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大房岬

全般  
 富浦駅は大変ユニークなデザインの駅舎です。駅前の北側には、これまた、デザイン
された公衆トイレがあります。駅前から国道までの道はインターロッキングで舗装されて
います。街灯も枇杷の実を模した、お洒落なものです。(水仙の花を模したのは南房総市
旧富山町)
 江戸の守りのために砲台が置かれ、帝都−東京の防衛の為に要塞が築かれました。戦後
直ちに払い下げ運動がなされ、今は樹間に園地の展開する大変手入れのいい公園になり
ました。大房(だいぶさ)岬国定公園の大きな看板の先に広い駐車場があって、そこまで車で
こられます。「少年自然の家」もあり、観光ホテルもあります。

@大房岬 第82図
 1.富浦駅→0.25(海岸経由)←急坂道の下→0.10←レストハウス駐車場
 2.富浦駅→0.10(国道経由)←T字路南→0.10(釈迦寺経由)←墓地の北側
→0.15←レストハウス駐車場
 3.レストハウス駐車場→0.10←第一展望台→0.10=0.05←明神崎
 4.レストハウス駐車場→0.10←ビジターセンター→0.05←第二展望台→0.05←
弁天窟
 5.レストハウス駐車場→0.15(南芝生園地≒不動の滝経由)←第二キャンプ場
→0.05(要塞跡地経由)←第一キャンプ場≒第二展望台

 1.JR内房線富浦駅下車。西側の国道に出て左折し、すぐ次の細い道路で右折する。
砂浜の先には海を隔てて、大房岬の低い緑の森が見える。海岸は海水浴場で、公衆トイレと
着替えのハウスが何百メーターかおきに設置されている。いずれも奇麗な洒落たもの
ばかりだ。岡本橋を渡ってからは漁港が岬の手前に見える。山が間近になったところで、
左へ鋭角曲がりする。大房岬に繋がる広い道路に出て右折すると、左手には私立大学の
セミナーハウスがある。道路は急傾斜をカーブして登る。
 左手にこざっぱりした建物を見たあと、左手に分岐する道路がある。公園内のメンテナンス
用の道路で少し先に車止めがある。「国定公園」の大きな看板があって左手に入った
ところが無料駐車場で、身障者用のスペースや観光バス用の白線も引かれている。
 ここは樹林で区切られた広い駐車場で、道路よりの北側にはレストハウスがあり、公園
内の案内図もいただける。この建物の西側にはトイレも併設されている。駐車場の一番
南側には遊歩道があり、東屋もある。日曜日に限り、便数は少ないが、富浦駅からの
バス便がある。
 2.JR内房線富浦駅下車。西側の国道に出て左折し、そのまま国道を南下する。この
国道が左へ曲がるところ、直進の県道に入ってすぐ、右手の細い道路へ入る。左右に
民家が並ぶ生活道路の左右がやや寂しくなったところ、左手に釈迦寺がある。旧富浦町の
指定天然記念物、マキの大木がある。種別はイヌマキで高さは13メートルもある。ただし、
境内には壊れかけた小堂があり、これに近づくと危険な状態なのにもかかわらず、何の注意
喚起処置もなされてはいない。本堂の前で堂外から御本尊を敬拝したければ、「ゴミは持ち
帰れ」の貼り紙、二枚を拝んで、それに替えたい。
 大房岬に至る広い道路に出る。右折すればそのまま道路で岬へ行かれるが、ここでは
左折して、すぐ向いの西浜へ行く狭い道路へ入る。右手に狭い急傾斜の道路があり、これを
あがる。もし、行き過ぎると右手に墓地があり、左手には西浜の集落の住宅が並ぶところだ。
 コンクリート舗装の狭い道路で、右手に浅間神社がある。左手に別荘があり、ここまでの
道路は更に狭くなる。その別荘の西側に隣り合って狭いコンクリート舗装の急な坂道がある。
これが大房七面山(しちめんざん)の分岐で、草木が覆い被さっていて、とても通れたもの
じゃない。その奥には建築途中で放棄された大きなお堂と、大木の下に傷んだ社がある。
大きなお堂の前からは東側に展望があるが、笹竹越しだ。
 七面山の分岐からは道路の脇、左右からマテバシイの枝が道路にかぶるようになる。右手
下に、大きな建物の屋根が見える。私立大学のセミナーハウスだ。広い道路に合流する。
左手にはライオンズベイ60という建物がある。左手に分岐する道路があるが、公園内の
メンテナンス用の道路だ。「国定公園」の大きな看板があり、広い無料駐車場がある。
 3.駐車場のレストハウス脇の道路は、広いまま続いているが、これは観光ホテルへ行く。
右へ分岐した狭い道路を進む。一般車通行止めの看板がある。右手の梢越しに富浦の海が
見える。左に「少年自然の家」のメンテナンス道路を見た先には、大きな看板がある。舗装
道路は左へ分岐して「家」の玄関を経由してビジターセンターへ続いている。右側の道路は、
左手の野外炊飯場の脇で、左へ分岐してやはりビジターセンターへ向かう。
 右手へ進むと広い芝生の「運動園地」に出る。左手の林の中に径が隠れていて、その
中央に展望塔がある。高さは15メートルの大変立派なもので、、全周の展望が眺められる。
富士山も見られるが、真正面には高くなったシイの木が邪魔をするので、少し脇に寄れば
いい。各方向に展望図があるのは嬉しい。「運動園地」の西側には要塞跡の地下倉庫が
あり、奇麗なトイレと東屋もある。園地の北側には第一展望台がある。崖の肩に北側が
展望できる舞台が造られている。その右手の樹木の下には急な下りの段径がある。下り
きると明神崎の磯に降りられる。段径ではあるが、かなり急な径なので注意したい。
 4.駐車場の南の外れには遊歩道と東屋がある。駐車場の南西の角から下りの段径が
ある。幅広く緩やかな径だ。右手の林越しに観光ホテルが見える。左手には海岸園地へ行く
分岐があるが、そのままゆるい斜路を下る。鞍部で左へ分岐しているのは南芝生園地への
径だ。石段のきれいな径を登ると、林の中で別の径とのT字路に出る。左へ折れて下ると、
舗装道路に出る。
 道路を右へ折れると、左右に湿地がある。地層の傾斜の関係で、この付近に湧水があり、
池を造り、小川が流れている。この水は南海岸園地の不動の滝へ流れている。道路は
左右にカーブしてビジターセンターへ至る。ここには大房岬の展示物がある。ビジター
センター前、南側の径はさらに第一キャンプ場へ通じている。このキャンプ場の入口を右手へ
曲がって行くと第二展望台に出る。ここにもトイレがある。展望台の脇から緩い傾斜の径が
下っているが、すぐに急な段径になる。右手に水平な分岐があり、その先が弁天窟の
入口だ。中には小さな祠が二つある。穴は奥へ続いている。
 分岐を左へ下ると磯に出る。磯伝いに北側へ進むと
増間島の前に出る。人か猿かの横顔を思わせる岩山だ。増間(南房総市旧三芳村)の
川中島に水神社を祀っていたが、ある時、大水で、これが島ごと流されてしまったという。深く
信仰していた神様だったので、下流へ探しに出かけた。河口からも離れた大房岬の西側に
「よく似た島」を見つけ、綱を巻いて引いて帰ろうとしたが、あまりに島が大きくて諦めた。
増間の馬鹿話の一つの舞台だ。島と岬の間には磯が続いている。立ち位置を少々ずらすと、
遠く富士山を小さく配した奇観が眺められる。
 5.駐車場の南西の角から下りの段径があり、これを下る。すぐ左手には海岸園地に行く
分岐があり、これを下る。舗装道路に出る。駐車場に入る手前で左に分岐していた道路だ。
右に折れると左後に分岐する道がある。海岸園地に至る道で、芝生の園地の東端には
東屋があり、その先から南けい船場に出られる。
 南芝生園地の東外れのトイレに出る。左後に遊歩道があり、これに進むと小さな橋があり、
磯遊びの浜に出られる。最近でも不発弾が見つかったという海亀の産卵地だそうだ。
南芝生園地には東屋があり、道路から左に外れた奥に不動の滝と行者窟がある。
以前はここにはかなり立派な堂があったようだ。道路の北側にも芝生が広がり、
「山」の中に通じる径がある。道路の左手には第二キャンプ場への段径が登っている。
 道路の先は左手に要塞時代の発電所跡があり、汚水処理場がある。払い下げ記念碑−
終戦後まもなく、この軍用地を戦後の復興に役立てらられないかと考え、払い下げ運動に
尽力されたことを標したものだ。右手に「山」から下ってくる径がある。
道路はビジターセンターに至る。
 先ほどの発電所跡の左手にある段径を登ると第二キャンプ場でトイレがあり、炊事場も
あるビジターセンターの南西に広がる芝生の広場の南端を通って要塞の跡地に出る。
要塞は探照灯格納庫で一周できる。第一キャンプ場の先には第二展望台がある。
 ここで紹介したほかにも細かい道(径)や東屋がある。ただし、売店、自動販売機(ジュース
類のみレストハウス脇にある)、ごみ籠などは無いので、そのつもりでいたい。

 大房岬の三角点は道路がレストハウス駐車場に差しかかる東側で,北側へ分岐する
舗装道路へ入る。携帯電話のアンテナ施設が左側にあり,道路は右へ曲がり,配水施設に
突き当たる。この右へ曲がる箇所、左手の草の中にある。end

A里見公園・聖山 第82図
 岡本城址の西側は里見公園として整備されています。本丸のほうは、聖山(ひじりやま)で、
枇杷とソテツの畑になっています。

 1.富浦駅→0.05←聖山踏切→0.10=0.05←枇杷畑の鞍部→0.05←里見公園
北端
 2.富浦駅→0.05←聖山踏切→0.15=0.20←枇杷畑の鞍部→0.05←里見公園
北端
 3.富浦駅→0.10←国道側の登山口→0.10=0.05←里見公園→0.05←里見公園
北端

 1.JR内房線富浦駅下車。駅前の北側にはユニークなデザインのトイレがあり、
そのまま線路に沿って公園が続いている。JAの付近まで公園内の通行ができる。聖山
踏切の西側で道路は左にそれる。「老人憩いの家」の西側の道路には学芸大学附属
小学校富浦寮の案内標識があり、寮の方へ進む。右手に里見公園への標識が寮の手前の
崖にある。入るとコンクリートブロックの段径になる。寮のフェンスに沿って登ると鞍部に
出る。右側にはコンクリート舗装の道路があり、左手には里見公園のへの案内標識と細い
段径がある。その急な段径を登ると、すぐにベンチの並ぶ平地に出る。桜の並木の中に
トイレがあるが、少し傷んでいる。
 水平な尾根を進むと左側に下りのコンクリート径がある。尾根筋の先には石碑と石仏が
並ぶ。更に進むと、岩の露出したところに出て、海側が展望できる。その僅か先で尾根筋は
行き止りだ。
 2.駅の北側の聖山踏切を東へ渡る。道路を東へ進んですぐに、左側にあるコンクリート
舗装の狭い道路へ入る。一般道路ではなく、枇杷畑用の農道だ。ビニルハウスの並ぶT字路、
東電柱深名192柱の付近で左へ曲がる。すぐ左に分岐する真新しいコンクリート道路に入る。
東電柱深名211柱。谷の中を進む道路は高度を上げ、右尾根、左尾根の道になる。城址の
堀切を畑道にした分岐があるが、道なりに直進する。左手の尾根の岩の斜面に細い道路が
切られているのを見てこれを登ると、枇杷の枝をかわして最上部に出られる。小さな石の
祠がある。周囲はソテツの畑で切開かれているが、それより低い位置から生えているシイの
木が高くて、展望は無い。
 里見公園とを隔てる鞍部に出るとコンクリート舗装の道路は尽きる。ここまで周囲は枇杷と
蘇鉄の畑だ。里見公園への案内標識と細い段径がある。
 3.駅から国道に出て右折する。国道を北上する。富浦小学校の押しボタン信号のところで
東へ曲がれば、学芸大学附属小学校富浦寮側の登り口に出る。
 そのまま国道を進む。右側に稲荷神社を見たあと、国道へは崖が迫っている。左手には
里見公園への看板がある。尾根の北側に東へ折れる道路があり、これへ進む。
トンネルの手前に里見公園への案内標識がある。急な階段を登る。切り立った崖に狭い
コンクリートの斜路が作られている。一回折り返すと里見公園に出る。右側がベンチと桜の
広場、左側が石碑と石仏だ。
 国道のトンネルの北側は潮入橋で、川の左岸に沿った道路で海に出る。川を渡った
北側には海水浴客用の公衆トイレがある。こざっぱりしたものだ。里見公園のトイレが
使用できない時は、僅かな距離のここがいい。end

B七面山 第82図
 山上に七面山天女堂があります。年二回、儀式があるそうです。
 富浦駅→0.10←里見公園国道側の登山口→0.15←七面山入口→0.15←階段の下
→0.10(天女堂経由)←奥の院

 駅から国道に出て右折し、国道を北上する。途中のトンネル坂下(さかのした)隧道は
入口に電光掲示板がある。大型車接近とか対向車への注意事項が表示される。歩行者には
広くはない。押しボタンを押してからトンネルに入れと標識がある。これを押すと「歩行者が
あるので注意」という表示がされるというわけだ。右側に妙福寺の入口を見た先、西側に
七面山への案内標識がある。右折して狭い道路に入る。突き当りのT字路には左折の
標識がある。左折ののち緩く右へ曲がる。海光寺への道の左側には数本の大木が
ある。しかし、更に左側は崖で切れ落ちていること。こちら側は舗装道路という厳しい
環境だ。海光寺の門前では右へ曲がって行く。線路をガード−南無谷(なむや)架道橋で
潜る。左へぐるりと廻って、今し方の道路の上を線路と並行して南へ向き直る。
 左手に民家のあるところで左へ折れる。周囲は畑の多い谷の道になる。灯籠と小さい
階段の下には由緒の書かれた看板があり、水もある。急な長い階段が一直線に延びて
いる。又、右南側にはセメントで滑り止めがされた斜路が延びている。この斜路の途中には
右手に分岐する短い径があり、小祠を拝した突き当たりが展望台になっている。
 堂内は閉ざされて、中は見えない。右側に急な階段とセメントの斜路があり、更に上へ
進める。狭い尾根筋にベンチが有り、北側に展望がある。奥の院があり、更に奥へも進め
られる。最上部と思われるところには、やはりベンチがある。更に踏み跡は続いているが、
ソテツ畑が見えるところを限度として戻りたい。end

C南無谷越え(南側) 第82図 第72図
 富浦駅→0.10←里見公園国道側の登山口→0.15←バス停七面山入口→0.05←
バス停南なむや→0.10←山神社→0.30=0.25←南無谷峠

 駅から国道に出て右折し、国道を北上する。バス停七面山入口の僅か先にバス停南なむやが
ある。南北のバス停の中間にY字型に分岐する径が東側にあり、これに入る。突き当りを
右折する。一段上の小さな道は地蔵堂だ。川に出て右岸の道路で左折すると、小高い山に
鳥居と階段が有る。これは山神社で裏手の分岐で左へ進む。
 水田の谷を右岸から左岸に抜けると分岐があり、山裾を行く右分岐へ進む。谷の径は
少しづつ山が迫る。連続してZカーブを二回登ると、尾根道になる。この付近で二度ほど、
海越しの大房岬が眺められる。コンクリート舗装の細い道路が枇杷畑の尾根筋を縫う。小屋が
一軒あり、各所にモノレールの終点がある。左へ下る道を見送ると、やや傾斜を強めて
ソテツ畑の脇になる。ここが峠でやや広く、コンクリート道も終わる。小浦からのモノレールが
頭上を通っている。end

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