遠い日の記憶

秋水&しょうた 作

109.篠原 弥生ー4


 弥生は祐輔の逞しい胸に顔を埋めた。
 そんな弥生を祐輔は優しく抱き締めた。

 弥生はしばらく祐輔の胸で呼吸を整え、可愛い顔をあげて祐輔を見た。
「感じさせてくれる?」
「はい……奥さんの望むように……」
 弥生は祐輔をベッドルームに連れて行った。

 ベッドルームには、ベッドがふたつ並んでいた。
 弥生は自分のベッドの掛け布団を剥ぎ、仰向けになった。
 祐輔はベッドに上がる前に裸になった。
(やっぱり凄く逞しい……アソコも凄そうだけど……あの妙な疑似体験みたいなのが本当になれば、きっと!)
 祐輔は弥生のトレーナーを脱がし、デニムパンツも脱がした。
 白い下着をゆっくりと脱がすと、弥生は思わず乳房と股間に手をやって隠した。
「ダメですよ……積極的にならないと感じませんよ」
 祐輔は優しく呟いて弥生の手を退けた。
 弥生の乳房は80cmあるかないかだと思った。
 それよりキレイにアップして象られた乳房は見事だと思った。
 細い首、細い肩、細い腕……対照的に滑らかなラインを描き、しなやかに搾られたウエスト、細く伸びた脚……。
 ボリューム感に溢れた肉感的な身体で無かったが、祐輔は弥生の可愛い顔にピッタリの身体だと思った。

 祐輔はその乳房を下から掬うようにして揉みしだき、乳首を舐め回し、円を描くように乳房も舐め回した。
「あぁあっ、あはぁ……あ、ぁぁ、あふっ、ぃぃ……ぁぁ……」
 感度はいい方だと感じた祐輔は安心して愛撫を続けた。
 乳房からウエスト、下腹へと舌を這わせ、指で長い脚や腰、細い腕などを擦った。
 弥生は可愛い瞳をキツク閉じて眉を寄せ、小さな口を少し開いて淫らな声をあげていた。
 足の指から太股までを丁寧に舐め回した祐輔は、弥生の両脚を開き、股間に顔を埋めた。
 薄く柔らかな恥毛の下には、少し膨らんだ淫唇が濡れて光り、無味無臭の淫らな液はお尻の方まで流れていた。
 指で淫唇をなぞり、舌で太股の付け根、淫唇の周囲を舐めた。
「あぁん、あぁ、はぁ、ふぅ……ぅあっ、いいっ……はぁ……」
 祐輔の愛撫に敏感に反応する弥生の身体から汗が滲み、両手でシーツを掴んで悶える弥生はオンナそのものだった。
(いいオンナだ……抱き心地もいいし、肌もピタリとする)
 祐輔は淫唇を開いて中を観察した。

 弥生の淫唇の中は、クリトリスがまだ小さかった。
 淫液で艶かしく輝き、祐輔は絶頂に達しないわけが無いと思った。
 指で優しくクリトリスを剥き出しにし、舌で丁寧に舐め回し、弱いタッチから徐々に強くしていった。
「あぁああああっ……あふっ、あふっ、あいぃぃ、あぁうっ……」
 両脚で股間を締めたり弛めたりして快感に震え、弥生は今にも昇りつめそうだった。
 クリトリスを口に含んで舌で舐めながら、指を淫壷の中に1本入れ、中の感触を確かめた。
 祐輔の指が淫壷に入るや否や、キュッと締め付けた。
(おっ、締りが良さそう……)
 淫壷の下部の奥を擦り、指を反転させて上部を擦り、入口近くの上下のザラザラした肉襞を圧すように擦った。
「うあっ……あぁ〜ぁ、あぁ〜ぁ……い、いぃぃぃ……あふぅ〜〜」
 一番強く反応した箇所を念入りに愛撫し始めた。
 強く弱く圧し擦り、時々、アヌスに指を伸ばして擦ると、弥生は身体をバウンドさせて快感に震えた。
 なおも集中して淫壷とクリトリスを愛撫し続けると、弥生は押し殺したような声を出しながら両脚を突っ張り、やがて堰を切ったように大きな声をあげ昇りつめていった。
「うぅぅぅぅ……ぃぃっ、ぁぁあああああっ……うああっ、イッ……イッくぅぅぅ〜〜〜〜〜」
 頭を擡げて落ち、左右に激しく振って両腕を伸ばし、祐輔の頭や肩を力いっぱい圧しながら硬直していった。

 祐輔はしばらく愛撫を止めていた。
「あ、はぁぁ、はぁ、はぁ、ふぅ、ふぅ……ふ……凄い……こんなの初めて……まだ入れてもないのに……」
「良かった……奥さんは感じやすい方だと思いますよ」
 祐輔は優しく弥生の耳元で呟いた。
 祐輔は両脚を持ち上げ、肉棒をゆっくりと淫壷に挿入し始めた。
 少しずつ淫壷の肉壁を擦るように挿入していくと、その進行と呼応するように、弥生は再び昇りつめていった。
「うぅぁああああ〜〜〜〜あぁぁ、イクッ……イクぅぅぅ〜〜〜」
 祐輔の肉棒をキュッキュッとリズミカルに締め付け、後は吸い込むように搾り取るように肉棒を掴んで離さなかった。
(うあっ、これは……ふ、ふぅ〜いいオマ○コだ!)
 久し振りに抜群の淫壷に出会い、祐輔は思わず射精しそうになった。
(でも、まだまだ射精するわけにはいかない。もっと、奥さんを感じさせないと……我慢、我慢)
 祐輔はしばらく間を置き、射精感を必死に堪えながら腰を動かし、2度3度と弥生を絶頂に導いた。
 さらに反転してバックからも責め、同時にアヌスも指で責めた。
「あぁああああ〜〜〜い、いぃ〜〜っ、いいわ! いいわ! あぁっ……イッて! 一緒に……あうっ、イッてぇ〜〜〜〜」
 弥生が淫壷を締め付けて昇りつめるのに併せ、祐輔は搾り取られるように、精液を淫壷に放出した。
(やっぱり、生で射精するのは最高だ……)

 その後、弥生のむしゃぶりつくようなフェラで復活した祐輔は、抱きかかえて座ったまま挿入したり、壁に圧しあてて持ち上げるように挿入したり、いろんな形で弥生を悦ばせた。
 アヌスだけを指で責めてオルガを感じさせ、弥生を狂喜させた。

 1週間ほどして再会した時、弥生は前より艶っぽく感じられた。
「ありがとう! 本当に感謝してもしきれないわ……あれから、夫とのセックスでもイクようになって……でも……あなたとも、もう一度……」
 その日、前よりさらに激しく求め合い、淫らに絡み合った。
 何度、射精したか忘れるほど、祐輔も夢中になった。

 しかし、ふたりはその後、再び交わることは無かった。
 求め合う気持ちは同じだったが、続ければ離れられなくなると、お互いに苦渋の選択をしたのだ。

 余談だが……それから1年余り経った頃、祐輔は街角で弥生を見かけた。
 可愛い男の赤ちゃんをベビーカーに乗せて歩いていた。
(あれは……ひょっとして……まさか?)

 15年経った今でも、僕は弥生を忘れられないでいる……。

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2007.6.13掲載  
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