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このページでは、「ビジネスに活用したい」という目的でパソコンの購入を考えている方や、「ノートパソコンが欲しい」と思われている方向けの、パソコン選びのアドバイスを掲載しています。現在のパソコンは、大きく3つに分けることが出来ます。 「家庭で使うための機能が用意されている、ホーム用パソコン」 「3Dグラフィックを使った高度なゲームもプレイ可能な、ゲーム用パソコン」 「仕事で使うことを前提として作られている、ビジネス用パソコン」 です。 ビジネス用のノートパソコンは、一昔前なら安めのもので構いませんでした。 しかし技術の進歩と各メーカーの開発競争により、現在のパソコンはビジネス用のものでも、多くの機能が備えられています。 そしてノートパソコンにも、ビジネス以外の用途を考慮したものも登場しています。 しかしパソコンに詳しくない方だと、どれを選べばよいのか、そもそもどこを見ればよいのかが解りません。 ここではそんなパソコンの初心者の方向けに、出来るだけ解りやすくビジネス用パソコンや、ノートパソコンの性能の見方を解説しています。 パソコンの購入や買い換えなどを考えている方の参考にして頂ければ幸いです。 |
【 追記 】
このページは、ゲーム用のパソコン選びについて解説した 「3Dグラフィックのゲームをやるためのパソコン購入アドバイス」 の派生ページです。
ゲーム用パソコンのページを作成後、ビジネス用パソコンやノートパソコンに関する質問も多く頂いていたため、こちらのページを別に作成しました。
しかし出来れば、両方のページに目を通して頂いた方が、パソコンの各機能や性能の見方をより理解できると思います。
| 1・ | パソコンのタイプについて |
| 2・ | パソコンの性能の基本 |
| 3・ | ビジネス用パソコンに必要な性能の種類 |
| 4・ | パソコンの性能の見方 |
| 5・ | パソコンの性能の意味 CPU、メモリ、大きさ・重さ、耐久性・信頼性、バッテリー駆動時間、セキュリティ機能、サポート その他 (ハードディスク性能、グラフィック機能、通信性能、タッチパネル、テレビチューナー、見た目、Windows のバージョン) |
| 6・ | パソコンメーカーとブランド 外資系(国外メーカー)、国内系(国内メーカー) |
【 パソコンのタイプについて 】
まずは、パソコンの「タイプ」について説明をしておきましょう。
一昔前のパソコンは、それ一台で「何でも出来る」というような印象がありました。
実際、昔は家庭で使うパソコンとビジネスで使われるパソコンに大差はなく、同じような機能を持ち、同じようなソフトを動作させることが出来ていました。
しかし、様々な新技術や高性能のパーツが開発された事で、パソコンはいくつかのタイプに分かれていく事になります。
デスクトップパソコン
性能に対して低価格
主に家庭やオフィス向け
ノートパソコン
携帯性重視、高価格
主にビジネス向け
1つのパソコンに全ての技術とパーツを適用してしまうと、価格が高騰してしまうからです。
これにより、テレビや映画・写真の閲覧などに優れた家庭用のパソコンや、高い処理能力と高度なグラフィック性能を持つゲーム用パソコン、会社の業務に必要な機能のみを持つビジネス用のパソコンなど、用途に合わせた様々なパソコンが登場していきました。
さらに技術の進歩により持ち運びが可能な「ノートパソコン」も登場。
多用なパソコンが開発・販売されるようになります。
これにより購入者は用途に合わせたものを選択できるようになった訳ですが、これは逆に言うと用途に合わせたものを買わないと後悔するという事でもあります。
何も考えずに買うと、欲しい機能・特性がなかった、という事があり得る訳です。
一般的にビジネス向けのノートパソコンの性能は、家庭用やゲーム用のものと比べると低い傾向があります。
会社では、テレビや映画を見て暇をつぶす必要はありませんし、ビデオ編集をするための高い処理能力も、ゲームをやるための高機能なグラフィック性能も必要ありません。
文章を書く「ワード」や、表計算のための「エクセル」などのソフトを動かしたり、インターネットを見たりするのに、高度な機能や処理能力は必要ないからです。
余分な機能を省き、必要最低限の性能にして、そのぶん価格を安くしたものが「ビジネス用パソコン」だとされてきました。
ただ近年は各メーカーが開発競争を続けた結果、ノートパソコンにも便利な機能が多く追加されるようになりました。
大切なデータを保護するための耐久性の向上や、指紋認証などのセキュリティーの強化、どこでも通信できる無線通信機能の強化や、プレゼンに便利なタッチパネルの導入など、メーカーごとに多くの特徴が用意されています。
用途や仕事内容、会社の形態、そして財布の中身と相談し、どれを選ぶべきか慎重に考慮したいところですね。
とにかく現在のパソコンには様々なタイプがあって、それぞれに長所と短所があるということを覚えておきましょう。
【 パソコンの性能の基本 】
次に、パソコンの性能を 「どのように考えればいいか」 を説明します。
大切な事として、パソコンは1つのマシンではなく、パーツの集合体と考えてください。
自動車でも エンジン や タイヤ や ハンドル などのパーツが集まったものですよね。
これと同じように、パソコンの性能も、パーツ単位で考えるとその性能が見えてきます。
パソコンの中心処理を行う「CPU」というパーツの性能が良ければ、各ソフトはキビキビと動きます。
「メモリ」というパーツが良ければ、たくさんのソフトウェアを、同時に長時間、安定して使い続けることが出来ます。
「ハードディスク」というパーツの性能が良いと、たくさんのデータを保存することが可能になります。
このように、パーツごとの性能を見れば、そのパソコンがどんな特徴を持っているかが解る訳です。
簡単な話ですが、パソコンを考える上でこれはとても重要です。
パソコンの「タイプ」とは要するに、「どんな性能のパーツが付いているか」と言えます。
ただ、高性能なパーツが付いているパソコンほど、値段も高くなります。
まずはこの基本を忘れないようにしましょう。
【 ビジネス用パソコンに必要な性能の種類 】
さて、ではビジネス用のパソコンに必要な性能とはどのようなものでしょうか?
実はパソコンを構成する主要な内部パーツの中で、ビジネスに重要と言えるものは次の2つしかありません。
「CPU」 と 「メモリ」 です。
CPU = パソコンの全体の処理を行うパーツで、高性能なほど動作が速くなります。
パソコンの心臓部とも言えます。メモリ = パソコンが、その時に使用するデータを置いておく場所です。
たくさんのデータを一度に使う場合、この性能が低いと遅くなってしまいます。
他にも色々と性能はあるのですが・・・
ビジネス用に特化した場合、グラフィック関連の性能は低くても構いませんし、そんなに大きなサイズのデータを扱うこともないため、他のパーツはそれほど性能が高くなくても構いません。
CD/DVD ドライブ(CDやDVDを使うためのパーツ)も、とりあえずあれば OK です。
しかし、ビジネス用のパソコンには内部パーツ以外の面で、色々と必要な性能があります。
例えば以下のものです。
大きさ = 会社で使う場合、机や部屋の大きさが限られていますから、大きいと困る場合があります。
ノートパソコンの場合、大きいほど持ち歩くのに不便です。 重さも重要ですね。耐久性 /
セキュリティ= 仕事で使う大切なデータがパソコンと一緒に壊れてしまうと大変です!
特にノートパソコンは衝撃を受ける機会が多いため、耐久力がないと壊れやすくなります。バッテリー = ノートパソコンの場合はバッテリーが長持ちするかどうかも重要ですね。
会議中やプレゼン中にバッテリーが切れたら最悪です。
他にも、データの盗難防止の機能や通信性能など色々なものがあります。
パソコンの性能とは違うかも知れませんが、メーカーのサポートや、他の器機(使っているプリンターなど)との相性も、性能に含めていいかも知れません。
なお、ビジネスに特化した場合は内部パーツで重要になるものは CPU と メモリ だけですが、そのパソコンで別の事もやりたいのであれば、それに合わせた他の性能も必要になります。
例えばゲームもやってみたいなら、3Dグラフィックを表示するための「ビデオカード(グラフィックカード)」などのパーツが必要になります。
また、仕事のみで使う場合でも、建築や製品デザインに使う CAD や OpenGL などのグラフィック関連の業務用ソフトを使うのであれば、やはり高度なグラフィック機能や、「ワークステーション」と呼ばれる高性能なパソコンが必要になります。
ただ、ここまで来ると一般的なビジネスパソコンやノートパソコンの話とは離れてしまうため、とりあえずこのページでは、専門的なグラフィック関連の作業は行わないものとして話を進めます。
高性能なグラフィック機能を持つパソコンが欲しい場合は、3Dグラフィックのゲームをやるためのパソコン購入アドバイス の方をご覧下さい。
【 パソコンの性能の見方(すでにパソコンを持っている人へ) 】
さて、すでにパソコンを持っている人の場合、実際に自分のパソコンがどの程度の性能かを知りたくなると思います。
まだパソコンを持っていない方は、この部分の説明は読み飛ばして下さい。
パソコンの説明を知るのには色々な方法がありますが、最も簡単な方法は マイコンピュータ(Windows Vista の場合は「コンピュータ」)の詳細画面を見ることです。
Windows XP の場合は、デスクトップにある「マイコンピュータ」を右クリックして、メニューから「プロパティ」を選択してください。
パソコンの簡単な性能が表示され、使用している Windows のバージョンや、CPU・メモリ も書かれています。
マイコンピュータのアイコンをダブルクリックして、「ハードディスクドライブ」と書かれている所にあるアイコン(絵)を右クリックし、メニューの一番下の「プロパティ」を選べば、ハードディスクの最大容量と使用量も解ります。
Windows Vista の場合は初期状態でデスクトップに「コンピュータ」がありませんが、Windows キー(旗のマーク(のキー)を押しながら E キーを押すと、コンピュータのウィンドウが開きます。(これは Windows XP でも同様です)
その画面の下の方に、CPU(プロセッサ) と メモリ の情報が書かれているはずです。
ハードディスクの容量も、Vista ならウィンドウに直接表示されています。
他に、「DirectX 診断ツール」を見る方法もあります。
これは Windows に標準で付属しているツールです。
画面左下の「スタート」ボタンを押して、「ファイル名を指定して実行」を選びます。
そして、枠の中に「dxdiag」と入力して、OK のボタンを押してください。
これで、パソコンの基本的な性能が表示される診断ツールの画面が現れ、Windows のバージョンや CPU 名、メモリの量、パソコンの機種名や開発元なども解ります。
これらの方法では CPU と メモリ、ハードディスクの情報などしか解りませんが、とりあえずビジネス用のパソコンなら、これらが解っていれば OK でしょう。
もっと詳しいパソコンの情報を知りたい場合は、パソコンの性能を確認するためのソフトウェアを使用して下さい。
これについては、こちら の項目で解説しています。
【 パソコンの性能の意味 】
さて、ではパソコンの性能を示す語句・数値の意味を説明しましょう。
これを知っていないと、どうしようもありませんからね。
ビジネス用のパソコンの場合、耐久性や本体サイズ、通信性能なども重要になりますので、これらも性能の1つとして解説します。
まず、CPU。 パソコンの全ての処理・計算の中心となるパーツです。
= CPU =
ですからパソコンの広告や宣伝文句でも、一番にピックアップされていたりします。
基本的に、CPU が高性能であればあるほど、ソフトウェアの起動や動作が速くなり、処理の待ち時間が減ると思って構いません。
CPU の性能で見るべき点は2つあります。 「銘柄(名前)」 と 「数値」 です。
CPU には色々な銘柄(名前)があって、それぞれ性能が異なります。
近年のビジネス用のパソコンに現在使われている一般的 CPU は、以下のようなものです。
高性能型 バランス(中間)型 コスト重視型 Core 2 Duo
Athlon 64 X2Pentium Dual-Core
Core Duo
Athlon X2Celeron
Core Solo
Sempron
近年の CPU の中で最も高性能かつ一般的なのは「Core 2 Duo」です。
ビジネスパソコンでも、これが使われているものが一番多く、無難でもありますね。
値段の安い廉価型のビジネスパソコンだと、性能が低めの「Celeron」が使われているものも多いです。
一般のビジネスパソコンには、そんなに高度な処理能力は必要ないため、Celeron でも十分というのはあります。
Celeron でも文章作成ソフトや表計算ソフトを動かす範囲なら、特に支障はありません。
ただ、多くのソフトウェアをまとめて動かしたり、負荷のかかる処理などを行うと、やはり Core 2 Duo などと比べて動作が遅くなる事はあります。
中間的な性能の CPU である「Pentium Dual-Core」もビジネス用パソコンには増えてきています。
「Core Solo」や「Core Duo」はノートパソコン用に作られた CPU で、Celeron より上の性能ですが、やや旧式化しつつあります。
CPU の銘柄の後に付いている数値の方は、数字が高いほうが高性能だと思って構いません。
例えば Core 2 Duo なら、E6400 より E6600 や E6700 の方が性能が上となります。
CPU の種類によって数値の付けられ方が違うのですが、同じ種類の CPU なら数値が高い方が高性能か新型です。
もし「Ghz」という単位がついている数字があれば、それも目安になります。 こちらも数値が高いほど高性能だと思って構いません。
CPU の性能についてもっと詳しく知りたい方は「CPU の説明」ページをご覧下さい。
メモリとは、パソコンがその時に使うデータを一時的に置いておく場所です。
= メモリ =
このメモリの量が多ければ多いほど、多くのソフトウェアや高度なソフトウェアを、長時間、安定して使い続けることが出来ます。
パソコンをどんな用途で使う場合でも、メモリはたくさんあるに越したことはありません。
ビジネスで使う場合、メモリがどのぐらい必要かという目安はありませんが、低くても 512M、出来れば 1G 以上は欲しいところです。
なお、メモリの単位は 1000M で 1G になります。
メモリが多いほどパソコンの価格も上がっていきますが、予算の許す範囲で出来るだけ多い方がいいですね。
特に Windows Vista の場合は、必要環境がメモリ 512M 以上と定義されています。
メモリにも DDR とか DDR2 などの種類がありますが、ビジネスパソコンの場合はメモリの種類までは気にしなくて良いでしょう。
メモリの数値は単に「保存量」を示すので、とにかくたくさんある方が高性能だと思いましょう。
メモリ についてもっと詳しく知りたい方は「メモリの説明」ページをご覧下さい。
ビジネス用のパソコンの場合は、パソコン本体の大きさも重要なポイントとなります。
= 大きさ・重さ =
机の大きさは限られているのですから、パソコンが小さいほど、机のスペースを占有しなくてすみますね。
ノートパソコンの場合は大きいほど持ち歩きに不便になりますし、重くなると移動も大変です。
ただしパソコンは基本的に、本体が大きいほどパーツを入れるスペースに余裕が出来るため、高性能で高拡張性を持ちます。
本体が小さくなると言うことは、それに逆行する訳ですから、省スペースのビジネスパソコンやノートパソコンは大サイズのパソコンよりも費用対性能は低めになると考えてください。
しかし、一般的なビジネスパソコンにはそんなに高い処理能力は要求されませんから、社内での設置しやすさや、取り回しの良さの方が重視されることが多いです。
つまり、省スペースパソコンはまさにビジネス向けと言えます。
企業のニーズに合わせてどんどん小さなパソコンが登場していますが、本体のサイズが小さくなるほど一般的なパーツは使い辛くなるので、小型パソコンはメーカーが独自開発しているものが多くなります。
(EPSON Endever ST 100)
よって、メーカーごとに小ささ・軽さ・機能などは異なります。
キューブ型にして上にもの乗せられたり、ディスプレイと一体型になっていたり、キーボードを収納できるなど、省スペースのための色々な工夫がなされているものも多いので、どんなものなら活用しやすいのかを考えて選びたいところですね。
ノートパソコンの場合は大きさがそのまま画面のサイズに直結するため、どのくらいの画面がいいのかも考慮した方がいいでしょう。
そして、ノートパソコンの場合は重さにも気を配ってください!
持ち運びが多いなら最重要視してもいいぐらいです。
ノートパソコンなら、どのメーカーでも重量には気を配っているはずです。 性能表記には重さも書かれているはずですから、それらを比較して出来るだけ軽いものを選びたいところです。
ただ、パーツや機能を追加するほど重量は重くなるので、軽量化するほど性能は下がるのが普通です。
耐久力も一般的に軽いほど低く、軽くて丈夫な素材だと、今度は値段が高いです。
基本的にビジネス用ノートパソコンというものは、軽さと持ち運びやすさを重視したパソコンの事です。
そのぶん性能や機能を抑えている事もあるので、選択時には注意して下さい。
(逆に言うと、高機能をウリにしているノートパソコンは高性能な分、重量は重い傾向にあります)
重さの目安としては・・・ 4kg 前後だとかなり重いと言えます。 でも17インチサイズだとこのぐらいになります。
3kg 前後が15インチサイズのノートパソコンの一般的な重さと言えますね。
12インチサイズだと2kgを下回るものも出て来ていますが・・・ 近年、15インチで1kg台も出て来ました。
重さだけで選ぶ訳にはいきませんが、重要なポイントなので必ずチェックしておきましょう。
これは主にノートパソコンに関して重要視される性能です。
= 耐久性・信頼性 =
ノートパソコンは、色々なところに持ち運ばれることを前提としています。
すると当然、机に置くときに衝撃を受けますし、どこかにぶつける可能性や、落っことす可能性も多くなります。
ノートパソコンだとキーボードと本体が一体化しているため、ジュースをこぼして壊れるケースもかなり多いです。
もともとパソコンというものは、振動や衝撃に非常に弱いです!
しかし大切な仕事の情報が入っているパソコンが壊れて、データも消えたら一大事です!
この矛盾点を解決するためビジネス用のノートパソコンの耐久性はどんどん向上しています。
衝撃吸収構造の採用や対衝撃試験のクリア、防水性能やデータ保護機能など、メーカーが競うように開発している多くの機能が出て来ています。
レノボ(IBM)やパナソニック(松下)など、耐久性をウリにして販売を行っているメーカーもあります。
耐久力の強化や衝撃・耐水テストを行っているパソコンは、どういう方法でそれを実践しているのかがパンフレットやウェブサイトに明記されているはずですから、それらを参考にしましょう。
どの程度の耐久力の強化が行われているかはメーカーや製品によって大分異なりますが、通常は一般向けのパソコンより、ビジネス向けのパソコンの方が耐久力が強化されています。
また、ノートパソコンの場合は「熱対策」も重要になります。
パソコンはもともと熱に非常に弱いのですが、本体の大きさが小さくなるほど中のパーツが過密になるので、熱によるトラブルが発生しやすくなります。 つまり、ノートパソコンは熱に非常に弱いのです。
特殊な熱対策がしてあるパソコンはそれが明記されていると思うので、そういうパソコンは一般的なものよりも、安心感があると言えますね。
なお、パソコンの性能ではありませんが・・・ 最近はノートパソコンを熱暴走から守る、色々な小道具もあります。
また、夏に長時間 熱い場所で使い続けないとか、たまに持ち上げて裏面に風を通すとか、ユーザーの心配りがあるだけでもだいぶ違います。 暑い日はパソコンもいたわってあげましょう!
これもノートパソコンにのみ関係する項目です。
= バッテリー駆動時間 =
ノートパソコンは出先で使う場合、バッテリーで動きますから、そのバッテリーが何時間持つのかは重要ですね。
ただ、バッテリー駆動時間というものは「パソコンの消費電力」と「バッテリーの容量」の双方で決まりますから、大容量のバッテリーを使っていても、パソコン側がやたら電力を食っていると、やはりすぐに電池切れになります。
(バッテリー。 形は様々です)
ディスプレイが大きかったり、高性能なパーツが多く使われているパソコンは、その分電気の消費量が多いためバッテリーもすぐに切れる傾向があります。
テレビが見れるノートパソコンも最近増えていますが、こうした機能があるものは、総じて消費電力が大きく、バッテリー駆動時間は短いので、性能や機能だけに気を取られないようにして下さい。
また、性能やディスプレイのサイズが同じでも、メーカー独自の節電機能によって、やはり駆動時間には差が出てきます。
最大の充電で何時間動くのかはそのパソコンの性能表に書かれているはずですから、必ず目を通しておきましょう。
ただ、メーカーの性能表に書かれている駆動時間はなにもせずに放置していた場合の駆動時間だったりするので、たいていは実際に使用しながらだと表記より短めになります。
特に無線LAN通信は使用中のバッテリーの消耗が大きいため、使っていると早く電池切れになる場合があります。
購入時に複数のバッテリーが選べる場合は、出来ればケチらずに長時間持つバッテリーを選びたいところですね。
また、Windows のバージョンによっても、意外にバッテリーの駆動時間に差が出ます。
4時間ほど駆動するノートパソコンの場合、Windows XP より Windows Vista の方が、省電力システムにより30分ほど長持ちすると言われています。
なおバッテリーは消耗品であり、使い続けていると劣化して充電できる量が減っていきます。
通常、数年は持ちますが、完全に空にしてしまったり充電回数が多いと劣化も速くなります。
あまり気にしているとまともに使えなくなってしまうので、そんなに気にしていてもしょうがないのですが、いずれ劣化することは覚えておきましょう。
ビジネスで使うパソコンならではの機能と言えるのが、このセキュリティー機能です。
= セキュリティ機能 =
大切な会社のデータを外部に持ち出されたり、パソコンを第三者に無断で使用されたりしないための機能が、多くのビジネスパソコンには付属されています。
ノートパソコンの場合、どこかに置き忘れたり、丸ごと盗難される危険もあるため必須と言えます。
どこかで顧客データが流出したり、見られるとヤバイものが公になると大変ですからね。
最近のビジネスパソコンによく付属されているのが「指紋認証機能」です。
(指紋認証デバイス)
(セキュリティの定番になっています)
従来のセキュリティ機能はパソコン起動時やデータ閲覧時に「パスワード認証」を行うことが多かったのですが、これだと起動するたびにパスワードを入力しなければならず、手間がかかりました。
これを解決するため、指を置いて指紋認証をすることで、簡単で安全にパソコンを起動できるシステムが開発され一般化しています。
他にもデータを暗号化して守る機能や、鍵となるUSB機器を付けないと起動しないシステム、無線による認証システム、ICカードを使った認証方法など、様々なものが各メーカーで開発されています。
これらは個人で使う場合にはほとんど関係ないのですが、会社から見ればやはり重要です。
これらの機能があれば安心感もありますので、購入時に内蔵されているセキュリティ機能を、パソコン購入時の条件の1つに入れてもいいでしょう。
なお、これらのセキュリティ機能の一部は、最初はなくても外部機器などを使い後から追加することも出来ます。
これはパソコンの性能とは言えないのですが、企業や仕事で使われるパソコンには特に大切なものと言えます。
= サポート =
要するに、解らないことがあったり、トラブルが発生したときに、メーカー側が素早く的確にサポートしてくれるかどうかですね。
これは非常に重要な点ではありますが・・・ 評価しにくい点でもあります。
どのメーカーの人に聞いても「うちのサポートは最高です!」としか言いませんからねぇ・・・ ^^;
一般的には、日本の老舗メーカーである NEC や富士通、パナソニック(松下)やエプソンなどはサポートが良いと言われており、雑誌などのアンケートでも上位に来ることが多いです。
外資系だとメーカーによってかなり異なり、レノボ(IBM)はサポートに力を入れているようですが、デルはあまり評判が良くないようです。
とは言え、メーカーのサポートは今後改善されるかもしれませんし、どこが良いというのは一概には言えません。
購入前だと評価しにくい点ですが、メーカーサポートに差があることは一応頭に入れておきましょう。
最後に、ビジネス用パソコンに必要なその他の性能についてまとめて解説します。
= その他 =
最初に内部パーツの性能から。 まずは「ハードディスク(HDD)容量」。
ハードディスクはデータを保存するためのパーツで、容量が多いほどたくさんのデータを記録させられます。
顧客データや商品在庫などの文書・数値のみのデータは、大したデータ量にはなりませんので少ない容量で構いません。
しかし、プレゼンなどで動画や画像を多用する人や、ホームページのデザインなどを行う人、暇つぶしに映画を見たりゲームをしたりする人だと、かなりの容量が必要になります。
ノートパソコンでも 20GB 程度から 100 GB 以上まで様々な容量が選べますが、容量が多くなるほど価格も高くなります。
用途に合わせて選択した方がいいですね。
仕事のみでしか使わないなら、30GB 程度でも構いません。
次に「グラフィック性能」。
ビデオカード(グラフィックカード)。
高性能なものは、安いパソコンが
1台買えるぐらいの値段になる。
消費電力もかなり大きい。
通常ビジネスパソコンには使われないが
最新のゲームなどがやりたいなら必須。
高度な3Dグラフィックを表示するための高性能なグラフィック機能は(グラフィック関連の仕事をする人でない限り)ゲームや動画編集ぐらいにしか使いません。
そして、グラフィック機能を強化する「ビデオカード(グラフィックカード)」というパーツは値段が非常に高く消費電力も大きいため、一般的にビジネス用のパソコンには内蔵されていません。
これが「ゲーム用パソコン」と「ビジネス用パソコン」が明確に分けられている理由です。
しかし逆に言うと、ゲームや動画編集もそのパソコンで行いたいなら、グラフィック機能が必要な事になります。
こうなると両立した性能を持つパソコンを考慮しなければなりませんが・・・ これは、実は結構難しいです。
詳しくは ゲームをやるためのパソコン購入アドバイス の ノートパソコンには要注意 の項目をご覧下さい。
ただ最近は、Windows Vista に3Dグラフィックの表示性能がなければ使えない機能が用意されているため、ビジネス用のパソコンにも最低限の3Dグラフィック機能が付けられているものが多いです。
よって最近のビジネスパソコンなら、動作の軽い3Dゲームなら(CPUやメモリのパワーがあれば)プレイが可能なものもあります。
ここから以下は、外部の追加機能について説明します。 まずは「通信性能」。
基本的にノートパソコンには、無線でインターネット通信が行える「無線LAN」が搭載されています。
これがあればインターネット用のコードを接続しなくても通信が行えるのですが、どこでも通信が出来る訳ではなく、「無線アクセスポイント」と呼ばれる無線の親機の通信範囲内でなければ行えません。
しかし最近は「公衆無線LAN(ホットスポット)」というものが増えており、これがある場所(駅や空港、喫茶店やファーストフード店などに多い)では通信が可能になります。
(ただしホットスポットには有料のものと無料のものがあり、有料ホットスポットは会員になっておく必要があります)
ノートパソコンの中には、無線LANの通信機が強化されているものや、通信機が複数付いていて広範囲をカバーできるもの、通常の無線LANより広範囲で通信が出来る PHS 回線の通信に対応したものなどもあります。
次に「タッチパネル」。
タッチパネルとは、ディスプレイ(画面)を直接指などで触ることで、表示されているボタンを押したり出来る機能です。
「ニンテンドーDS」に使われたことで一気に有名になりましたが、あれのパソコン版ですね。
パソコンが苦手な人でも使いやすくなるようにという目的で作られた機能で、ビジネスにおいてはパソコンに詳しくない方に対するプレゼンに使われることが多いです。
よって、商品ディスプレイやプレゼン用のパソコンでないとあまり意味ありませんが、用途によっては便利と言えます。
次に「テレビチューナー」。
テレビが見れる機能ですね。 最近はデジタル放送に対応したものや、ワンセグ放送対応のものがありますが・・・
仕事中にテレビを見てサボってると怒られますから、ビジネス向きの機能ではないです。^^;
家庭用・一般向け用のパソコンだと、このテレビの視聴機能や録画機能などが強化されているものが多いです。
ノートパソコンにテレビチューナーの機能があれば、出張時の移動中にテレビを見ることが可能になりますが、テレビの視聴はノートパソコンのバッテリーを大きく消耗させます。
よって、やはりノートパソコン向きの機能ではありませんので、この点は注意しておきましょう。
最後に・・・ 「見た目」。
デスクトップパソコンはともかく、ノートパソコンは持ち歩くため、見た目も良いものが欲しいですね!
パッと見てカッコイイもの、綺麗なもの、色が好みのものなどを選びたいものです。
デザインはノートパソコンの重要な要素の1つで、最近は様々な色のものが用意されています。
購入時にはデザインもチェックしておきましょう!
そして、外部機能の性能という訳ではありませんが、購入時に重要なのが Windows のバージョンです。
Windows のようなパソコン全体を統括するソフトウェアを 「OS(オペレーションシステム)」 と言いますが、一般的に OS を聞かれたら Windows のバージョンだと思って構いません。
現在、一般に販売されているパソコンに使われている Windows の種類は以下の通りです。
Windows XP 2001年に発売されたウィンドウズ。 最も普及している OS。 Windows Vista
Home Basic家庭向けの下位のウィンドウズ。 性能の低いパソコンのために機能が一部省かれている。
低価格だが、一般的には使われない。Windows Vista
Home Premium家庭・一般向けのウィンドウズ。 テレビや写真、音楽や映画のための機能を持っている。
一般のパソコンはこれを使うのが普通。Windows Vista
Businessビジネス向けのウィンドウズ。 通信やセキュリティの強化が可能な機能を持っている。
ビジネス専門に使うならこれで良いが、家庭用の機能は省かれている。Windows Vista
Ultimateビジネスの機能と家庭用の機能の双方を持つ、総合型ウィンドウズ。
Windows Vista の全ての機能を使えるが、値段も一番高い。
現在は 2006年 に発売された新型のウィンドウズ、「Windows Vista」 に移行しつつあります。
しかし・・・ Windows XP では動いてたのに、Windows Vista では動かなくなってしまったソフトウェアも多くあります!
今までよく使っていたソフトウェアが Vista にしたために動かなくなってしまい、作業に支障が出ては問題です。
実際、こういうケースは多く生じています。
そのため Windows Vista の方が先進的な機能を持ちますが、あえて Windows XP を使い続けている人・企業も多いのが現状です。
ただ、ウィンドウズを作っているマイクロソフト社は Vista への移行を促すため、「店頭で販売するパソコンは Windows Vista にしなければならない」という通達を各メーカーに出しています。
よって、店頭販売の場合、Windows XP を選択することは(通常は)出来ません。
ただ、インターネットのウェブサイトを通じた発注なら Windows XP も選択可能ですし、メーカーによっては購入後に Windows を XP に入れ替える 「ダウングレードサービス」 を行っているところもあります。
XP にするべきか Vista にするべきかは、慎重に考えたいところです。
無難な線で行くか、新しい機能を重視するか、よく考えて選びましょう。
でも、「Windows XP にしないと不安だ」という点がないのであれば、今はやはり Windows Vista を選びたいところです。
【 パソコンメーカーとブランド 】
一般のサイズのパソコンは、共通規格のパーツによって組み立てられています。
このため、性能が同じ(使われているパーツが同じ)なら、どのパソコンも似たような大きさ・機能・価格になります。
しかし日本の場合、部屋や机が狭いため、ビジネスパソコンは省スペースであることが重視されています。
また、ノートパソコンも小さな本体にパーツがぎゅうぎゅう詰めになっています。
これらの小型パソコンは本体が小さすぎるため、一般規格のパーツはあまり使えません。
よって日本のビジネスパソコンは、各メーカーが独自に開発したものであることが多く、共通規格に沿っていないパーツが含まれている場合が多いので、性能・機能・大きさなどがメーカーによって異なります。
これはつまり、ビジネスパソコンやノートパソコンは、メーカーごとに大きな差があるという事になります。
どのメーカーを選ぶかで、性能や特性が大きく変わってくる訳です。
また、各メーカーは自社開発のパソコンに独自のブランド名を付けて販売しています。 俗に言う「ブランド戦略」です。
どのメーカーもブランドごとに特性・性能を変えて開発・販売をしているため、ブランドごとの特性が解れば、購入時に各パソコンを選びやすくなります。
企業がパソコンを購入する場合、この「ブランド」で選ばれる事も非常に多いそうです。
(それはつまり、パソコンをよくしらない人が、あまり性能を見ずにブランドイメージだけで買ってるという事でもありますが・・・)
では以下で、ビジネスパソコンの販売・開発の大手メーカーを、その特性と共にご紹介しましょう。
そのパソコンメーカーが扱っているブランドも合わせて記載していますので、参考にして下さい。
なお、メーカーは「外資系」と「国内系」の2つに分けています。
外資系(国外メーカー)はデスクトップパソコンの場合、一般規格のパーツを使ったパソコンを中心に販売しており、そのため価格が安めで性能も高めですが、本体のサイズが大きく、場所を取るものが多いです。
国内系メーカーのデスクトップパソコンは、日本では省スペースパソコンの需要が大きいため、小型パソコンを開発している事が多く、場所は取りませんが、そのぶん性能に対しての価格は高めの場合が多いです。
サポートは日本の場合、やはり国内系メーカーの方が強いですね。
= 外資系メーカー =
DELL(デル) コスト重視の方におすすめ
ビジネス用パソコンの分野においては世界最大規模のシェアを持つ、アメリカを本社とするメーカーです。
価格が安いのが最大の特徴で、値段の割には性能も高く、コストパフォーマンスに優れたパソコンの販売を行っています。
ディスプレイ(モニタ)の開発も優先して進めているため、ディスプレイとのセット販売などで価格を抑えています。
組み立ては主に中国で行っているのですが、そのため日本でのサポートが中国経由になることがあり、日本語が通じないこともあるなど、サポート面についての評判は(2007年現在)あまり良くありません。 コスト低減のためか、マニュアルも簡素です。Vostro(ボストロ) 中小企業向けのビジネス用ノートパソコンのブランド。 Latitude(ラティチュード) 大規模オフィス向けのビジネス用ノートパソコンのブランド。 OptiPlex(オプティプレックス) ビジネス用デスクトップパソコンのブランド。 Inspiron(インスパイロン) 一般(家庭)向けパソコン。デスクトップとノートパソコンの双方で使用されます。 XPS (Inspiron XPS) 一般(家庭)用の高性能モデル。家庭やゲームプレイヤー向けのパソコン。 Dimension(ディメンジョン) 一般向けデスクトップパソコン。2007年に Inspiron に統合され、現在は使用されていません。
HP(ヒューレット・パッカード)
DELL と世界1位のシェアを争い続けている、世界最大手規模のパソコンメーカー。 本社はアメリカです。
2002年にノートパソコンのパイオニアであった「Compoq(コンパック)」を吸収合併し、以後は DELL と同じく低価格・高性能をウリにしたパソコンの販売を続けています。 また、プリンターの開発・販売においても大手の老舗です。
ビジネス用のパソコンに特化しており、個人よりも法人をメインとした販売戦略を展開しています。
また、「タッチパネル」の開発を強く進めているメーカーで、タッチパネル専用のPCブランドも立ち上げています。Compaq(コンパック) ビジネス用のパソコン。 吸収合併した Compaq 社のモデルをそのまま引き継いでいます。 Pavilion(パビリオン) 一般(家庭)向けパソコンのブランドです。 ノートとデスクトップの両方で使われます。 TouchSmart(タッチスマート) タッチパネルを搭載したパソコンのブランド。 HP が新たに開拓しようとしている分野です。
Lenovo(レノボ) 耐久性・信頼性重視の方におすすめ
レノボ(聯想集団)は中国の会社ですが、2004年にビジネスパソコンの老舗「IBM(本社アメリカ)」のパソコン事業を買収し、以後は IBM のパソコン(ThinkPad や ThinkCentre)を主軸にした販売を展開しています。
ビジネスパソコンに最も必要なものを「信頼性」であると定義し、過酷な耐久試験や耐水試験を実施、とにかく壊れにくいパソコンであることをウリとしています。 これは IBM 時代から続く考え方をそのまま受け継いでいるようです。
顧客意見の取り入れや購入後の保証サービスなどに力を入れているため、外資系の中ではサポート面での評判も良い方です。Lenovo 3000 低価格のビジネス用ノートパソコンのブランドです。 ThinkPad(シンクパッド) 高性能型のビジネス用ノートパソコン。かつての IBM のブランドを受け継いだものです。 ThinkCentre (シンクセンター) ビジネス用のデスクトップパソコン。 低価格の A タイプ、高性能の M タイプの2種類。
全て省スペースタイプとなっており、A タイプには超コンパクト型も含みます。
= 国内系メーカー =
NEC (ビジネス用は別サイト
)
かつて「国民機」と呼ばれたパソコン(PC-9800 シリーズ)などを販売していた、老舗のパソコンメーカーです。
現在でも国内のオフィスコンピューターのシェアは1位を誇りますが、ノートパソコンのシェアは大きくありません。
NECのノートパソコンは多機能ですが、そのぶんバッテリーの駆動時間が短いものが多いため、選択時には仕様詳細をよく確認しましょう。 デスクトップのパソコンも多機能なものが多いのですが、性能と比較してやや割高です。 また、不必要なソフトウェアや宣伝用のソフトも多く入っている傾向があります。
しかし国内最大手メーカーの1つであるため、サポートに関しては安心感があり、出張所や提携電化店も多く、マニュアルも非常に詳細です。Lavie(ラヴィ) 一般(個人)向けのノートパソコンです。 VALUESTAR(バリュースター) 一般(家庭)向けのデスクトップパソコンです。 基本的には家族で使うスタイルであり、種類が豊富です。 VersaPro(バーサプロ) 大規模オフィス向けのビジネス用ノートパソコンです。
中小企業向けの「VersaPro J」もありますが、パソコン自体に違いはなく、サポートなどが異なるのみです。Mate(メイト) 大規模オフィス向けのビジネス用デスクトップパソコンです。
こちらも中小企業向けの「Mate J」がありますが、保証期間やサポートのみが異なります。ValueOne(バリューワン) ディスプレイやソフトウェアとのセット販売ではなく、パソコンの本体のみでの販売となっています。
買い換え向けのパソコンで、セットのものより低価格であり、不必要な機能やソフトウェアも省く事ができます。
パナソニック(松下電気) ビジネス用ノートPCにおすすめ
松下(ナショナル)のパソコンは、「Panasonic(パナソニック)」の商標で販売されています。
パナソニックはビジネス用のノートパソコンしか販売しておらず、その販売規模も大きくなかったのですが、近年発売されたモデル(レッツノートの新型)が大ヒットして雑誌アンケートの満足度ランキングでも1位を獲得、以後はビジネス用ノートパソコンの分野で国内上位のメーカーとなりました。
高い耐久性と長時間バッテリー、徹底した軽量化などは、家電製品の技術をフィードバックしたものです。
近年はサポートやマニュアルなどに関しても、評価が高いようです。Let's note(レッツノート) パナソニックのノートパソコンのブランド。 2006年度のモデルで大ブレイクしました。 TOUGHBOOK(タフブック) 「堅牢ノートPC」と銘打った頑丈なモデル。 工事現場などの過酷な環境でも利用できる耐久性重視のノートPCです。
東芝 ビジネス/一般両用のノートPCにおすすめ
ノートパソコンの老舗です。 1990年代には世界のノートパソコンのシェア1位を7年間も維持し続けていました。
現在でも国内のノートパソコンのシェアはトップクラスですが、デスクトップパソコンの分野では弱いメーカーです。
ノートパソコンの老舗メーカーだけあって、高い液晶表示性能や長時間駆動のバッテリー、軽量化された本体など、ノートパソコンに必要とされる基本性能は全般的に高くなっています。 また、ビジネス以外の用途にも使えるノートパソコンも各種販売しています。
サポートはあまり良くないと言われていましたが、近年になってサポート体制の強化を行ったため、現在のサポート評価は高いようです。dynabook Satellite(サテライト) 一般向けのノートパソコンのブランド。 高機能型から廉価型まで多くのタイプがあります。 dynabook SS(ダイナブックSS) 小型・薄型のノートパソコン。 12インチ以下のサイズで長時間駆動が可能なビジネス専用モデルです。 dynabook Qosmio(コスミオ) テレビなどを見るのに特化した映像表示重視のノートPC。 高性能型は3Dゲームにも対応しています。 EQUIUM(アクィウム) ビジネス用デスクトップパソコンです。 東芝には一般向けのデスクトップパソコンはありません。
富士通 国内のオフィスパソコンの販売シェアで、NECに次ぐ2位の位置にある老舗の大手パソコンメーカーです。
顧客企業との意見交換に力を入れており、直接性能に現れにくい「使いやすさ」の面で配慮が多く、機能性重視のデザインの評価が高いメーカーです。 また、コピー機を始めとする様々なオフィス機器を開発しているため、企業の場合はセットで導入できる利点もあります。
しかしコンピューターの基本性能においては、可もなく不可もなくと言ったところで、性能に対して価格は割高と言えます。
製品モデルは家庭用からビジネス用まで幅広く、国内大手であるためサポートの評価は高いです。FMV LIFEBOOK(ライフブック) ビジネス向けのノートパソコンです。 FMV ESPRIMO(エスプリモ) ビジネス・オフィス向けのデスクトップパソコンです。 FMV DESKPOWER(デスクパワー) 一般向けのデスクトップパソコンで、高性能型はテレビの視聴や録画も可能です。
ただ、富士通のパソコンは総じてグラフィック機能が弱いため、ゲームなどには向きません。FMV BIBLO(ビブロ) 一般向けのノートパソコンですが、近年のモデルはビジネス利用も考慮されています。
多機能なものはテレビも視聴可能ですが、そのぶんバッテリーの駆動時間は短くなります。FMV-TEO 大画面のテレビに接続し、リモコン操作や録画などが出来るリビング用パソコンです。
エプソン(セイコーエプソン) サポート重視の方におすすめ
店頭ではなくインターネットの直販で、BTO(受注組立、オーダーメイド)のパソコンを中心に販売を行っているメーカーです。
ユーザーサポートが優秀で、ここ数年はパソコン雑誌のアフターサービス満足度のアンケートで、毎年1位となっています。
メールサポートや修理サービスなどが非常に早く、プリンターの開発・販売の大手でもあるため、プリンターとセットで導入しやすい利点もあり、法人や企業の他、教育機関などでもエプソンを採用しているケースが増えています。
デスクトップパソコンは省スペースタイプから高性能タイプまでそろっていますが、ノートパソコンの性能はやや弱いです。Endeavor(エンデバー)MT/MR スリムサイズのデスクトップパソコン。BTO(パーツ選択)により、ビジネスと一般の両方に対応しています。 Endeavor AT さらに小型のデスクトップパソコン。省スペースタイプで、基本的にビジネス向けです。 Endeavor ST 超コンパクトサイズのデスクトップパソコン! マウスパッドサイズであり、机の場所を取りません。 Endeavor Pro 高性能型の一般向けデスクトップパソコンです。 基本的にはパワーユーザーやゲームプレイヤー向けです。 Endeavor NJ/NA ノートパソコンのブランド。 高性能型もあるが、基本的にはビジネス向けでしょう。
ビジネス用のパソコンを販売している、代表的なメーカーは以上です。
有名なパソコンメーカーは他にもありますが、ビジネス用パソコンでのシェアが大きくないものは掲載していません。
(例えば、大手のパソコンメーカーにはソニーやシャープ、ソーテックなどがありますが・・・ ソニー(VAIO)や シャープ(Mebius) は、ビジネス向けよりも、家庭用・一般用の分野に力を入れています。
ソーテック は価格は非常に安いのですが、性能やサポートはあまり評判が良くありません・・・)
また、各メーカー(特に外資系)は、企業買収や合併によって急に体制が変わることがあります。
技術力や販売経路の影響が大きいパソコン業界では、こうした事がたまにあるので一応注意して下さい。
(例えば、かつてビジネスパソコンの定番メーカーだった「Gateway(ゲートウェイ)」は、ある日突然事業を縮小し、日本市場からも撤退、ユーザーに混乱を招きました)
先にも言いましたが、ビジネス用のパソコンとノートパソコンは、メーカーによって特性が大きく違います。
単にビジネス用パソコンに強いだけでなく、自分が使っていく上で、そのメーカーのパソコンの特性が合っているかどうかをよく考慮して選んだ方がいいでしょう。
もちろん、財布の中身とも相談しないといけませんけどね。
パソコンでゲームもやりたいという方は、こちら のページも参考にして下さい。
なお、パソコンのブランドではないのですが・・・
パソコンの「CPU」を作っている「インテル社」という会社が規定したブランド「Centrino(セントリーノ)」というものがあります。
これはインテル社が定めた CPU・チップセット(パソコンの基盤となるもの)・無線LAN・バッテリー などのパーツが、インテル社指定のものか、一定の性能以上のものである場合に、そのパソコンに与えられる性能保証のブランドです。
Centrino はノートパソコン用のブランドで、他にビジネス用デスクトップパソコンに与えられる「vPro(ヴィープロ)」、家庭用パソコンに与えられる「Viiv(ヴィーブ)」などもあります。
「インテル社が市場独占を狙って作ったものだ」という意見も強く、あまり重要視されていないのですが、これらのブランドが付加されているパソコンは、とりあえず一定以上の性能・機能が保証されていることになります。
ノートパソコンには「Centrino 対応」を持つものが多いので、参考の1つにしてもいいかも知れません。
このページでは、ビジネス用のパソコン選びに必要なアドバイスを掲載してきました。
ページの中で何度も出て来ているように、個々のパソコンやそれを開発しているメーカーには、それぞれ特徴があります。
メーカー同士の開発競争の結果、それぞれのメーカーが得意な分野を伸ばそうとし、さらに苦手な分野を縮小・撤退させていったため、近年はメーカーやパソコンごとに大きな個性が出るようになりました。
インターネット上のレビューなどを見ると、パソコンの性能や特徴を考えずに購入して、文句を言っている人がけっこう多くいます。
テレビ視聴や録画などの機能が豊富なノートパソコンを買って「すぐバッテリーが切れて使えない!」と言っていたり、ビジネスパソコンを購入して「ゲームがまともにプレイできない!」と怒ったり、ゲーム用パソコン向けのメーカーでビジネスのためのノートパソコンを買い「重くて使いづらい!」と文句を言っている人がいます。
しかしそれは、パソコンやメーカーが悪いのではありません。 購入する側のパソコン選び・メーカー選びが悪いのです。
パソコンは高い買い物です。 性能をよく確認し、後悔しないものを選ぶようにしましょう!