全般 妙見山●377
山頂一帯に千光山清澄(せいちょう)寺の境内が広がっています。バス路線があり、この山
自体は登山・ハイキングの対象としては元清澄(もときよすみ)山へ、麻綿原(まめんばら)
高原への入山・下山箇所になっています。★鴨川日東バスは2008年10月をもって廃止され、
鴨川市の委託する路線になった。2009年11月には1年間の試行運転を経て再編成される。
バス停名の一部変更もあるだろう。
(清澄八名山として以下の名前を探し出しました。1.妙見山 2.富士山=寺の北西500
メートルの山崎 3.宝珠山=林道を挟んだ祖師堂の西 4.如意山=バス停の後の山らしい
5.金剛山=下馬不動明王の祀られたピーク 6.露地山=バス停の東、天富神社のある
ピーク 7.独鈷山=バス停涕涙石の更に南側、500メートルの道路西側 8.鶏奔山=
二タ間川本沢林道の道東京大学千葉演習林のゲートの東側にある228のピーク)
県指定有形文化財。清澄寺中門。茅葺切妻造り。正保4年(1647)の建立。
県指定有形文化財。石造宝篋印塔。境内中庭★、霊宝殿と通路の間★にあり、蛇紋岩の
総高さ1.57メートル。応永14年(1407)年の造立。
県指定有形文化財。石幢(せきどう)は妙見山への登山道の途中にある。高さ2.08
メートルの八面幢。応永31年(1424)年の造立。
国指定天然記念物。清澄の大スギ。古くから「千年杉」と呼ばれて地域の人たちから
親しまれてきた。高さ43メートル、幹周り15.2メートル、樹齢500年。
鴨川市指定天然記念物。清澄の大クス。霊宝殿と通路の間。高さ25メートル、
幹周り8.2メートル、樹齢500年。
県指定天然記念物。清澄のモリアオガエル。
県指定天然記念物。天津のマルバチシャの木。神明神社境内にある。
高さ7.3〜8.6メートル、幹周り1.6メートル、樹齢200年。
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| 妙見山頂上の妙見堂 |
@安房天津(あまつ)駅からバスを利用して−関東ふれあいの道 21 アジサイのみちの
一部 第30図 第31図
バス停清澄寺→0.15←NTT十字路→0.10←石標→0.10←左に林道あり→0.10←
十字路→0.05←麻綿原高原分岐(=アジサイ寺)→0.05←大多喜町営駐車場
JR外房線安房天津(あわあまつ)駅下車。清澄(きよすみ)温泉、四万木(よもぎ)行きバス
に乗車する。駅前広場の道路を隔てた右よりのところにバスの待合所があり、駅前とここにも
トイレがある。
東大演習林のバス停の近くに黒門があり、ここには隣接して駐車場がある。バス停市営駐
車場にも舗装された駐車場があり、それぞれに公衆トイレがある。清澄寺(きよすみでら)で下
車する。このバス停の裏手には小さなピーク如意山があり、登って回遊できる。そこからは
海側の展望が一段といい。空手の新派が修業された場所だという。バス停の向い、有料
駐車場越しにもメルヘンチックな外観の公衆トイレがある。その脇につけられた道は、天富
神社の社殿露地山に至る。北へ緩く下れば清澄寺の参道の商店街に戻る。
門前の商店街を通る。仁王門より入ってすぐ左手の本堂の左手から赤い旗の立っている段を
上る。途中には石幢があり、院とも呼ぶ377メートルの妙見山、山頂には妙見(みょうけん)宮が
鎮座している。境内には国の天然記念物指定の大スギがある。推定樹齢は450年と
されるものだ。又、県指定の天然記念物モリオガエルの生息する池もある。更に境内の
奥には旭が森という小ピークへの分岐が右手にある。その付近では高いところで、太平洋
側の展望がある。右手への分岐の先には白い仏舎利塔がある。広場が開けている。
ここまで来る観光客は少ない。民家の畑が網で囲われているように、鹿が多く、気をつけて
いると周囲の森の中に見つけることもある。
仁王門から表に出て右折すると、ここにも公衆トイレがある。祖師堂の裏を急傾斜の道路が
登って行く。左手の山がなくなって北側の見通しがよくなるとゲートが有り、施錠されている。
車両は進入できない。右側の岩の壁に登り道があって、下馬不動明王の祀られたピーク
金剛山がある。その先で、道路は十字路になる。
左はNTTの中継場への道路だ。これに入るとすぐ道路は二分する、右に分かれた道の
左斜面に梯子が掛けられ、崖の上に大山祇命が祀られている。中継鉄塔の先のピークには
踏み跡も標識もないがこれが●365のピークだ。
十字路から先、麻綿原付近までの一杯水林道は未舗装だが、東大のパトロール車が
毎日のように入っているので、路面に特別悪いところはない。房総ふれあいの道の石標や
関東ふれあいの道の道標がある。清澄寺バス停2.5の標示のところには、北側左手に別の
林道(菖蒲沢)が取り付いている。
ゲートがあってこれを抜けると十字路だ。右手下は林道天津線東側は
内浦山県民の森の中を抜ける林道奥谷(おくやつ)線で、どちらも完全舗装の道路だ。北側の
道路は最近、舗装された。その緩い登り道を進むと、舗装道路のT字路に出る。右折は
六地蔵前から大多喜町営駐車場に向かう。そこには公衆トイレがある。左直進は麻綿原高原、
アジサイ(妙法生)寺の前だ。
林道天津線は最初だけ西、すぐ南へ曲がる。かなりの距離があるが、全線舗装道路で、
天津神明神社の前からバス停神明神社前へ行かれる。1時間毎にJR外房線安房天津駅、
安房小湊(こみなと)駅行きのバスがある。神明神社境内には県指定の天然記念物、落葉
高木マルバチシャの木が四本ある。奇麗な公衆トイレもその裏にあり、道路を隔てて一般者
参詣者用の駐車場がある。end
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| 麻綿原高原、アジサイ寺。 |
A麻綿原高原−関東ふれあいの道 21 アジサイのみちの一部 第22図 第30図 第31図
JR外房線安房天津駅下車。四万木、清澄温泉行きバス乗車。清澄寺で下車。清澄寺の参
道から、山門の前を通り裏手へ回る。ゲートを抜けると、一杯水林道になり、未舗装道を直進
する。麻綿原高原に近いゲートを抜けると十字路だ。東は林道奥谷線で内浦山県民の森を
抜け、南のは林道天津線だ。左手北側の登りの舗装道路を進む。すぐに道路のT字路にに出
る。
右折すると六地蔵の前を通って、町営駐車場に出る。そこには公衆トイレがある。会所
(かいしょ)方面への狭い道路が続いている。
道路を直進すると右手に分岐がある。右手へ入ると旧寺域の林の中を抜け観音像の前に
出る。右手は書芸館、左手は書学館で、その奥に参拝者用のトイレもある。階段を登ると
妙法生寺本堂前に出る。その左手では休憩もできる。この裏手の山に天拝壇があり、その
前からは海が眺められる。
道路を直進すると右手に分岐がある。そのまま道路で直進すると、道路に沿って左側に
アジサイ園が広がる。六即門からも、このアジサイの斜面に入ることができる。
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| 麻綿原の天拝園の六即門 |
入るとすぐ径はすぐ二分する。どちらも回遊して奥で繋がっている。右よりの一番高い
ところへ進むと初日山の頂上で、天照宮がある。その裏には北へ延びる尾根筋に踏み跡が
ゆるく下っている。痩せた尾根になると右下に道路が見える。
六即門を左手に見て右手に天拝檀への径を分けてそのまま道路を進むと、左手の尾根に
取り付く細い踏みあとがある。登ると左手は天照宮へ戻る方向で通じる尾根筋だ。右手は正
面のピークを左へ巻く道で、石尊山に至る径になる。コースの案内は石尊山へ。
会所から麻綿原高原を抜ける道路はアジサイの咲く6月20日から7月31日まで、
会所からの一方通行になる。会所の西側に親水広場があり、ここには相当数の駐車が
可能で、ここより西行きの一方通行になる。麻綿原を経て、北側、横瀬の集落への分岐点
までだ。但し、許可車の逆行があるので、注意を喚起する看板が並ぶ。(麻綿原高原から
横瀬分岐を経て老川までの車道は房総ふれあいの道 麻綿原高原のみちだ)
残したい“日本の音風景100選”にここのヒメハルゼミが選ばれている。このセミは体長
3センチほどの小型のセミで、いっせいに鳴きだし、一斉になきやむという不思議な習性が
ある。天然記念物に指定されている。end
★A−2 房総ふれあいの道、麻綿原高原のみち 横瀬から麻綿原高原へ
町道横瀬分岐→0.10←横瀬→0.30=0.25←石尊山・麻綿原尾根の分岐
→0.15=0.10←タブノキ分岐→0.15←尾根道路
→0.15(尾根筋経由)0.10(道路経由)←麻綿原高原分岐(=アジサイ寺)→0.05←
大多喜町営駐車場
麻綿原高原がアジサイの季節になると、一方通行の出口になる箇所が、町道の横瀬分岐
です。麻綿原側にはゲートがありますが、いつも開いています。
横瀬分岐からは緩い下りの舗装道路でこれが左へカーブしながら下ると横瀬の集落だ。
舗装が途切れて未舗装になり、二又がある。左へ入るとすぐまた左手に石段がある。町の
有形文化財に指定された虚空蔵菩薩像のある堂に続く。二又のある西側には笹竹の間に
狭い段径が下っている。径は傾斜を持った水径になる。川の右岸に出たら上流に進んで右へ
曲がって左岸へ上がる。その径も緩い傾斜の水径だ。
左右に最後の畑を見ると北側には川を挟んで先ほどの集落が見える。左に曲がりながら
林の中の尾根径に入る。この先は基本的には一本道で、忠実に尾根筋を辿る。左右に
小ピークを巻く。その巻いたピークとは反対側の先には奇麗な枝尾根の径があるが決して
これには入らない。全体が登りなのに岩壁のピークの左を巻いて岩の階段を下る。これが
やせ尾根に変わったところでピークを振り返ると、石祠が中腹にある。大正5年にこの付近を
公売で買い、6年に建立した山神宮の祠だ。その後は、登り一箇所でやや広いところに出る。
石尊山と麻綿原を案内する千葉県道標整備協議会の標識を裏から見る。右下に溝径が
下っている。その方向は、モミの木・大岩壁を経て石尊山へ至る。直進する方向は左へ
カーブしてピークを右側から登って振り返ると、石祠がある。タブノキ分岐を左へ進み、
馬頭観音像を右に見送って麻綿原高原に至る。この付近がここでは一番高い。尾根筋の
左下に町道の舗装道路を見る。尾根通しで進んでも道路に下りても進んでもいい。アジサイの
脇を抜けて左折すると、町営駐車場に着く。広い駐車場の一番手前には公衆トイレがある。
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| 高天神山の三角点標 |
B高天神(山)△370.0 第31図
清澄寺→0.15←NTT十字路→0.10←石標→0.15=0.10←高天神(山)
バス停清澄寺から麻綿原高原へ向かう。NTTの十字路から先、麻綿原入口までの一杯水
林道は未舗装だが、東大のパトロール車が毎日のように入っているので、路面に悪いところ
はない。房総ふれあいの道の石標や関東ふれあいの道−清澄寺バス停2.0の標示など、
道標は多い。その石標のやや東側、東電柱732付近の北側の崖の斜面に、西向きに緩く
登る「バンド」がある。右側の崖に軽く手を当てる方向に向き直ってすぐに一段高いところに
上がる。ここで尾根筋を乗り越すと東に向いて踏みあとが続く。痩せ尾根を経て、幅のある
斜面を登ると、喬木に覆われたなだらかなピークに出る。三角点がある。展望は無い。下山も
この往復がよい。
関東ふれあいの道の道標−清澄寺バス停2.5の標示のところには、北側へ別の林道
(菖蒲沢)が取り付いている。ここの北西尾根に薄い踏み跡があり、これを上る、一杯水
林道と並行している。三本の松の所から一旦鞍部に下った後、緩く上る。急登にかわって、
これまで苗木や小木の枝に通りにくかった道が、喬木に覆われたなだらかなピークになると、
三角点がある。展望は無い。登山も下山もこの径は避けること。end
C四万木不動の滝 第30図
バス停四万木(よもぎ)→0.20←不動の滝
バス停西原→0.25←熊野神社、見星院
JR外房線安房天津駅下車。四万木、清澄温泉行きバスに乗る。バスはバス停東大演習林
からバス停清澄寺を往復して四万木へ向かう。(その先の古川、清澄温泉行きもある)四万木
は、国境である筈の尾根筋より北側にあるが、鴨川市旧天津小湊町だ。車の時はこの付近
の道路の路肩の広い所を選んで駐車すること。不動堂の脇には駐車スペースがあるが、そこま
での道が狭いこと、すれ違いに充分な箇所の少ないことなどから、わけのある人以外は遠慮
したい。
バス停の標識の脇から東へ入る。屋敷への私道のほかは紛らわしい分岐はない。民家が
途絶えて道は右へ曲がってじきに、小さな駐車スペースがあり、左手に不動堂がある。滝観
不動明王の堂の脇から、狭い山道が下っている。これを下って川原に下り、やや上流に
進むと滝の前面に出る。正面の太い流れが雄滝で、左に細い雌滝がより添っている。紅葉の
時期には周囲の木々に色づくものが多く、見事な眺めになる。
不動堂の脇、集落側に細い下りの道の入口があって、直線的に延びている。折り返した所
に清涼な水の湧き出しているところがある。川の左岸に出て橋を渡ると、さらに小川を渡る。
キャンプ場の跡地で、管理事務所の建物が残っている。登りの道が有って厚い枯葉を踏んで
進むと、市で設置した通行止めの柵に出る。道は数十メートルの断崖になって途切れて川に
落ち込んでいるので、ここまで進んではならない。穴の渕と言う川回しの川トンネルの崩壊
跡だ。
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| 左側は鳥居と熊野神社、正面は見星院。 |
バス停は四万木の北側に、四万木公民館、西原と続いてトンネルに入る。その二つのバス
停のほぼ中間に東側へ入る道がある。(三つのバス停の距離は短い)民家と畑の面する狭い
道が下りに変わると橋に出る。駿河橋と銘があるこの橋は、はるか下方に水面が見えるが、
橋のすぐ下に岩が見える。川回しのトンネルの上の痩せ尾根の鞍部に掛けられた坂道の橋
だ。「甚兵衛沢の穴」があるわけだ。急な下り坂が水平になると、左分岐は広場になって
いるが、右側へ進む。左右は休耕田で、水草やイグサのような植物が見られる。右手の振り
返る方向には高度差のある岩壁が見上げるように迫っている。左右の湿地を抜けるころ、
右手に丁字型に細い道と壊れかけた板橋と農機具庫があり、これに入る。山道に変わって、
右へ曲がり込む。一回Sカーブ型にジグザグした後正面の切り通しに出る。丁字路で、左は
古川に至る径で、右側へ折れる。左側に廃屋になった民家が現われる。溝径に変わってこれを
下ると、白木だったらしい朽ちかけた鳥居が左手に見える。石段があって、これを登ると、熊野
神社の社に出る。左側には庚申像もある。鳥居の隣にある大きな屋敷の前には石仏が並んで
いる。見星院という寺だが、つくりは寺らしくない。径の先の右手には各種の石仏や墓石が
ある。径にはロープが張り渡されて、市によって通行止めにされている。径は数十メートルの
断崖になって途切れて川に落ち込んでいるので、ここまで進んではならない。対岸には岩壁と、
この径の取り付きが見える。end
D涕涙石バス停から清澄寺バス停へ 第30図
距離としては短いがユニークな道なので、清澄寺からの帰路などで時間にゆとりのある時、
これを歩いてみるのもいいでしょう。ただし、案内は登りの方向です。
バス停涕涙石→0.10←バス停清澄寺
涕涙石(ているいせき)バス停の東側に傾斜の急な坂道が付いている。その更に右手には
石碑も建っている。カーブを繰り返して登って行く道路の右手には女人堂跡という場所がある。
又、左手の崖が穿たれて地蔵像が安置されている。その山には階段が付けられ、登るとコンク
リートブロック造の観音堂がある。鉄扉の中には観音石像が安置されている。道路の右側には
空の洞窟があり,更にその先に又、小さな洞窟がある。岩肌から染み出る水を溜めて利用する
古い施設で、今も使われている。ここで道路は左に曲がって町営駐車場付近に出るが、その
ままの方向で階段を登ると清澄寺バス停前の広い駐車場の一角に登りつく。end
![]() |
| 小枝の陰にある種子(しゅじ)の石塔 |
E外国種樹見本林 第36図 第37図
珍しいメタセコイアの大木が見られます。
バス停見本林→0.15←最遠部
JR外房線安房天津駅下車。四万木、清澄温泉行きバスに乗る。バス停見本林下車。新道
工事が進行中で、このバス停付近だけはできている。東側に駐車スペースもあり、「外国種樹
見本林」のわりと大きな標識の脇から、山道を進む。
左手には草に隠れて石段があり、小枝の陰に種子(しゅじ)の石塔がある。径は痩せ尾根に
なり、三本に分かれる。右側は尾根の南側を進む径で、一部アップダウンにきつい所がある。
中央は、尾根筋で進む径で、ピーク付近には頭のない坐像がある。僅か下ると丁字路になる。
左側は尾根を踏み替えて、北側を進む径で、すぐ左手に北側へ進む分岐があるが、これには
入らないで右側を進む。緩い下りの径の左手に樹皮の厚い大木メタセコイアがある。
往復してもいいが、別の径で戻ってこられる。end
F二タ間川 第36図 第37図
素晴らしい渓谷美で、その奥に滝が二つあるというが、その場所は東京大学千葉演習林の
中になってしまうので、入林は差し控えたい。
JR安房天津駅→0.20←バス停坂本→0.15←ゲート
![]() |
| ここがゲートです。 |
JR外房線安房天津駅からバスはあるが、本数も少ないので歩いてしまいたい。千葉演習林
の事務所前を通ると国道128号線の立体交差を潜る。細い道路が左手に取り付いている。こ
れが県道の旧道の分岐で、これに入る。鳥居橋を渡った丁字路には石仏が並んでいる。他所
では粗末に扱われていることが多いが、屋根が懸けられ、石仏の名前が設置されている。し
かし、その脇に大きな四角い石が並んでいる。六地蔵の跡としても屋根の外なのが寂しい。
坂本のバス停のところには、右側への分岐路がある。この先に滝があると標石が立ってい
る。稚児滝と観音滝だ。この右への道を下っていく。新道の高架の下を通る。左右に民家が
点在し、地蔵像、「たいしゃさま」など石仏が各所にある。手摺のない木の橋で二タ間(ふたま)
川の左岸へ渡るが、まもなくゲートだ。二つの滝は残念ながら東京大学千葉演習林の中だ。
二(漢数字)タ(かたかな)間(漢字)川、漢字かな混じりの名前だ。end
G浅間神社 ●88 (引土浅間山) 第36図 第37図
葛ヶ崎城址の跡地です。整備に費用をかけたという看板に城山公園という文字が見られ
ましたが頂上までの道に城址だとする看板などは見つけられませんでした。
安房天津駅→0.15←突き当たり左折−引土青年館=浅間神社→0.15=0.10←
浅間神社=頂上(引土浅間山)
JR外房線安房天津駅から県道に出て天津交差点を西へ折れる。天津橋からはもう双子の
山が見える。その橋の先で城山公園への標識(道路の上部)を見て左折する。突き当たりで
左に曲がると、もう海岸で、二タ間川の河口だ。
安房天津駅から県道に出て天津交差点の狭い道を直進する。右手に駐車場があり、海岸に
出る。右手に曲がって、ふれあい橋で二タ間川を渡り、右岸を河口へ進む。
引土(ひきつち)青年館の建物への階段を登る。浅間神社の社殿がその右端になっている。
左側には更に奥へ登る階段がある。小さな社を拝したのち、急な階段の道を登る。手摺、柵が
ある。登りきると水平な痩せ尾根になって、左側に海が眺められる。小さな社の先で道は再び
急な階段になる。その先で二又になる。左が頂上だ。小さな社の中には石の祠がある。本格
的な双眼鏡があって、海と海岸が三方眺められる。その先の径は少し下って先ほどの道と合
わせて曲がり込むと、小さな洞窟がある。
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| 二タ間川から見る。左側が引土浅間山。右側が天道山 |
H葛ヶ崎城址 浅間神社のある東峰より西側にある峰 第36図 第37図
安房天津駅→0.15←突き当たりを右折→0.15←西側の峰=天道山
JR外房線安房天津駅から県道に出て天津交差点を西へ折れる。天津橋からはもう双子の
山が見える。その橋の先で城山公園への標識(道路の上部)を見て左折する。突き当たりで
は右折する。双子の山の鞍部の真北で道路は左へカーブする。わんぱくハウ
ス(市の施設)まで舗装道路が通じている。左カーブを進まず直進すると、広い無料駐車場に
出る。
道路が未舗装、山道に変わったその先の鞍部に東西へ向かう踏み跡がある。木立ち越しに
海と屋根が見える。右手西側へ痩せ尾根の踏み跡を急登で辿る。すぐに傾斜は緩やかにな
り、踏み跡が曖昧になる。左側のピークを外して右へと、緩やかな登りの落ち葉の中に踏み
跡を辿ると広い緩やかな尾根筋に出る。左へ折れて、これで上る。西峰の頂上には5柱の
祠が並んでいる。わりと新しいものだ。古い祠の屋根石が、そのかげに転がっている。広い
尾根筋の北側は城址の曲輪の跡らしい平地が高低差を置いて、数ヶ所ある。
「わんぱくハウス」の舗装道路が、未舗装道から細い踏み跡に変わる付近で右手の山裾を
目指して薮を抜けると、北側へ進む踏み跡がある。進むにつれて、踏み跡が明瞭になる。左
後への折り返しからジグザグを繰り返すと、北側にある一番低い曲輪の平地に出る。段々状
の平地を上の段へと、幅広い尾根筋を辿れば西峰の頂上・天道山(てんとうさん)に出る。end
I−1 開祖之碑から
天津神明神社の東側、南北に連なる尾根の中間にあり、御嶽教、滑山(ぬかりやま)樣
大山祗教会開祖之碑から登ります。
バス停神明神社→0.05←天津神明神社→0.10←林道天津線入口→0.15←
滑山開祖之碑(南回り)→0.15=0.10←滑山
滑山開祖之碑(北回り)→0.15←枝尾根分岐点→0.15←滑山
滑山開祖之碑→0.35←天津2号橋→0.40=0.35←林道十字路(麻綿原南)
JR内房線安房小湊駅下車。又は安房天津駅下車。興津駅と鴨川駅を結ぶバス路線に
乗車。バス停神明神社下車。一時間に一本程度バス便がある。バス停神明神社には交番が
あり、高架の国道が上空を走っている。大きく立派な案内標識があり、これに従って神社を
目指す。表参道には白木の神明鳥居があるが、腐食が始まって補強されている。5.6の
水準点もその下にある。神明橋りょう(梁)で参道が寸断されるが、その先にも立派な参道が
続いている。右手には社務所があり、きれいなトイレも左手にある。本殿も大変立派な
もので、石橋山の軍に破れた源頼朝が、戦勝の後の寄進を約したものだそうだ。西側の
道路には、参詣者用の駐車場もあり、遠方からの参詣者も多い。
そのまま道路を北へ進むと、林道天津線になる。左右に田畑や民家があるが、東側の山の
枝尾根が迫って道路は峠状になる。右手に谷があって、道路が左へ曲がって上るところ、
左側に赤い鉄柱と鎖で敷地が囲まれて、奥に開祖之碑がある。南回りの時はここから登り
始める。
道路東側の谷の右岸で笹の葉を分けると、狭い踏み跡がある。左手上には田圃を囲う
電気網がある。そのまま進んで水田の端でその高さに上る。配水溝があり、山裾を北側から
流れてきて、南側の谷を太いパイプのサイホンで潜っている。ここから尾根筋へ入る。一段
上った平地では踏み跡があまり明瞭ではないが、右寄りから左よりへ緩い斜面を進むと、
径らしくなる。分岐では尾根筋を絡む右寄りを選ぶ。高床式の社が尾根筋に建っている。
傷んでいるのが残念だが裏には石の祠もある。ここからは細い根で覆われた尾根筋を
進む。左右の斜面は、一面が網の目のように絡み合う根が蓋っている。緩い傾斜に
変わった後、再び急斜面を登ると。南北に走る尾根に出る。境界杭もある。小さな札が
ぶら下がり、滑山と書かれている。小湊、祓山方面の展望がいい。南側へも踏み跡は続いて
いるが、ここよりわずか北側へ進んだ2号鉄塔の建つピークまで足を伸ばすと、360度の
展望が得られ、誕生寺と清澄寺の二つの仏舎利塔が向き直るだけで同時に眺められる。
尾根筋の踏み跡はまだまだ北側へと続いている。
開祖之碑から北へ道路を進むと、右手にK字型げ二本の小道がある。左側を登ると、
水田の脇を通って大山祗神社に出る。一対の狛犬が並んでいる。しかし社殿は荒れて、
祭壇も壊れているのは残念だ。蛇紋岩の手洗い石は明治30年のものだ。水田越しに
山裾の登り口が見えるが、害獣避けの電気網のため、前述の谷筋まで戻るほかない。
林道を更に北へ進むと、右手にコンクリート舗装の道路が取り付いている。東電の黄色い
鉄塔案内標識があって、101号と読める。北回りの時はここから林道と分岐する。
この道路へ入ると斜路が水平になったところ、耕作されなくなった畑がある。その中の径を
進んで青い小屋の脇から山の切開きに入る。ここには別のスタイルの黄色い鉄塔案内
標識がある。径の突き当りには古い石段と壊れた鳥居、それらからは比較的新しい祠が
あるが、そこまで行く手前、再び案内標識で右折する。プラスチックの段径を辿って尾根筋に
登りつく。この尾根は孫尾根で、左へ曲がって高度を上げ、枝尾根に取り付いて右折する。
左折すると、青い小屋の付近から見上げられた101号鉄塔へ行く。狭い径には鉄パイプの
手摺のある径を進んで1号鉄塔を通り越すと、南北に走る本尾根筋に合流する。ここには
複数の鉄塔案内標識が立っている。左手北側にも踏み跡は続いているが、右手南へ進む。
小ピークの一つは西側へ分岐している踏み跡を見せているが、そのまま直進方向へ進む。
2号鉄塔の周囲は最近の伐採のためもあってか、360度の展望が得られる。尾根筋のまま
南へ進む。ここから二つ目の小さなピークが滑山の札の下がった頂上で、小湊方面の
展望がある。先程とはわずか角度が変わって、弁天岩も見える。南へはやや急な下りだが
踏み跡は続いている。ここでは右手へ折れ、斜面を下った後、痩せ尾根を覆う網のような
木の根を踏んで下る。
I−2 神明神社から尾根筋で
天津神明神社から尾根筋を辿って滑山に至ります。
バス停神明神社→0.05←天津神明神社→0.05←奥社のピーク→0.25←
草の尾根→0.30←西尾根→0.05←十字路分岐→0.20=0.15←滑山
バス停神明神社から天津神明神社へ進む。本殿右手の神庫の裏付近に小さな木の鳥居
があり、石段が登っている。風化は進んでいるが歩き易い石段を登ると奥社の前に出る。右
手シダのピークへ細い踏み跡を辿り、左手へ寄って東へ下る。珍しく松葉の多い鞍部のあと
のピークには腰掛にちょうどいい石がある。その後は特徴の無い鞍部と小ピークを繰り返す
が、ピークの度に次の方向には充分気を付けたい。ピークの前に曖昧な巻き径があっても
直登を基本に進む。マテバシイを中心にした林の中の尾根筋は下生えが無く歩き易い。こ
の樹林がなく、草が尾根を覆う箇所がある。左手西側に養豚舎があり、場合によっては異
臭がこの尾根筋にまで届くことがある。ピークの二方向に赤い杭が連続している個所では右
へ進む。暫くはやや急な狭い尾根筋だが確実に赤杭を辿る。丸いピークでその杭が4メート
ルおいて二本並んでいる所で赤い杭は終わる。その後も細かい上下の尾根筋を辿る。尾根
筋に岩が延びているところで右側の巻き径へ進む。幅の狭いところ広いところ右へ曲がり込
んで、十字路の分岐に出る。「猟犬注意」と害獣捕獲の罠に猟犬が掛からないように呼びか
ける黄色い看板がある。分岐点右南は大風沢トンネル方面で、正面の狭い下りは東へ向き
直る。分岐点左北側の尾根筋を辿って滑山を目指す。尾根筋から左側の明瞭な巻き径で進
むが、その巻き径が曖昧になって右側が登りの斜面で根のネット状のとき、右手のピークを
目指す。滑山のピークは西側に大木が並び、東側が切開かれた狭いもので、南東側に小湊
内浦湾の展望がある。先端部の根が見えるプラスチックの杭が二本、今にも抜けそうだ。山
名を示す標識は来る度に有ったり無かったり、地形で判断したい。
I−3 バス停神明神社から大風沢トンネル上部を経て
天津神明神社の手前、外房線に沿って東へ進み、大風沢トンネル上部を南北に連なる尾
根に取り付きます。
バス停神明神社→0.10←小橋→0.30=0.25←尾根分岐→0.35=0.30←
十字路分岐→0.20=0.15←滑山
バス停神明神社から天津神明神社へ進み、外房線の橋梁の手前、神明神社第二駐車場
で右折する。東へ進んで踏切を渡ると暗いほどの林の中になる。左手に溜池があり、ここか
らの水路を小さな橋で渡る。水音がうるさい。林を抜けて右下に線路を見おろすと道は夏草
で覆われて通り難い。トンネルの入口を見おろすまで、道路のコンクリート舗装は落ち葉と小
枝で舗装が見えない。その後も谷の右岸を遡る幅広い水平な径が続く。対岸の岩壁が斜面
になって谷が浅くなると北側に左股が取り付く。コンクリート杭が二本並ぶ道路の標杭があ
り、左折する。北に向いた谷の左岸の径は右手からの倒木が複数有る。その右手の尾根の
一段上には正体不明の平地がある。その更に上部で谷の左岸側を辿って、その尾根筋に
登り着く。この付近は曖昧な踏み跡しかないが尾根筋に出ると細かい根が斜面を覆っていて
割と足元はいい。
南北尾根筋には赤い杭とコンクリートの杭が設置されている。ここではそのコンクリート杭
が欠けている。今来た尾根が神明神社方面だと書かれたテープが有る。尾根筋は南側にも
奇麗に繋がっているが、ここでは左折し北へ進む。通過する小ピークは何れも「三方分山」
で、コンクリート杭の頭部に「く」「ヘ」の形に刻みがあり、この方向へ進む。泥岩の露出したピ
ークの巻き径の始点には黄色いマーキングがあるが、直登を基本に北へ進む。左に小ピー
クを置いて右に巻いて小さく下ると「猟犬注意」の黄色い看板のある十字路の分岐に出る。
左西に水平な巻き径が、右に溝を経て北寄りへ進む径がある。正面の尾根筋直登に踏み
跡は薄いが、これを進む。その後左へ巻くことの多い尾根筋を辿って滑山に至る。
I−4 小湊駅から大風沢トンネル上部を経て(予定)イツノコトヤラ
I−5 小湊駅から南東尾根を経て(予定)アハ
I−6 滑山を経て内浦山県民の森へ(予定)ハ
★J天津愛宕山●98 第37図
安房天津駅→0.10←バス停城戸→0.20=0.15←愛宕山
JR内房線安房天津駅下車。民家越しに見える大きな建物は天津小学校で、駅前からやや
左寄りに進んで小学校の脇を通る。細い道路はこの先行き止りの看板を見て右折し、通り
抜けた路地から左折する。大きな寺の前の三叉路で県道に出る。その僅か東側がバス停
城戸だ。駅前からは一旦西に進んで南へ曲がり鴨川市天津支所の前を通るバス通り、県道の
方が道路としてはわかりやすい。
バス停の僅か東側の角を左手北へ曲がる。三角の破風の屋根が見える。コミュニティ
あたごの広場には小さな「灯台」がある。広場の東よりに鳥居と擬木の段径が登っている。
左右にジグザグを繰り返して高度を上げる。南西を向いた径の正面は金毘羅神社で、中には
天狗二種の面と神額があり、金刀比羅宮の文字が読める。更に径を折り返すと航路標識
「小さな灯台」があり、先程より立派な社殿がある。愛宕神社でその脇には昭和8年建立の
300年記念石碑が建っている。南側の展望がいいその脇に稲荷の小祠があり山道が延びて
いる。マテバシイの大木の中の径は落ち葉で埋もれているが幅は広い。一回折り返すとその
右手はもう頂上の平地だ。
天津城址の曲輪の遺構でやや薄暗い平地はマテバシイの枯葉で歩きにくい。西へ進んだ
平地の肩のところには石祠がある。屋根の形が妻入りだ。更に西側の一段低い尾根筋への
径がある。尾根筋はコブを三つかわして、正面の岩山を登ると西端のピークに至る。
頂上の平地から東へも岩と根を踏みながら尾根筋を辿ると、掘割りを一つ越えてピークに
至る。南東側に展望があり、小湊方面が眺められる。尾根はここから北へ向かっているが、
それには進まない。