字が大きいほど一度にたくさんのデータをやり取りできて、高速に動く事になります。
ただし、ATAの速度はマザーボード側も対応している必要があります。 どちらかが対応していないと遅い方の速度に合わせられてしまいます。
現在は「シリアルATA(SATA)」の規格が一般化しているため、もう古い形式ですね。
なお、旧来のATAの取り付け部分は「IDE(パラレルIDE)」と呼ばれます。
・シリアルATA(SerialATA)
2003年以降に登場した、新しいタイプのデータ転送の規格です。 略して「SATA」とも呼ばれます。
従来のATAと比べて一度に大量のデータを送れる上に、今までのATAが「送る→貰う→送る」という手順でデータをやり取りしていたのに対し、「送りながら貰う」という双方向同時の送受信が可能になっていて、さらにデータのやり取り速度がアップしています。
従来のATA100と比べると、シリアルATA(1.5Gbps)は約3倍のデータ転送速度を持っています。
さらに2005年、シリアルATAの上位版「シリアルATAU(SATA2)」も登場しました。
こちらはデータ転送速度がシリアルATAのさらに2倍(3Gbps)で、しかもデータの読み込み効率のアップや、データの保護機能の追加など、様々な新機能が盛り込まれています。
SerialATA(およびSerialATAU)は新しい技術なので、基本的に最近のパソコン(マザーボード)でないと対応していません。
また、SerialATA の取り付け部分と従来のATAの取り付け部分(IDEと言います)は形が全く違うので、SerialATA 用のハードディスクは、古い ATA(IDE)のパソコン(マザーボード)には取り付けられませんので注意して下さい。
とりあえず、パソコン(マザーボード)が対応しているなら、従来のATAよりも、シリアルATAの方が高性能と言えますね。
なお、現在は「SATAU」が一般化しているため、「U(2)」の表記を付けていない場合も多いです。
ちなみに SerialATA の方が IDE よりも取り付け部分が小さくて省スペースです。
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※追記:シリアルATA の呼び名について
Serial ATA には、Serial ATA 2 なのに転送速度が 3G ではなく、Serial ATA1 と同じ 1.5G のものがあります。
そのため3Gものは「SATA II 300」や「Serial ATA-2 3G」、1.5Gのものは「SATA II 150」や「Sereal ATA-2 1.5G」などと表記されています。
しかしその後、呼び名の混乱を招いているとして 「Serial ATA 1」 「Serial ATA 2」 「Serial ATA 2.5」という呼び名が改めて発表されましたが、すでに「SATA2 3G」といった名前が定着した後での発表だったため、ますます混乱を招く結果となってしまいました。
加えて、「Gen1」や「Gen2」などと言う呼び名まで追加されて、もう混乱状態です。
シリアルATAの各バージョンの呼び名を一覧表にすると以下のようになります。
| Serial ATA |
SATAT |
SATA1 |
Serial ATA Gen1 Rev1 |
| Serial ATAU Phase1 |
SATAU/150 |
SATA-2 1.5G |
Serial ATA Gen1 Rev2 |
| Serial ATAU Phase2 |
SATAU/300 |
SATA-2 3G |
Serial ATA Gen2 Rev2.5 |
表の横のラインは全て同じもので、呼び名が違うだけです。
お店やサイト上でも名称が混在している状況ですのでご注意下さい。
今一番新しい呼び名は一番右のもので、「Gen1」が 1.5G、「Gen2」が 3G の速度を表わし、Rev はバージョンを表わしています。
現在、最新型の Sirial ATA Rev 2.6 が登場しており、細かい性能の向上が行われています。 |
・バッファ容量(キャッシュ容量)
「バッファ」とは、HDDに内蔵されているメモリのことです。
最近は「キャッシュ」とも呼ばれます。
CPUが処理したデータをHDDに書き込んで、さらにCPUがデータをHDDから読み込もうとしても、HDDは読み書きを同時には出来ません。
しかもCPUよりHDDの方が処理が遅いので、そのままだとCPUがデータを取り出そうとしても、HDDが仕事中でその処理が終わるまでCPUが待つような事が起こってしまいます。
これはつまりパソコンの速度の低下に繋がります。
これを防ぐため、読み書きが終わっていないデータはバッファ(キャッシュ)に一時的に記憶しておき、CPUからの要求がない時にその読み書きの処理を行って、出来るだけCPUを待たせないようにする仕組みが作られています。
ですからこのバッファ容量がたくさんあるほど、HDDやCPUが忙しく動く時でも、パソコンの動作が安定化・高速化します。
2MB、8MB、16MBなどがあり、もちろん性能としてはたくさん容量がある方がいいですね。
・プラッタ枚数、プラッタ容量
HDDの中に入っている円盤の事を「プラッタ(プラッター)」と言います。
ハードディスクの中に入っているプラッタの枚数が「プラッタ枚数」ですね。
容量の項目で、「容量が多いHDDほどデータが小さい範囲に詰め込まれるので、読み込むのに必要な時間が短縮されます」と書きましたが、実はこのプラッタ枚数によっては一概にそう言えない場合もあります。
プラッタ1枚に入る容量の事を「プラッタ容量」と言い、これもHDDによってそれぞれ違っています。
例えば、100GBのHDDがあったとして、プラッタ枚数が1枚だと、プラッタ容量も100GBという事になります。
しかし、150GBのHDDがあったとして、プラッタ枚数が3枚だと、プラッタ容量は150÷3で1枚当たり50GBという事になります。
この場合、中身は100GB×1と50GB×3なので、100GBのHDDの方が合計の容量は少ないのですが、1枚の円盤に詰め込まれているデータ量は多いので、処理は速くなる訳です。
という訳で、これもHDDの速度の目安の1つになります。
プラッタ枚数は仕様書や説明書とかに書いていない場合も多いのですが、これは結構ハードディスクの速度に影響するので覚えておきましょう。
最近は「100GBプラッター」とか言う表記で、お店でプラッタ容量を明記している場合もあるので、こういった表記があればプラッタ枚数も解りますね。
「プラッタ」という専門用語を使わず「ディスク容量」という表記を行うこともあります。
・その他の性能
それ以外にHDDの性能で言われている事を説明します。
まず、「平均シークタイム(シーク速度)」。
HDDの内部には円盤(プラッタ、ディスク)がある訳ですが、その上をヘッドというデータの読み書きをする部分が動いています。
これはレコードのような状態だと思えばいいでしょう。
このヘッドの動く速度を「シークタイム」と言い、これが速いほどHDDの処理速度も上がります。
この数値は9.8msとかのスピード表記で表されます。
とはいえ、これも実際に使ってみて、そんなに大きな差を感じるほどのものではありません。
一応速い方がいい、という程度に考えておきましょう。 |
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次に「流体軸受け」。
これは円盤やヘッドの軸に液体を入れておき、スムーズに回転するようにさせて、騒音を少なくするという技術です。 「FDB」と表記する場合もあります。
これが適用されたHDDは、「キーン」という円盤の回転音や「ガリガリ」というヘッドの動作音が少なくなります。
次に「NCQ」。
「ネイティブ・コマンド・キューイング」という言葉の略で、直訳すると「本来の順番に並べる」です。
データを読み込む時に順番通りでなく、読み込みやすい場所からバラバラに読み込んで、順番通りに並べ替えてコンピューターにデータを送ってくれる機能で、これがあるとデータの読み込みが高速化します。
これは「SerialATAII(シリアルATA2)」の機能なので、SATAUのHDDなら常備されています。
(逆に言うと、SerialATAなのにNCQがない場合、それはSATAの1という事になります)
他には「垂直磁気記録」という新機能も登場してきました。
これはデータをさらに詰め込んで記録する機能で、この技術が使われているHDDはより記録容量が増えています。
各メーカーが独自に「データ保護機能」を盛り込んでいて、データの記録エラーなどを防ぐものなどもあります。
ただ、これらの細かい性能は、あまり気にしなくてもいいかもしれません。
覚えておくとHDDを選ぶときの目安にはなりますが、新しいものなら「流体軸受け」や「NCQ」などの機能はほぼ適用されているはずですからね。
そして、HDD選びの際にチェックしたいのが「付属品」。
ハードディスクには、使用時に役立つ色々なソフトがついているものがあります。
いわゆる「おまけ」みたいなものですが、ないよりあった方がいいですよね!(^^;
結構便利なものも多いです。
これは性能というよりは、新しく買う時に考慮に入れたりするものですね。
=外付けハードディスクについて=
ハードディスクはパソコンに内蔵されているものとは別に、外から接続する外部機器のものも存在します。
これらはUSBとか、eSATA、IEEE1394、SCSIなどのコネクタ(取り付け部)を使って付けるのですが、それぞれに違いがあります。
当然、これらの端子がパソコンにないと接続できません。
基本的に、外付けは取り付けが簡単ですが、内蔵よりも割高で、速度的にも遅いのが普通です。
ですから、HDDを増設できないとか、バックアップ用とか、持ち運びたいとか、そういう場合に使用するのが普通です。 |

(MELCODiU-GTH) |
USB接続は最も取り付けが簡単ですが、データ転送速度が遅いので、以前はあまりハードディスクには向いていませんでした。
しかし、最近はUSB(1.1)より高速なUSB2.0というものが出ており、こちらならデータのやり取りも結構速いスピードで可能です。
注意点は、USBの取り付け部やハブ(中継用の器具)、コードなどが、USB2.0に対応したものでないと、USB1.1の遅い速度になってしまいます。
それぞれの機器がUSB2.0に対応しているものを使用してください。
でもUSBはコードを刺すだけで簡単に使えるので、一番手軽で便利ですね!
eSATA(イーサタ)は2006年に登場した新型コネクタで、外部からコードを刺して使えるシリアルATAです。
転送速度はUSB2.0の3倍以上!
ただ、新しい技術なので対応しているパソコンはまだ少なく、対応していないパソコンで使いたい時は「eSATAボード」といったパーツを追加しなければなりません。
しかしUSBと同じくパソコンの電源を入れっぱなしで着脱してもOKで、今後の主流になっていくと思われます。
IEEE1394はI-LINKとも呼ばれている端子で、USBのように取りつけが簡単でデータ転送速度も速いというものでした。 ただ、現在はUSB2.0に速度で劣ります。
USB2.0 より速い「IEEE1394b」も登場したのですが、eSATA の方が速いので、あまり普及していません。
もちろん、IEEE1394用の端子がパソコンに付いていないと使えませんね。
SCSI接続は昔からあるもので、それを付けるにはSCSIカードというものがパソコンに付いていなければならず、このSCSIカードが結構な値段だったりするので価格面では少々辛いのですが、データ転送速度は一番速く、ハードディスクには向いています。
ただ、今は手軽なUSB2.0やeSATAの登場の影響で、少なくなりつつあります。
まあどれを使うにせよ、データ転送速度は内蔵のものより劣る場合が多く値段も高くつきます。
外付けが必要な理由があるのでなければ、やはり内蔵の方がいいですね。
= パーティションについて =
ハードディスクの中身を複数に分割しておく事を「パーティション分け」と言います。
ハードディスクは言わばデータを入れる入れ物な訳ですが、その中身を複数に仕分けしておけば、データを分類しやすくなります。
そして、ハードディスクの中を分割した場合、その1つ1つを「パーティション」と呼びます。
コンピューター上では、パーティション分けを行うと、それぞれが別の保存スペースとして認識されます。
パーティション単位で保存方法の設定を行う事も可能です。
パーティションには、かならず「C:」とか「D:」とかのアルファベットが付きます。
これは「ドライブレター」と呼ばれ、そのパーティション(ドライブ)の識別記号となります。
パーティションは「整理整頓」のために行う以外に、違うバージョンのWindowsも入れたいとか、データの一部を他のパソコンと共有したい時などにも利用されます。
しかし、普通にパーティションを変えるには、「フォーマット」をしてデータを全て消去して、初期設定をやり直さなければなりません!
よって、普通は簡単に変更できるものではありません。
しかしパソコンショップなどで、パーティションを簡単に変えられるソフトも売られていますので、パーティションを分けたり、逆にまとめたい時などは、こういったソフトを利用するのが普通ですね。
なお、パソコンのメーカーの方の話によると・・・
パソコンの初心者の方からの質問で、「ハードディスクにCとDがあるんですけど、Dの方は使っていいんですか?」といったものが数多く寄せられているそうです。
もちろん、C以外の場所にも保存して構いません。 と言うか、もったいないので使いましょう!
= HDDの取り付け =
参考までに、簡単にHDDの取り付けについて説明します。
と、言いたいのですが・・・
HDDの取り付けは他のパソコンパーツに比べてやや複雑なので、説明も長めになります。
そのため、別ページに表記しています。
簡単に要点を言っておくと、HDDはマザーボードのIDEコネクタという部分に取り付けられます。
IDEは普通2つあって、1つのIDEに2つのIDE機器が取り付けられます。
つまり、合計で4つ付けられる訳ですね。
でもIDEにはCDドライブとかDVDドライブとかも付くので、片方のIDEをCD用にして、内蔵HDDは2つまでにするのが一般的です。
なお、最新のSerialATA(シリアルATA)は、IDEとは接続部が異なります。
小さくて場所を取りませんが、1つのコネクタに付けられるのは、1つの機器のみです。
どちらもコードを差し込めばOKです。
ただ、ハードディスクを取り付けるにはいくつか設定があり、さらにその後で「FDISK」という初期設定を行わなければなりません。
もしHDDの増設や交換を考えている人や、興味のある人は下記のページを参考にしてみて下さい。
(IDE接続の)HDDの取り付けのページ
【おまけ:プレステ3のHDDの交換について】
PLAYSTATION3のハードディスクは市販のものと交換することが可能です。
そのため、容量が少なくなって困っている時でも、内部のハードディスクを大容量のものに取り替える事が可能です。
この方法については下記のゲーム情報サイトなどで解説されていますので、そちらを参考にしてみて下さい。
対応のハードディスクは、2.5インチでSerialATA規格の内蔵型ハードディスクです。
ただし、交換に関するトラブルはソニーでは対応してくれないので、自己責任で行うようにしましょう。
=RAIDについて=
「RAID(レイド)」とは、複数のハードディスクを同時に使いスピードアップやバックアップを行う技術の事です。
初心者の方にはあまり関係ない話ですが、最近のハードディスクの話でよく出てくる用語ですので、参考程度に説明しておきましょう。
RAIDには数種類ありますが、一般的なパソコンで使われるのは下記の4つです。
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ひとつのデータを分割し、複数のHDDで同時に読み書きをする事によって、処理速度をアップさせる技術。ただし同じ容量のHDDが2つ必要。
しかし、片方のHDDが壊れたら、もう一方のデータも読みこめなくなるので、データは全部パーになる。
また同時に2つのHDDを動かしてどれかが壊れたらアウトという事は、その分データの破損率も上がる。 |
RAID1
(ミラーリング) |
ひとつのデータをそのまま複数のHDDに同時に書き込む方法で、つまりストライピングの逆。
データが常にバックアップされる形になるので、もし片方のHDDが壊れても、もう一方があるので安心。
ただし、2つHDDがあっても記憶容量は1つ分になってしまう。 |
RAID0+1
(RAID10)
(ストライピング
+ミラーリング) |
ストライピングとミラーリングを同時に両方行うもの。
RAID0+1と呼んでいる場合と、RAID10と呼んでいる場合がある。
データを分割し複数のHDDで読み書きする一方、そのデータを別のHDDにもコピーする。
ストライピングで最低2個、ミラーリングにその2倍のHDDがいるので、つまり4つのHDDが必要になると言う、とっても贅沢な技術。 |
RAID5
(パリティ付き
ストライピング) |
ストライピングで分割したデータを複数のHDDに保存しながら、復元のための情報である「パリティ」も保存していく。
もし1つのHDDが壊れても残ったHDDに保存されているパリティによってデータの復元を行えるので、速度と安全性が両立されているが、普通のデータ以外にパリティも書き込みしないといけないので普通のストライプよりも速度では劣る。
最低3台のHDDが必要ですが、実際の記憶量はHDDの台数−1台分。 |
| MatrixRAID |
Intel(インテル)社の新しいマザーボード付いている独自技術。
2つのハードディスクの中をそれぞれ2つのパーティションに分け、合計4つのパーティションでRAID0+1を行うと言うもの。
2つのHDDで処理速度の向上とデータのバックアップを同時に行えるが記録量はHDD1つ分になる。 |
RAIDは遅いHDDがあるとそちらのスピードに合わせられてしまうので、同レベルのHDDが2個以上いるというお金のかかる技術であり、一般的に使われる事はあまりないですが・・・
でも、RAID0はHDDアクセススピードの大幅アップがみこめる上に、最近はマザーボードの機能で簡単にRAIDの設定が出来るので、注目を集めつつあります。
(おまけコメント)
(これはWindows95や98をまだお使いの方に関係する内容です)
ハードディスクからパソコンにデータを転送するのには、「DMA」という技術が使われています。
これは、通常はパソコンの処理はその全てをCPUが取り仕切っているのですが、そのCPUを介さずにメモリに直接データを送り、データ転送を高速化する方法です。
だからもちろんDMAは使用されるべきなのですが・・・
古いWindows(Windows95や98)では、初期設定でこのDMAを使わない設定になっています。
なぜかというと、DMAに対応していないハードでDMAの設定にしていると、問題が生じる場合があるからです。
しかし、よっぽど古いパソコンでない限り、ハードディスクやマザーボードでDMAに対応していないものはもうないので、この設定は必ずONにしておきたい所です。
メーカー品のパソコンならちゃんとDMA使用状態になっている場合が多いのですが、一応確認しておきましょう。
Windowsで、「マイコンピュータ」で右クリックして「プロパティ」を開き、「デバイスマネージャ」の「ディスクドライブ」を展開して、そこにある使用しているHDDをダブルクリックして「設定」のタブを選んで下さい。
すると、「オプション」のところに「DMA」と書いたチェックボックスがあるはずです。
もしここにチェックが入ってなかったら、入れておきましょう。
これでそのハードディスクのデータ転送速度が高速化します。
もしDMAがチェックできないようになっている場合は、そのHDDの付属のユーティリティソフトで設定するようになっていると思いますので、まずは説明書を読んでみて下さい。

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