愛欲の沸点

Novel 多聞』多聞 作

多聞さんから詩をご投稿いただきました。
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(122)

 佳代は、真っ裸のまま足を開き、股間を覗き込むようにしながらタオルで蜜壷を拭っていた。
 普通は、滑稽に見える姿だが、佳代の場合は、その姿が妙に絵になっている。

(んー・・・・何故だろうな・・・・)

 既に着替え終わった仙次郎は、佳代の、その様子をじっと見つめたいた。

 仙次郎の視線に気づく佳代・・・

「あぁー、先生ぇ・・・恥ずかしいから見ないで下さいよぉ。」
「いや、見とれていてね。」
「え・・・アハハ・・・なんだか嬉しいゎ。」

 佳代は、バックから小さなポーチを取り出して替えのショーツを出した。
 刺繍がされた紫色のショーツに足を通していく。

(・・・・・ほぉー・・こりゃ、いい・・・)

 佳代の下着を穿く姿に仙次郎の股間が、僅かに蠢いた。
 ブラジャーをはめ、ストッキングも新らしいものを穿くと、華麗にスーツを着こなしていった。

(ふむ・・・なかなかいいじゃないか・・・)

 仙次郎は、佳代の着替える姿を楽しみながら眺めていた。
 その時、部屋の内線がなった。
 電話をとる佳代・・・

「はい。」
『受付です。高輪先生に、お客様が尋ねて来ましたがお通ししてよろしいですか?』
「どちら様でしょう?」
『増田様という方です。』

 佳代は、受話器を押さえて仙次郎に尋ねた。

「先生、増田という方が、受付に来ているそうですが。」
「・・・!・・・・なにぃ・・・・・」

 驚く、仙次郎・・・・・

(・・・・・何をしに来たんだ。)

 首を傾げる仙次郎・・・・

「あのぅ・・・先生・・・」
「ぇ・・・あ、ああ・・・通してくれ。」
「わかりました。」

 佳代は、受付係に、増田を部屋に上げるよう伝えた。

 推測を開始する仙次郎・・・・
 色々な思考が仙次郎の脳を駆け巡っていく。

(・・・・・・・まあ、とりあえず話を聞くか・・・)

 仙次郎は、衣服を整えて執務室に入っていった。

 暫くすると、ドアがノックされた。
 ドアを開け迎える佳代・・・

「・・・増田と言います。」
「どうぞ、お入りください。」

 佳代は、増田を部屋に入れると執務室をノックした。

「先生、増田様がお見えになりました。」
「ああ。こっちの部屋に入ってもらって。」
「はい。」

 佳代は、増田を執務室に案内した。

「どうぞ、こちらの部屋へ。」
「はい。」

 佳代に軽く頭を下げて中に入ってくる増田・・・・

 仙次郎は立ち上がって増田を見つめた。

「・・・・・始めまして・・・国立中央研究所の増田と申します。」
「高輪です。・・・・・・昔から、よく存じていますよ。」
「ぁ・・・恐れ入ります。・・・あの・・突然、お邪魔しまして申し訳ありません。」
「いえ・・・どうぞ、お掛けください。」
「はい・・・失礼します。」

 増田は、仙次郎に勧められてソファに腰掛けた。

 佳代が、ドアを開け茶を運んでくる。

「どうぞ・・・」
「・・・・・・どうも。」

 佳代は、二人に湯飲みを置くと頭を下げて部屋を出て行った。

 仙次郎は、少々、間を入れて増田に尋ねた。

「増田さん・・・今日は・・何か私に・・・。」
「はい。実は、大門亜希子さんと、このたび籍を入れることになりまして。」
「・・・ええ。・・・先週、亜希子から直接聞きました。」
「・・・・そうらしいですね。」
「それで?」
「いえ・・・元ご主人である高輪さんに、一言ご挨拶をしておこうと思いましてね。」
「・・・亜希子とは、離婚してますし、なにも、そんな・・・」
「いえ、亜希子も・・・ぁ・・・すいません・・亜希子君からも、是非、そうしてくれと・・・」

(・・・・・・・・亜希子が・・?)

 仙次郎は、不思議に思った。
 わざわざ、増田を通して、二度も報告をするような性格ではないからだ。

「亜希子君から聞きましたが、離婚してからも、高輪さんとよく会っていたそうで。」
「・・・ええ・・・まあ、たまにですが。」
「高輪さんとの、その後の関係を亜希子君から聞きましたよ。」
「え?」
「・・・離婚した理由をです。」
「・・・・そうですか・・・・」
「しかし、私と、付き合いが始まってから、彼女の考えもかなり変わってきたようです。」
「・・・・・・というと?」
「大変、失礼な言葉なのですが、・・・・亜希子君は・・・貴方より、私を思う気持ちの方が上回ってきたようでして。」
「・・・・そうですか・・・それは、よかったですね。」
「一応、これを機に、もう、亜希子とは・・・・」

 仙次郎は、そう答えながら増田の全てを探り始めた。

(・・・んーむ・・・妙に、拘った言葉だな・・・・・・)

「・・・・・・・」
「あの・・・つまり、コンタクトを取らないように・・・・」
「・・・承知していますよ。」
「ああ・・・良かった・・・本当にすいません。・・・いえ、実は、彼女には、最初に、こう言ったんです。高輪さんと会うのは構わないから私と結婚をと。しかし、彼女が承諾してくれてから、そう思った私の心に変化が現われまして。」

(・・・・・何度もしつこく繰り返すな・・・この男・・・)

「・・・・増田さん、私は、既に、全て於いて心の整理が出来ています。もう亜希子に連絡をする事はしませんから、増田さん、どうかご安心を。」
「すいません、こんな事を・・・しかし、それを聞いて安心しました。」
「・・・・・」
「いやぁ・・高輪さん、彼女は、本当に素晴らしい女性ですね。」
「ええ、そうですね。」
「仕事も優秀ですし、上部の評価も素晴らしいんです。」
「でしょうね。・・・亜希子も一流の学者になりたいと頑張っていましたし。どうか、増田さんのお力添えを頂いて、彼女の夢を叶えて上げてください。」
「それは、勿論です。最近は、いつも一緒に居ますし色々な相談も受けますので。」
「・・・もう、一緒に暮らしているんですか?」
「いえ・・・来年、籍を入れてからと思っています。」
「そうですか・・・・」

 増田は、平静を装っているが、足を揺らしながら仙次郎と対していた。

(貧乏ゆすりがひどいな・・・・・汗のかき方も異常だ・・・・)

「・・・・増田さん、どうか、亜希子を幸せにしてやってください。貴方という人間を尊敬していますし、そこまで決意させた人ですから。」
「ええ・・・勿論です。・・・いえ、変な話なんですが、先日も彼女を抱いた時に凄く亜希子君も燃えていまして・・・私を離してくれないんです。ハハハ・・・・」

 口元に笑みを見せながら仙次郎は答えた。

「増田さん・・・・・そんな話をする必要はないでしょう。」
「・・・ぁ・・・す、すいません・・・・」

 体裁悪く額の汗を拭く増田・・・

「・・・・ぁ・・・あの・・・では、これで、失礼します。」
「そうですか・・・・」
「あ、それから高輪さん・・・・・もう一つ・・・・」
「はい、なんでしょう?」
「式は、二人だけで挙げる予定ですので・・・どうか・・・・」
「・・・・わかりました。」

 仙次郎は、立ち上がってドアを開けた。

 頭を下げながら執務室を出て行く増田・・・

「それでは、増田さん、ここで失礼します。」
「はい、お忙しいところお邪魔いたしました。」

 増田は、そう言って急ぎ足で部屋を出て行った。

 溜息をつく仙次郎・・・・・

(ふぅぅー・・・・あれが亜希子が惚れた男か・・・・)

 仙次郎は、鼻息だけで笑うと、亜希子との記憶が、更に、脳の奥深い所に消えていくのを感じていた。


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「あれ?・・・村上君、大門君は?」
「あ・・・専門官・・・」

 研究所に戻った増田は、亜希子の研究室に顔を出していた。

「何処かへ出かけたのかい?」
「いえ、トイレに行くと言って先ほどを出て行きましたが・・・・・」
「そうか。・・・じゃあ、帰ってきたら私の部屋に来るように伝えてくれるかな。」
「解りました。」
「頼むよ。」
「・・・・・・あ・・・・・あの・・・増田・・・い、いえ・・・専門官・・・」
「ん?・・・・なんだい・」
「・・・・い・・・いえ・・・・いいんです。」

 増田は、苦笑いをしながら亜希子の研究室を後にした。


 その時、亜希子は、トイレで口を拭っていた。
 鏡を見ながら、顔色を伺う亜希子・・・・

 亜希子は、吐き気を訴え、嘔吐していたのだ。
 化粧を整えながら体調を気にしている。

(・・・・・どうしたのかしら?・・)

 ふと気づく亜希子・・・・

(ぁ!・・・も・・・・もしかして・・・・・妊娠?)

 亜希子は、自分が妊娠した可能性があるのではないかと思った。
 もし、妊娠だとすると、それは、亜希子にとって初めての事だった。
 ピルを飲んではいたが、数ヶ月前から研究の忙しさを増した上に、出張も重なり服飲を怠っていたのだ。
 増田と一夜を共にする事が多くなってからは、特にそうだった。
 亜希子は、不安を覚えた。
 時期的に逆算しても、仙次郎か増田か見当がつかない。

(どうしよう・・・・・もし、仙ちゃんの子供だったら・・)

 襲う不安に亜希子も動揺を隠せない。
 亜希子は、腹部を擦りながら研究室に戻っていった。

「ただいま・・・・・・」
「遅かったですね。」
「うん、ちょっと、気分が悪くて・・・・恵ちゃん、お茶入れてくれる。」
「・・・ぇ・・・は・・・はい。」

 恵は、給湯室に行き、熱い茶を入れて亜希子に差し出した。

「はい、先生・・・」
「ありがとう。」
「あ、先生っ・・・増田専門官が、部屋に来るようにと。」
「そう・・・珍しいわね。」

 亜希子は、お茶を啜りながら、そう答えた。

「恵ちゃん、そういえば、お茶を変えたの? 」
「・・・・・え?」
「・・・あ、変な意味じゃないのよ。・・・味が変わったなと思って。」
「ええ。田舎から送ってきたのでそれを。」
「そう。・・・でも美味しいわ。」
「どうも。・・・・・先生、増田専門官の所に行かなくていいんですか。」
「あ、そうね・・・・恵ちゃん、少し休憩してていいわよ。」
「ええ・・・ぁ、はい。」

 亜希子は、茶を飲み干すと、白衣を脱いで部屋を出て行った。
 増田の部屋に向かう亜希子・・・・
 普段は、勤務中に増田と顔を会わせる事はないのだが、急な話でもあるのだろうかと、亜希子は考えながら歩いていった。


(123)

 ドアをノックする亜希子・・・・

「どうぞ。」

 部屋の奥から増田の声が響いた。
 亜希子は、ドアを開けて中に入っていった。
 増田は、ソファで寛いでいた。
 巻き煙草に、火を付けて煙を吐きだす増田・・・・

「やあ、亜希子君・・呼び出してすまなかったね。」
「どうしたんです? 珍しいですわね、仕事中に。」
「ああ。・・・・それより、そんなところに突っ立ってないで座りたまえ。」
「ぇ・・・あ、はい。」
「どうしたんだい?・・・・顔色が悪いぞ。」
「・・・ぇ・・・ええ・・・」

 亜希子は、元気のない声で返事をした。

「亜希子・・・どうしたんだ。言ってみなさい。」
「・・・・・・」

 亜希子は、躊躇した。
 妊娠したかもしれないという事を増田に話すと、どういった反応を示すのかが恐かったのだ。
 しかし、黙っているわけにはいかなかった。
 仙次郎との関係を切り、増田を選んだ以上、亜希子は、正直に話すべきだと思った。

「・・・・・ぁ・・・あの・・・・・増田さん・・・・・」
「・・・・ああ・・・驚かないから言ってみなさい。」
「・・・・ぇぇ・・・・・・あの・・・私、妊娠したかも・・・・」
「・・・え・・・亜希子・・・・・・でも・・・」
「・・・気分が悪くて・・・吐き気があったんです・・・最初は、体調でも悪いのかなと思ったんだけど・・・・」
「つまり・・・・・・ツワリ・・・かい?」
「・・・・そうかも・・・・」

 亜希子は、俯き加減で、そう答えた。

「・・・あ・・・亜希子・・・・・めでたい事じゃないか。」
「・・ぇ?・・・・・ぁ・・・・あの・・・でも・・・・」
「解ってるさ。・・・・もしかしたら高輪さんの子かもしれないんだろう。だけど、亜希子が、私を選んでくれた以上、誰の子だろうと産んだ子供は、私の子供でもあるさ。だから亜希子っ、そんなことで悩むんじゃない。」
「・・・ま・・・増田さん・・・・・・ぁ・・・ありがとう・・・」

 薄っすらと涙を浮かべる亜希子・・・・

「増田さん・・・」
「さあ、元気を出して。心配は無用だよ。」
「ええ。」

 亜希子は、増田の気持ちが嬉しかった。
 一気に不安が吹き飛んでいく。

「亜希子、ここへ座りなさい。 」
「ええ。」

 亜希子は、増田が座るソファの横に腰掛けた。

「亜希子、君は、私のものだ・・・」
「・・・・・・ええ。」

 増田は、灰皿に煙草を置き、亜希子の肩に手を掛けた。
 その感触に亜希子の子宮が急激に疼き始める。
 増田は、無言で亜希子に唇を合わせた。

「・・・ン・・ゥゥ・・・」

 唇を離す増田・・・・

「・・・もぉぅ・・・増田さんったら。」
「ハハハ、こんなところでは嫌かい?」
「・・・・そ、んなこと・・・ありませんけど。」
「君を見ると、つい抱きたくなってしまうんだ。」
「・・・フフッ・・・・・・あ、ところで何か?」
「ああ・・・実は、さっき、高輪さんに会ってきてね。」
「・・ぇ・・・えぇぇー・・・・でも、増田さん、行かないって・・」
「いや、やはり、言っておいた方がいいと思って。」

 困惑顔で亜希子は、増田を見つめている。

「亜希子・・・私は、以前、君に言ったろう。高輪さんと会ってもいいから結婚をしてくれないかとね・・・・。」
「・・・・ええ・・」
「でも、やはり・・・君が他の男性と、と思うとやりきれないとこがあって・・・」
「・・・・・増田さん、私は、そんな事・・・・・・もう、彼とも会わないし・・・」
「信用してないわけじゃないんだ。私は、ただ、君を離したくないだけさ。」
「増田さん・・・・」

 亜希子の全身が、急に敏感さを増してきた。
 灰皿に置いた煙草の灰が落ちる音さえ耳に入ってくるようだった。
 増田は、亜希子のスカートの中に手を入れてきた。

「・・・・・・・ァァ・・」

 自然と足を開いていく亜希子・・・・・
 増田は、亜希子のショーツをずらして指を進入させていった。

「・・・・ゥゥゥ・・・・フゥゥ・・・」

 一気に、亜希子の亀裂からは、蜜が溢れ出てきた。

「・・・亜希子君・・・・・凄いよ・・・」

 まるで失禁したように蜜が溢れ出てくる。

「・・・・ぁぁ・・・増田さん・・・・・・ゎ・・・私・・・・」
「入れて欲しいのかい・・・・ここに・・・」

 増田は、そう言って、指を蜜壷の中に挿し込んでいく。

「・・・・ハゥゥゥゥー・・・・・欲しい・・・欲しいゎ・・」
「どこに?・・・」

 増田は、悪戯っぽく亜希子に問いただしていく・・・

「・・・・ァァ・・・意地悪ぅぅ・・・・」
「亜希子、言ってごらん・・・」

 亜希子は、増田に抱きついた。

「・・・ァァ・・・・・・オ・・・オ○ンコに・・・増田さんの・・・ァァ・・」

 増田は、亜希子をソファに押し倒した。

「亜希子、スカートを上げて、下着を捲ってごらん。」

 亜希子は、言われたとおりスカートを捲し上げると、ショーツの股間部を持って、思いっきり横にずらした。
 糸を引きながら蜜壷が露になる。
 亜希子は、ショーツが破れるのではと思うほど強く引っ張りながら腰を突き上げた。
 
 増田は、亜希子の蜜壷に指を入れて中を刺激し始めた。

「クフゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥー・・・・ァァァ、イィィィィィー・・・」

 亜希子の蜜壷から流れるジュースは、物凄い量だった。
 まるで水飴が垂れるように糸を引きながらソファに落ちていく。
 亜希子は朦朧とした表情で女芯を激しく擦っていた。

「・・・ァァ・・・増田さん・・・・早く・・・・早くぅぅぅー・・・」

 増田は、蜜壷から指を抜くとズボンを下ろして、異常に怒張した肉棒を亜希子の蜜壷に当てた。

「・・・ァ・・ァ・・ァ・・ァァァァァー・・・ンァァァァァァァァァァーッ!」

 増田の肉棒の先が入った瞬間、亜希子は早くも潮を噴き上げた。

「亜希子・・・・もう、いっちゃったのかい。」
「ゥゥ・・・ァァァ・・・」

 飛沫が二度、三度と飛び散っている。

「いくよ。」
「キ・・・キテェェェー・・」

 増田は、一気に根元まで肉棒を埋め込んだ。

「グッハァァァァァァァァァァァァァァァー・・・」

 亜希子の絶叫が、部屋に響き渡る。
 増田と亜希子は、激しい性戯を開始していった。


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 亜希子は、悶えに悶えて昇天した。
 しかし、増田の分身を蜜壷から吐き出しながらも、まだ身を捩じらせている。
 亜希子は、こんな自分を不思議に思いながらも喘ぎ声を上げていた。

「フゥゥゥー・・・・ァァァァァ・・・クッ・・・ハゥゥゥゥゥー・・・」

 通常、男性と違い、女性は、昇天した後も、数秒から数十秒の余韻に浸るのが普通だが、亜希子は違った。
 既に3分以上もエクスタシーを持続している。

 増田は、そんな亜希子を見ながら肉棒に付着した蜜を拭き取り衣服を整えていた。
 亜希子は、固く突起した女芯を摘みながら腰を何度も突き上げている。

「・・・ゥゥゥ・・イヤァァー・・・・ァァァァァ、ハァァァー・・」

 蜜は、いまだに流れ出ていた。
 既に5分近くが経過しようとしているのにだ。
 その時、亜希子の全身が硬直したと同時に一気に力が抜けていった・・・・・・

「クッ・・・・ゥ・・・ゥ・・・・ァ・・・・・ハァ−・・・」

 亜希子の喘ぎ声は、やっと止まった。

 亜希子に近づき、そっと唇を合わせる増田・・・・

「亜希子、君の感じている姿は、最高だ。」
「・・・・・ぁぁ・・・増田さん・・・ゎ・・・私・・・・・こ、こんな・・・・」
「恥しい事じゃないさ・・・・・それだけ、私と亜希子の相性がいい証拠さ。」

 亜希子は、頬を染めながら上体を起こした。
 ソファは、水を零したように蜜で汚れている。

「・・・ぁ・・・こ・・・こんなに・・・・」
「いいさ。私が、後で拭いておくよ。」
「・・・ご・・・ごめんなさい・・・・・こ、今度は、ベッドで・・・・」
「ははは、そうだね。・・・・・ぁ、亜希子・・・明日から、また出張なんだ。」
「・・・そうなの?」
「ああ。今度は、2週間なんだ。所長とね。」
「所長と?」
「ああ、来年、所長は、定年退職するだろう。」
「ええ・・・そうですね。」
「置き土産に、僕に副所長を推薦してくれるらしいんだ。」
「え・・凄いじゃないですか。」
「ああ。・・それに、所長は、前々から君の事を買っている。」
「・・・・・・」
「来年の国際シンポジウムで、君のチームの研究を発表するだろう。」
「ええ。・・・」
「君らの研究成果は、間違いなく各国から絶賛されると当研究所はふんでいる。」
「・・私たちも・・・・自信はあるのですが・・・」
「んむ。そして、来秋には、生物学専門の研究所が、国の予算で建設されるんだ。」
「え、そうなんですか・・・始めて聞きました。」
「・・・・実は、そこの主任専門官を、君に任せたいと言う話が、昨年から持ち上がっていてね。所長が、既にまとめているんだ。」
「ぇ・・・・ゎ・・・・私が・・・ですか・・・」
「ああ。国の機関なんだが、主任専門官と言うことは、将来、そこの所長を約束されたも同然だからね。」
「・・・・・・ゎ・・・私が・・・」
「ああ。そうすれば、君の研究課題は自由に選択できるし、国際博士連合会のメンバーに選任されるからね。そして、国の人事は、私にも影響するだろう。」
「・・・・?」
「亜希子・・・つまり、数年のうちに、私が、ここの所長になれるということだ。」
「・・・・・ま・・・増田さん・・・」
「君の夢を叶える事が出来るんだ。二人で世界の生物学会をリードしていきたいと思ってるんだ。」
「・・・す・・・凄いわ。・・・夢みたい。」
「・・・そのためには、今回の出張は、どうしても行かなくてはならないんだよ。」
「そうですね。」
「それから、今回の出張で、所長に君と籍を入れる事を報告しようと思っている。」
「・・・・はい・・・・」
「暫く君を抱く事は出来ないのが残念だが。」
「首を長くして待ってますわ。」
「ああ。でも、私は、安心だよ。・・・亜希子を信用しているし、高輪さんも亜希子には、もうコンタクトを取らないと言ってたから。」
「増田さんったら・・・・」
「さ、早く、服を着ないと風邪を引くよ。」
「ええ・・・」

 亜希子は、恥じらいながら、蜜で汚れたショーツを手にとった・・・・・・

あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
2006.3.13掲載  
多聞さんの他作品
『愛欲の果てに』 『愛欲の果てに 特別編』 『愛欲の舞踏会』
『3年間の空白』
小説提供サイト
Novel 多聞