全般 △333.3
増間(ますま)七滝と言って滝が沢山ある増間川を遡ります。大日(だいにち)如来像の安置
された山頂からは富山(とみさん)・東京湾側の展望がよく、御殿山へも径が繋がっています。
★@増間ダムから 第74図 第75図 第84図 第85図
バス停滝田郵便局前→0.10←バス停大畑→0.10←増間橋→0.10←湯之沢口
→0.10←増間コミセン→0.10←大日山遊歩道駐車場(増間ダム入口)→0.10←
ダム湖の橋→0.25←林道のT字路分岐→0.10←坊滝上部→0.10←T字分岐
→0.10=0.05←大日山→0.10←法筺印塔山
JR内房線館山駅下車。平群(へぐり)車庫行きバス乗車。バス停大畑★(おおばたけ)下車。
バス便は少なく不便。又、千葉、東京方面からだと戻るような感じになる。バス停大畑から、県道
258号富山(とみやま)丸山線を東へ進む。増間ダムの看板がある。ここには大日山遊歩道
駐車場が整備され、小さいが大変奇麗な公衆トイレがある。
ダムへの道とは並行する左西側の道を進む。七滝の案内看板がある。左手に日枝神社の
表参道−石段−を見る。裏参道にもなる道路を左に分ける。右手に増間ダムを眺められる
ところには一軒家がある。ダム湖にかかる橋へ至る道路は通行止めだ。
未舗装道路に変って、左手の道路わきに駐車スペースがある。これもハイカー用駐
車場として利用は可能だ。増間七滝として、この増間川上流及び支流に滝がある。
七滝の名前は坊滝、乙坊(おとぼう)の滝、乙女(おとめ)の滝、狩人(かろうど)の滝、薬研
(やげん)の滝、後蔵引(あとそうびき)の滝、水垢離(みずごり)の滝(前蔵引(まえそうびき)の
滝)。冷水(つべたみず)の滝を加えて乙坊の滝と差し替える案もある。
これらの内、水垢離の滝(前蔵引の滝)には段径が造られ、近くにまで降りられる。水垢離の
滝の淵が、神事に先立つ水垢離に使われていていたが、昭和44年これが消滅したために、
前蔵引の滝を祓い清めてこれに代えたという。後蔵引の滝は細い急径にロープが張られ、
川原に降りて鑑賞できる。
林道のT字路で右へ曲がる。ここまで数ヶ所、林道には部分的に幅の広い箇所があり、
駐車は可能だ。道路は曲がり込んだのち、坊滝を見る。下りの径が造られ滝の真下に近づく
ことができる。この滝の上流でこの川を渡る。目の前の急な山に階段が設置されている。
この階段はやや急で、これまでの長い林道歩きとの比較感覚で、その急なことに一瞬
驚かされる。
すぐ登りきって水平な径に変わる。左手に分岐があって、又も急な階段が、一直線に
延びている。この直線感は寺社の参道そのものだ。手摺も付いている。登って径が右に
曲がったところが、大日山山頂だ。石仏−大日如来坐像−と大日山一灯講でご用意された
周辺の案内図がある。
ベンチの前には富山が目の前に、右後に伊予ヶ岳が眺められる。頂上から更に東へ細い
径を進むと小さな鞍部を経て、山の肩に出る。ここには慰霊碑がある。昭和16年(1945年)
5月、館山航空隊の練習機が墜落し、海軍の将兵3名が殉死したものだ。旧三芳村の案内
絵図が各所にあって、この慰霊碑の位置が大日山と法筺印塔山の中間の鞍部にあるように
描かれているのはご愛嬌だ。この少し先が法筺印塔山で、右は尾根筋を下って、林道に
出て畑(はた−地名)に出る。正面の径は尾根筋を辿って鷹取山から御殿山に至る。
乙坊は弟のこと、乙女はその姉、狩人はその父に由来する悲しい昔ばなしに拠る滝の
名前だそうだ。又、宝「筺」印塔は篋の字の方がいいと思う。
★前述の所要時間とは別に七滝入口分岐までの時間を示します。
大日山遊歩道駐車場分岐点→08←旧小駐車場→15←水垢離の滝分岐→03←
後蔵引の滝分岐→02←丁字路の分岐→05←薬研の滝→01←狩人の滝、乙女の滝、
乙坊の滝→02←坊滝分岐→02←坊滝上部→01←冷水の滝分岐
水垢離の滝と坊滝にはこれを鑑賞しやすいように滝壷まで降りられる段道と鑑賞台が
造られている。その他の滝は林道にその位置を示す看板と共に黒黄色のロープの張られた
狭い径が急降下している。充分な足ごしらえのある足慣れた人だけの進入が好ましい。end
![]() |
| 大日山山頂 |
※A増間廃寺側から 第74図 第75図 第84図 第85図
バス停滝田郵便局前→0.10←バス停大畑→0.10←増間橋→0.105←湯之沢口
→0.10←増間コミセン→0.10←大日山遊歩道駐車場→0.10←大日山登山口
→0.35=0.25←T字分岐→0.10=0.05←大日山
大日山遊歩道駐車場から更に県道を東へ進み、この県道が左へ曲がったところに案内
看板がある。そのわずか先、左手には細い道路が取り付いていて、これへ入る。急な道路の
先、左手には駐車場がある。
農家への道になる手前の右手には左右に柵のある尾根を登る。やや急な径だ。水平な
尾根径になってベンチのあるところが増間廃寺・閻魔寺跡への分岐だ。右手に進むと広い
跡地に出る。元禄時代(16年1703年11月23日)の震災によって、廃寺になった蔵福寺の
跡地だ。
左手の緩い傾斜の径を進む。斜面のトラバース径には柵もあり、整備が行き届いている。右
手に分岐があって、その急な階段を登ると大日山の頂上だ。分岐を直進すると坊滝を経て大
日遊歩道駐車場に至る。end
![]() |
| 吊橋河鹿橋と不動堂 |
B沢山不動堂 第74図 第75図 第84図 第85図
大日山の西側にあって、滝が見られます。
バス停滝田郵便局前→0.10←バス停大畑→0.10←増間橋→0.15←長沢橋
→0.10←沢山不動
長沢橋→0.15←湯之沢口→0.05←増間橋
湯ノ沢口→0.10←増間コミセン→0.10←大日山遊歩道駐車場
JR内房線館山駅下車。平群車庫行きバス乗車。バス停大畑下車。バス便は少なく不便。
又、千葉、東京方面からは戻るような感じになる。
県道を東へ進む。折り返しバス停大畑の先に、スクールバス大畑の標識がある。その更に
東側に、沢山不動の案内看板があり、スクールバス長沢入口の標識と増間橋があって、左へ
曲がる。右岸の道が開けると右側に立派な橋が見える。長沢橋だ。
ここは左よりに狭い舗装道が二本取り付いていて、案内看板もある。村道不動前線の舗装
道が右にカーブすると、数台きりの駐車場と小さなトイレがある。
沢山不動のお堂には見事な彫刻が見られる。この脇には別の林道長沢線が接続して北へ
延びている。吊橋河鹿橋の袂に沢に下る径がありこれを下ると、滝がある。又、河鹿橋を
渡る時、ないし渡ったのち、この沢筋を眺めると、小さな滝が幾つか見られる。右手に下ると
東屋があり、東屋橋がある。この橋の袂から沢に下りると、棒滝の前に出る。東屋橋を
渡ると階段で、駐車場へ登る。
このあとに、大日山方面を予定している時は、長沢橋の分岐で東に曲がって橋を渡ると
村道須軽田湯ノ沢線で、一本東側から県道に出られる。そこにはスクールバス湯ノ沢口の
標識がある。
右へ折れれば増間橋に戻るが、左折すれば大日山遊歩道駐車場へ至る。end
★C増間鹿島山 △270.8 第74図 第75図 第84図 第85図
鹿島山(かしまさん)を経て三等三角点長沢△270.6を通り、北側の大沢林道へ行かれます。
バス停滝田郵便局前→0.10←バス停大畑→0.10←増間橋→0.05←湯之沢口
→0.10←増間コミセン→0.10←大日山遊歩道駐車場→0.20←増間220柱東分岐
→0.20=0.15←鹿島山→1.00=0.50←三等三角点長沢→0.25←林道鹿島山分岐点
増間コミセン(増間農業公園)→0.10←増間220柱東分岐
大日山遊歩道駐車場からダムへの道と並行する左西側の道を進む。増間七滝の案内
看板がある。左手に日枝神社の表参道−石段−を見て、これに入る。石段と赤い鳥居の
位置がずれている。境内の大杉(複数)は天然記念物だ。立派な社殿の右側には御神的
(おまと)神事について書かれた看板がある。社殿の左脇から裏の道路に出て左折する。
日枝神社に入らず道路を進んだ場合は、左へ曲がる道路で神社の裏側を通る。山の南裾を
通る道路は大きな屋宅に出て尽きる。善通寺の東側にある庫裏のほうで、その西側に堂が
ある。ここまで大変いい道路だ。細い山道が緩く下っているが、あまり歩かれないのか、進む
ほどに荒れている。ソテツや夏みかんの畑から振り返ると駐車場方面がよく眺められる。左へ
それたのち右へカーブすると、左南側の小ピークへの径が横断している。尾根筋越えの
十字路だ。左カーブの位置に馬場跡の看板があり、右手上には越路小跡という看板がある。
明治16年に開校した小学校の跡地だそうだ。この付近から径は再び奇麗なものになり、緩く
下る。左右に分岐があるが、いずれも直進する。左に茅葺屋根の家を見るとコンクリート舗装
道路になる。僅か下ると右手に、やや狭い道路が分岐していて、右折する。
県道の西側、湯ノ沢口から北へ進み、2.5万図で99の標高点の図示のある分岐を右へ
進む。変則四差路で左へ進むと東電柱増間220柱のすぐ東側に、この分岐がある。
やや急な上りのコンクリート舗装道路は民家の玄関で尽き、左側の山道へ入る。実際は
畑への道らしい。右手は山の尾根で、左側はソテツの畑だ。これが竹薮に変わり急斜面に
なると径は右後へ分岐する。この径に入ると左へと尾根先を廻り込んで、急登にかわる。農具
倉庫のところから北東へ向き直って、直線の急登の径になる。右側の椿の並木の先は
ソテツ畑だ。左側が苗木の畑になり、これが尽きて正面の杉の大木のところで、径の傾斜が
緩やかになる。振り返れば、苗木畑の梢越しに南西方向に海が見える。
踏み跡は若干曖昧になるが、延長方向にある尾根筋にを進む。狭い尾根上に鹿島山
三角点の標石がある。尾根筋をそのまま進めば、古い石祠が三基祀られた拝所に出る。
杉の大木の北側に戻り、右手に三角点の小尾根筋を置き、左手にマテバシイの大木の方へ
進む。西へ向かってマテバシイの並木が続いている。その北側のなだらかな平地の一番高い
ところには、注連縄が張られている。石に戻りかけた石祠の拝所だ。アリドオシが僅かに径を
覆う並木径を進む。竹林に入って踏み跡が曖昧になるが、右へ曲がって行く。先達の取り
付けられたマーキングが有り難い。北に向き直って再び明瞭な踏み跡が現われる。緩く下ると、
右手の山が抉られ、墓地がある。注連縄が張られ苗木が活けられている。左後から踏み跡が
合流している。
緩く下る右山の径は尾根筋の径に変わる。その後は、この尾根筋を忠実に辿る径になる。
低い尾根筋を踏み替えるところがあるが、ほとんどは尾根筋自身と尾根筋を左に置く右巻きの
径で緩く上下を繰り返す。●253のピークも特徴のないまま右へ巻く。右側の谷からの崩落で
この径が近々崩れるかもと思わせる箇所の先には右下への分岐がある。ここでも高低を
変えない左の水平路を進む。赤い境界見出標があって、足元にはコンクリートの標杭が倒れて
いる。右手へ下る奇麗な径があるが、ここでも左の水平の径を進む。道の周囲には
ハナミョウガが多くなる。この付近から小さな木杭でAと数字が書かれ、これを見つけるための
ピンクのビニルテープ、ビニル紐が増える。その数字は道の進行と共に増えていく。これは境界
標の設置に伴って、様子が変わると思われる。
「コンクリート杭の分岐」から5分前後で、左側に並行する低い尾根筋に対し、径はやや右へ
それ始める。この付近でその尾根筋と並行の方へ曖昧な踏み跡を辿る。又は、径に取り付け
られた黄色い小さなマーキングを見て、左へと薄い下草を分け入る。尾根筋には★三等三角点長沢
△270.6がある。そのまま僅か北へ進んだピークのほうが、やや高い。
径が「右へそれ始めて」も左へ入る位置の見当がつかず更に進むと、径は東へ向き直る。
左側の尾根が下ってきて、径はこの尾根を緩く乗越す。ここで左西側の尾根筋を登る。やや
急な斜面で踏み跡らしきものはないが、下草が薄いので忠実に尾根筋を辿ることが出来る。
この地方には珍しい露岩を見たあと、小ピークに達する。左右に踏み跡があり、左南側へ僅か
進むと周囲の樹木に色とりどりのマーキングがなされた三角点★長沢に出る。
★三角点北側のピークから、北へ緩く下る。A50を見たところから、下りの傾斜が強まる。径が
右へ曲がってから、一箇所左下へ細い踏み跡で急な下りをするところがある。本来の径が
倒木で塞がれたために、無理な径の設定をしたところだと思われる。鞍部に出ると林班境界
標がある。小さく登って再び鞍部に出る。ここにも林班境界標がある。正面の尾根筋と左巻き
にも踏み跡があるが、尾根筋右側の巻き径へ進む。左の山側から枝などが若干被るが、
通行には差し支えない。緩い登りで峠に出る。左右の尾根筋、乗り越し方向にも径のある
十字路で、「国有林林班境界」を示す白い標柱が建っている。
十字路の左の尾根筋は先ほどの鞍部で正面の尾根筋を直登した踏み跡に繋がる。正面の
乗り越し方向の径は右へ曲がりながら下って尾根の左側をトラバースするが林道の下で
踏み跡が途絶える。ここでは右側の尾根筋へ進む。登り径はすぐ右へ尾根筋を外して緩い
傾斜のまま、林道に出る。先程までの尾根筋の東側で、境界見出標が立っている。
舗装道路を左西側へ進めば左側に法面を見せる山の斜面、水源涵養林を示す千葉県
知事の標柱を見る。慰霊碑を経て林道の分岐点等へ続く。
右東側へ進むと、路面は未舗装になり「桜の分岐」を経て鷹取山等へ至る。
★入山口としては大日山遊歩道駐車場の方が奇麗なトイレもあっていい。しかし西側の増間
コミセン(スクールバスのバス停標識がある)増間の農村公園・増間コミュニティーからも進める。
ここは地区の施設で児童公園もある。車も停められ、公衆トイレもあるが使用不能の状態だ。
みちも判りにくい。
コミセンの脇の道路の角には古い標柱があってその一面には村道の文字が辛うじて読める。
これを北へ進む。正面に鹿島山の威容が迫る。大沢橋を渡って直ぐ左へT字型に分岐するコン
クリート舗装道路を進む。その奥の二階建ての個人宅の敷地に入る所で右手の未舗装道、草の
刈り込まれた山道へ進む。鶏小屋の脇から畑の脇の山径になって右左折を繰り返してコンクリート
舗装道炉に変わり、三又に出る。右よりのコンクリート舗装道路を登ると増間220柱の先に分岐が
あって鹿島山を目指す。
★D増間鹿島山 北側から △270.6 第74図 第75図
増間林道から三等三角点★長沢△270.6を経て鹿島山へ行かれます。やや難路です。
大日山遊歩道駐車場(増間ダム入口)→0.10←ダム湖の橋→0.25←林道のT字路分岐
→0.05←林道終点★→0.35=0.25←三等三角点長沢
大日山遊歩道駐車から大日山を目指して増間林道を進む。後蔵引の滝を見た後、林道は
右へカーブして、T字路に突き当たる。右へ折れれば棒滝を見て大日山へ至るが、ここでは
左へ折れる。すぐにY字路に出て、ここでは左へ折れる。御殿山鷹取山への道、左俣コースで
紹介した道だ。幅はあるが全体に草が生えて若干の崩落もあるが、通行に支障はない。すぐに
径は尽きる。右手の尾根筋に標識があり、白いマーキングもある。かなり急な尾根筋の直登路は
大沢林道へ向かい、鷹取山等へ行かれる所だ。浅い段差で左下に沢がありこれに降りる。
沢の川原を下流へ進む。右俣からの合流から本流側へ一歩進む。本流の右岸の急斜面に
皮と幹が高さ20センチほど一周して抉られた立ち木があり、その脇に踏み跡がある。急斜面に
薄い踏み跡がある。最近周辺が刈り払われているので一部踏み固めが甘い所があるが木々の
被りは無い。小ピークの山を左に置いた径に変わってから傾斜を緩める。尾根筋の径に
変わって数字のない境界見出標を見たあとから左に緩い山を置く径になる。これが左に曲がって、
右側にピークを置く径になった所が★三角点長沢△270.6の盛り上がりだ。この付近三角点や
大沢林道への入口は草も多く踏み跡も薄くて紛らわしいが、最高部を目指せばいい。
径は怒田場になっている大きな水溜まりを複数見て南へ進む。以下は南側からの道案内との
重複を避けます。end