私「横山桂子」によって、昭和60年、筋肉の特異な性質が発見されたことから「横山式」と冠をつけましたが、これは「奇経八穴」を使う「二点刺激法」とは根本的に発想が違うことを認知確証して頂くためで、離れた箇所にある二つの骨格筋を両手手先で結びつける形で接触させることに意義があり、今までに想像も出来なかった「治療効果」に結びついた結果から、「筋二点療法」と名付けたものです。
想像も出来なかった「治療効果」とは、先ず、「痛み」の解消に速効的に期待が出来ることにあります。「痛み」の親戚である「違和感」、「こり」、「しびれ」などにも同様な効果が歴然と見られます。
「痛み」からの解放は、洋の東西を問わず、医学究極の目的とされており、ペインクリニックの研究課題は勿論多岐に亘るとは言え、その決定的結論は未だに出てはおりません。
治療業界においても、その目的は同じであり、外科的処置や、薬理的処置以外の方法に焦点を定め、悠久の研究と研鑽を続けている訳ですが、これ又、決定的な結論に至っていないのが現実でした。東洋医学系は、鍼灸、指圧を通し、柔道整復系は整骨を通じ、又、カイロプラクティック系も椎骨矯正術を駆使し、療術系はカイロテクニックに、温熱、光線、電気などの物理現象の力を借りて、結局は「痛み」からの解放を目指して現在に至っております。
「横山式筋二点療法」はこのような時代背景の元に発表されましたが、今まで想像すら出来なかった方法で「痛み」を消すことが可能な治療技術になりました。
「横山式筋二点療法」は、実は、上記の治療法としての区分の何れにも属さない分野に入るのかも知れません。強いて言えば、解剖学の知識、殊に、筋肉学の知識を縦横に駆使する治療法ですから、西洋医学系に属するのかも知れませんし、事実、理学療法士の方々が、この療法を盛んに取り入れてリハビリに使っているのが病院関係、最近の傾向で、私の提唱している、「もっと筋肉学を勉強して、治療に取り入れなければ、いつまでたっても「痛み」など完全に消せる治療にはなりませんよ。」と言っている意味がやっと分かってきたようです。セミナーを開き、技術指導を全国展開しておりますが、その参加者は、前記の医療区分、即ち、医師、歯科医師、理学療法士、看護師、鍼灸師、指圧マッサージ師、カイロ・整体士、療術師など、あらゆる階層の院長クラスが受講しております。
何を教えているかと申しますと、一口で言いますと、手技で行う「痛み」の取り方の原理と実技を指導している訳ですが、指導役の「講師」養成も軌道に乗り、最近では、全国各地で、この勉強が出来るようになってきております。
そもそも、「痛み」の知覚は、神経伝達によって行われるものですから神経対策が先ず考慮されなければなりません。しかし、神経叢枝の殆どは筋肉内を網走し、筋肉の異常硬結による収縮が神経を圧迫して「痛み」の知覚をもたらす要因になる訳です。硬結筋肉を弛緩させると「痛み」が緩和することでも、その関係は分かります。従って、神経対策は硬結筋肉弛緩対策である、と言うことも出来ると思います。
大多数の治療家は、硬結した筋肉の弛緩がいかに大変であるか、ご存じだと思います。揉んだり、叩いたり、擦ったり、引っ張ったり、温熱を加えたり、低周波治療器をかけたり、色々と手を尽くしますが、一向に緩んでくれないのが実態です。
硬結している筋肉は、一方で「痛み」の塊であることも事実です。「痛み」を感ずる箇所の筋肉は堅く締まっていて神経圧迫は目に見えるようです。「痛み」だけでなく「しびれ」なども同じ原理ですから、これらの関係を知らない治療関係者はおりませんが、只、純然たる手技による「痛み」や「しびれ」の除去法は、永い間、誰も完全には出来なかった、と説明しますと、この辺の事情がお分かり頂けるのではないでしょうか。
ここで、若干「筋二点療法」の二点について説明をしておきますと、一点目は「痛点」、若しくは「圧痛点」のことで、いわゆる患者が治して貰いたいと感じているポイントのこと。従来から、いや、現在でも治療師の大部分は、このポイントだけに焦点を合わせて治そうとしています。言わば「一点療法」が主流なのです。だから治らなかった、と言えなくもありません。
さて、「痛点」や「圧痛点」は、どうして「痛み」を感ずるようになったのでしょうか。実は、別のポイントにある骨格筋の影響で、「痛点」つまり、「一点目」になってしまったのです。この影響を与えた骨格筋のポイントが「二点目」であり、「反射筋」と呼んでおります。「痛点」には片手の手先をタッチしておくだけ、もう片方の手先で「反射筋」を刺激するのが「横山式筋二点療法」の原理であり、刺激を20秒程度加えることにより、「痛点」の痛みが氷解し、全快となります。その理由は、「痛点」と「反射筋」を両手で接触させることにより、「痛点」の筋異常硬結が弛緩してしまうからです。筋異常硬結を弛緩すれば「痛み」が消えることは皆さんご存じの筈でしたね。今、その方法が開発された、と言えるかも知れません。異常硬結をした骨格筋、或いは、筋肉を触ったり、押圧したりして、堅さやこりの状態はお判りのことと思いますが、反面、その硬結が緩んだ時の状態も触って見れば判る筈です。その差が感じとれる治療師でしたら、この療法を実行しても成功します。
原理の説明は、前述のようにたった2行か3行で済みますし、「一点目」はすぐ判ります。しかし、問題は「二点目」、「反射点」の発見です。これが「基礎の基礎技術」であり、又、「横山式筋二点療法」の総てと言えるかも知れません。「反射点」がひそむ、「反射筋」は、私が昭和60年以来20年、全身くまなく検索して調べ上げてあります。「反射筋」の中に必ずある「反射点」を見つけさえすればよいのですが、奥が深いことも亦事実です。ぜひ挑戦して見て下さい。この基礎操作が完璧に出来れば、肩こり解消は言うに及ばず、腰痛、膝痛、片頭痛、捻挫、しびれの治療に生かされるばかりでなく、アジャストなしで変位した椎骨矯正も意のままになります。「横山式筋二点療法」は、又の名を「筋カイロプラクティック」、「マッスルカイロ」とも言われている理由です。椎骨変位は特に回旋筋、多裂筋、肋骨擧筋、棘筋などの椎骨に付着する筋の異常硬結により牽引された現象であることを考えれば、これらの筋弛緩で変位椎骨がアジャストなしに、自然に本来のポジションに戻る原理が理解頂けると思います。
この療法の周辺の事情を簡単に書きましたが、詳しい解説資料は、無料でお送りしております。ゼミナール事務局にご請求下さい。ホームペーシも開設しております。 |