3Dグラフィックのゲームをやるためのパソコンの購入アドバイス 〜初心者が後悔しないために〜 (シムシティー4 バージョン)
このページはリンクフリーです

このページは、「ゲームやりたい」 「ゲームやりたい」 と思ってパソコンの事を考えている人へのアドバイスを掲載しています。

パソコンのゲームと言ってもたくさんありますが、ここでは 「シムシティ4」 や 「シムズ3」 、他にも  「モンスターハンターフロンティア」 や 「ファイナルファンタジーXI」 など、高度な性能が要求される、主に 3D グラフィックが使用されたゲームを対象としています。

パソコンの初心者
の方で、ゲームも出来るパソコンが欲しいと思っている方や、
今のパソコンがゲームをやるのに不十分なので買い換えたいと思っている方、
もしくは、今のパソコンをパワーアップさせたいと思っている方、なぜ今のパソコンでゲームが十分に出来ないのかを知りたい方にとっての参考になればと思っています。
【 追記 】
ノートパソコンやビジネス用パソコンの選び方に関する質問も頂いていたため、新たに「ノートパソコン・ビジネスパソコンの特性と購入アドバイス」のページも作成いたしました。 特にノートパソコンの購入を考えられている方は、そちらも見て頂ければと思います。

1・パソコンの性能の基本 2・ゲームに必要な性能の種類 3・パソコンの初心者を騙す 「罠」
4・パソコンの性能の見方 5・パソコンの性能の意味 6・ノートパソコンには要注意!
7・パソコンの購入/買換の注意 8・パソコンのパワーアップ


【 パソコンの性能の基本 】
まず、パソコンの性能を 「どのように考えればいいか」 を説明します。
大切な事として、パソコンは1つのマシンではなく、パーツの集合体と考えてください。
自動車でも エンジン や タイヤ や ハンドル などのパーツが集まったものですよね。

これと同じように、パソコンの性能も、パーツ単位で考えるとその性能が見えてきます。
車では、エンジンが良ければスピードが出ますね。 タイヤが良ければよく曲がるでしょう。
パソコンでは、エンジンに相当する 「CPU」 というパーツが良ければ全体の処理が速いです。
そして、「ビデオカード(VGA)」というパーツが良ければ、綺麗な 3Dグラフィック を高速に表示して動かす事が出来ます。
このように、パーツごとの性能の良し悪しで考えれば、そのパソコンがどんな特徴を持っているかが解る訳です。
簡単な話ですが、パソコンを考える上で、これはとても重要です。
この基本を忘れないようにしましょう。


【 ゲームに必要な性能の種類 】
さて、ではゲームをするのに適したパソコンはどの性能が高ければいいのかを説明しましょう。
大切な部分は次のものです。
CPU パソコンの全体の処理を行うパーツで、心臓部ともいえます。
車で言うとエンジンです。
メモリ パソコンが、その時に使用するデータを置いておく場所です。
たくさんのデータを一度に使う場合、この性能が低いと遅くなってしまいます。
ビデオカード
(VGA)
グラフィックカードとも言われ、綺麗なグラフィックを表示するためのパーツです。
綺麗な 3D グラフィックを表示するゲームの場合、このパーツが弱いと動作が遅くなり、最悪プレイ出来ない場合もあります。
パソコンでゲームをやる場合、特に重要になるパーツです!
他にも色々と性能はあるのですが・・・
初心者の方がゲームをやるパソコンの購入を考える場合、特に上の3つを重視して下さい。
これは1つだけが良くてもダメで、「シムズ2」 や 「シムシティー4」 などの高い性能が要求されるゲームをやる場合、上記の3つが全て十分な性能である必要があります。
例えば、自動車でエンジンが良くても、タイヤやハンドルが悪いと、スピードは出ますがあまり曲がらなくて、結局そんなにスピードは出せないでしょう。
また、エンジンが 200 キロのスピードが出せるものであっても、タイヤが 100 キロまでしか耐えられないものだと、やっぱり 100 キロでしか走れません。
これと同じように、パソコンも総合的に良くないと高い性能は期待できない訳です。
ただ、あまり曲がらない車でも、まっすぐな道しか走らないのなら、あまり問題にはなりません。
200 キロで走れる車があっても、制限速度が 50 キロの道しか走らないのなら、やっぱり意味がありません。
このように、必要ない性能はなくても構わない、というのもパソコンにはあります。
ですが、高度なグラフィックや処理が必要とされるゲームもやりたい場合は、出来るだけ高性能が要求されると思って下さい。


【 パソコンの初心者をだます 「罠」 】
先ほど、「必要ない性能はなくても構わない、というのもパソコンにはあります」 と書きました。
これを利用して・・・ 初心者を騙してパソコンを売っているメーカーがあります!
しかも、それは非常に多いのです!!
まあ、「騙す」というと弊害があるかもしれませんが・・・
しかし、パソコンを販売する側は広告などに、「自分に不利な事は書きません」。
これがとても重要で、つまり、一部分だけ性能の高いパソコンを、その部分だけをピックアップして大きく宣伝し、そしていかにも全体性能が高いように見せかけて売る、という場合がとても多いのです!
特に、パソコンの初心者はパソコンの詳しい性能の意味なんて解りませんから、広告に書かれた表面上の性能と値段だけを見て判断しがちです。
しかし、これこそが「」なのです!
例えば、一番注目される CPU だけに高性能なものを使い、メモリやビデオカードなど、他の部分を安いパーツばかりにして、「なんと CPU が○○のパソコンが今なら▲▲円!」とか言って売る訳です。
こういった事が良くある事を知った上でパソコンの購入を考えてください!
基本的に、性能の高いパーツは、値段も高いです。
つまり、安くて高性能(に見える)パソコンは・・・ どこかに、値段を安くするためのシワ寄せが来ているハズです。
特によくあるのが、グラフィック(画像)を表示するためのパーツが 「ない」 場合です。
実はグラフィックを表示するための 「ビデオカード(グラフィックカード、VGA)」 と呼ばれるパーツは、もしなくても最低限の画像は表示する事が可能なのです。
これはパソコンの基礎となる 「マザーボード」 と呼ばれるパーツに最初から基本的なグラフィック表示機能が備わっているものがあるからで、これを 「オンボード」 と呼びます。
ですが、「シムシティー4」 や 「ファイナルファンタジーXI(FFXI)」、その他、最新の 3D グラフィックを表示するゲームをやる場合・・・
もちろん、オンボードのグラフィック機能では、性能は不十分です。
全くプレイ出来ないか、出来ても快適とは言い難い状況だと思って間違いありません。
別にオンボードのグラフィック機能しかなくても、ゲームをやらない場合や、綺麗なグラフィックを表示する事がない場合には、特に問題はありません。
普通に仕事で使うだけだったり、インターネットをやるだけなら、「ビデオカード(VGA)」による追加のグラフィック機能はいらないのです。
そして、「ビデオカード」はパーツ自体の値段も高いです。
そのため、メーカーが安いパソコンを作って売る場合は、ビデオカードが 「ない」 場合が多いのです。
もちろん広告などにはその事は特に表記せず、表記していても小さく書いている訳です。
ですがあなたがパソコンでゲームもやりたいのであれば、ビデオカードの有無と、その性能は絶対に注目して下さい!
でないとせっかくパソコンを買っても、綺麗なグラフィックを表示する最新のゲームは、そのほとんどがプレイ不可能になってしまうでしょう。
(パソコンのグラフィックやメモリの性能が書いてある部分に、「メインメモリと共有」 とか 「チップセット内蔵」 とか書いていたら、そのパソコンはオンボードです! 詳しくは後述しています)


【 パソコンの性能の見方(すでにパソコンを持っている人へ) 】
さて・・・ すでにパソコンを持っている人の場合、実際に自分のパソコンがどの程度の性能かを知りたくなると思います。
まだパソコンを持っていない方は、この部分の説明は読み飛ばして下さい。^^;
パソコンの説明を知るのには色々な方法があるのですが・・・
ここでは、公開されているフリーの性能調査ソフトをご紹介しましょう。
1つは、オンライン RPG 「ファイナルファンタジーXI (FF XI) 」 などを発売している 「スクウェア・エニックス」 のサイトで公開されている 「PlayOnline System Infomation」 です。
FFXI のサイトの下記のページからダウンロードする事が出来ます。
http://www.playonline.com/ff11/download/media/sysinfo01.html?pageID=media


もう1つは、オンライン RPG 「信長の野望オンライン」 や 「大航海時代オンライン」 などを発売している 「コーエー」 のサイトで公開されている 「KOEI SYSTEM VIEWER」 です。
こちらは コーエー GAME CITY 内の下記ページからダウンロードできます。
http://www.gamecity.ne.jp/products/ksv/ksv.htm
使い方は別に難しいものではなく、解凍してただダブルクリックするだけです。
(解凍ってなに? という方は こちら を)


表示される内容は、
PlayOnline System Infomation」も
KOEI SYSTEM VIEWER」 もほとんど同じです。
色々と表示されるので圧倒されるかも知れませんが、大切なのはごく一部ですね。
CPU」、「メモリ」、「ビデオカード」、「VRAM。 これがゲームをやる上で特に大切な部分です。
とりあえず、この4つを見ておけばいいでしょう。
どういう意味があるのかは、次の項で説明します。
あと注目するべき点は、「ハードディスク」。
これはパソコンがデータを記憶できる容量で、多いほどたくさんのデータを保存できますね。
DirectXのバージョン」にも、いちおう注目です。
ここが最新バージョンになっていないと、一部のゲームが正常に動作しないからです。
でも、たいていはゲームをインストールする時に必要な DirectX も一緒にインストールする事になりますから、それほど気にする事はありません。
一応、最新版は MicroSoft の DirectX のページ で公開されています。

もし掲示板などで、ゲームの動作速度やトラブル、その他のパソコン関連の質問を行う場合は、これらのパソコンの性能も併記して行うようにしましょう。
最初に述べたように、パソコンの性能というものは使われているパーツによってそれぞれ異なります。
使っているパソコンの性能やパーツを述べずに、ただ 「助けてください」 と言っても、何が原因でそうなっているのか解りませんから、解答する方は答えようがありません!
せめて CPU、メモリ、ビデオカード ぐらいは説明するべきです。
何を説明して良いか解らない時は、ここで紹介した性能調査ソフトの結果をそのままコピーして貼り付けてもいいでしょう。
最低でもパソコンの名前ぐらいは言うべきです。
パソコンは千差万別、それぞれ性能が大きく異なります。
ただ「パソコン」と言っただけでは、「どんなパソコンなの?」と聞き返されるだけなので注意してください。


【 パソコンの性能の意味 】
さて、ではパソコンの性能を示す語句・数値の意味を説明しましょう。
これを知っていないと、どうしようもありませんからね。 ^^;
ここでは、「(3Dグラフィックの)ゲームをやるために必要な性能」 にしぼって説明します。
 CPU
まずは、CPU。 パソコンの動作の中心となるパーツです。
ですからパソコンの広告や宣伝文句でも、一番にピックアップされています。
具体的には、パソコンが行う様々な「計算」をここで行います。
注意するべきなのは、CPU の性能で見るべき点は、2つあるという事。
銘柄(名前)」 と 「数値」 です。
数値の方は、見たまんま数字が高いほうが高性能と思って構いません。
なお、単位は 1000Mhz は 1Ghz で、たとえば 2.4G と書いてあれば、2400M に相当します。
(最近は 「Ghz」 や 「Mhz」 の表示がない数値が付いている場合もあります。 これは CPU の名前や型番として付いている数値なのですが、初心者には解りにくいので無視していいでしょう。
「3Ghz」 と言う感じで、Ghz という単位が付いている方の数字を目安にしてください
問題は銘柄で・・・ 「Core」 とか 「Pentium」、「Athlon」 とか 「Celeron」 など色々なものがあります。
同じ Core(コア) にも、Core 2 Duo や Core i7 など複数の種類があります。
ここでは、それぞれの銘柄の詳しい説明はしません。
とりあえず、Core 2」 や 「Core i7」、「Athlon X2」 や 「Phenom」 ならば高度な性能が要求されるゲームでも大丈夫
逆に 「Celeron」 や 「Sempron」、「Atom」 というものはダメ
、と思っておいて下さい。
高価格・高性能
(3D のゲームもOK!)
以前の高性能型
および中間性能型
(3D のゲームもOK)
低価格・低性能
および旧型
(3D ゲームには向きません)
Core 2 Duo
Core 2 Quad
Core i7

Athlon X2
Athlon 64 X2
Phenom
Phenom II
Pentium Dual-Core
Core Solo/Duo
Pentium D

Pentium 4
Athlon XP
Athlon 64
Atom
Celeron Dual-Core

Celeron
Athlon LE
Sempron
Duron
Pentium III
表の中で、名前が青色のものは現在も生産されている現行型です。
黒色のものはやや古いタイプであり、茶色のものはかなり前に生産が終わった旧式のタイプです。
低価格型の CPU でゲームをやる時のパワーは、中間型や高性能型の半分ぐらいしかありません。
例えば Celeron で 3Ghz の場合、Core 2 Duo に換算すると 1.5 Ghz 前後の速度になってしまいます。
初心者の方の質問に、よく 「Pentium と Athlon (Core と Phenom) はどちらがいいのですか?」 というものがあります。
CPU を作っている会社には Intel(インテル)AMD という2つの会社があります。
Pentium や Core はインテル社の、Athlon や Phenom は AMD 社の製品です。
一昔前は Athlon(AMD)の方が Pentium や Core(Intel)よりもゲームに向いていると言われていました。
しかしどちらがいいかは常に変わっていますし、基本的には双方に初心者が気にするほどの差はありません
2006 年以後 「Core 2 Duo」 という CPU が登場しました。
これは従来型の Pentium や Athlon よりも高い性能を持ち、多くの新機能も搭載しています!
今高性能なパソコンが欲しいなら Core 2 Duo (または Core 2 QuadCore i7)の CPU を使っているものをお勧めします。
(Athlon や Phenom などの AMD 社の CPU は、新型がなかなか完成せず、完成しても欠陥があったりして苦戦が続いています)
(低価格で高性能なお得なタイプもあるのですが、あまり初心者にはお勧め出来ません。 パソコンに詳しい人向けと言えますね)
CPU の性能についてもっと詳しく知りたい方は 「CPU の説明」 ページをご覧下さい。

 = メモリ
メモリとは、パソコンがその時に使うデータを一時的に置いておく場所です。
ですので、一度に大きなデータを使う高度なゲームの処理には必須であり、またゲーム以外の用途でパソコンを使う場合でも、あればあるほど処理が高速化&安定して、使いやすくなります。
このパーツは単に数値が高いほどいいです。
128M より 256M 、256M より 512M の方がいい訳ですね。
シムシティー4」の場合、街の発展処理や住民の交通処理などに高い処理能力が必要とされるため、やはりメモリは 512M 以上ないと快適とは言えません。
「シムズ2」 や 「リネージュ2」 や 「エバークエスト2」 などの高度な性能を要求されるゲームでは、最初からメモリ 512M 以上が「必要環境」として定義されています。
(ウィンドウズの最新バージョン 「Windows Vista」 も、快適に使うには 512M が必須、快適に使うには 1G(1000M)以上が必要と言われています)
最近はメモリの大容量化が進み、ゲームなどのソフトウェアもそれに合わせた機能になっています。
そのため一般的にメモリは 1G(1000M) 以上が普通で、最新のゲームを快適に動作せたいなら 2G(2000M) 以上欲しいところでしょう。
メモリの量はあればあるほど、値段も高くなるのですが・・・ でも、3D グラフィックのゲームがやりたいのであれば、無視する事はできないでしょう。
メモリ についてもっと詳しく知りたい方は、「メモリ の説明」 ページをご覧下さい。

 = ビデオカード (グラフィックカード、VGA)
ビデオカード (通称 VGA) は、画像(グラフィック)を表示するためのパーツです。
ですから・・・ 3D グラフィックのゲームをやりたい場合、最も大切な部分です!!
まず前提として、パソコンでゲームもやる場合、これが「ある」パソコンを買いたいものです。
パソコンの初心者を騙す罠」 のところで説明したように、このパーツがないパソコンも多いです。
なくても最低限の画面の表示は可能で、普通に仕事やインターネットをやるだけなら、それで十分に対応できるからです。
ですが、それでは 3D グラフィックを使う 「FFXI」 や 「信長の野望オンライン」、「リネージュ2」など 3D グラフィックを使うゲームはプレイできません。
ビデオカードには色々な種類がありますが、とりあえず主流になっているのは GeForce というものと、RADEON というものです。
逆に、これ以外のものが 「ビデオカード」 のところに書かれているパソコンは、性能は期待できない可能性が高く、「オンボード(つまりパーツなし)」の可能性も高いです。
SiS とか 845G(Intel 82845G)IGMA3000 などの名前になっている場合、
(これらはオンボードのグラフィック機能の種類です)
もしくは 「チップセット内蔵」 や 「メインメモリと共有」 や 「オンボード」 と書いてあったら要注意(つまりオンボードのグラフィック機能で、ビデオカードはなし)ですね。

ビデオカードには多数のものがありますが、ランク付けをすると以下のようになります。
(このランク付けは、あくまで当方で独自に付けたものです)
ランク 概要 年台 カード
ランク外 旧世代の VGA 1999年以前 VooDoo系、TNT系、Savage系、など
ランク1 初期の 3D 対応VGA
および旧型オンボード
1999年頃 GeForce2 シリーズ、RADEON 7000/VE、G400系、
SiS315/650/740845GnForce など
ランク2 2000年代の VGA
および旧型オンボード
2000年頃 GeForce2 GTS/Pro、GeForce4 MX 420、RADEON 7200
865G、nForce2 など
ランク3 廉価型の VGA 2001〜
2003年頃
GeForce4 MX 440/460、RADEON 7500/9000/9200、
RADEON 8500LE、GeForce FX 5200 など
ランク4 2001/2年代の VGA
およびオンボード
2001〜
2002年頃
GeForce3 シリーズ、GeForce4 Ti4200、
RADEON 8500/9100/9500/9600、
GeForce FX 5600、Parhelia、
915G、945G (IGMA 900/950)、946GZ、955G、
965G、G31(IGMA X3000、IGMA X3100)
RADEON X200 (1100/1150)
など
ランク5 2002年代の VGA
および新型オンボード
2002年頃 GeForce4 Ti4400/4600、RADEON 9700、
GeForce FX 5700、RADEON X300 など
G35/G33/Q35/Q33(IGMA X3500)、
RADEON X1200 (AMD690G)、
GeForce 7050/7100/7150
など
ランク6 2003年代の VGA 2003年頃 GeForce FX 5800/5900/6200/6600/7300、
RADEON 9800、RADEON X550/X600/X700、
RADEON X1050/X1300、GeForce 8200
GeForce 8300/8300GS/9300/9300GS、
GeForce GT 100、G45(IGMA X4500)など
ランク7 2004年代の VGA
および近年の廉価型
2004年頃 GeForce FX 5950、GeForce 6800/6800XT/6800LE、
RADEON X800/X1550、GeForce 8400/9400
AMD780G など
ランク8 2005年代の VGA
および近年の廉価型
2005年頃 GeForce 6800 シリーズ、GeForce 7600/8500/9500、
RADEON X850/X1600/X1650/HD 2400/HD 3400、
GeForce GT 120/210、AMD790GX など
ランク9 2006年代の VGA 2006年頃 GeForce 7800/7900/7950/8600/9600、
RADEON X1800/X1900/X1950/HD 2600/HD 3600、
GeForce GT 130/220/230 など
ランク10 2007年以降の
高性能型
最近 GeForce 8800、GeForce 9800、
GeForce GTS 240/250、
RADEON HD 2900/HD 3800 など
ランク11 2008年の高性能型 最近 GeForce GTX 260/280/285、
RADEON HD 4850/4870/4890 など
ランク12 2009年の
2枚組 高性能型
最近 GeForce GTX 295、
RADEON HD 4850 x2/4870 x2 など
(主にベンチマークソフトのスコアリストとハードウェア性能を参考にしています)
(茶色表記はオンボードのグラフィック機能です)
(intel 82865G というのは、865G のオンボード機能の事です)
自分のパソコンや、欲しいパソコンのビデオカードがどれなのか解かったら、上記の表とてらし合わせてみてください。
「シムシティ4」 や 「信長の野望オンライン」、「ファイナルファンタジー XI」 などのゲームがまともにプレイできるのは、 ランク3より上が目安です。
ランク2ぐらいでも、パソコンの他の性能が高ければ、プレイできない事はないかもしれませんが・・・
やはり快適とは言い辛いです。 快適にプレイしたいならランク4以上は欲しいですね。
ウィンドウズの最新バージョン「Windows Vista」も 3D 表示機能を利用する場合、快適動作させるにはランク3〜4が最低ラインです。
シムシティ4は CPU や メモリ の影響が高いので、ランク2ぐらいでも CPU やメモリがかなり良ければ小マップや中マップまでなら行けるかもしれませんが・・・ 大きなマップで大都市を建設するのはかなり辛いでしょう。
シムズ2の場合はパソコンの性能に合わせて、シムの登場数や環境などを調整してくれるので、ランク3ぐらいでもプレイできない事はないのですが、やはりスクロールなどが遅めになりますし、登場するシムが少ないとゲームも寂しくなってしまいます。
ランク4以上がシムズ2を快適にプレイする目安でしょうか。
もし、自分のパソコンにビデオカードがない場合(オンボードの場合)は、ランク1か、良くてもランク2ぐらいですので、3D グラフィックのゲームは難しいと言わざるを得ません。
最近はランク4ぐらいのオンボードのグラフィック機能もありますが、このクラスの新型パソコンを買うのであれば、グラフィックカードも新しいものを選びたいところです。
ランク6以上あれば、FFXI なども、快適に動作するでしょう。
またリネージュ IIエバークエスト IIグラナド・エスパダ の場合は、このランクが普通にプレイできる基準ラインです。
そしてランクが上であるほど、ゲームの動作はさらに快適になっていきます。
真・三国無双 Online などの最新 3D ゲームだと、新しいグラフィック技術に対応していなければならないため、快適にプレイするにはランク7以上は欲しいところです。
SPORE(スポア)の場合、快適にプレイするにはランク7以上、ランク5〜6でもプレイは可能ですが、この場合は CPU とメモリの性能が高めである事が要求されます。
モンスターハンターフロンティア の場合、高画質で快適にプレイするにはランク8以上が必要です。
もちろん、パソコンの性能はグラフィック性能だけでは計れません。
すでに表記したように、CPU や メモリ なども総合的に良くなければ、やはり快適とは言えません。
しかし一般的に、最も足を引っ張る部分がこの ビデオカード(VGA) ですので、3D グラフィックのゲームをやるのなら絶対に注目してください。
GeForce や RADEON にも色々なバージョンがありますが、ここでは説明しきれないので、詳しく知りたい方は以下のページで確認してみてください。
グラフィックカードの性能とは?
(オンボードのグラフィック機能についても解説しています)
出来るだけ新しく、性能重視なもの、ランクが上のものほど、3D グラフィックのゲームの動作も良くなります。
悪質な広告・宣伝の場合、パソコンの性能欄に 「ビデオカード(VGA、グラフィックカード)」 の項目がない場合もあります! そんなパソコンはパスしましょう。
出来るだけ新しい、高性能なビデオカードが付いているのが理想ですが、高性能なビデオカードはかなり値段も高いので、難しいところです。
ただ、ビデオカードの性能は 3D グラフィックのゲームの動作に直結する事は覚えておいて下さい。

 = VRAM (ビデオメモリ)
これはパーツではなく、ビデオカードにくっついてるものなので、「ビデオカードの性能」 とも言えるのですが・・・ とりあえず、別に説明しておきましょう。
パソコン自体のメモリ(メインメモリ)とは別に、ビデオカードが専門に使う「メモリ」も存在します。
これはビデオカード自体にくっついていて、「VRAM (ビデオメモリ)」と呼ばれます。
3D のような高度なグラフィックを表示する場合、この VRAM の量が非常に重要で、これが少ないと動作に支障が出たり、表示が一部おかしくなったりします。
性能のいいビデオカードには VRAM もたくさん積まれているので、これがビデオカードの良し悪しを見る1つの目安にもなりますね。
単純に、数値が高いほどいいです。
基本的に、64M 以上が、「シムズ2」 や 「信長の野望Online」 や 「FF XI」 などの 3D グラフィックのゲームをやる1つの目安です。
公式サイトなどでは、32M が必須環境とされていますが、実際には 32M では、ちょっと快適とは言い辛いでしょう。
ただ、「シムシティー4」 なら 32M の性能でも大丈夫です。
しかし、16M 以下だとかなり辛いですね。
もし、VRAM(ビデオメモリ)のところに 「メインメモリと共有」 とか 「システムメモリより割り当て」 と書いてあったら要注意です。
そのパソコンには VRAM がなく、パソコン本体のメモリを VRAM として一部利用するタイプで、専門のメモリがないので速度に劣り、3D グラフィックのゲームをやるのは相当辛いです。
というか、そのパソコンはビデオカードのない 「オンボード」 のパソコンという事ですね。
ゲームには向かないので、そういったパソコンの購入はお勧めできません。


【 ノートパソコンには要注意! 】
パソコンを買おうと思っている人の中は、「ノートパソコン」 を選びたいと思っている方もいるでしょう。
持ち運び可能で、好きな場所で使うことができ、しかもカッコイイ。
現在、そんなノートパソコンの普及率はどんどん増えていますね。
しかしノートパソコンは、性能的には、同世代・同価格のデスクトップパソコン(普通のパソコン)に劣ります。
これは、高い性能が必要となる 3D グラフィックのゲームをプレイするのには向いていない事を意味します。
さらにそれでなくとも、ノートパソコンとゲームの愛称は悪いです!!
そもそもノートパソコンと言うものは、本来 「ビジネス用」 に作られたものであり、家で使うホームパソコンとは根本的に用途が異なります。
ノートパソコンの利点と言えるのは、以下のような項目です。
●小さくてコンパクトなので、置き場所に困らず、邪魔にならない。
●持ち運びが可能で、どこでも使うことが出来る。
●大量のデータを持ち運び、移動先で使用する事ができるため、ビジネスで使うのに便利。
そして、上記の条件を満たすため、ノートパソコンには以下のような性能が要求されます。
●持ち運びしやすく、邪魔にならないような、小さめの本体。
●持ち運ぶ時に疲れないよう、軽い重量。
●コンセントのない場所でも長時間使えるようにするための、バッテリーと節電。
●企業で大量購入しても予算の負担にならないような、低価格。
しかし、3D グラフィックを使うような高度なゲームに必要とされる性能は以下のものです。
○ 3D グラフィックを処理するための、高いグラフィック性能。
○ 高度なゲームの処理を行うための、高い処理能力。
○ ゲームを迫力のある、見やすい画面でプレイしするための、大きなディスプレイ(画面)。
よって、3D グラフィックがプレイできるようなパソコンには、以下のデメリットも伴います。
○ 高いグラフィック性能を発揮するための 「ビデオカード」 が必要になるため、値段が高くなる。
○ 高い処理能力を得るための高性能な CPU や メモリ が必要となり、この点でも値段が高くなる。
○ 高性能パーツやビデオカードなどのパーツの追加により、ノートパソコンだと重量が増える。
○ ビデオカードを内蔵するためのスペースが必要なため、本体のサイズが大きくなる。
○ 高性能なパーツは電力を大きく消費し、ノートパソコンだとバッテリーの持続時間が短くなる。
○ ディスプレイが大きくなると、本体のサイズは大きくなり、重量も増えて、持ち運びには不便。
すなわち・・・ 「ゲームをやるのに必要となる特徴」 と 「ビジネス用のノートパソコンに必要な特徴」 は、完全に相反する訳です!
加えて、「ノートパソコン」 はその小さな本体にパーツをぎゅうぎゅう詰めにして作っていますから、値段は普通のパソコンよりもかなり高めになり、さらに後からパーツを追加することも難しく、拡張性もありません。
「3D グラフィックの高度なゲームをやる事」 を考える場合、普通のデスクトップパソコンの方が、ノートパソコンよりも、値段・性能・用途、あらゆる点で優れている訳です。
でも、「どうしてもノートパソコンが欲しい〜」 という方や、「どうしても持ち運びがしたい!」、「ビジネスでも使うからノートパソコンでなければいけないんだ!」 という方もいるでしょう・・・
では、3D グラフィックもプレイできるようなノートパソコンとは、どのようなものでしょうか?
前述したように、一般的なノートパソコンの性能と、ゲームのプレイに向いたパソコンの性能は、相反する関係にあります。
よって、どちらかを優先する場合、一方は妥協しなくてはなりません。
例えば、ノートパソコンとしての持ち運びやすさや軽さを優先するのであれば、ゲームの迫力はなくなりますが、画面は小さめにせざるおえませんね。
ゲームのプレイを優先し、高性能なグラフィックカード(ビデオカード)が搭載されたものを選ぶのであれば、本体が重くなり、バッテリーの駆動時間も短めになる事は、我慢しなければなりません。
ただ、1つ確実に言える事は、「3D の高度なゲームが出来るパソコンをビジネスで使うことは可能ですが、ビジネスを優先したパソコンで 3D の高度なゲームをプレイする事は出来ません」
ビジネス用のパソコンは機能を最低限にまで落としたものですから、その性能ではたとえ新型でも、3D グラフィックのゲームをプレイする事はかなり厳しいでしょう。
「ゲームも出来るノートパソコンの選択」 は、かなり難しいものだと思ってください!
パソコンの性能の見方を理解して、よく考えて選ばなければ、後から性能を拡張する事も難しいため、そのまま泣き寝入りとなります。
特にメーカー側は、ノートパソコンをビジネス用として作っている場合が多いので、ゲームをやりたい人がそれを間違って選んでしまうと大変な事になります。

これは実際にあった、私の友人の話なのですが・・・
その友人は、会社でノートパソコンが必要になったのですが、そのパソコンでゲームもプレイしたいと思っていたため、私のところにどんなノートパソコンがいいのか相談に来ました。
私はその友人の話を聞き、持ち運びしやすさや値段よりも 「ゲームをやる事」 を優先したい感じであったため、3D グラフィックのプレイも可能な高性能な仕様のノートパソコンの構成を教えました。
その後、その友人はその構成のノートパソコンを買う予定だったのですが、どうしても価格を抑えなければならなくなってしまい・・・
その場の自分の判断で、3D グラフィックのゲームをやるのに最も必要な 「ビデオカード」 をなくしてしまったのです!!
こうして、安易な判断をしてしまったその友人のノートパソコンは・・・
「ビデオカードがなく、グラフィック機能が弱いため高度なゲームはプレイできず、それでいて CPU やメモリなどの性能が無駄に高いため、バッテリーの駆動時間が短くなり、本体の大きさもゲームに合わせて大きめにしたため、持ち運びにも不便で、それでいて値段だけが高い」
という、中途半端でダメダメなノートパソコンとなってしまいました・・・
おまけにノートパソコンには拡張性がありませんから、後からビデオカードを追加してグラフィック機能を向上させると言う事も出来ません。
皆さんはこんな事にならないよう、ノートパソコンを選ぶのであればよく考えて選択して下さい!
基本的には、3D グラフィックのゲームもプレイできる事を明記しているものを選ぶべきです。
また、ゲームに強いメーカーのものや、ゲーム用の構成のパソコンを並べているコーナーからチョイスするなどした方が無難です。
3D グラフィックのゲームがプレイ可能なほどの高性能ノートパソコンは、値段も非常に高くなります。
本当にノートパソコンにする必要があるのか?」 という点も含めて、よく考えて選択しましょう。

ノートパソコンの購入も視野に入れている方は、「ビジネスパソコン・ノートパソコンの特性と購入アドバイス」のページも参考にしてみて下さい。


パソコンの購入/買換注意
このページに記載した事を覚えておけば、「ゲームもやりたい」 「ゲームをやりたい」 という目的を持ってパソコンを購入する時に、間違いを犯す事はないでしょう。
ここで少し例を挙げて、そのパソコンがお勧めかどうか解説してみましょう。
例題パソコン その1
[ 某社 廉価型パソコン ]
OS Windows Vista Home Basic
CPU Celeron 430 (1.8Ghz)
チップセット (表記なし)
システムメモリ PC2-5300 DDR2 SDRAM 512MB
(メモリスロット×2)
ハードディスク 320 GB
グラフィックシステム GeForce 7100
*ゲームや映像などを快適に楽しめます
ビデオメモリ システムメモリと共有
テレビチューナー テレビチューナー内蔵
拡張スロット Low Profile PCI Express x16 スロット×1
Low Profile PCIスロット×3
(テレビチューナーで1つ使用)
サウンドシステム チップセット内蔵

これは5万円以下で買える、とっても安いパソコンです。
CPU は 「Celeron 430」 という名前になっていますが・・・
この Celeron という CPU は値段の安い廉価型のもので、高度な処理を必要とするゲームには向いていません

「システムメモリ」は普通のメモリのことで、512MB ですが、これも少ないですね・・・
今となっては 512M では、普通にパソコンを使う際にも処理が重くなるかもしれません。

「グラフィックシステム」は・・・ GeForce 7100 となっています。 ならば一般的なビデオカードである GeForce でしょうか?
その下には 「ゲームや映像などを快適に楽しめます」 と書いてありますね。
でもちょっと待って下さい、ビデオメモリが 「システムメモリと共有」 となっています。
「システムメモリと共有」とか「チップセット内蔵」とかのビデオメモリは、前述したように 「オンボード」 というやつで、ビデオカードが「ない」ことを意味します。

この GeForce 7100 と言うのは、GeForce シリーズの「オンボードのグラフィック機能」です。
つまりこのパソコンにビデオカードはありません
GeForce 7100 はそれなりのグラフィック能力を持っているので、古いものなら 3D グラフィックのゲームも遊べるでしょう。
しかし近年のゲームをこれで遊ぶ事は出来ませんし、このパソコンだと他の性能も低いので、古いゲームもあまり「快適」ではなさそうです。
宣伝文句に 「ゲームや映像などを快適に楽しめます」 と書いてありますが、少なくともゲームは「快適」ではないでしょう。
宣伝文句を鵜呑みにしないよう注意しましょう。

つまり、このパソコンで 3D グラフィックのゲームをやるのはお勧めできません
インターネットをやって、テレビなどが見たいだけなら、よさそうですけどね。
例題パソコン その2
[ 某社 家族型パソコン ]
OS Windows XP Professional SP2
CPU Pentium デュアルコア・プロセッサ E2180
チップセット インテル G33 Express チップセット
メインメモリ PC2-5300 DDR2 1GB (512MB×2)
(デュアルチャンネル対応、空きスロット2)
ハードディスクドライブ 320 GB
グラフィックス
アクセラレータ
Intel GMA 3100
(G33 Express チップセットに内蔵)
グラフィックスメモリ 最大 286 MB *1
拡張スロット PCI Express x16 スロット(ロープロファイル)x1(空き1)
PCI Express x1 スロット(ロープロファイル)x1(空き1)
PCI スロット(ロープロファイル)x2(空き2)
サウンドシステム チップセット内蔵
*1 グラフィックスメモリはメインメモリを使用します。

このパソコンは 10 万円前後で買えるものです。
CPU は 「Pentium デュアルコア・プロセッサ」 となっていますが、これは 「Pentium Dual-Core」 とも表記されるもので、中間クラスの性能と言えます。
性能的には可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。 ゲームは一応プレイ可能な性能です。
「Ghz」 の表記がありませんが、「E2180」 は 2.0 Ghz になります。
最近は性能の目安となる Ghz の表記がない場合も多いので注意して下さい。

メモリは 1GB で、3D ゲームをやる場合でも及第点と言えますが・・・ もうちょっと欲しいところでしょうか。
「空きスロット」があるので追加できそうですけどね。

グラフィックは 「Intel GMA 3100」 になっています。 その下には 「チップセット内蔵」 と書いてありますからオンボードですね。
残念ながら、このパソコンでゲームをやるのは辛そうです。
ただ、「チップセット内蔵」 とちゃんと性能表に明記してあるのは、親切ではあります。
(と言うか、それが普通なのですが、オンボードである事を明記しない悪質な性能表記が多いのが現状です)

「グラフィックスメモリ」はビデオメモリ(VRAM)の事です。
最大 286MB と書いてあり、これはかなり高い性能です。 実はこの点は高性能なのでしょうか?
でも *1 って何でしょう? 注釈が付いています。 表の一番下のほうを見ると・・・
グラフィックスメモリはメインメモリを使用します」と書いています。

これはつまり、オンボードのグラフィック機能が、その時に使う分をメインのメモリから借りるという意味です。
こうしたメインメモリと共有するタイプは速度に劣るため、性能が低くなります。(と言うか、オンボードはこのタイプです)
この様に、別の場所に重要なセリフを書いてたりするので注意して下さい。

結果としてこのパソコンも、3D グラフィックのゲームをやるのは辛いと言わざるを得ません。
「ムリ」とは言いませんが、気持ちよくプレイできるかどうかは難しいですね・・・


ただ、本当はこのパソコンは、各種のパーツを購入時に選択することが可能です。(これを BTO と言います)

上記の構成は最低レベルのものであり、これを以下のように変更する事も可能です。

CPU Pentium デュアルコア・プロセッサ E2180 → Core 2 Duo E4600
メインメモリ 1GB (512MB×2) → 2GB (1GB×2)
ハードディスクドライブ 320 GB → 500 GB
グラフィックス
アクセラレータ
Intel GMA 3100(オンボード) → GeForce 8400 GS

この変更した性能なら、高性能とは言えませんが、3D グラフィックのゲームをやるのに及第点と言える性能にはなります。

CPU は高性能型の Core 2 Duo に変えました。 メモリも 2G にして、ハードディスクも 500GB にしています。
グラフィックはオンボードから、GeForce 8400 GS に変えています。
この GeForce 8400 は高性能型ではありませんが、安い価格で相応の性能を持つ「廉価型」で、これでもオンボードよりははるかにマシです。

でも、変更前の価格は 11万5000円 だったのに、変更後の価格は 13万5000円 になってしまいました・・・
高い性能のパーツを選べば、そのぶん価格は高くなりますね。
でも最近はこのように、自分でカスタマイズできるパーツ選択が可能なパソコンが増えています。
これを有効に活用するためにも、基本的なパソコンの性能の見方は覚えておきましょう。

なお、本当はもっと高い性能にしたくても、このパソコンは上記以上のパーツは選択できません。
パソコンやメーカーによって、選べるパーツの幅は異なります。
どんなパーツが選べるのか? それもパソコンやメーカー選びのポイントになります。

・例題パソコン その3
[ 某社 高性能型ゲーム向けパソコン ]
OS Windows Vista Home Premium 64-bit
CPU インテル Core i7-920 プロセッサー
チップセット インテル X58 Express チップセット
主記憶容量 PC3-10600 DDR3 SDRAM 12GB
(2GB×6 トリプルチャネル) 
ハードディスク 1TB (SerialATA II 7200rpm)
グラフィック機能 GeForce GTX275
グラフィックスメモリ 896 MB
拡張スロット PCI Express x16 3(空き2)
PCI Express x1 2(空き2)
PCI 2(空き2)
サウンドシステム HDオーディオ

こちらは15万円前後でディスプレイなしの、高性能パソコンです。 ゲーム向けに構成されています。
CPU は Core i7 という最新型! 性能は文句なしですね。
ちなみにこの Core i7 920 は 2.66 Ghz なのですが、新型 CPU なので旧来の 2.66Ghz 以上の性能を持ちます。

「主記憶」とはメモリの事で、このようにメーカーによって呼び名が違ってたりするので注意して下さい。
メモリもなんと、12GB(12000MB)もあるので、十分ですね! ぶっちゃけ、そんなにいらないってぐらいあります。^^;

「ハードディスク」 も 「1TB」 という見慣れない表記になっていますが、1TB=1000GB です!
これも十分な容量と言えますね。

グラフィックは 「GeForce GTX275」 となっています。
主流のビデオカードの1つ GeForce の高性能型で、性能が高くて安心です。
VRAM (ビデオRAM)も 896MB もありますから、どんなゲームが来ても大丈夫でしょう。

サウンドの「HDオーディオ」というのが解りにくいですが、これは一般のオンボードのサウンドです。
サウンドは近年のものは、オンボードでも十分な音質を持ちます

このパソコンなら、3D グラフィックのゲームでもバッチリですね!


ただこのパソコン、性能は十分なのですが・・・ 心配なのは OS が 「64-bit」 になっていること。
Windows には 32bit 版 と 64bit 版があり、一般的なものは 32bit 版です。
ソフトや周辺機器の中には 32bit 版でないと動かないものがあるので、64bit 版 Windows が使われているこのパソコンだと、それが原因で動かないゲームがあるかも・・・
しかし最新型の CPU である Core i7 は、64bit 版 Windows でないと性能が十分に発揮できません。
また 64bit 版でないと、メモリの上限は約3GB です。
このパソコンは Windows が 64bit 版だからこそ、メモリが 12GB もある訳ですね。

昨今、高性能なパソコンが増えているおかげで、Windows も 64bit 版が普及し始めています。
実際のところ、「64bit 版 Windows だから動かない」 というソフトは、今はほとんどありません。
しかし 64bit 版 Windows では動かないソフトや周辺機器がある事は承知しておくべきで、初心者向けとは言い辛いです。
心配な人は 32bit 版(64bit 版の表記がないもの)を選ぶ方が、まだ無難ですね。

と、言うわけで、だいたいの性能の見方は解ったと思います。
とりあえず、やりたいゲームがはっきりしている場合は、そのゲームの「動作環境」を調べてから、パソコンの性能をチェックしましょう。
ただ、高度な処理を必要とする 3D グラフィックのゲームの場合、発表されている動作環境よりも高い性能がないと、ちょっと動作がカクカクしたりするケースがありますのでご注意を。
ではここで、いくつかオンラインでパソコンを販売しているサイトをご紹介しましょう。
特に 3D グラフィックのゲームをやるのに適したパソコンを売っているページをご紹介しています。

購入を考えている方は、CPU や メモリ、ビデオカードなどの情報に注意して、希望のゲームをプレイする事が出来るかどうかを判別して下さい。
基本的に、ファイナルファンタジー XI や リネージュ2 など、高度な 3D グラフィックのゲームがプレイ可能なことを明記しているパソコンなら、他の 3D グラフィックのゲームもプレイが可能と思っていいでしょう。
ソフマップ・ドットコム (あくまでメーカー品の確認用として。 お勧めではありません)
おなじみ最大手のパソコンショップ 「ソフマップ」 の通販サイトです。 最大手なので安心で、サービスなども充実しています。
ここでは一般に市販されているメーカー製のパソコンやパーツが並べられていて、パソコンのページにはデカデカと性能表(詳細スペック)が明記されているので、性能の比較に向いています。
他のショップのパソコンも参考にしつつ、どれがゲームに向いていて、どれが向いていないのかを、確認してみましょう。
ゲームPC用ブランド G-Tune お勧め!
ゲームもやりたくてパソコンを買おうと思っている方なら、ここが一番お勧めです!
ページを見て貰うと解りますが、ここはまさに 「ゲームをやるためのパソコン」 を販売しており、ゲーム用PCブランドの先駆けと言えます。
最新パーツへの対応も早く、パソコンの構成や選択できるパーツは 「新型で定番」 と言えるものになっており、価格も比較的安めです。
信頼性の高い構成になっている傾向があり、本体のデザインにも気を使われているため、幅広い層にお勧めできます。
(正確にはメーカーは 「マウスコンピューター」 で、G-Tune はブランド名となります。 開発傾向などのお話は こちら を)
DOS - PARA (ドスパラ)
ゲーム用パソコンのシェアは NO.1!(2007年〜2009年度) ゲーマーモデルのパソコン販売を優先して行っているメーカーです!
多くのゲームメーカーと提携し、それぞれの 3D ゲームの動作環境を満たした 「対応モデル」 の販売を早期に行っているため、動作に関しても安心です。
パソコンの構成や選択できるパーツはどちらかというと 「マニア向け」 で、上級者でも納得の幅広いパーツ選択と、高度な静音・冷却システムなどを選択することも出来ます。 ただ、選択肢が広すぎて初心者にはやや解り辛いかもしれません。
ここはパソコンの通販ショップとしては大手の老舗なので、注文に際しての間違いはないでしょう。
(メーカーの方に直接お聞きした、開発傾向などのお話は こちら を)
パソコン工房
全国展開する老舗のパソコン&パソコンパーツの専門ショップで、最新パーツがリストアップされています。
2008年度からゲーム用PCの品ぞろえが豊富になりました。 また、全国に直営店を持つため、サポートの面でも安心できます。
「BTO」 と呼ばれる受注販売の老舗であり、以前は無難なパーツのみを選択できる形だったのですが、最近(2009年)に確認したところパーツ選択の幅が広がっており、マニア向けのパーツも選択できるようになっていました。 そのぶん、やや中級者向けになったと言えます。
モデルの種類が豊富で、かなり特殊な構成のパソコンも並べられており、他にはない組み合わせもあります。
(メーカーの方に直接お聞きした、開発傾向などのお話は こちら を)
Faith (フェイス)icon
秋葉原と大阪を中心に展開するパソコンショップで、「秋葉原価格でオーダーメイドパソコンを」というフレーズで販売を行っています。
そのため、他のパソコンショップよりも価格が安めなのが特徴です。 以前は選べるパーツがあまり多くなかったのですが、現在はパーツ選択の幅も広がり、好みのパソコンを選択しやすくなりました。 また、最新パーツへの対応も早く、選択できるパーツの幅も広い方です。
最近サイトの大幅なリニューアルが行われ、解りやすいデザインとなりましたが、パーツの選択に関しては中級者以上向けでしょうか。
(このメーカーは親会社がパソコン工房と同じです)
HP(ヒューレット・パッカード)
企業向けパソコンのメーカーとしては世界最大手の1つですが、以前はゲーム向けのパソコンは販売していませんでした。
しかし 2008 年から新たなアプローチとして、個人向け・ゲーム向けのハイスペックモデルの開発・販売を開始しています。
高性能な最新パーツのパソコンを、性能に対して安めの価格で販売しています。 選択できるパーツの幅はそれほど広い方ではありませんが、開発力のある大手メーカーであるため特徴ある設計のパソコンが用意されており、小型で高性能なパソコンも用意されているのが特徴です。
(メーカーの方に直接お聞きした、開発傾向などのお話は こちら を)

エプソン・ダイレクト
ネット通販専門のパソコン販売サイトとして、近年急成長しているエプソンのネットショップです。
注文時に様々なパーツを選んで発注する事が可能で、初心者向けのサービスも充実しています。
エプソンのパソコンは 「メーカー品」 としての性質が強く、独自のパーツが使われている事が多いのですが、昨今(2009年度)は拡張性への配慮も行っており、以前のように宣伝用のソフトが入っている事も少なくなりました。 また、「使い勝手」を考慮したケース設計を行っている事が特徴です。
ユーザーサポートは、ネットショップの中でも最高クラスでしょう。
(メーカーの方に直接お聞きした、開発傾向などのお話は こちら を)
FRONTIER ゲーマーズ (旧・フロンティア神代)
日本で初めてパソコンの 「BTO」(受注販売) を行った地方(西日本)の会社です。 老舗であり、技術力には定評があります。
そのフロンティアが 3D グラフィックのゲームに対応したパソコンの専用ページをオープンしました。
フロンティア神代のパソコンは安定性を重視しているためか、やや古めの無難なパーツが使われている事があり、信頼性重視の構成と言えます。 拡張性にはやや劣る傾向がありますが、パーツの追加などを考えていない初心者の方にはお勧めです。

※2009年春、再掲載
TSUKUMO ネットショップ (ツクモ電気)
秋葉原を中心に活動していた老舗のパソコンショップです。 「パーツショップ」として有名だったお店で、ユーザーからの評価も高かったのですが…
2008年10月、過剰な業務拡大による負債により事実上の破綻。 業務縮小となりサポートにも不安があったため、当ページのリストからも省いていました。
しかし2009年3月、ヤマダ電機の子会社となって再建を開始、現在は再びツクモブランドでの販売を行っています。
現時点(2009年夏)では、再建後は BTO(パーツの選択) は行っておらず、他社製品と自社ブランドの 「完成品のみの販売」 に留まっている模様です。
そのため、オススメとは言い辛いのですが… 一応、「G-GEAR」 と呼ばれるゲーム用PCの販売を行っており、BTO が苦手な人にはお勧めです。
(以前はオススメだったので、再建を期待して掲載しています。 でも現時点では、まだ厳しいですね)

(Windows7 が発売されたため、どのメーカーも新製品は Windows7 搭載機となっています)
(Windows7 はゲームに向いたシステムが多く搭載されているため、ゲーム用PC としても XP より 7 を選ぶ方がいいでしょう)
(なお、Windows7 の中で Windows XP を動かす 「XPモード」 は上位版(Professional か Ultimate)にしかありません)
(ほとんどの古いゲームは 7 で正常に動きますが、古いゲームをまだやっていて心配な方は上位版を選ぶのをお勧めします)
【ノートパソコン限定】
下記サイトは、「ノートパソコン」 でも 3D グラフィックのゲームの動作環境を満たすものがラインナップされているサイトです。
(コーエーやスクウェアなどの公式サイトで 3D グラフィックのオンラインゲームが 「動作可能」 と保障されたノートパソコン、および近年の 3D グラフィックカードが搭載されているものを基準としています)
ただし、ノートパソコンは手軽で便利でカッコイイですが、
デスクトップパソコンに比べると性能や拡張性に劣りますし、値段も高く、元々ビジネス用のものですから、ほとんどのものはゲームをやるのに不向きです!
もし選ぶのであれば、この点を理解した上で選択してください!
3D グラフィックのゲームに対応している、プレイできると、
ハッキリ明記してあるもののみをお勧めします。
(以下の解説は 2009年夏 での状況です。 適宜更新しますが、新型が出ている場合もあるのでご了承下さい)
・東芝 Direct PC (dynabook Satelite、及び Qosmio の一部)
3Dゲーム対応機は「Satelite」と「Qosmio」の「グラフィック強化モデル」のみ。
Qosmio シリーズは地デジテレビの視聴も可能。
モバイル用の GeForce 9800/9700 搭載。 SLI や RADEON を搭載したタイプもあり、オンラインゲーム専用モデルも存在。
東芝はゲーム対応ノートPCの種類が多いのですが、高機能なものはバッテリー駆動時間にご注意を。 重量は3.5kg〜4kg前後。
ゲームも可能な高性能型ノートパソコンを買うなら、東芝が定番で、かつ無難と言えます。
・Sony VAIO Style (Type A、Type S)
3Dゲーム対応機は「Type A」と「Type S」、Type S の派生型「Type Z」のみ。 Type S と Type Z は13インチサイズの小型のタイプです。
Type Aicon はモバイル用の GeForce 9600 搭載で、地デジテレビ・ブルーレイディスクにも対応。 バッテリー約1.5時間、重量4kg前後。
Type Sicon は RADEON HD 4570 搭載を選択可能。 ただ、2008年のモデルチェンジで VGA 使用の ON/OFF は出来なくなりました。 重量2kg前後。
Type Zicon は Type S の派生型で、GeForce 9300 ですが VGA 使用のON/OFFが可能、OFFならバッテリー駆動時間は大幅に伸びます。 重量2kg前後。
・NEC Direct ノートPCラインナップ icon (Lavie G タイプC)
新モデルとなり 「タイプC」 の生産が再開されました。 3Dゲーム対応機は「タイプC」のみです。
地デジテレビ・ブルーレイディスクに対応。 2009年モデルはビデオカードが GeForce 9600 搭載になりました。

バッテリ駆動時間は通常使用だと1時間を切ります。 基本的にはコンセントを繋げての使用でしょう。 重量は3.5kg前後。
・富士通 FMV (FMV-BIBLO NXシリーズ)
3Dゲーム対応機は「NX シリーズicon」のみ。 富士通のパソコンは基本的にゲーム向きではありませんが、NXシリーズは3Dゲームもプレイ可能です。
モバイル用の RADEON HD 2600/2400 搭載。 地デジテレビ・ブルーレイディスクに対応。 バッテリーは1時間を切ります。 重量5kg前後。

※2009年春、再掲載
DELL (デル) (Alienware シリーズ)
DELL は世界トップクラスのシェアを持つアメリカのメーカーですが、企業向けのパソコンがメインであり、ゲーム可能なモデルはあまり扱っていませんでした。
しかし 2009年、新しい分野の開拓として
ゲーム用ノートパソコンシリーズ 「Alienware」 の発売を開始しています。
正確には Alienware は元々アメリカでゲーム向けパソコンを開発していたメーカーであり、それを DELL が買収・子会社化して自社ブランドとしたものです。
性能に妥協しない超高性能のモデルで、VGA の ON/OFF によるバッテリーの節約も可能。 ただし高価格です。 従来の DELL とは異なる性質のPCです。
(メーカーの方に直接お聞きした、開発傾向などのお話は こちら を)

(モバイル用のグラフィックカードは、通常型よりも若干性能が低めです。 ランク表では1ランク下ぐらいと考えてもいいでしょう)
(また、多機能・高性能なものほど、バッテリー駆動時間は短くなり、重量も増す傾向がありますので注意して下さい)
(上記以外にも ドスパラ や G-Tune など、ゲームPCに強いメーカーでも 3D ゲームの可能なノートPCが用意されています)
(ただ、ノートパソコンは独自開発を行っている大手電気メーカー品の方がお勧め出来ます)
(ただしシャープのメビウス、パナソニックのレッツノートには、3Dゲームがプレイ可能なタイプは存在しません)
(ノートパソコン選びについては こちら も参考にして下さい)
パソコンを選ぶ時のポイントとして、自分の用途と、そのメーカー・販売店の得意分野が合っているかどうかに注意しましょう。
例えば家電メーカーの NEC や SONY、東芝 や エプソン などのパソコンは 「メーカー品」 と呼ばれ、専用のパーツが使われていたり、特殊な形状をしていたりして、後からパーツを追加して拡張する事が難しくなっています。
しかし、初心者向きの解説書やソフトが付いており、サポートもしっかりしていて、後からの拡張を考えていない初心者の方や、拡張できないノートパソコンには向いています。
逆に パソコン工房 や ドスパラ などの コンピューターショップ のパソコンは、汎用性の高いパーツで作られており、後からパーツを追加できる拡張性などにも優れています。
また、注文時に選択できるパーツの幅や種類も広いのが特徴です。
(たとえば ツクモ、パソコン工房、ドスパラ などは、元々はパーツ屋さんです)
3D グラフィックのゲームをやる事を考える場合は、ゲームに強いメーカーを選びたい所です。
すでに紹介した G-tune や ドスパラ などはゲームに強い性能を発揮する構成のパソコンが用意されています。
逆に、HP ダイレクト や デル などのパソコンは業務用パソコンに最適化したメーカーであり、ビジネスに活用するにはとてもいいのですが、ゲームをやるには向いていません。
パソコンを選ぶ際には、個々のパソコンの性能や紹介をみて、どういう用途で作られているのかをよく見るようにしましょう。
テレビを見たり出来るのがウリの家庭用パソコン、ビジネス用に作られた業務用パソコン、機能を抑えて低価格を売りにしている廉価版パソコン、そして高度な処理を必要とするゲームも動かせる 3D グラフィックに強いパソコン・・・
パソコンの性能の見方が解れば、上記の事も解ってくるはずです。
自分の用途に合ったパソコン、もしくは欲しいパーツで構成されたパソコンを選びたいですね!
特にメーカー品のパソコンは、低価格を実現するためにゲームに必要な性能が削られている場合も多いので、パソコン選びの際にはよく注意して下さい。

2009年度 実機レビュー&パソコン/パーツ性能比較検証 【 お知らせ 】
2009年の春から秋にかけて、様々なパソコンの性能を検証する機会を頂きました。
そこで、今季の検証のまとめページや、発表会/展示会でメーカー担当者の方からお聞きした話をまとめたページ、実機検証のページなどを集めた 「メニューページ」 を作成いたしました。
各メーカーの開発方針や実機の詳細を知りたい方は、下記も参考にして下さい。
PC ハードウェア 初心者の館 実機解説編 メニューページ

【 パソコンのパワーアップ(拡張) 】
さて、では最後に・・・ すでにパソコンを持っているけど、残念ながら 3D グラフィックのゲームが出来るほどの性能じゃないという人向けに、パソコンの性能をパワーアップさせる方法について説明しておきましょう。
パソコンの性能はパーツで決まります。
ですから、パソコンの性能をアップさせるには、パーツを取り替えるか、追加するかです。
しかし、どんなパソコンでもパーツを交換・追加できる訳ではありません。
まず、ノートパソコンはダメです。
ノートパソコンは小さな本体に各パーツがぎゅうぎゅう詰めになっていますから、後からパーツを交換したり追加したりする事はほとんど出来ません。
また、パーツは 「スロット」 と呼ばれる 「差込口」 に付きます。
ですから、その「スロット」がなかったらダメですね。
スロットがあっても、すでに使われているなら、すでに付いているものを取り外して付け替える事になります。
注意として、3D グラフィックのゲームに特に重要な 「ビデオカード」 はPCI Express x16」 (及び AGP スロット) という部分に取り付けられるのですが、このスロットが 「ない」 パソコンもあります
オンボードのグラフィック機能があればビデオカードがなくても画面を表示できますから、少しでも安くするために、これらのビデオカード用のスロットが最初からないパソコンも多いのです。
取り付け部分が「ない」場合は・・・ どうしようもありませんね。
(一般のパーツを付けるための 「PCI スロット」 という部分に付けられるビデオカードもありますが、種類が少なく、性能も一般のものより低めになります。 現在はほとんど残っていません)
ゲームのことを考える場合 「PCI Express x16」 がないパソコンは、絶対に避けたいところです。
なお、ビデオカードには、「PCI Express x16 スロット」 に付くタイプと、「AGP スロット」 に付くタイプの2種類があり、違う方のスロットには取り付け出来ません。
最近のパソコンは全て新型の 「PCI Express」 になっていますが、古いパソコンだと AGP スロットが使われているものもあります。
まだ古いパソコンを使われている方はどちらの対応なのかに注意して下さい。
さて、下のパソコンは、先ほどの 「例題」 で2番目にあげた中間的な性能のパソコンです。
[ 某社 家族型パソコン ]
OS Windows XP Professional SP2
CPU Pentium デュアルコア・プロセッサ E2180
チップセット インテル G33 Express チップセット
メインメモリ PC2-5300 DDR2 1GB (512MB×2)
(デュアルチャンネル対応、空きスロット2
ハードディスクドライブ 320 GB
グラフィックス
アクセラレータ
Intel GMA 3100
(G33 Express チップセットに内蔵)
グラフィックスメモリ 最大 286 MB *1
拡張スロット PCI Express x16 スロット(ロープロファイル)x1(空き1
PCI Express x1 スロット(ロープロファイル)x1(空き1
PCI スロット(ロープロファイル)x2(空き2
サウンドシステム チップセット内蔵
このパソコンの性能欄の 「拡張スロット」 という部分を見てください。
PCI Express x16 スロット(ロープロファイル)x1(空き1)、PCI Express x1 スロット(ロープロファイル)x1(空き1) などと書かれています。
PCI Express x16 スロット」 は、ビデオカード(グラフィックカード)を付けるスロット(取り付け部)です。
「PCI Express x1」 や 「PCI」 のスロットは、一般的な拡張カードを取り付けるスロットです。
このパソコンにはビデオカードは付いていませんから、まだパーツを付けるスロットが余っている訳です。
また、メモリのところにも「空きスロット2」と書いていますから、まだメモリを追加する事ができそうです。
よってこのパソコンは今のままでは今ひとつですが、後からパーツを追加して、パワーアップする事が出来る訳ですね。
ただ、「ロープロファイルLow Profile)」 と書いています。
これは「小サイズ」という意味で、パソコンの本体が小さいので、小サイズのパーツしか付けられない事を意味します。
基本的に、本体が小さいほど拡張はしにくいです。
でも、サイズの制限はありますが・・・ このパソコンなら良いビデオカードを付けて、メモリを追加すれば、3D グラフィックのゲームをやる事も出来るでしょう。
このパソコンは CPU の取り替えも可能です。
今付いている Pentium デュアルコア(Pentium-Dual-Core) というのはやや性能の低いタイプですから、高性能型に入れ替える事もできます。
しかしどのパソコンにどの CPU が付けられるのかは、ちょっと難しい話になります・・・
また CPU の交換作業は他のパーツよりも難しいです。
なので初心者の方には説明し辛いのですが、簡単に説明すると・・・
付けられる CPU は 「チップセット」 という部分で判別でき、上記の G33 というチップセットだと CPU の FSB という性能が 1333〜800Mhz の CPU が取り付け可能で、「Core 2 Duo」 などの高性能タイプも動作可能です。
詳しくは 「マザーボードについて」 のページに掲載していますが、CPU の付け替えについては、買ったメーカーやパソコンショップに問い合わせた方が確実だと思います。
とりあえず、可能か不可能かで言うと、このパソコンは CPU のパワーアップも可能です。

この様に、パソコンによっては後からパーツを追加・交換してのパワーアップが可能です。
まあ、安いパソコンをパワーアップさせようと思ったら、かなりパーツ代もかかるので、買い換えた方が良かったりもしますけどね。 (^^;
でもパソコンはこの様に、後から拡張することが可能な構造になっている訳です。
ただパーツを付けるには、パソコンの本体のカバーを開けて、内部の所定の場所にパーツを差し込まなければなりません。
それは決して難しいものではないですが・・・ でも、初心者にとってはやはり難しいです。
取り付け場所はパソコンによって微妙に違ったりしますが、パソコンのマニュアルを見れば、大抵は書いてあるはずです。
基本的な取り付け方法は、下記ページにも書いてありますので参考にして下さい。
メモリについて ビデオカードについて CPU について パソコンパーツの種類
もし実際にやる場合は、インターネットの検索なども使って良く調べておきましょう。
でも、良く解らない方や心配な方は、大手のパソコンショップでやって貰うのをお勧めします。
余分にお金がかかりますが、どのパーツが使えるのかなどもアドバイスしてくれるでしょうから、初心者でも間違いないですね。

このページでは、「シムシティー4」 や 「シムズ2」、「ファイナルファンタジーXI (FF XI)」 など綺麗な 3D グラフィックのゲームを快適にプレイできるパソコン選びのアドバイスを掲載しました。
でも、これらのゲームが快適に出来る高性能なパソコンは・・・ 高いです!!
結局、最後にモノを言うのはふところ具合・・・ 「お金」なんですけどね。 ^^;
でも、だからこそ、後悔しないものを選ぶようにしましょう!!
パソコンは高い買い物ですからね。

シムシティー4 / シムズ2 / SPORE の必要環境
・シムシティ4:デラックス [ 公式サイト ]
 動作環境: CPU=Pentium 1Ghz 以上、メモリ=256MB以上、VRAM=32MB以上
 推奨ビデオカード: GeForce2MX 以上 (RADEON は 8500 以下で表示上の問題が少々あり)
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク2以上必要、ランク4以上で快適。
 (ただし、グラフィックの性能より CPU と メモリ の性能の影響が大きいです)
・シムズ2
 推奨動作環境: CPU=Pentium4 1.8Ghz 以上、メモリ=512MB以上、VRAM=32MB以上
 推奨ビデオカード: 特に指定はないが GeForce3 以上
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク3以上必要、ランク5以上で快適。
 (拡張データセットのキャンパスライフなどでは、多数のシムが登場するため、上記以上の環境が欲しい所です)
・CITY LIFE

 推奨動作環境: CPU=Pentium 2.5Ghz 以上、メモリ=512MB以上、VRAM=64MB以上
 推奨ビデオカード: GeForce FX/4Ti 以上、オンボードは完全に対象外
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク5以上必要、ランク6以上で快適。
・SPORE (スポア)
 推奨動作環境: CPU=Pentium4 2.0Ghz 以上、メモリ=512MB以上、VRAM=128MB以上
 推奨ビデオカード: GeForce FX/6000 以上、オンボードは保証外
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク6以上必要、高画質にはランク8以上必要。
代表的な 3D グラフィック の オンライン RPG 動作環境
信長の野望オンライン
 動作環境: CPU=Pentium 800Mhz 以上、メモリ=256MB以上、VRAM=32MB以上
 推奨ビデオカード: GeForce FX シリーズ (GeForce 2 以上、RADEON 8500 以上)
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク2以上必要、ランク4以上で快適。
ファイナルファンタジーXI
 推奨環境: CPU=Pentium4 以上、メモリ=256MB以上、VRAM=64MB以上
 推奨ビデオカード: GeForce 3、GeForce4Ti 以上
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク3以上必要、ランク4以上で快適。
大航海時代オンライン
 動作環境: CPU=Pentium 800Mhz 以上、メモリ=256MB以上、VRAM=32MB以上
 推奨ビデオカード: 特に指定なし (基本的に GeForce 3 以上のクラス)
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク2以上必要、ランク4以上で快適。
リネージュII
 推奨環境: CPU=Pentium4 2.4Ghz 以上、メモリ=512MB以上、VRAM=定義なし(64MB以上)
 推奨ビデオカード: GeForce4Ti、GeForce FX シリーズ
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク5以上必要、ランク6以上で快適。
エバークエストII
 動作環境: CPU=Pentium 2Ghz 以上、メモリ=1GB以上推奨、VRAM=128MB以上推奨
 推奨ビデオカード: GeForce FX シリーズ以上
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク5以上必要、ランク7以上で快適。
グラナド・エスパダ
 動作環境: CPU=Pentium 2Ghz 以上、メモリ=1GB以上推奨、VRAM=128MB以上推奨
 推奨ビデオカード: GeForce FX/4Ti 以上、および RADEON 9000 以上
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク5以上必要、ランク6以上で快適。
・三国志オンライン
 動作環境: CPU=Pentium4 1.8Ghz 以上、メモリ=512MB以上推奨、VRAM=64MB以上推奨
 推奨ビデオカード: GeForce FX 5600 以上、および RADEON X600 以上
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク5以上必要、ランク7以上で快適。
・モンスターハンター フロンティア
 動作環境: CPU=Core 2 Duo 以上(低画質モードは Pentium III 以上)、メモリ=512MB以上推奨
 推奨ビデオカード: GeForce 7600 以上(低画質モードはi945G以上)、VRAM=128MB以上推奨
 ★高画質でのプレイにはグラフィック機能ランク表で、ランク8以上必要、ランク9以上で快適。
・ファンタジーアース ゼロ
 動作環境: CPU=Pentium4 2〜3G以上、メモリ=2G以上推奨、VRAM=128MBクラス推奨
 推奨ビデオカード: GeForce 7600、RADEON X800 以上。
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク6以上必要、ランク8以上で快適。
・真・三國無双 Online
 動作環境: CPU=Pentium4 1.8Ghz 以上、メモリ=512MB以上推奨、VRAM=64MB以上推奨
 推奨ビデオカード: GeForce FX 6800 以上、および RADEON X800 以上 (DirectX 9 対応 VGA 以上)
 ★当ページのグラフィック機能ランク表で、ランク7以上必要、ランク8以上で快適。
・ウルティマオンライン(蘇りし王国)
 動作環境: CPU=Pentium 1Ghz 以上、メモリ=512MB以上、VRAM=64MB以上
 推奨ビデオカード: GeForce3 以上 (RADEON 8000 以上)
 ★3D表示の場合グラフィック機能ランク表で、ランク4以上必要。 2D 表示の場合はランク1でも可。

当ページはリンクフリーです。 リンクの際に連絡等は不要です。
ただし文章の転載・引用をする場合は、転載元の表記かリンクをお願い致します。
また、ページ内容を丸ごとコピーして、他で公開するような事はご遠慮ください。