全般 △277.7=度祗巌山
山当てといって、漁に出たとき海上から山を見て、現在位置の確認に使った特徴的な山だとい
われて、平野から眺めてみました。送電線の鉄塔のほか、そんなに特徴的だとは思えません
でした。
ここで紹介した径のほかに藪で覆われた廃道が、複数まだ有るようです。
山に至る前の道路でタヌキに出合いました。人の姿を見て、巧みに距離をおい
て隠れてしまいました。山頂近くにはヌタ場もあります。
★バス路線に廃止に伴う加筆訂正★
@もうけ神社から (广+寺=痔−冫)この文字を認識しないので神社とだけ書きます。
西嶺林道を遡る。(1) 第35図
停上人塚→0.15←神社→0.10←西側の巡視道分岐
→0.15←林道から左手に→0.20=0.15←度祗巌山
JR外房線鴨川駅下車。浦の脇行きバス路線は東条線というが2008年10月をもって廃止
されてしまった。たいした距離でもないので、但し、タクシーならもうけ神社まで行ける。
上人塚から東へ進み、次の角を左北へ曲がる。水田の広がる中を抜ける道路を
進むが周囲に再び民家が多くなると、神社の境内に突き当たる。神社の境内を右へ回り込
む。林道西嶺線は舗装道路でやや急な坂道で続いている。左側の深い谷がどんどん浅くな
り、周囲は背の高い林になって暗くなる。道路が左にそれて谷が明るくなる。道路幅の広いと
ころもある。右側は、セメントの崖で、左側は苗木の斜面だ。この道路が緩い斜面のあと、右
にカーブしていく。このカーブのところ、左側の植林の中に細い踏み跡をさがす。
道路が曲がりきった付近に踏み跡がある。杉の打ち枝も足元にあるが、割りと歩きやすい踏
み跡だ。若干右寄りから谷筋を左へ回っていく。小さな沢の頭部を横切った所に分岐がある。
右後加減で折り返す形で曲がる。水平な径を進むとすぐに又分岐がある。右は水平な径が続
いているが、左に登る方向に径がある。「ホンの三歩」の登りで、左側の尾根筋にあがり、右
折する。尾根筋の西側を進む径になる。足元の岩は風化はしているが階段が刻まれた緩い
登りだ。
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| ここには風化した石の祠が脇の尾根筋に置かれている。 |
径はZ型に折り返して尾根を踏み換えて尾根筋の右側に変わる。ここには風化した石の祠
が脇の尾根筋に置かれている。石灯籠はない。径は尾根筋の東側を水平に更に続いて
いるが、ここですぐに左側の尾根筋に踏みかえる。マーキングがいくつか取り付けられている。
尾根筋は、あまり刈り込みはよくないが、通行には差し支えない。急登の方が苦になる
くらいだ。その坂道が緩くなると周囲の木々が開き広場になる。三角点標石があるが、境界
標石のコンクリート柱のほうが目立つくらいだ。ここまで藪漕ぎらしいものは味あわずに、
わけなく頂上に達する。北西側と北東側に幅広い尾根筋がゆったり下っている。展望は無い。
これが▲277.7の度祗巌山(とびいわやま)だ。end
Aもうけ神社から (广+寺=痔−冫)西嶺林道を遡る。(2) 第35図
上人塚→0.15←神社→0.10←西側の巡視道分岐→0.15←
林道から左手に入る箇所見送る→0.10←林道から左手に入る→0.10=0.05←度祗巌山
JR内房線鴨川駅下車。上人塚から東へ進み、左へ曲がり、神社の境内に突き当たる。右へ
回り込む林道西嶺線がやや急な坂道で続く。右にカーブのところ、左側の植林の中に踏み跡が
ある。この入口を見送って、道路は小尾根をのり越す。左右にカーブを繰り返して高度を
上げる。道路が南から東に向きかえるところ。左側が谷の林からセメントの崖に変わるところ。
ここの谷の林に踏み跡がある。アオキなどがかぶさっているが杉の植林の中に踏み跡が続いて
いる。
登りつくと水平な径がある。やや右よりに進むと、ヌタ場の水溜りがあり、左からの尾根の鞍
部になっている。
左へ水平に回り込む踏み跡があるが、これを離れて、左側の尾根筋を登る。明瞭な踏み跡
はないが藪自身が薄いこと、傾斜も緩やかなことでもあり、わけなく高度を上げる。幅の広い
尾根筋の径になる。右側にも同様の広い尾根筋かあって、これを合流させながら、左へ
曲がって登って行く。コンクリート柱の境界標石が目立つ。その先で三角点のある頂上になる。
end
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| 右手に鴨川方面が眺められる。 |
Bもうけ神社・85号巡視路から 第35図 (广+寺=痔−冫)
上人塚→0.15←神社→0.10←西側の巡視道分岐→0.30=0.25←
左側に鴨川方向の展望のピーク=分岐点→0.20=0.15←度祗巌山
JR内房線鴨川駅下車。上人塚から東へ進み、左へ曲がり、神社の境内に突き当たる。右へ
回り込む林道西嶺線で進んですぐ左手に、丸太の橋がかかっている。これに入ると、85号
鉄塔への巡視路案内標識がある。深い切れ込みの小川の左岸から右にジグザグして、尾根
筋を登る。右へ尾根筋直登の径を選ぶと、鉄塔の下に出る。右よりに径を求める。上り径が
一段落すると右手に鴨川方面が眺められる。尾根筋の東を巻く径でゆっくり登る。北側で痩せ
尾根になると、今度は左側に鴨川方向の展望のあるピークに出る。北側に鞍部があり、左右に
径がある。ここは右へ折れる。尾根筋の右巻き径で北へ進む。左の径は南に下る径だ。
わりと広い径で高低差も少なく北へ進む。右後、右前にヤブで覆われた分岐を見たあとで、
狭い尾根筋で緩く上る。右側の尾根筋の盛り上がりが途切れて石が門柱のように並んでい
る。西嶺林道からの上り径の合流だ。尾根筋の左側を進む径になる。足元の岩は風化した
階段の緩い登りだ。径はZ型に折り返して度祗巌山の頂上へ向かう。
Z型に折り返した尾根筋の登り道は、表参道としては「踏み固め」が弱いこと、傾斜の
きつい割りには段径として「奉献され」ていないし、道幅も狭いこと。疑問に思っていた。
▲277.7ピークの頂部は山上の寺社建物を置くには充分広いが、水平な「踏み固め」が無い
こと。鳥居、手洗石、燈籠、礎石、材木片、瓦等、「らしき」異物が全然見当たらないことなど。
このピークが「かつて社殿のあった金毘羅山」というのには疑問に思っていた。内田栄一氏の
「房総山岳志」でこのピークを度祗巌山とし、金毘羅山ではないとされ納得できた。
このピークの東側を取り巻く水平路は「ヌタ場」を抜けて、このピークの北側を巻いてその
行方はまだ続いている。end
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| 金毘羅神社 |
Cもうけ神社・金毘羅神社から 第35図 (广+寺=痔−冫)
上人塚→0.15←神社→0.25=0.20←尾根筋踏み替え
(金毘羅山)→0.10←右側に鴨川方向の展望のピーク=分岐点
→0.20=0.15←度祗巌山
JR内房線鴨川駅下車。上人塚から東へ進み、左へ曲がり、神社の境内に突き当たる。右へ
回り込む林道西嶺線の標識を見てすぐ、田畑と杉の並木の間の径に入る。左に木の枝が迫り、
季節にあたれば、奇麗なショウブの花を踏み分ける細い踏み跡で進む。この付近で左の崖に
上るようにマーキングがあるが、かまわず進む。幅のある径になるが、左手の崖に切れ込みが
ある。正面の径は丸太が横たわり、枝が覆い被さっている。ここでやや急だが、左の斜面へ
進む。
落ち葉に埋もれた幅広い径があり、直進する。すぐ右手に折れる。右には古い石段が、左
には落ち葉と枯れ枝に埋もれた幅広い径がある。
右の古い石段を登ると石灯籠と手洗い石、三柱の石祠が並ぶ祭壇に出る。祠は寛政年間
のもので、世話人の名前などが読み取れる。金毘羅神社だ。ここから、裏手に
回り、右手の尾根筋に上る。シイの木の根を踏む歩きやすい尾根筋の径が続く。
下りの時は、この尾根筋の右手の斜面の傾斜が緩くなり、平地をもってきたとき、右手に下
りる位置を示すマーキングと、燈籠の形を見て下る。
尾根筋の径が水平になり、溝のような路で尾根筋が途切れる。草と倒木が多いところに出
る。ここの付近のピークが金毘羅山だ。
先ほどの石段の下、左の落ち葉と枯れ枝に埋もれた幅広い径は、右に尾根筋を見上げ
ながら緩く上る。落ち葉が深いが取り立てて悪所はない。草が多くなると径が溝のようになり、
右後からの尾根筋を踏みかえ、草と倒木を越える。
左に尾根筋の右巻の径になる。刈り込みや踏み跡は続いているが、中途半端で笹が左か
ら迫るところもある。道型が曖昧なところで左上の尾根筋に踏み替えるか、右下から左上へ
の尾根筋を乗り越えるところで左側へ高度を上げて左の尾根筋で進むかする。
左側の尾根筋で進むと、小さく下り鞍部に出る。左後の道はヤブの濃い下り径で、これには
入らない。右正面には尾根筋があり、その右手に二本の径が付いている。これはどちらを選
んでもいい。逆方向で下ってきたとき、ここでは尾根筋を踏み換えて藪の濃い径に入ってし
まいそうだ。ここでは左よりの尾根筋に上る。尾根筋はすぐに二分するので右よりの尾根か、
この尾根に並行して左についている曖昧な踏み跡を進む。
二本の径の左側は更に左側の尾根には鉄塔がある。●221のピークだ。直進すると二つ
の径は合流して、ほとんど水平な径で進む。左右に仕事道、鹿道など曖昧な分岐合流がある
が、踏み跡の濃さに差があるので、迷わず進める。右尾根の巻道が切り通し状のところで左
尾根に踏み変わる。
踏み変わったところで右後の尾根筋に寄り道すると、右側に鴨川方面の展望がある。ここ
が西嶺林道から85号鉄塔を経て登ってくる径との合流点だ。
わりと広い径で、高低差も少なく北へ進む。右後、右前に藪で覆われた分岐を見たあとで、
狭い尾根筋で緩く上る。右側の尾根筋の盛り上がりが途切れて石が門柱のように並んでい
る。西嶺林道からの上り径の合流だ。尾根筋の左側を進む径になる。足元の岩は風化した
階段の緩い登りだ。
径はZ型に折り返して、頂上に向かう。end