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大黒山

全般 ●75 
 安房勝山の西側の海に尖塔を思わせる山があり、その頂上には城があります。
それは展望台(塔)です。

@勝山駅から大黒山へ  第64図
 安房勝山駅→0.15←大黒山展望台
 安房勝山駅→0.10←渚大橋駐車場→0.10←大黒山展望台

 JR内房線安房勝山駅下車。駅前から国道127号線を南へ進む。勝山橋を渡って右折し、
川沿いを進む。
 Y字型の分岐に出る。ここには駐車場があるが、これは契約物で、右手に分岐して旅館の向い
より更に西側に、無料駐車場がある。渚大橋の手前である。
 Y字路を左へ進んだところ、右手に登り口がある。登るとすぐに崖の下に作られた墓所に出
る。捕鯨を組織化したという醍醐氏の墓だ。左にも径があるが、ここは右へ進む。
 勝山橋を渡ってさらにひとつ先で右折し、町内の街並みをを進む。右手にお寺(大峰山法福
寺)があり、狭い路を右折して境内に入ると、大黒山南側の階段に出る。この階段を登ると観
音堂(海光山長谷寺)だ。右側に路が三分岐している。右下は水月堂への径で、これを下れば
道路に下りる。左寄りの登り径は草が若干覆ってはいるが、浅間神社、金毘羅宮へ行く。
真中の水平な径を進むと、捕鯨の祖、醍醐氏の墓所に出る。ここには右下へ下る径があるが、
直進する。
 険しい岩壁の中腹に刻まれた中道で、落石の被害を軽減する為の金網が張られていて、登
り径自身もかなり急な階段だ。尖塔のような山の中腹を反時計廻りに廻り込む。左に分岐があ
る。
 左の分岐を登ると尾根筋の直登路で、展望台(塔)の真下に上り着く。
 左の分岐に構わずそのまま直進すると、小尾根の先で鋭角に左へ折れる。径の左側に像を
感じさせる小岩がある。展望台(塔)が目の上にある。
 城を模した展望台(塔)からは周囲360度の好展望が得られる。東京湾、富士山、伊豆の島
々、近くは富山(とみさん)などだ。
 夜間、この「城」はライトアップされる。遠くから眺めると幻想的な雰囲気だ。勝山城址
である城山はこの南側にあり、その山頂には神社がある。end

城を模した展望台(塔)がある大黒山

A勝山駅から八幡神社=勝山城址=勝山八幡山へ  第64図
 勝山駅→0.10←大黒山南側→0.10←漁港南側→0.10←八幡神社

 JR内房線安房勝山駅下車。駅前から国道127号線を南へ進む。勝山橋を渡って右折し、
川沿いを進む。Y字型の分岐に出る。Y字路を左に進んだところ右手に登り口がある。それは
大黒山の登り口で、そのまま進む。水月堂の下で左折して、墓地の脇を南へ進む。県道勝山
漁港線に出る。
 JR内房線安房勝山駅下車。駅前から国道127号線を南へ進む。勝山橋を渡って、更に直
進すると国道は東へ曲がる。ここで西へ曲がると県道勝山漁港線で漁港に出る。
 漁港の水際より一本東側の、民家が左右に並ぶ狭い道路を南へ進む。左側にわりと新しい
恵比寿坐像の石像が置かれている。「子供は登るな」と書かれた狭い岩の階段がある。踏み
面も風化して傾斜している。大人でも登らないほうがいい。
 登ると白木の鳥居と祠がある。古峰神社である。右側にはステンレスのチェーンが垂らされ、
足の置場を迷わせる岩の階段が延びている。落石防止ネットの親綱ワイヤをかわしながら登ると
奥の恵比寿神社の前に出る。左手には貫通した明るい洞が口を開いている。行き止りの洞も
中で分岐している。振り返れば西側に漁港をはじめ東京湾が見渡せる。(恵比寿山)
 南側の岩の壁の中間に赤い鳥居が見える。ずれた十字路で僅か西側から南へ進む。狭い
コンクリート舗装の袋小路かと思わせる坂道だ。左手には、その赤い鳥居の前に至る小径が
取り付いている。神社名や祭神はわからないが弁財天も祀られているようだ。右手に並ぶ最
後の民家から未舗装になり、連杭型の土止め段径になる。手摺もあってよく整備された径だ。
数回折り返すと、平地の半分が水仙で埋められた台地に出る。白木の鳥居が右手と左手にあ
る。
 右手の鳥居は表参道で、風化した石段を登る。小ぶりの狛犬が並ぶ簡素な社の前に
出る。
 左手は整備された新参道で社の脇に出る。神社名は出ていない。ここまでの道に危険なとこ
ろは全然無い。
 社の右脇にはまだ径が続いているが、これに入るとすぐ頂上だ。国調図根三角点があり、低
い木立ちを透かして海側三方に展望がある。end

大黒山山頂からの東京湾。傾城島。

B岩井袋から八幡神社=勝山城址=勝山八幡山へ  第64図 第72図
 バス停岩井袋→0.05←西ヶ崎Uカーブ→0.25←八幡神社

 JR内房線安房勝山駅下車。9時少々過ぎ、安房勝山駅から赤バス(循環路線の
反時計回り)が利用できる。バス停岩井袋下車。左に漁港を見ながら北へ進む。右手に寺の
参道、海上神社=岩井袋第一コミュニティーセンターを見ながら西へ進むと、崖が海に迫り西
ヶ崎で大きくUターンする。急に左手は東京湾の眺めになる。道路はチェーン一本のゲートを
経て別荘地に入る。二又を左海側の道路で進むと未舗装になるが、右手にテニスコートを見
て行き止る。コンクリートブロックの擁壁の上の斜面を登る。折り返すと、古タイヤを水平に重
ねた段径になる。折り返す段径は他所の土止め型の段径のにあるような傷みはない。利用し
ているのが古タイヤなので、気持ちに抵抗があるがその点は優れていると思う。
 笹や草が疎らに生えている平地に登りつく。左はその平地の端部で海が木立ちの枝越しに
見おろせる。右手に進むと細い径になる。細かく上下するほとんど水平な径で進んで、鳥居の
脇に出る。
 右に古い石段があって、これを登れば社の前に出る。風化していて急なので注意したい。
 鳥居の前を直進すると水仙で半分が覆われた平地に出て、左手に下りの幅のある径がある。
右手の先にはもう一つ鳥居がある。整備された新参道で社の脇に出る。end

C岩井袋浅間神社  第64図 第72図
 バス停岩井袋→0.10=0.05←浅間神社=浅間山

 麓の浅間神社付近で裸足になって登山していただきたい。
 JR内房線安房勝山駅下車。9時少々過ぎ、安房勝山駅から赤バス(循環路線の
反時計回り)が利用できる。バス停岩井袋下車。南側に石の鳥居があって、真新しい石段の
上に浅間神社の社殿がある。遠方から見たときに目だつ赤い鳥居は、社殿の右脇にある摂
社のものだ。左脇には岩の階段がある。右側は岩肌を落石防止のネットの金網で覆い、左側
は崖だ。階段はやや広いので、すれ違いがなければ危険はない。尾根筋の登りに変わって
も、幅があること、傾斜が緩いことなどで危険はない。ただ岩の階段は風化して丸いところが
多いこと、必ずしも直線的な階段になってはいないことなど、注意したい。樹木に覆われた径に
なると土止めの段径になる。径が水平になってZ型に折り返すと、十数余段の石段の上に簡素
な社殿がある。狭い頂上一杯に建てられて、拝所もないくらいだ。それでも左右の脇から裏側
に廻れる。神座付近の岩が社からはみ出ている。南側を中心に海岸が展望できる。end

D源頼朝上陸の碑   第64図
 県指定史跡。源頼朝上陸地。治承4年(1180)伊豆石橋山の合戦に破れた源頼朝が
真鶴岬から安房へ逃がれた。この時の上陸地点が吾妻鏡の記述から「猟島」とあり、現在の
竜島とされた。
 安房勝山駅→0.10←源頼朝上陸の碑

 JR内房線安房勝山駅下車。駅前の道をそのまま西へ進む。国道を右手に曲がる。地図で
は十字路のように読めるが、ずれた十字路で、交番の向かえガソリンスタンドの脇を西へ進
む。再びずれた十字路で、右に少し曲がって西へ進む。海岸は低い堤防がある。堤防沿いの
道路を右折、北へ進むと駐車場と公衆トイレがある。奇麗なものだ。その先に源頼朝上陸の
碑がある。考証の結果ここがその場所だと特定したということがかかれている。堤防を越える
と、東屋があり、ベンチテーブルがある。
 海岸に沿って南へ進めば、渚大橋を渡って左手が未舗装だけれど、広い駐車場がある。橋
の南詰めを西側へ進めば、そこにも公衆トイレがある。傾城島の対岸側だ。大黒山の北西角
に当たる位置だ。end

D亀ヶ崎=真珠島   第64図
 バス停大六→0.05←橋

 JR内房線保田駅又は安房勝山駅下車。両駅とも9時少々過ぎ、安房勝山からなら青バス
(循環路線の時計回り)が、保田駅からなら赤バス(反時計回り)が利用できる。西へ
海岸沿いに進むと川のような幅の海を挟んで、手摺のない小さな橋で結ばれた島がある。橋
の入口には、鉄パイプで通行止めの柵がなされているので立ち入れない。磯釣り客はうまく渡
っているようで、姿が見える。
 「島にはこれを一周できる径が付いている。北西側半分は岩の露出した径だが、階段が刻ま
れたりしていて危険はない。又、橋を渡ったすぐ左手には狭い坂道があって島の天辺(てっぺ
ん)へ行かれる。そこには石の祠と錆びた鉄骨がある。」
 鋸山(のこぎりやま)の南斜面が海越しに見られる。
 一時、アコヤ貝の養殖がなされ、真珠が生産されたというので、真珠島とも呼ばれる。end

★E竜島浅間山 △163.0   第64図
 安房勝山駅→0.10←砂田橋大六天踏切→0.05←大六神社→0.15=0.10←
尾根筋→0.30=0.25←竜島浅間山

 大黒山JR内房線安房勝山駅下車。駅前から国道127号線を北へ進む。歩道のない国道
なので通行には充分注意したい。国道の西側には小川が並行していて、砂田橋は国道をく
ぐる橋だが、目立たない。ここで右東へ折れると大六天踏切を渡る。鋸南中のグランドを見
上げる道路の正面に大六神社の入口がある。ゆるい傾斜の参道の正面に本殿が、左手に
社務所、右手には稲荷神社の社が並ぶ。
 本殿と稲荷社との中間から草むらの中へ踏み出す。U字溝と小さな川がある。これらに
沿って左へ踏み跡を進む。直ぐ右手に幅広い切開きがあり、これへ進む。これを見落とした
場合、谷径の右手に一間四方の建物があるの、限度だ。
 失われた参道は左右に小さな斜路を繰り返し、小枝に覆われ小さな崩落に隠されて登って
いる。前記の所要時間は順調にルートファインディングをして上下した場合だ。上部に進む
に連れて径がわかりやすくなる。数箇所マーキングがあって、尾根筋の浅い鞍部に登り着く。
西側にも踏み跡はつながっているが、左手東へ進む。尾根筋には濃い踏み跡がつながって
いるが、枝など被りが多い。主に南側の斜面に水平な巻き径が見えるがこれらには進まな
い。尾根筋をできるだけ忠実に辿る。尾根筋自身が岩のため直登できないところ、北側へ
一回、南側へ一回巻くが、直ぐに尾根筋を目指す。数メートルほどの平地があって、二つに
割れた小祠がある。トラロープの垂れた先、で小さな広場に登り着く。その先に石段が左手に
ある。火袋のない燈籠の先に石祠があり、その先には金属の標柱と紅白のポールが立って
いる。見慣れた三角点の標石とは異なる。まだ東へ径が続いていて、数歩先には小祠がもう
一つある。End

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