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「地盤情報から学ぶ堆積盆地の地盤特性と防災・環境」講習会−大阪平野から大阪湾を例にして−
大阪平野から大阪湾に広がる楕円状の地域は「大阪堆積盆地」と呼ばれ,堆積層の形成環境が濃縮された,わが国を代表する堆積地盤です。この地域には,軟弱な粘土層が厚く,鋭敏に堆積し,かつ地域的変化に富んだ地盤特性を有し,工学的には軟弱層から硬質層に至るまでの変形問題や地震挙動に関わる問題,地盤環境の問題などが数多く顕在しています。いわば,日本の地盤を包括する代表的な地盤となっています。
KG-NET・関西圏地盤研究会(KG-NET:関西圏地盤情報ネットワーク)は,1980年代より始まる地盤情報データベースによる関西地域の地盤研究活動を継承し,平成16年度からは,この「大阪堆積盆地」を対象に調査・研究を進めてきました。研究では,多量の地盤調査情報を基礎に,基準地盤情報(綿密な地質・土質の基準ボーリング)も付加して堆積環境に視点を置いた地質・地盤特性の分析を行い,地域の地盤工学的諸問題に関しても“変形”,“地震”,“環境”をキーワードに調査・研究に取り組み,加えて地盤情報データベースの将来像に関する検討も重ねてきました。
主 催: KG-NET・関西圏地盤研究会
協 賛: (社)地盤工学会関西支部,(社)土木学会関西支部,(社)日本建築学会近畿支部,日本地質学会近畿支部, 日本応用地質学会関西支部,日本情報地質学会,日本地震工学会,(社)日本水環境学会関西支部, (社)日本土木工業協会関西支部,(社)建築業協会関西支部,(社)建設コンサルタンツ協会近畿支部, 関西地質調査業協会,港湾技術コンサルタンツ協会
日 時: 平成19年12月4日(火) 9:20〜17:45
会 場: 建設交流館 グリーンホール〔大阪市西区立売堀2−1−2 TEL(06)6543-2551〕テキスト:「新関西地盤−大阪平野から大阪湾−」プログラム:
地域の地盤特性では,一つの考え方として受け止めた。大阪盆地内では構造運動の影響が強く,生駒断層による影響は非常に恐ろしいくらいの落差で基盤岩に変位を与えている。土壌汚染における自然由来問題は今後の解明が待たれる。地震と地盤挙動については,現場からの強いメッセージが発せられ,まだまだ追求が必要な問題があることがわかった。深部構造把握の反射波では現場からの本当の苦しみが伝わってきて納得。地質的な理解を元にストリー立てて組み立てているがわかった。また,大阪湾内では密な海底探査がなされており,若い時にやってきた海の仕事の貴重な経験を思い出した。発表者は誤解しているようですが,ほとんど他からデータを取得しているから発表できているだけということを。
最も重要なのは,生データの公開なのでは。そうすれば,いろいろな利用ができるのでは。 |