地球温暖化という言葉が日常に定着し、気がつくと当たり前のように使っています。学者ではないので難しいことは分かりませんが、温暖化やエコという言葉には何かうさん臭さがつきまといます。たぶんそれは、大きな利権が見え隠れすることと、メディア、特にテレビと新聞が正確で冷静な報道を・・・つまり、信用できないということですね。テレビからいつのまにか硬派の報道番組と品格が消え、新聞はまるで政府広報誌のようです。
そんなメディアの地球温暖化報道には多くの『??』があります。そんな『?』のひとつに『北極の氷が溶けて海面上昇・・云々』というのがあります。テレビで北極の氷が溶けたら多くの国が水没するとか、シロクマが溺れて全滅するとか騒いでおりました。政治報道と同じで、一面だけを捉えてショッキングにあおり立てる番組構成です。すでに報道とバラエティの垣根がなくなっています。もっとも新聞も似たようなものです。10月20日の朝日新聞にこんな記事がありました。一字一句違わず引用します。
【ナイロビ=古谷祐伸】国連環境計画はこのほど、気候変動が予測よりも進行し、今世紀末には海面が90年比で2メートル上昇するなどと分析した09年版の「気候変動科学大要」を発表した。大要は世界の約400の研究成果をもとに分析。「気候変動に関する政府間パネル」が07年にまとめた評価報告書の予測よりも、二酸化炭素排出量の増加、氷河の消失速度、北極海の氷の消失時期、海面上昇幅などで変動が加速していると指摘している。
まあ、テレビよりはマシ と言えますが、こういう書き方をされるとこんな会話になります。
平さん 「えらいこっちゃ。今世紀の末には北極の氷が
全部溶けて、海面が2メートルも上がるんや
て。これでシロクマもアウトやなぁ」
ろっきー 「それって海に沈む国がいっぱいあるってこと
じゃないの?シロクマより人間のほうがピン
チじゃん」
平さん 「そやなぁ・・・ でもそんなに長生きでけへんか
ら、まあ大丈夫やろ」
ろっきー「いや、あんたは生きてるかもよ」
ご存知のこととは思いますが、北極の氷が溶けても海面の高さは変わりません。シロクマは北極圏にある島に上陸すれば平気です。結論は、陸地の氷が溶けると海水面は上昇するが、海の上にある氷が溶けても海水面は変わらないということになります。
ついでながら、海に浮かぶ氷には二種類あります。海水が凍った氷と真水が凍った氷です。氷山は陸地の真水が凍った氷が海に流れ出たものなので、溶けると海面は上昇します。しかし、流氷は海の水が凍ったものなので溶けても海面に変化はありません。もひとつついでに、塩分を含んだ海水は真水よりも比重が重いため、海水の氷よりも真水の氷のほうが海面に露出する部分は多くなります。よって、海中で真水の氷が溶けると、海水の氷よりも多く海面に出ている分だけ海水面は上昇します。
・・・このまま続けると訳が分からなくなりそうなので、興味のある方はご自分で調べるか、理科の先生に聞いてください。ともかく、地球上の氷のほとんどは南極にあるそうですから、北極ごときはへのかっぱです。逆に北極航路ができて海運はとても便利になります。経済効果も大いにありそうです。
しかし、本当はもっと複雑な要素が絡み合っています。例えば、氷が水の中で溶けると水温が下がります。当たり前ですね。では海面の上昇が懸念されるほどの氷が溶けると、海水温はどうなるのでしょうか。海水温は気候や海流に直接的に影響します。すべての生物は地球環境の変化に伴って、増殖と絶滅を繰り返してきました。また、地球全体の温度が上昇すれば海水温も上昇します。すると水は膨張します。量が量だけに体積の増加は半端ではありません。こっちのほうが問題は深刻かも・・。
過去、何度も北極の氷は消え、何度も気候変動を繰り返しています。化石燃料から排出されるCO2ばかりが温室効果ガスとして問題視されていますが、それには硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)、塩化水素(HCl)なども含まれています。それは酸性雨となり、森を枯らし建造物を溶かしていきます。しかし、問題は陸上の生態系だけではありません。河川や湖沼も酸性化し、今や海のpHバランスまでおかしくなってきています。海の汚染は陸上よりも重大な問題を引き起こす..と思いませんか。
現在の地球温暖化や気候変動などは、人類にとって未知の体験でありその原因も解明されていません。そこで、とりあえず出来ることをやっておこうというのが現状ですね。まあ、何もしないよりはマシです。
そろそろ人類もレッドデーターブック(絶滅危惧種情報)に加える時期にきているのかもわかりませんね。
究極の免震構造! ゆらゆらタマゴ〜♪
)))
風水的 読書のすゝめ 今回は月刊誌『DAYS JAPAN』をご紹介します。
地球上には今もなお多くの危険地帯があります。我が国のメディアはそんな現場に立ち入ることもなく、金でニュースを買い、国内においては記者クラブに安住しています。しかし、真実に命を懸ける人達もいます。表に出ることのない、ジャーナリストと呼ばれて恥ずかしくない人達が日本にもいます。ディズジャパンはそんな志を持つ人達が世に送り出している月刊誌です。編集者はフォトジャーナリストの広河隆一氏。毎度の事ながら書店では取り扱っていません。
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私たちはロバート・キャパや沢田教一や長井健司、そしてファインダーから眼を離すことなく命を落としていった、名も無きジャーナリストのことを忘れません。