全般 △266.6
内陸部に住んでいた女性が沿岸部の漁村へ嫁入りした時に通ったという山道です。花嫁
街道と名付けられ、今は若干ルートを改め烏場(からすば)山へのハイキングコースとして、
地元の有志が自治体と共に整備に力を入れています。
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| 和田浦歩こう会御設置の案内看板 |
@花嫁街道 第88図 第89図 第78図 第79図
和田浦駅→0.20←ハイクコース入口→0.10←分岐を左へ→0.05←花嫁街道入口
→0.40=0.35←経文石→0.10←じがい水→0.15←駒返し→0.25←烏場山
JR内房線和田浦駅下車。蘇我駅・千葉駅以西からは最遠の駅になる。本数が少ないので
外房線鴨川駅乗換えは、時間的に不利だ。利用時刻に合わせて外房線回り内房線回りを
検討しよう。当然費用も僅かながら違う。
和田浦駅は観光案内所、観光展示室、公衆トイレが併設され、外観は鯨の姿をモチーフと
したというユニークな建物で、駅前広場もこざっぱりと整備されている。
東へ進んで踏み切りを渡る。左手に自治会館の建物がある。
自治会館の前を右へ曲がって、海岸通り国道128号線に出ると、花の広場「花夢花夢」
(かむかむ)公園、花などの直売場、駐車場、公衆トイレがある。烏場山のハイキングコース
整備に御尽力されている和田浦歩こう会の事務所もある。
自治会館の前を直進する。道路は左へ曲がって行き、ハイクコース入口の分岐点には
左に曲がるように標識がある。再び踏み切りがあり、線路を越える。分岐を左へ進むと、橋を
渡る。双体の道祖神像があり、更に分岐を左に曲がる。
道路の左側には無臭どころか、芳香のコンポストトイレがある。右手には花嫁街道の
標識があり、登山道が分岐している。ここは、まだ直進する林道の一部で、幅もあって駐車
できるが、踏み切り付近からこの付近までに「会」で御尽力された駐車場が複数ある。
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| 経文石は岩の上に大木が根を絡ませている |
径は段々といい、刈り込みといい、手入れがよい。やや急な登りの径で展望台を経由する。
マテバシイの間から海が見られる。経文石は岩の上に大木が根を絡ませているもので、この
岩に経文が刻まれていたというが、風化が進んで何も見られない。じがい水(自害水・自我井水)は
水場ではない。この付近からは下りも交える痩せ尾根など、変化に富んだものになる。
駒返しは分岐点で、左側の直進する径が五十蔵への径だ。そちらが本来の「花嫁街道」
だ。右に分岐した更に右手の一段高いところにベンチがあり、狭いが展望がある。この脇を
通る。この先のかや場では南が大きく切開かれ、多人数の時などの展望休憩にいい。この
南端にトイレがあるが、急用でない限り使用しない方がいい。
左手に五十蔵・高鶴山への分岐を見送った数メーター先の右手の藪の中に獣道かと
思わせる踏み跡が見える。ここからやや急なひと登りで、烏場山山頂に登りつく。ここには
丁寧な標識とベンチなどがある。
★じがい水と駒返しの中間北よりには四等三角点榎田△216.4がある。駒返しから下りな
がら、西側の尾根筋に入ると背の低い草の中に標石がある。end
A抱湖園と「はなその広場」 第88図 第89図 第79図
花嫁街道で烏場山へ行き、花園山コース(花婿コース)で「はなその広場」から抱湖園へ
下るルートが紹介されていることがあります。
和田浦駅→0.20←ハイクコース入口→0.10←バス停お花畑→0.15=0.10←
抱湖園展望台分岐→0.05←道路終点部→0.05←大塚山分岐→0.10←はなその広場
JR内房線和田浦駅下車。東へ進んで踏み切りを渡る。左手の自治会館の前を直進する。
道は左へ曲がって行き、ハイクコース入口の分岐点には左に曲がるように標識があるが、
ここでは右に曲がる。国道128号線と並行した街の中の道路で、右手に高層マンションの
見える交差点で左へ曲がる。
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| バス停お花畑のところ |
国道を進んだ場合、バス停お花畑のところでこの道に入る。バスは鴨川駅からも
館山駅からも便数が少なく和田浦駅からなら徒歩でいい。ここには公衆トイレがある。道路
沿いに町営駐車場が広がり、売店・飲食店が並ぶ。東よりの海岸砂防林の中には浜千鳥の
歌碑がある。
踏切を渡ると、右手に日帰り温泉施設瑞廣園があったが、2003年に休業した。道路が
左へ曲がったところ、右側に抱湖園を示す標識がある。階段を登ると、溜池の堰に出る。
右手に東屋への分岐があるが、そのまま直進する。梅・桜・ソテツなどが、植えられている。
特に旧正月前後には寒桜が咲く。これはとくに元朝サクラという。
尾根筋に達すると左手に分岐が有る。その径は小さな鞍部を越えた先のピークが展望台になっ
ていてベンチと東屋がある。この径は直進して下り、登り口のとき分かれた道路の終点に出る。
尾根筋からは右よりに進む。左に別の道路の終点が取り付く。花嫁街道の時、踏切を
渡った先の分岐を右に取った場合の道路だ。
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| 左股が落差15メートルの黒滝 |
下りになって谷筋で左へ曲がる。右側の直進は大塚山へ至る径だ。
田畑の脇を廻り込んで抜ける径を下る。小さな橋を渡ると、「はなその広場」に出る。
広場の脇の道路を左へ進めば、公衆トイレの脇を抜け、三又を左に曲がって、花嫁街道の
入口の橋の双体の道祖神像の所へ至る。
広場の脇の道路を右へ進むと河原を歩く径に変わる。短い距離だが右岸左岸右岸と
遊歩道は飛び石などで渡り返して、二俣に出る。左股が落差15メートルの黒滝で、その
右手に向西坊入定窟(こうさいぼうにゅうじょうくつ)がある。木製の階段があって、「空中
東屋」では谷の中での休憩ができる。更に階段を登ると、「分岐の広場」に出る。
左手は黒滝上流の川を渡って、花園林道に出る。
右手は花園山コースになっている。end
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| 「空中東屋」では谷の中での休憩ができる。 |
B花園山コース(花婿コース) 第88図 第89図 第79図
和田浦駅→0.20←ハイクコース入口→0.10←分岐を左へ→0.05←花嫁街道入口
→0.10←はなその広場→0.30=0.25←見晴台→0.40←烏場山
JR内房線和田浦駅下車。東へ進んで踏み切りを渡る。道は左へ曲がって行き、ハイク
コース入口の分岐点には左に曲がるように標識がある。再び踏み切りで線路を越える。
分岐は左にとって進むと橋を渡る。双体の道祖神像の分岐がある。
分岐の左にはトイレと花嫁街道の入口がある。
ここでは分岐を右へ進む。道路をしばらく進むと分岐に出る。
道路分岐の右は「はなその広場」に進む道で、ここ「はなその広場」の脇に駐車もできる。
公衆トイレもあり、右手に抱湖園に至る橋。川を歩いて黒滝の前から階段を登り「分岐の
広場」に出る。
道路分岐を左へ進むと右下に「はなその広場」を見下ろして、緩く登って行く。右手に細い
分岐があって、これへ下る。黒滝上流の川を橋で渡って「分岐の広場」に着く。右手には
入定窟、黒滝へ至る分岐がある。
「分岐の広場」の正面の緩い登りを進む。手洗石を見た後、径は急登になる。金毘羅山は
刈り込まれて明るい。そんなに展望はよくないが、開放感がある。その次の見晴台も展望が
いい。旧烏場展望台(●232)は左側に踏み跡の薄い巻き道があり、右側の直登のほうが
濃い。皆、「易きを選ばず」展望側を選んでいるのだろう。
尾根径への径は東にそれて、右側に刈り込みの悪い道を分岐して左へ進む。急登少々で
烏場山の頂上で、ここには標識やベンチがある。end
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| 烏場山 |
C花園林道 第88図 第89図 第79図
和田浦駅→0.20←ハイクコース入口→0.10←分岐を左へ→0.05←花嫁街道入口
→0.10←はなその広場→0.35←木橋の分岐→0.25←竹の沢→0.25=0.20←烏場山
JR内房線和田浦駅下車。花嫁街道の入口の手前の分岐を右に進んで「はなその広場」へ
進む。広場西側の分岐を左へ進み、右下に広場を見おろして登って行く。右手に黒滝への細
い分岐がある。そのまま林道を進む。
途中右手にやや離れて小さな堰堤と「ダム湖」が見えた後、道路面は荒れてくる。この
道路が左へカーブするところに古い標識があって、道路は分岐する。標識には黒滝の分岐
から1.3キロ、烏場山1キロと表示されている。
右側には傷んだ木の橋があって、左岸へ渡る。木橋の床面の板が踏み抜かれた箇所も
あるので注意したい。道幅はあるが、全面的に草が覆った中の細い踏み跡を辿る。倒木も
有り、とげの草イラクサもある。右側からの小さな枝沢の切れ込みには細い丸太が四本
掛けられているが、中の二本は今にも折れそう。何にもない枝沢では、高低差は知れて
いるので、適当に下って上り直す。径は狭まって、右側の山側からの土砂崩れで、完全に
径が流されてしまっていても、左手の沢の谷との高低差は大してないので、これに下りて先へ
進む。土砂崩れ跡を過ぎ、二俣は左が本流なので、そのまま左岸で進む。
二度目の二俣−竹の沢には、草に埋もれた古い標識があり、0.5キロと読める。中尾根を
左股側から登る。左股の左岸のつもりで進むと、中尾根自身を登るようになる。枯葉や
枯れ枝のため、道型が若干不明瞭だが、直登する径になる。傾斜が急になるほどに、
踏み跡が明瞭になってくる。
ロープが手摺代わりに張られた急な直登の尾根になる。径が右に若干振られた後、左へ
折り返す。尾根筋直登の径は一旦は右東にそれるが、すぐに曲がって向き直す。小さな
ピークと鞍部を越すと藪をぬって尾根径に出る。
駒返し・カヤ場から登ってきた時、五十蔵・高鶴山への分岐を左に見た東20数メーター
先の右手の藪の中に獣道かと思わせた踏み跡だ。ここに標識はない。ここからやや急な
ひと登りで、烏場山山頂に着く。ここには標識とベンチがある。
このコースは藪と急斜面なので山慣れない人は不用意に通行せぬこと。end
D上三原、五十蔵から 第78図 第79図
バス停上三原→0.15←五十蔵口登山口→0.25=0.20←駒返し→0.25←烏場山
JR内房線南三原(みなみはら)駅下車。「お出かけ支援」という名前のバス、上三原
(かみみはら)行き終点下車。しかし、ハイキングの入山に都合のいい便はなく、往路での
利用はできない。
バス停上三原の十字路を西へ進むと、廃校になった小学校がある。改修されて魅力的な
建物になっている。東側から「自然の宿くすの木」、県指定天然記念樹樟木の大木、山神宮、
竹ノ中部落集会場が並んでいる。この大樟は御神木として信仰されている。樹齢750年と推定
され、32メーター程の高さがある。
この十字路を東へ進む。右手、南だけが広い十字路に出る。この十字路の北西角の
岩肌が穿たれ、五字真言の刻まれた種子像が安置されている。南側の広い道路は工事中で、
ここに烏場山五十蔵口登山口を示す標識がある。道路幅に充分ゆとりがあり、駐車は
可能だ。尾根筋の左手側の田圃の外れから登り口に至る。
急登僅かで尾根筋に出ると、左折して緩やかな登り径になる。下りの時ここは、そのまま
尾根筋の踏み跡が先に薄く続いているので、右手木立越しに田圃の景色を見たら、右下へ
下る分岐点に気を付けたい。
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| 桟敷(さじき)塚=五十蔵鴻ノ巣山だ。 |
左手に尾根直登路のある分岐に出る。登ると馬頭観音像と標識がある。桟敷(さじき)塚=
五十蔵鴻ノ巣山だ。これを下った合流点には左側にも径がある。逆方向の時、ここでは
左右の両方向の巻き道と中央の直登路になるが、左の巻き道か直登路を選ぶこと。
ここから僅かで駒返し(馬返し)に出る。
左へ折れるとカヤ場を経て烏場山頂上へ至る。
右へ直進で進んで和田浦へ行くのが、これまでの径と共に「花嫁街道」だ。end
E上神社、高鶴山から 第89図 第78図 第79図
バス停上神社→0.15←高鶴配水場→0.15←県道右折→0.05←商店前左折
→0.10←熊野神社鳥居前→0.10←峠状の烏場山登山口→0.25=0.20←烏場山
JR外房線鴨川駅乗り換え、内房線太海(ふとみ)駅下車。外房線から内房線への乗り換え
に都合の悪い電車もあるので注意が必要だ。内房線で一駅だ。曽呂(そろ)終点行きバス、
バス停上(かみ)神社下車。★鴨川日東バスは2008年10月をもって廃止され、鴨川市の委託す
る路線になった。2009年11月には1年間の試行運転を経て再編成される。
鳥居の道路を南西へ進む。いくらも進まないで右側に民宿への分岐がある。しばらくは
左手に水田の斜面を見おろし、右手に果樹園などの畑を見上げる道路が続く。高鶴
(たかづる)配水場が左手にある十字路を直進すると道路は下りになる。県道に出て右へ
曲がると、右手に商店がある。その商店の前も分岐になっている。
左手に分岐して更に下る道は、熊野神社の鳥居の前を経て烏場山へ行く。
右手に緩く登る県道を進むと、右手に銀杏の大木のある東善寺の角に出る。右手に曲がる
と、高鶴山に至る。この寺の僅か西側で左下へ下る道へ入る。集落の中を抜けてT字路に出
る。右へ曲がると、熊野神社の赤い鳥居の前を通る。この神社の境内には鴨川市の天然記
念物指定のナギの木がある。
ここから更に西へ進む。
左に背の低いソテツとカーブミラーの取り付いているところで、左に曲がる。道路が峠状に
上り下りするところだが、峠とはいえ、その前後の傾斜が緩いので注意したい。東電柱畑
267柱に気をつける。右手に藪、左手に棚田の上部という境を進む。
ソテツとカーブミラーの箇所の西側が道路の一番高いところで、その更に西側の藪の
真中、左手に「花嫁街道入口」の標識がある。幅広い径でこれに入る。すぐまた左手に
分岐すると前方に棚田が広がっている。右に折れて、右手に藪、左手に棚田の上部という
境を進む。
右側の林の中に山道が開いていて、これに入る。左へ径が曲がってから、急な登りになる。
僅かな登りで、烏場山の頂上の西側に取り付く。
ここから左東へ折れ、右手の藪の中に獣道かと思わせる踏み跡を見送る。ここからやや急
なひと登りで、烏場山山頂に登り着く。end
F布野浅間山 四等三角点竹中 △236.7 第78図
バス停鳥居畑→0.20=0.15←最後の民家→0.05←沢渡り箇所
沢渡り箇所→0.10←布野浅間山
沢渡り箇所→0.10←三角点★竹中
布野浅間山→0.10←三角点★竹中
JR内房線南三原(みなみはら)駅下車。「お出かけ支援」という名前のバス、上三原
(かみみはら)行き乗車、バス停鳥井畑下車。しかし、ハイキングの入山に都合のいい便はなく、
往路での利用はできない。バス停鳥井畑付近の道路西側には駐車可能な路肩の広い
ところがある。
バス停鳥井畑から畜舎の脇で道路を東へ下る。小向ダム上流の橋を渡って、登りついた
道路は右南へ折れる。左の山側へ分岐する急なコンクリート舗装道を進む。左へカーブし、
最後の民家に近づく。その家の一番手前にある車庫の脇から道路を離れ、山の中に入る。
山裾を縫う径は南北に分岐しているが、右手南側へ進む。山崎を回りこみ、北東に向きに
変わる。
尾根筋に入り込む径の分岐が左側にあるが、これには入らない。この尾根筋から西よりの
斜面を縫う径は獣径程度に薄らぎ、緩い斜面の疎らな木々の中を、適当に登って
三角点竹中へ至る。迷いやすい径だ。
左側にソテツを見、右側に深い切れ込みの谷を見る。北側に向き直った径は幅広い沢の
右岸に出る。湿地か「水田」の水下側の堰を左岸側へ渡る。
左岸のまま上流へ進む踏み跡があるが、これへは進まない。これは湿地の上流で右岸の
山肌に細い踏み跡があり、かなりの急登をして尾根筋へ登り、更に獣径か踏み跡か右手へ
曖昧な径で木々の枝をかわして三角点竹中に至る。アルバイトばかりの径だ。
左岸側で三歩下った左手にある、ジグザグして山肌を登る径へ進む。尾根筋に達すると、
北へ進むように向きが変わる。
尾根筋のまま進む左分岐がある。これに入ると三角点竹中も布野(ぬのの)浅間山も
わけなく頂上に出られる。尾根筋の径は緩い峠に出る。浅間入口とかすれた文字のプラス
チック板がある。三角点竹中と布野浅間山を結ぶ尾根の鞍部だ。左西へ進んで尾根筋が幅を
持ち始めたところに仁我山236.7と書かれたプラスチック板がある。林の小枝をかわして、
高いところを目指すとスギ、ヒノキの林の手前、ドクダミの広場に出る。白い木杭は
草より頭を出しているが、三等三角点竹中の標石はその脇に隠れている。
先ほどの鞍部を右手東へ進む。踏み跡は水平にピークの北側を巻いている。右手の
尾根の盛り上がりを見て、その尾根筋に踏みかえる。明瞭な踏み跡こそないが歩きやすい。
すぐに石の祠の左側に出る。祠の後北側の斜面が緩く木々も薄い。これを下ると先ほど、
左へ巻いていた径に合流する。
尾根筋のまま進む左分岐を見送って、右分岐は東へ向き変わる。左側が山の斜面になり、
急な表参道の切開きがある。燈籠も狛犬もない。遠慮がちに取り付けられたマーキングに
注意したい。幅のある切開きだが、かなりの急登だ。浅間山の頂上、祠の正面に出る。
表参道の急登も見送って更に進むと、径は右東へカーブして大木の目立つ尾根筋になる。
左後からの尾根筋の合流があり、これに入る。緩い登りの尾根径は更に左側が高くなる。
この径の一番高いところで、左側へ緩い傾斜の斜面、枝をかわして径のないところをわずか
登ると石祠の右手側に出る。
「左側への緩い傾斜の斜面」を見送ると、左側が一段だけ高く、その左後からの踏み跡の
合流がある。ここでその左後の径へ登ると、そこは径の分岐点になっている。南へ踏み跡を
辿ると右西への細い分岐を見た後、緩い斜面の枝をくぐり、石の祠の後側に出る。
この浅間山と三角点竹中を併せて柄井後(からいご−かれーご)山ともいうそうだ。又、
この近く、烏場山花嫁街道の△216.4★(四等三角点榎田)を仁我山と示しているものを
他所で見た。end
G★三等三角点上ノ山 △111.4 第88図 第89図
和田浦駅のすぐ西側の山にもハイキングコースがあります。駅からの反時計周りで、紹介
します。
和田浦駅→0.15=0.10←★三等三角点上ノ山分岐→0.10←三又→0.10←
踏切(バス停和田浦駅入口)→0.05←和田浦駅
JR内房線和田浦駅下車。駅前の道路を左折、南へ進んですぐ左側に仁我浦集会所が
あり、ここで右折し、槙の木の脇から道路を進む。やや右にそれる十字路路の先、避難場所の
看板が目立つ熊野神社の入口にはここから始まるハイキングコースの看板がある。それ
には「上ノ台、大風木台、大塚山」が入山方向をしめしている。参道を進み、鳥居の脇から
左へ分岐する細いコンクリート道を進む。左手下に民家の屋根を見たあと折り返して山道に
なる。数回折り返して右側に尾根を置く緩い登りで南北方向の尾根筋に着く。
熊野神社の入口で見たと同じ形式の看板があって右北側が「仁我堰、大風木台」左南側は
「大久保山」と示されている。右手の一段高いところは草地で中央に★三等三角点上ノ山の標
石がある。
南へ進むと細い注連縄が張り渡され、右手に石組みにのった石祠がある。径は石段で少し
下る。稲荷社の跡らしい狐の像が二体遺棄された箇所を抜ける。緩い下りがやや急になり、
左に曲がって草の多いところを抜けると、三又に出る。
同じ形式の看板があって、西側は右手に尾根を置いたゆるい登り径で「横手山、小浦台」、
今来た径は「上ノ山、大風木台、仁我堰」と案内され、南側は「和田小」と書かれている。又、
16の数字の丸い標識もある。南側へ下ってすぐに左へ折れる。左に尾根を置いた緩い
下りがジグザグをするところには17番の丸標識があり、もう民家の庭先の前だ。
小学校のグランドと幼稚園に挟まれた道路に変わって左折する。病院と小学校の間の
道路を北へ進んで右折すれば、駅前の道路で、右側には踏切が見え、国道のバス停和田浦
駅入口だ。左側は仁我浦集会所の前を経て和田浦駅だ。
和田浦駅から駅前の道路を左へ進んで仁我浦集会所の前を通過すると、踏切の手前に、
病院への案内看板が目立つ。ここで右折すると小学校の正門に出る。左折してグランドに
沿って進む。右折して幼稚園との間の道路を進んで民家の敷地左端の細い道路を登る。end
H白渚浅間山 〇130 ★三等三角点上ノ台△125.0 第88図 第89図
安房拓心高校で、コースの整備を手がけている「拓心コース」です。
和田浦駅→0.05←南第一踏切→0.10←小浦踏切分岐→0.05←渚橋(日の出橋)
→0.20←サーフ橋
H−1渚橋側から
渚橋(日の出橋)→0.10←分岐→0.35=0.30←★三等三角点上ノ台→0.10←白渚浅間山
JR内房線和田浦駅下車。駅前の道路を左折、南へ進んで南第一踏切から国道
128号線を西へ進む。小浦踏切への分岐の先で右手のY字路へ進むと渚橋を渡って右折
する。ほぼ並行している国道なら日の出橋だ。
右折した県道296号線でガードを潜ると両岸に小道を配した小川が左手に流れている。
左岸はコンクリート舗装されて「萬物堂」に通じている。右岸の角には以前は小さな標識、今は
コースの案内看板が取り付けられている。この右岸の道を進む。道はすぐに左岸に変わり、
川とは離れる。一段下りながら小橋を渡って丁字路に出る。左は熊野神社に通じる道で右折
する。直進のコンクリート舗装道の途中、左手の分岐に標識があって左折する。畑の脇を
抜けて山道に変わる。山道に入ってすぐ分岐があり標識があり、これにしたがって左上へ
進む。尾根径の左側に海の展望がある。右手の藪側にはロープが張られている。足元が
せまい。小笹の径から標識にしたがい左へ曲がる。径の最高部付近には手水石と祠が
ある。不動山だ。ここから緩く下って鞍部に出る。左側の足元には岩を掘った小さな水溜りが
ある。左南側には岩で囲まれた溝径が下っている。正面の尾根筋はソテツ畑に通じ、標識は
右手の緩い下りを案内している。左手に尾根を置いて左へカーブするほとんど水平な径が
まだ続いているところで、又標識によって左へ折れる。登って左手の尾根を越し、今度は右へ
曲がって少し登る。ここの付近まで右左と入れ替わるが、こまめに標識が取り付けられて
いるので、心配はない。
径の最高部より僅か西側へ進んだところの草の平地の中央に★三等三角点上ノ台の標石が
ある。この草地の右寄りから右手の濃い踏み跡の別径に出る。ここには標識がないので、逆
コースのとき、右手に入る箇所を見落としやすい。林が途切れて草地が垣間見えたところで、
踏み固めを一段登ればいい。
再び下りたった鞍部では左手に急な下りの踏み跡が続いている。正面の尾根筋には細い
踏み跡が続いている。県道の角にあった看板ではこの尾根筋を案内しているが、ここの
標識は尾根筋の右手の水平路を案内している。右手は沢の源頭部にもなる沼地で、その
左岸側をほとんど水平に進む。左手に丸太の段径が有ってロープが垂らされている。
かなりの急斜面だ。右山の崖を「へつって」更に急登して尾根筋に登り着く。もう一度右手へ
段径を登ってやっと緩い傾斜の径になる。林越しに意外と大きな社殿を見ると、本殿の
右後から境内に入る。
三角点よりやや高い130メートルと推測される白渚(しらすか)浅間山には、大木に
囲まれた広い前庭と大きな拝殿があり、中には「富士浅間宮」の神額が見える。南側には
幅広い参道が斜路で下っている。
H−2サーフ橋側から
サーフ橋→0.20=0.15←白渚浅間山
国道128号線は三原川を旭橋で渡るが、その東側、高い橋柱を見せる特徴的な形は
斜長橋とよばれる自転車専用橋でサーフ橋という。ここの北西側には浅間神社の石柱と
句碑がある。元禄16年11月この地を襲った地震の被害について記されている。碑自身は
明治時代のものだ。住宅地の道路を進む。東電柱白渚28柱の角を左折、右手の蔵の裏、
白渚29柱の角で右折する。狭いコンクリート舗装道を進む。左手は畑の斜面になる。向拝を
持った建物は浅間神社の里宮でここまでが舗装道だ。この付近からしばらくは海側の眺めが
いい。
緩い傾斜の山道を進むと丸太半切りのベンチの並ぶ展望台に出る。径は幅広い参道に
なる。赤い両部(六脚)鳥居からは左右の樹木が高いので参道に草は少ない。右手に
石囲いの祠がある。右手に手水石の建て屋が見えると広い前庭の先の大きな拝殿を見る。
その屋根越しに本殿が見える。
本殿の右後の位置に標識があって、上ノ台方面の径が案内されている。end
★I烏場山・布野浅間山 北三原小前から 第78図 第79図 第88図 第89図
バス停北三原小前→0.10←三又(東電柱道久保29柱)→0.05←林道Uターン部
→0.10←西に分岐あり★→0.05←南に分岐有り→0.20←東に分岐あり
→0.15=0.10←東尾根に分岐あり→0.15←三又分岐
三又分岐→0.20←じがい水→0.15←駒返し→0.25←烏場山
三又分岐→0.05←榎田分岐→0.10←布野浅間山
JR内房線南三原駅下車。「お出かけ支援」という名前のバス、上三原行き乗車、バス停
北三原小前下車。しかし、ハイキングの入山に都合のいい便はなく、往路での利用は
できない。東側の聖橋を渡ると北三原小学校の正門で右に曲がってすぐ左に曲がる。右手は
幼稚園だ。★ただし、小学校も幼稚園も最近廃校にされている。道路の突き当りには小さな龕の
中に六地蔵像があるが下三体は下部が埋っている。このT字路は右に曲がる。アスファルト舗装
道がコンクリート道路に変わり、東電柱道久保29柱の先で三又になり、右へ進む。ここから未舗
装道になる。右手に田畑を見ながら左手の山裾を進む。左手にも畑地が拡がり、道は左へUタ
ーンするが、ここから右手の山道に入る。右下は畑になり、左の崖には牛頭観世音石塔
が多数並ぶのを見て左右とも木々の生い茂る斜路になる。
右下に見え隠れした川面が見えなくなると、左手に尾根筋が近づく。左後に尾根に登る
踏み跡がある。左手にはスダジイの根が崖を抉り岩が径に転がっていて腰掛にいいくらいだ。
★尾根を僅かに右へ外した径の尾根筋は伐採されて西側が展望される。尾根筋が痩せ尾根に
なると★西側左下に下る径が分岐している。再び尾根の右側を進む緩い登り径は右側からの
谷の抉り込みを見て急傾斜と右南へ向きを直す。★二等三角点峰小川△203.2からの小尾
根の先★に右手の土手の上に南側への分岐がある。これはとうしろ台城址に通じるが難路だ。
★再び左手に向き直ると、左手に大きな尾根を置いた緩やかな登り径がしばらく続く。痩せ尾根
に変わって再び左手に尾根を置いた径を進む。径は水平だが尾根筋の鞍部に出る。右手東側
には下りの分岐がある。正面は尾根筋だ。いずれ片付けられるであろうが、左手よりには丸太
が多数積み上げられている。この丸太の山の裏にこれまでと同様の幅広い径が連続している。
今度は右手東に尾根を置く径になる。途中でその尾根が瓢箪のようにくびれているのが林の
幹越しに見える。この尾根が下ってくると、その尾根への奇麗な踏み跡が右後にある。★これは
道久保へ下る径だ。
その後小さな尾根を左手に置いたほとんど尾根筋の径になるが、右側に低い盛り土程度の
尾根を避け左に振れるが、右手に草の被った狭い径が見える。三原村有林の標識と崩れた
石垣、石祠のある塚だ。径はその北側を巻いて尾根径で進む。左手に二回薄い分岐があるが
右手の方を選んで尾根筋を外さないように、幅のある径を選ぶ。立ち木に白い標識の取り
付けられた三又分岐に出る。左右の径ともに幅がある。標識は北側から見るように取り付け
られ、L型の印で東側が駒返しと書かれている。烏場山を目指す場合はここで右東へ折れ、
布野浅間山のときは左直進側へ進む。
東側へ向かった尾根径は緩い下りから割りとまとまった登りになる。左に尾根筋を置いた
登りは岩の目立つ尾根筋を左側へ踏みかえる。尾根筋には房総では珍しく岩が見える。
この付近だけやや径が狭い。尾根筋へ登り着くと今度は尾根筋の右側の径に変わる。但し
右よりの尾根筋の方に奇麗な踏み跡が続いているので、そちらへ誘われかねない。そのときは
小ピークで右へ折れれば再び尾根筋で右側の巻き径と合流する。尾根筋の径に「ぼっこし」と
いう標識を見たのち、やや急な下りを進む。
路面に草も落ち葉もない奇麗な径に合流する。これが烏場山花嫁街道で、南へ僅か30秒の
距離には「じがい水」の標識(駒返し0.8、経文石0.6)とベンチが並んでいる。和田浦歩こう
会の尽力だ。北へ進めば駒返しを経て烏場山へ至る。
三又分岐から左直進側へ進む左に小さな分岐があるが右側の広い径を進む。二又に出ると
右側が榎田だと標識がある。ここでは左手へ進む。低い尾根筋を越えると、左後に水平な径が
合流している。ここは逆方向の時、左右の踏み跡どちらとも判断のつきにくいところで、標識
マーキングなどない。右水平に対して左僅かに登りの違いぐらいで、左を選ぶ。
「仁我山背ざかい」という標識を見るが、どちら側が仁我山なのか判断がつかない。幅広い
尾根の水平の径になると右が直進の緩い登り、左カーブが緩い下りという分岐に出る。この
二つの径に挟まれたピークが布野浅間山だ。右側の登りを進んだときは左側の山の盛り
上がりを睨みながら進み、径が水平に変わったとき右後へ小枝をかわして僅か登れば
浅間山の石祠の裏に出る。左側へ緩く下ったとき、すぐ右手に表参道がある。燈籠も鳥居も
ないので、山の斜面に刈り払いとマーキングに注意する。やや急な斜面を登ると浅間山の
石祠の前に登り着く。end
★Jとうしろ台城址 第88図
小川の台地は黒岩、権現山、大塚山、月山などの別名があるそうです。砲台が築かれたこともあ
るそうです。大永年間に(1521〜1528)築城されたという城址です。
バス停北三原小前→0.10←黒岩→0.10←城址の最高部→0.10←119ピーク
→0.20←二等三角点小川、南の分岐点
JR内房線南三原駅下車。バス上三原行き乗車、バス停北三原小前下車。しかし、ハイキングの
入山に都合のいい便はなく、往路での利用はできない。聖橋を渡り、廃校になった小学校と幼稚園
の中間の道を進み、突き当たりの丁字路に地蔵像の納められた龕を見て右へ曲がるのは前項と
同じだ。左手に墓所と防火水槽のある丁字路で右東へ下る。民家の脇に大石があり、納札の穴が
穿たれている。この黒岩の脇から岩をきれいに削った幅広いが、やや急な道を登る。僅かのアル
バイトで尾根筋に達すると、南東側の斜面が荒地ないし畑地で、その先の海まで展望される。刈り
払いの廃材を掻き分けて北側の尾根筋を目指す。笹竹が生い茂っているのでゴーグル、手袋の用
意をしたい。尾根筋には複数の踏み跡が北へ続いている。東側は茂み越しにソテツ畑がある。
最奥に達すると尾根筋の西側が伐採された跡が見える。足元には水の溜まっている井戸?池?
がある。山慣れない人はこの付近で引き返すこと。
痩せ尾根の左西側は伐採後の植林地で、西側にこの幅広い谷を眺めながら急傾斜の尾根筋を
登る。再び林の中に入ってピークに達すると最近伐採された平地に出るが、踏み跡はかなり薄くな
る。右側によって、まれに現れるピンクのマーキングを確かめながら尾根筋の刈り込みのない踏み
跡を辿る。小ピークと小鞍部を繰り返すが、尾根筋を外した獣径に誘われないように尾根筋を忠実
に辿る。左右の斜面が狭くなり、前方のピークが低くなると、最後の肩ピークに達し、緩やかな尾根
筋で幅広い径に合流する。
右へ登れば東分岐、尾根分岐(道久保)を経て、烏場山布野浅間山へ至る。左へ下れば西分岐
を経て聖橋、県道に至る。バス停北三原小前だ。end
★K二等三角点 小川 △203.2 第78図 第88図
県道から聖橋を渡って尾根筋で烏場山・布野浅間山を目指す径は、ほとんど尾根筋を通っている
のに、△203.2ピーク付近ではその南側をきれいに巻いて、急登をさけています。実際には楽な
別道でその三角点に達します。
K−1 西分岐から (聖橋から烏場山・布野浅間山への径)
バス停北三原小前→0.10←三又(東電柱道久保29柱)→0.05←林道Uターン部
→0.10←西に分岐→0.05←狭い分岐→0.10←二等三角点小川
西分岐までは烏場山・布野浅間山への径の項、参照。北向きの緩い下りの分岐を進んで緩い尾
根筋を乗り越す。さらに北東へ進んで小さなジグザグで珍しい急斜面を一つ登ると径が狭い角度
で分岐している。左の水平な径と右の緩いやかな上りの径だ。
右へ進むと直ぐ尾根筋を上下する径に丁字路で合流する。左下への径はこの付近から下部は
曖昧な踏み跡に変わっているので、下りの時は行き過ぎないように注意したい。右上への傾斜の
ある径は直ぐに緩やかになり、左に尾根筋を分ける。水平になった径の最上部と思わせる場所に
三本の杭が若干離れて埋められている。その付近で左手の斜面、下生えの無い緩いところをキッ
クステップで登る。僅かで頂上の肩に達する。大木が疎らに聳え、生の低い草の東の奥に三角点
の標石がある。獣径以上踏み跡未満という程度の径が多数有るので、それらには踏み込まないよ
うにしたい。
K−2 バス停山下及びバス停別所から
バス停山下・別所→0.05←林道小向支線分岐→0.10←丁字路分岐→0.05←狭い分岐
→0.10←二等三角点小川
バス停山下下車。東へ道路を下り最初の分岐を右へ進んで小向橋を渡る。バス停別所下車。南
へ道路を下り小さな橋を渡って左へ折り返し小向橋を渡る。どちらからも同じくらいの距離だ。林道
小向支線の標識の取り付けられた分岐では、その裏側にあたる右側の狭い坂道を上る。道は三
分岐になる。東電柱北三原220柱の所だ。真中の道を選んで進むと農家の作業庭に土門で入る
位置になる。農作業機械の出し入れの為に庭の奥の崖を繰り抜いて近道を作ったが、その土が
徐々に流され、大木の根が門の軒を思わせるようになったものだということだ。これを左に山道を
登る。谷の左斜面のやや急な径が小さくカーブすると右手に別径が取り付いている。ここでその右
手の径へ折れる。ほとんど水平な径を南西から南東へ進むと、左後から別径が緩く下ってくる。折
り返すようにその径に入って進み、右へ折れて登れば僅かで三角点の付近に達する。end
★L正木氏の里と道久保 第78図 第88図
小川の山里には勝浦正木氏の旧跡がある。これを抜けて道久保の集落から尾根筋に至る道
です。
バス停北三原小前→0.10←十字路→0.10←丁字路→0.25←
右カーブ(東分岐)→0.10←道久保入口ヘアピンカーブ→0.20=0.15←
尾根筋の分岐点(三角点 △211.6)
バス停北三原小前から聖橋を渡り、その三原川の左岸を南東へ進む。川からそれて更に東へ進
むと小さな十字路になる。狭い直進の道に入ると正木氏ゆかりの妙達寺の門前に出る。大きな寺
院で左側に墓地がある。進むと右側に小道が分岐している。これを進むと墓地の脇を進む。その
墓地が途絶えた所、右側に狭い道路が分岐している。左の先に配水施設の見える手前だ。坂道を
登ると赤く着色された明神鳥居があるこの一の鳥居右手には別道が分岐している。進むと大きめ
の石祠、疱瘡神が祀られている。尾根も道もまだ南へ続いている。一の鳥居の先は尾根筋の平地
になっていて左右に別道が分岐している。先ほどの鳥居と同じほどの大きさ、形式の二の鳥居が
あって、立派な石段が登っている。境内右手には、この山中には立派過ぎると思わせるほど大き
な天御中主(あめのみなかぬし)神社の社殿がある。妙見様とされる神社で西向きだ。
妙達寺の参道と妙見様への道路の入口が並ぶ道を北へ進めば、先ほどの十字路を左折した道
に合流する。東へ曲がった道路は丁字路で左へ折れる。ここで東へ直進して民家の脇を抜けた先
には赤い両部鳥居の日枝神社がある。
道路には右東側から山が迫ってくる。岩の横長龕が有って、薄茶色の陶器製の六地蔵が祀られ
ている。その脇は石切り跡の垂壁があり、何かの拝所だったのかもしれないが今は枯れ草の窪地
だ。階段の先に集会所があって、その玄関近くには三山供養塔石像石塔などが多数並んでいる。
暗渠で川を渡ってから人家はなくなる。右にカーブする所、左手の谷は遺棄水田のようで、右脇
に草に隠れた踏み跡と小川が有り、左側は湿地だ。ここを詰めると尾根筋の東分岐に10分ほど
で達するが、草と竹と湿地で径はおぼつかないので入らないこと。右下に分岐する道路は道久保
の堰に至る道路だ。右に一軒家の道を分岐させてのち道路には左後にヘアピン状の分岐がある。
直進すると左に分岐する径が有るが、草に隠れて尾根筋に至る径は見えない。右は林道が開
削中で完成すれば烏場山北西の五十蔵榎田に通じるものだ。左後のヘアピンへ進む。
急傾斜をかわすヘアピンカーブを繰り返して山上の集落に達し、道路は西へ向く。右手の山の斜
面はソテツ畑だ。道路が左へ折れる所、東電柱道久保92柱。右手にソテツ畑、左手に菜畑、水仙
畑の間の畔を山へ向かう。山裾には、しみ水を溜める井戸が掘られている。右へ急な山道をジグ
ザグして登ると直ぐに緩やかな径が取り付く十字路に出る。そのまま緩やかな上り径を進む。左手
の山が低くなった所で、その左手の尾根筋を戻る方向へ進むと4等三角点道久保に出る。右手が
低い尾根になる。その疎らな木々の中には納札部で折れた石祠が有る。安政6年のものだ。こ
こで尾根筋の幅広い径と合流する。
そのまま北へ進めば村有林標識の石祠を経て烏場山・布野浅間山に至る。左側へ尾根筋の僅
か西側を下る径を進めば、聖橋のある県道に至る。end