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最終更新 2009年7月 (このページの「現在」という表現は、上記の日付が基準となります) |
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グラフィックカード(ビデオカード)とは、絵や文字を画面に表示するための処理を行うパーツです。 そのため、パソコンをビジネスやインターネットに使う範囲であれば、グラフィック機能にはこだわらなくてもいいでしょう。
新しいウィンドウズ 「Windows Vista」 でも、3D表示のデスクトップ画面が追加されたので、これを快適に利用するには高いグラフィック性能が必要になりますね。 このパーツには呼び方が色々あります。 このページでは「グラフィックカード」、略称は「VGA」を主に使います。 |
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グラフィックカードの性能説明をする前に、まず「オンボード」という言葉について説明しましょう。 オンボードとはマザーボードの本体(パソコンのベースとなる基盤)に、その機能が最初から備わっている事です。グラフィック機能がオンボードなら、グラフィックカードを付けなくても画面に絵や文字を表示する事が可能で、その分パソコンを安く組み立てる事が出来る訳ですね。 しかし、オンボードのグラフィック機能はそれほど大した性能ではない場合が多く、3Dグラフィックのゲームを快適に動かしたり、DVD ビデオの映像を綺麗で快適に表示したい場合には、やはり市販のグラフィックカードが必要になります。 また、グラフィック機能がオンボードになっているマザーボードの中には、もうグラフィック機能が備わっているからと言う事で、グラフィックカードを付けるための取り付け部が用意されていないものもあります。こういったものだと、グラフィックカードを後から付けようとしても出来ません。 専用の取り付け部を必要としないグラフィックカードもあるので、そう言ったものなら取り付けも可能ですが、その分性能は劣り、数も少ないです。 グラフィックカードの性能を見る前に、自分のパソコンのグラフィック機能がオンボードなのかそうでないのか、まずこれを確認する必要があるでしょう。 |
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パソコンの画像には、普通の「平面画像(2Dグラフィック)」と、ポリゴンとも呼ばれる「3Dグラフィック」、ビデオなどからの「映像」の3種類があります。
まず、市販されているグラフィックカードやグラフィック機能にどんな銘柄のものがあるか説明をしましょう。 グラフィックカード(ビデオカード)は技術革新や販売競争の末、数種類に絞られています。 グラフィックカードを発売しているメーカーはたくさんありますが、その中心部品となる 「グラフィックチップ」 が同じなら、どのメーカーが作ったものでも、同じような性能になります。
GeForceシリーズは、同じ型番でも以下のバージョンの違いがあります。
つまり、同じ GeForce6800 でも、6800Ultra と 6800GT なら 6800Ultra の方が高性能です。 ただし、上位型の方が値段も高くなります。 現在は「GTX」と「GTS」が製品名に使われたはじめたので、型番には使われなくなっています。
RADEONシリーズは、同じ型番でも以下のバージョンの違いがあります。
つまり、同じ RADEON X800 でも、X800XT と X800XL なら、X800XT の方が高性能です。 「RADEON HD 3000」シリーズはナンバーの下2桁でバージョンの違いを表すよう変更になっており、例えば 3870 は 3800XT、3850 は 3800Pro クラスとなります。
これらのグラフィックカードの性能が簡単に解るように、当方でグラフィックカードのランク付けを(独自に)行ったものが以下のページにあるので、参考にしてみて下さい。 なお、画質については GeForce がシャープでくっきり、RADEON は色が鮮やか、と言われていますが・・・
性能表の「グラフィック」や「VGA」の所に「Intel(R)82915G/GV/910GL ExpressChipsetFamily」とか書かれていたら、つまり、Intel82915G(915G) のオンボードのグラフィック機能だと言うことですね。 オンボードのグラフィック機能についても、グラフィックカードのランク付け一覧で一部ランク付けしています。 |
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これは CPU のクロック数と同じで、グラフィックカードの中心にあるグラフィックチップ(GPU)のクロック数を表し、「コアクロック」とも呼びます。 これらは高い数値であるほど高性能と言えるので、比較の際の目安になりますね。
グラフィックカードにはメモリも付いています。 グラフィックチップで処理を終えたデータはこのビデオメモリに保存されて随時使われて行きますが、データ量の多いグラフィックを表示しようとして、しかしメモリが少なくてデータを保存しきれなかった場合、足りなかった分が表現できなくなってしまいます。 こうなると特定の所だけ表示されないとか、模様が一部なくなるとか、色が抜け落ちるとかいう状況が起こり、動作も不安定になりがちです。 ビデオメモリ(VRAM)が多いほど、細かい 3D 画像や DVD 映像などの高度なグラフィックでも、スムーズに不良もなく表示する事が出来ます。 また、最近は「メモリバス幅」という性能も重要になっています。これは「メモリがデータを一度に送れる量」で、これが大きいほど膨大なデータを使う高度なグラフィックでも、高速に表示することが出来ます。 近年、細かい書き込みの高度なグラフィックが表示されるゲームが増えていますから、メモリバス幅の性能が表示速度に直結することも多くなっています。 メモリバス幅は 64 ビットとか、128 ビットとかの「○○ビット」という数値で表され、高い方が高性能です。 なお、グラフィック機能の中には、「ビデオメモリはメインメモリと共有」というものもあります。
「AGP」とはグラフィックカード(ビデオカード)がパソコン本体とデータをやり取りする際の仕組みで、通常よりも高速なデータ転送が可能でした。 通常のAGPより2倍速いAGPを「AGPx2」、4倍速いものを「AGPx4」と表示します。
2004年から登場し始めた、AGPに代わる新しい取り付け口が「PCI Express」です! PCI Express と AGP の取り付け部は形が違うので、PCI Express のグラフィックカードを AGP の取り付け部に付けることは出来ませんし、その逆ももちろん出来ません。 現在のパソコンは PCI Express が一般化しているため、AGP を使うグラフィックカードはもうあまり見かけなくなっています。 なお、グラフィック機能が「オンボード」のマザーボードの中には、「AGPスロット」や「PCI Express x16」がないものもあります。 「PCI」という取り付け部を使うグラフィックカードなら付けられますが、速度に劣り数も少ないです。 AGP や PCI Express x16 のスロット(取り付け部)がないパソコンは、グラフィック機能のパワーアップが行えないので、購入する際には十分注意して下さい。
最近のグラフィックカードで重要なのが出力端子です。 昔は「HD15(D-Sub15pin)」という端子/コードしかなかったのですが、最近は液晶ディスプレイなどを使ったときに高画質で画面を表示できる「DVI」という端子/コードが一般的になっています。
DVI端子には「DVI-A」「DVI-D」「DVI-I」の3種類が存在します。 最近は出力端子が2つ以上あるグラフィックカードも増えていて、2つのディスプレイを使って1つの大きな画面を表示したり、逆に2つの画面に別々のものを表示したりすること(マルチディスプレイ機能)が可能なものもあります。 性能としては DVI や HDMI などの高画質用の端子があり、出力端子も複数ある方が、グラフィックカードとしては高機能と言えますね。 最近は DVI や HDMI の端子が付いているテレビが増えていて、パソコン画面を表示できるテレビも多くなっています。 テレビ用の出力端子には複数の種類があり、それぞれ画質が異なります。
「ファン」とは扇風機のことです。
普通はファンによる冷却が一般的ですが、「ファンレス」と表記してあるグラフィックカードにはファンがありません。
また、ファン(および熱対策の部品)がどんどん大きくなっている影響で、グラフィックカードの大きさが拡大し、スロット(差し込み口)のスペースを2つ分とってしまうグラフィックカードも増えています。
これは「性能」と言うよりも、大きさの規格です。 最近は、「スリムタイプ」とか「省スペースタイプ」などと言われる、本体が小さめのパソコンが多く発売されています。
もし自分のパソコンが小さめのタイプの場合は、グラフィックカードや拡張カードを交換したり、取り付けたりしたい時に、「LowProfile」かそうでないかに注意しなければなりません。 グラフィックカードには Low Profile サイズのものも多くありますので、そういったものを選んで取り付けるようにしましょう。
このような 3Dグラフィック が使用されているものはゲームが多いので、最新のゲームをプレイするために必要な機能、とも言えます。(設計用ソフトなど、一部の業務用ソフトでも使用される場合があります) ただ、ひとくちに3Dアクセラレータと言っても、実際に3Dの画像を描くための手法は色々と存在し、各メーカーが開発競争などを行っている結果、様々な名前の技術が登場しています。 ここまで細かく知る必要はまったくないのですが、参考程度に見てみて下さい。
実際のグラフィックカードの性能はこういった細かい性能ではなく、銘柄とバージョンを見て判断した方がいいでしょう。
パソコンのパーツはすべて電気を使います。 通常、電力はそれほど気にする必要はありません。
グラフィックカードは全てのパーツの中で、もっとも多くの電力を消費し、基本的にその量は高性能になるほど高くなっていきます。 「GeForce 8800/9800 シリーズ」や「RADEON HD シリーズ」などの新型グラフィックカードは非常に消費電力が大きいので、付け替えを考えるときは注意しなければなりません。
これは GPU(グラフィックカードの CPU)の内部の細かさの事です。
2005年から登場したもので、グラフィックカードを1つのパソコンに2枚付けて、さらなるグラフィック性能の向上を計ろうと言う、新機能です。 マザーボードやグラフィックカードに対応のものが必要で、しかもコストもかなり割高になるので、究極のマシーンを追い求めるようなヘビーユーザーか、もしくはお金持ちの人向けの技術と言えますね。 なお、近年は最初から2枚セットになっている(もしくは、見た目は1枚だが内部に2個の GPU が存在する)グラフィックカードも存在しています。
これはグラフィックカードの性能ではないのですが・・・ グラフィックカードは主に、nVIDIA社の「GeForce」系と、ATI社の「RADEON」系に分かれます。 つまり、グラフィックカードの基本性能が高くても、ソフトとの相性が悪い場合、その性能を十分に発揮できないということがある訳です メーカーやソフトによって異なりますが、ゲームは GeForce の方が相性が良い場合が多いです。 ただし、グラフィックカードの「乗り換え」は推奨できません。 パソコンを販売している各メーカーにもそれぞれに提携関係があり、「この会社のパソコンは主に GeForce を使っている」とか、「この会社は RADEON ばかりだ」 というような違いがあります。 これらの「会社の力」は単純な機械の性能とは違い、数値で見えませんが、考慮に入れるべき大きなポイントなので覚えておきましょう。 |
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参考までに、簡単にグラフィックカードの取り付けについて説明します。
グラフィックカードにはディスプレイ(画面)などを接続するためのコネクタ(差し込み口)がついていますが、これがパソコン本体の外側に来るようしましょう。
まあ要するに、ザクッさし込むだけなので、難しいものではないですね。 その後、電源コードをグラフィックカードの所定の場所に差し込みます。右のものは 8pin の電源コードで、先端が8つに分かれていますが、6pin や 4pin のものも存在します。(画像は黒ですが、白いものもあります) このコードを差し込める場所が VGA の側面にありますので、そこに差し込んでください。 (補助電源が必要ない VGA も存在します) 電源コードは VGA を買ったら付いているはずです。 もう一方はマザーボードの上部にある電源ユニットに差し込みます。 すでに電源ユニットにピンの数が合うコードが付いている場合は、それを差し込んでも構いません。 (お店で買ったパソコンには大抵、予備のコードがいくつか付けられています) 接続後、パソコンを起動してみて、グラフィックカードを認識していれば OK ですね。 実際にパソコンパーツを交換する場合は、 書籍などを買ってそれを見ながら行う事をお勧めします。 |
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ドライバの更新によりトラブルも解決することもあります。 代表的なグラフィックカードである GeForce と RADEON のドライバは、以下のページからダウンロードできます。 ■ nVIDIA社、GeForce シリーズ ドライバダウンロードページ
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