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堂山

全般 △107.5 
 安房の国三十四ヶ所観音霊場第三番大福寺は、通称を崖の観音といいます。北側に
見える山の中腹の崖の部分には、遠方からでも赤い堂宇が見られます。中には十一面
観音像が置かれています。その北側の東西に横たわる山が堂山です。道の駅
枇杷倶楽部が川を隔てた北側にあります。そこからも東西に長い山容が眺められます。
別名を船形山といいます。

@那古船形駅から表参道で堂山へ 第82図 第83図
 実は、ここからは登れなくなりました。その点、悪しからず。
 那古船形駅→0.10←小十字路→0.05←駐車場登り口→0.05←観音堂前
(→0.10←堂山)

 JR内房線那古船形駅下車。駅前を線路に沿って北へ進み、最初の道路で左へ折れる。
大木の植わった庭が左手にある小さな十字路は直進する。交通量の多い県道に出る直前で
右折すると大福寺の表参道になる。階段の下に駐車場がある。右手奥が本堂で、急な
階段を登ると不動堂の前だ。斜面の庭に造られた遊歩道からでもいい。
 階段の下にあった駐車場の脇を抜けて下ると、ここにも駐車場がある。この駐車場の
奥には、こざっぱりした公衆トイレがある。車で来た場合は、県道に面したこの駐車場の
ほうがいい。ここのすぐ西側には諏訪神社の参道があり、階段を登れば諏訪神社の社殿の
前に出る。そこから右手に進めば不動堂の前に出る。諏訪神社参道階段の途中に、西隣の
東京都船形学園の敷地に入れる径がある。救貧、養護の古い歴史を持つ慈善施設で、
裏山の岩壁に大きな磨崖碑がある。風化に弱い岩で、風化したところは最近の修復が
なされて、今は一字がかすれているだけだ。同じ碑文のミニチア版が硬い石に刻まれてその
前にある。それでも、2メートル近い普通の大きさの碑だ。別に解説文の看板もある。
 不動堂の前から更に数段の階段を登れば観音堂だ。館山湾−鏡ヶ浦の素晴らしい展望が
足下に広がる。
 観音堂の左側には中が坂道のトンネルがあって、その壁面には手摺もついている。坂の
上のトンネルの出口には目の細かい柵が天井まで延びていて、犬猫さえも通り抜けられない。
トンネルの手前の岩の斜面には幅の狭い階段が彫られている。風化のために段形が
丸まっていて、足は乗せられない。更にコンクリートブロックが積まれ、通行を阻害している。
 トンネルの上部には幅の広い階段があり、折り返して登っている。浸水のため足元は
いつも湿潤している。狭い径になって、草が勝るが、ベンチもある。石の祠のところには東へ
水平に延びる径が分岐しているがこれには入らない。急登僅かで、平地に出る。右から左へ
廻ったあとの、右手の高まりが頂上だ。この付近では踏み跡が複数分岐しているが、
いずれも薄いものだ。
 三等三角点の標識と石標が並んでいる。展望は無い。尾根筋の東西に踏み跡が
ある。end

A那古船形駅から北側の道で堂山へ 第82図 第83図
 那古船形駅→0.10←仲尾川橋→0.10←大半津(東電柱福沢172柱)
→0.15=0.10←堂山

 JR内房線那古船形駅下車。駅前から線路に沿って北へ進む。道路は仲尾川橋で線路を
跨ぐ。右手には常光寺があり、その門前でT字路型に取り付く道路へ左折する。今度は岡本
踏切で再び線路を西へ渡る。Y字路を左に曲がると大半津(だいはんづ)の集楽に入る。すぐ
左手に小さな標識があって、堂山と案内される。東電柱福沢172柱。左折してマキの木の
小径を進んですぐ又左へ折れる。この径は蒲鉾板よりやや大きい白地に赤い文字の標識が、
要所に取り付けられている。登りの時はこれに従えばよい。ソテツ畑の上からは尾根径だが、
急斜面で倒木もある。黄と黒のロープが張られているので、これが径案内にもなる。
径が水平になって西へ僅かで、三角点に出る。西へはまだ径が続いている。
 この径を初めての下りに使う時は、下り始めが急すぎて、この崖でいいのかと思わせる。
ロープの色やマーキングに気を付けたい。尾根筋から下るところからは、裏返しの標識を
振り返るといい。end

B富浦駅から堂山へ 第82図 第83図
 富浦駅→0.10←国道分岐点T字路→0.10←瀧渕神社→0.20=0.15←堂山
 瀧渕神社→0.10←大半津(東電柱福沢172柱)
 瀧渕神社→0.10←駐車場登り口

 JR内房線富浦駅下車。富浦駅はユニークなデザインの洒落た造りだ。駅前北側には
類似ながら洒落たデザインの公衆トイレがある。駅前から西へ進んで、国道に出る。南左に
折れる。この国道が再び左東へ曲がるところ、直進する方向は県道になっている。その僅か
先で右手の細い道に入るのは釈迦寺へ行く道だ。そのまま県道を南へ進む。左手に瀧淵
神社がある。かつて大房岬にあったものが、戦時中要塞建設のため、ここに移転した
ものだ。境内にはユニークな石塔が幾つかある。ここで左折する。
 房総うちわの産地で、その生産所を示す看板が県道にあり、神社と山に挟まれた道路を
東へ進む。その入口に又看板がある。その反対側の山の斜面に踏み跡がある。東電柱
原岡404柱の電柱の支線の脇から、最初は西向きに斜面を進む。すぐに左東へ折り返す。
 その後は尾根筋に忠実な径を緩く登る。左右に展望は無いが、途中北側の
木立が僅かに途絶えたところで、道の駅枇杷倶楽部の建物の
方向が眺められる。以前の東京都のマーク−丸点6翼−の石標を見つけたら三角点が
近い。頂上からは更に東側へ、踏み跡が続いている。
 瀧渕神社で県道から東へ曲がり、うちわ工場の先へ直進すると、すぐにY字路に出る。右に
曲がって更に進むと、左右に民家のあるところで、堂山への案内標識を裏から見る。
大半津の登り口だ。標識は那古船形駅方面からの便宜をはかっている。
 瀧渕神社で県道を直進して、道なりに道路を東へ曲がる。左手に船形学園の玄関を見た
東側、諏訪神社の参道の更に東側、崖の観音−大福寺の駐車場が県道に面している。end

C二位山 第82図 第83図
 堂山の東のはずれに連なる低い山です。
那古船形駅→0.10←小十字路→0.05←西行寺→0.10←二位山
 那古船形駅→0.10←仲尾川橋→0.10←二位山

 JR内房線那古船形駅下車。駅前を線路に沿って北へ進み、最初の道路で左に折れる。
大木の植わった庭が左手にある小さな十字路で右折する。道路が右カーブした左手に
西行寺がある。本堂を左手から回り、裏手右よりの山に階段がある。草や枯れ枝で通り
にくいのは日当たりのいいところだけで、すぐに小さな峠状のところに出る。セメント製の祠が
ある。右手の尾根筋に薄い踏み跡を求めて登る。途中もう一回、峠状のところを越える。
その先に低い石垣がある。これを登ると、広い車道のカーブ地点に出る。釈迦牟尼を祀った
オブジェが半地下建造物の上にある。某教団のもので、大きな香炉の前が広場で、低い
ながらも周囲の展望はいい。
 仲尾川橋の西側に三叉路がある。ややずれて、道路に面して石張りの門柱があり、急坂を
登るコンクリート舗装道路がある。途中、教団の本部だという建物の脇を抜けて頂上に
達する。全線急な坂道だ。こちらの道路からは入山しないこと。end

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