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119.石塚 由紀奈ー1
未知世との関係は暫く続いた。
(いろんな人妻がいるんだな……若い後家さんも同じ……まだまだ経験が足りないなぁ〜)
未知世との関係は結果としては祐輔にもプラスだった。
祐輔は久し振りに地区の図書館に足を運んだ。
(たまにはゆっくりと好きな作家の世界に浸るのも……)
祐輔は図書館に入ると受付の女性に目が留まった。
(あれ? 司書の女性、代わったのか?)
祐輔はその女性が見える席に座って本を開いた。
だが、本を読むより女性の方が気になり、目は女性の動きを追っていた。
(どこか気になる女性だな……存在感が希薄と言うか、透明感があると言うか……)
司書の女性の名前は、石塚 由紀奈と言い、この年の春から採用された図書館司書で、27歳だった。
まだ結婚して1年足らずの人妻で、ご主人は役所に勤めていた。
由紀奈は早くに両親を亡くし、親戚の家で育てられた。
(わたしは厄介者なんだわ……)
仕方なく引き取った親戚の家での由紀奈は、ひたすら息を殺すように静かに生きてきた。
(大人になるまでは波風を立てず、静かに、静かに……)
その思いの為か、由紀奈は何処に居ても目立たない存在だった。
小学校でも中学校でも、同級生と交わることも無かった。
そんな由紀奈のたったひとつの楽しみが読書だった。
ジャンルを問わず、図書館の本を全て読み干すほど、本を読み続けた由紀奈は自然と図書館司書となり、好きな本と暮らしていた。
そして、26歳の時、親戚の勧めでお見合いをし、勧められるがままに結婚をした。
それが役所に勤める石塚 基一だった。
基一は大人しく控えめな由紀奈に一目ぼれし、すぐに結婚に至ったのだ。
結婚当初は、由紀奈に夢中だった基一も、あまりにも反応の少ない由紀奈に嫌気がさし、最近ではベッドを共にすることも少なくなっていた。
『いくら良い女でも、人形を抱いている訳じゃあるまいし、感情の起伏が感じられないと、面白くも何とも無い!』
家に居ても本ばかり読んでいるので、基一は地区の図書館に勤めるように勧めた。
『家事もしっかりやるし、何も問題は無いのだが……いつも何処か心此処に在らずって感じで……セックスは感じているようだが、やはり反応が薄くて……』
基一は家の中に居るより外に出た方がいいと思い、コネを使って由紀奈を図書館に勤務させたのだった。
由紀奈は大人になれば自分は自分らしく生きられる……、そう思っていたのだが、そうはいかなかったのだ。
それは由紀奈が中学生になった頃に遡るのだが……、『由紀奈、すっかり大人っぽくなったね』
ある日、父親の妹の家に引き取られた家でのことだった。
血縁の無い叔父が読書中の由紀奈に声を掛けてきた。
この日は、夕方まで叔父とふたりきりだった。
『由紀奈は叔父さんの言うことに黙って従ういい娘だよね?』
『はい……』
波風を立てず大人しく生きてきた由紀奈は、叔父や叔母の言うことに何ひとつ逆らわずに生きてきた。
『それじゃ、今から叔父さんのすることに黙って従い、決してそれを他の人に言ったりしないと約束できるよね?』
『……? は、はい……』
『そうか、やっぱり由紀奈は良い娘だ……そのまま本を読んでいていいから、ジッとしてるんだよ』
叔父はコタツに座って本を読んでいる由紀奈の後ろに回り、セーターの上から膨らんだ乳房を揉み始めた。
『うっ……』
『ダメだよ、声を出したり動いたりしちゃぁ……約束したよね』
由紀奈は、それが性的な行為であると分かっていたが、今までの長い年月が由紀奈を縛り、抵抗出来なかった。
『やっぱり、由紀奈はいい身体になっていたんだね……叔父さんがいい気持ちにさせてあげるから、このことは誰にも言うんじゃないよ! もし他の人に知られたら、お前はこの家を出るしかないんだ』
『この家を出るしか……』
由紀奈には死刑宣告のように響いた言葉だった。
由紀奈は黙って叔父のされるがままになっていた。そして、当然ながら、叔父の淫行は日毎にエスカレートしていった。
最初は衣服の上から乳房を触る程度だったが、次の時は直接乳房を揉み、舐め回すようになった。
『どうだい? 気持ちがいいだろ?』
『………………』
由紀奈は黙って頷くしかなかった。
叔父は乳房を揉みながらスカートの中に手を入れ、パンティの上から由紀奈の秘密の場所を擦った。
『おっ、由紀奈はエッチなんだな〜オッパイを愛撫してるだけで、もうココが濡れてるぞ』
学校での性教育で、叔父の言ってることは理解できた。
(ウソ……そんなことがある訳が無いわ!)
叔父は暫くパンティの上から恥部を擦った後、パンティを下ろし、直接弄り始めた。
クチュクチュと卑猥な音が聞こえた。
(エッ! 本当に……本当に濡れてる……)
叔父は息を荒くし、指を淫唇の中に入れて弄り続けた。
『はぁ、はぁ、はぁ……』
知らないうちに由紀奈は身体を火照らせ喘いでいた。
『感じやすいんだね、由紀奈は……いい娘だ。もっともっと気持ちよくしてあげるからね』
そんな叔父の卑猥な愛撫によって、由紀奈は回を追うごとに叔父の淫行を心待ちにするようになった。
最初は死にたくなるような思いで涙したのに、声も出せずにいることも、ある種の快感に思えていた……。
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