関西総合地質コンサルタント(株)
地質調査・地盤調査・環境調査・地盤改良工事・維持管理  
大阪府堺市北区南長尾町5-2-10  TEL072-257-9830(FAX 9832)
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関西地質調査業協会・地盤工学会・応用地質学会行事

「地盤情報から学ぶ堆積盆地の地盤特性と防災・環境」講習会−大阪平野から大阪湾を例にして− 
 大阪平野から大阪湾に広がる楕円状の地域は「大阪堆積盆地」と呼ばれ,堆積層の形成環境が濃縮された,わが国を代表する堆積地盤です。この地域には,軟弱な粘土層が厚く,鋭敏に堆積し,かつ地域的変化に富んだ地盤特性を有し,工学的には軟弱層から硬質層に至るまでの変形問題や地震挙動に関わる問題,地盤環境の問題などが数多く顕在しています。いわば,日本の地盤を包括する代表的な地盤となっています。

 KG-NET・関西圏地盤研究会(KG-NET:関西圏地盤情報ネットワーク)は,1980年代より始まる地盤情報データベースによる関西地域の地盤研究活動を継承し,平成16年度からは,この「大阪堆積盆地」を対象に調査・研究を進めてきました。研究では,多量の地盤調査情報を基礎に,基準地盤情報(綿密な地質・土質の基準ボーリング)も付加して堆積環境に視点を置いた地質・地盤特性の分析を行い,地域の地盤工学的諸問題に関しても“変形”,“地震”,“環境”をキーワードに調査・研究に取り組み,加えて地盤情報データベースの将来像に関する検討も重ねてきました。この度,この研究成果を書籍「新関西地盤−大阪平野から大阪湾−」にとりまとめ刊行いたしますので,多くの方々に内容を解説し,公表する場として本講習会を企画いたしました。関西圏はもとより,全国からも多数の方々のご参加を期待いたします。

主 催 KG-NET・関西圏地盤研究会
協 賛 ()地盤工学会関西支部,()土木学会関西支部,()日本建築学会近畿支部,日本地質学会近畿支部,  日本応用地質学会関西支部,日本情報地質学会,日本地震工学会,()日本水環境学会関西支部, ()日本土木工業協会関西支部,()建築業協会関西支部,()建設コンサルタンツ協会近畿支部, 関西地質調査業協会,港湾技術コンサルタンツ協会
日 時 平成19124() 9:2017:45
会 場 建設交流館 グリーンホール〔大阪市西区立売堀212 TEL(06)6543-2551テキスト:「新関西地盤−大阪平野から大阪湾−」プログラム
9:00 9:20 受付
9:20 9:30 開会の挨拶 KG-NET・関西圏地盤研究会 委員長 松井  保
9:30 9:45 【関西圏地盤情報データベースと基準地盤情報】 地域地盤環境研究所 山本 浩司
9:45 10:10 【地盤の成り立ち:大阪堆積盆地の形成】 京都大学 竹村 恵二
10:1011:10 【地域の地質と堆積環境】
     ・地域の地質 大阪市立大学 三田村宗樹
      ・堆積環境の変遷と地盤形成 地域地盤環境研究所 北田奈緒子
11:1012:10 【地域の地盤特性】
     ・地域の土質特性と堆積環境 大阪市立大学 大島 昭彦
      ・特徴的な力学特性 名城大学 小高 猛司
*** 昼食(50分) ***
13:0014:00 【地盤変形】
      ・地盤環境と変形問題 京都大学 三村  衛
      ・建設工事にともなう地盤変形 地域地盤環境研究所 長屋 淳一
      ・土構造物の変形と解析 建設技術研究所 李  圭太
14:0014:30 【深部構造と物性】 阪神コンサルタンツ 末廣 匡基
14:3015:30 【地震と地盤挙動】
      ・地盤構造と震動特性 京都大学 澤田 純男
      ・想定される地震動 地域地盤環境研究所 香川 敬生
      ・地震時の地盤挙動 京都大学 肥後 陽介
*** 休息(10分)***
15:4016:40 【地盤環境】
      ・自然由来を含む重金属汚染の特徴 和歌山大学 平田 健正
      ・土地利用と汚染物質管理 京都大学 勝見  武
16:4017:40 【地盤情報DBの未来】
      ・地盤情報DBの共有と活用 京都光華女子大学 山本嘉一郎
      ・地盤情報解析の新たな技術 大阪大学 小田 和広
17:4017:45 閉会の挨拶 KG-NET・関西圏地盤情報協議会 会長 深澤 淳志


地域の地盤特性では,一つの考え方として受け止めた。大阪盆地内では構造運動の影響が強く,生駒断層による影響は非常に恐ろしいくらいの落差で基盤岩に変位を与えている。土壌汚染における自然由来問題は今後の解明が待たれる。地震と地盤挙動については,現場からの強いメッセージが発せられ,まだまだ追求が必要な問題があることがわかった。深部構造把握の反射波では現場からの本当の苦しみが伝わってきて納得。地質的な理解を元にストリー立てて組み立てているがわかった。また,大阪湾内では密な海底探査がなされており,若い時にやってきた海の仕事の貴重な経験を思い出した。発表者は誤解しているようですが,ほとんど他からデータを取得しているから発表できているだけということを。
最も重要なのは,生データの公開なのでは。そうせれば,いろいろな利用ができるのでは。
応用地質学会
2007年11月30日(金)13:00〜17:00
断層研究資料センター 20周年記念講演会「大阪直下の上町断層をさぐる ーアジアの変動帯の視点からー」
断層研究資料センター20周年によせて尾池和夫(京都大学 総長)
大阪盆地の地下構造から上町断層を考える佐野正人(中央開発 地質部長)中川康一(大阪市立大学 名誉教授)
「アジアの変動帯」の視点から見た上町断層 藤田和夫(断層研究資料センター 理事長)
断層研究資料センターの20年を振り返る  岩崎好規((財)地域地盤環境研究所常務理事)
会 場:建設交流館8Fグリーンホール(TEL 06-6543-2551)
主  催:断層研究資料センター  後  援:日本応用地質学会 関西支部  (社)地盤工学会関西支部 ;関西地質調査業協会  建設コンサルタンツ協会近畿支部