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大多喜県民の森

全般
 県指定史跡。上総大多喜城本丸跡。本多平八郎忠勝の時代慶長年間に出来たものだが
天保14年(1843)本丸の天守閣は焼失した。
 大多喜町は古くからの城下町です。東の小江戸として町廻りもできます。町の
西側には再建された大多喜城=県立南総博物館があります。更にその西側の丘陵には
大多喜県民の森が展開しています。管理事務所に併設してタケの情報館(展示)、
竹笹園(見本庭園)があります。
 大多喜県民の森は大多喜町の北西に位置し、61ヘクタールの面積の森林に多数の
ハイキングコースが設定されています。第一駐車場の管理事務所の前にはコースを描いた
絵看板があります。コースの重複があったり、接続の形が紹介しづらいと感じられたところも
ありましたので、その表示通りの案内は避けます。
 各コースともその距離と所要時間が書かれていますが、時速換算で1.2キロから
1.4キロになっています。その所要時間とは関係なく、案内子の検討時間を示します。

@大多喜駅から大多喜県民の森駐第一車場         第25図
 大多喜駅→0.10←大多喜町物産センターへの分岐→0.05←大多喜県民の森第一
駐車場
 大多喜町物産センター→0.05←大多喜城=県立南総博物館

 JR外房線大原駅乗換え、旧国鉄木原線=いすみ鉄道大多喜駅下車。駅は観光都市
小江戸の風情にふさわしい小粋な建物になっている。駅北側には、やはり同じようにコーディ
ネートされた公衆トイレがある。その向いには、観光案内所がある。これは広い建物で
町廻りのほか、各所の案内パンフレットもあり、休憩もできる。
 駅前から右手へ線路に沿った道には大手門がある。鉄骨造りだが、ちょっと稚拙な感じが
するかもしれない。南廓(みなみくるわ)踏切の先、道なりに進むと「メキシコ通り」のオブジェが
左側にある。フィリピンを征服していたメキシコのスペイン人の船が、台風で難破したのを
救助したことに由来するのものだ。左下は御止(め)川、御禁止川(おとめがわ)という旧くからの
禁漁の川で、時期を限って取った鯉は紫がかっていたという川の蛇行を眺める。
 右手に大多喜町物産センター駐車場への道路。左手に県民の森御止川コースの分岐、
次の右手に中央公民館、図書館、薬草園などへの道路が分岐している。次にある右手への
道路を進むと、左手が大多喜県民の森第一駐車場だ。
 第一駐車場は広い駐車場で9時から16時半までの利用が可能だ。県民の森管理
事務所の建物はその右手半分がタケの情報館になっていて、竹の博物館と竹の工芸品の
展示場になっている。県内外の主な竹、笹類80種を栽培展示している竹笹園などの施設が
ある。
 大多喜町物産センターへの道路への分岐を進むと、広い無料駐車場がある。夕刻
17時半までの利用が可能だ。右手には土産物店と食堂があり、左手には奇麗な公衆トイレが
ある。ここからは右手に斜路を進んで大多喜城址に至る。その道路の左手の斜面には
「水道」の遺構が見られる。大多喜城は徳川家康の家来、本多忠勝の居城となったもので、
今は県立南総博物館として天守閣が再建されている。城の東側からは高等学校の敷地
越しに城下町が眺められる。end

A御止め川コース    第25図
 県民の森管理事務所、第一駐車場の東側、道路と川に挟まれた山並みのコース。
大多喜県民の森第一駐車場→0.20←(一周)

 第一駐車場前の道路のT字路を右へ曲がる。貯水池、園地を右側に見た道路の左側に
コースの入口を示す標識と木製階段がある。階段を登ると今度は段径に変わるが、尾根径に
なって傾斜は緩くなる。右下の樹間越しに、川面が見える。小さなピークを経て二つ目のピーク
では、大多喜城が正面に見える。わずか下ると東屋がある。ゆるい下りを経て木橋ので左に
折れる。道路の歩道に下りついて左上を眺めると先ほどの東屋が見上げられる。道路を西へ
進めば、右側二つ目のT字路が第一駐車場への道だ。end

B展望コース(「森」のコースとほぼ同じ)        第25図
 県民の森管理事務所=第一駐車場→0.10←けやきの森分岐→0.10←山神様
→0.15=0.20←中央公民館裏手≒大多喜町物産センター駐車場  

 広い駐車場の奥は芝生の広場で、竹で造った大きな東屋「清風亭」がある。その右よりの
奥には冒険コースと標示され、フィールドアスレチックの施設がある。その左右に登りの径が
あって、これらに入る。施設の上部で二つの道は合流する。尾根筋を上る。左に分岐する
径は野草コースで、右側を進む。一段低いところに出ると左側には同じ名前野草コースの
分岐がある。柵がされて通行止めと書かれている。右寄りには丸太とロープのアスレチックが
ある。尾根径は高度を上げる。小ピークには巻き径と直登路がついているが、どちらでも
コースに大違いはない。左にけやきの森の表示があり、下りの径が分岐している。
 木々の枝越し右足元には第二駐車場と林道久半谷(きゅうはんやつ)線が見える。コースは
トンネル(久半谷隧道)の上を通るところにはアスレチックの施設がある。尾根径の右側に
水色に着色された展望台(塔)がある。鉄骨製だ。登ると周囲の梢を越して、300度ほどの
周囲が展望できる。大多喜城、町営野球場が目の前だ。
 左から別の径の合流があると、尾根には小屋が建っている。第一野鳥観察舎だ。6帖
ほどの広さで三方に大きな窓があり、中の椅子から周囲が観察できる。尾根筋僅か先には
山神様と書かれた大きな標識がある。「オ」の字型の五差路だ。
 正面の尾根径は短い段径を上って山神様の石祠の前に至る。左手は木橋からの道だ。
一番右手の鋭角に戻る感じの径は薬草園へ行く径だ。
 右手の径が尾根の南側を水平に東へ進む径で、これを進む。左へ枝尾根が分岐して
いる。大多喜町物産センターの駐車場へ行く径で、ここでは右へ進む。尾根筋から段径で
下りつくと舗装道路に出る。右が中央公民館の裏手で、左手は物産センター駐車場に至る。end

C尾根コースで山神様へ    第25図
 大多喜町物産センター駐車場→0.20=0.15←山神様

 大多喜町物産センター駐車場は土産物店と食堂が並ぶ、広い無料駐車場で奇麗な公衆
トイレもある。食堂の並びの方の奥に山道があり、案内標識がある。ジグザグで高度を上げ、
尾根径になる。尾根筋には第二野鳥観察舎がある。左に尾根筋を置く径から右側が
尾根筋の径に変わって、左側から別の径の合流を見ると、山神様の大きな標識のある
五差路に出る。
 右手は山神様。正面の下りは木橋。左の尾根筋は第一野鳥観察舎。左の水平路は
薬草園への径だ。

D沢筋コースで山神様へ    第25図
 大多喜町物産センター駐車場→0.15=0.10←山神様

 大多喜町物産センター駐車場は土産物店と食堂が並ぶ、広い無料駐車場で奇麗な公衆
トイレもある。駐車場の一番奥は湿地の中に橋がかかって、水生動植物が見られるように
径ができている。渡りきると沢筋の左岸を進む径になる。沢筋から径がそれると、右への
ジグザグを一回で尾根筋に上がる。展望コースの尾根筋に取り付き、右折すると別径の
合流を右から迎えて、山神様の大きな標識のある五差路に出る。
 右手は山神様。正面の下りは木橋。左の尾根筋は第一野鳥観察舎。左の水平路は
薬草園への径だ。

E薬草園から山神様へ  第25図 
 大多喜町物産センター駐車場≒中央公民館裏手→0.05←薬草園入口→0.10←山神様

 大多喜町物産センター駐車場は土産物店と食堂が並ぶ、広い無料駐車場で奇麗な公衆
トイレもある。駐車場の入口を南へ坂を登ると中央公民館の裏手を通る。右手に尾根
コースの登り口を見た後、薬草園への看板が大きい。左手には中央公民館の建物があり、
正面には、町営野球場の駐車場が広がっている。
 大多喜駅からメキシコ通りで県民の森第一駐車場方面を目指して歩くと、右手に大多喜町
物産センター駐車場への道路が分岐する。左手に県民の森御止川コースの分岐、次の
右手に中央公民館、図書館、薬草園などへの道路が分岐している。この道路に入ると突き
当りに薬草園の看板が大きい。左側には町営野球場の駐車場が広がっている。
 駐車場の南側には奇麗な公衆トイレがあり、球場のレフト側に沿って薬草園を目指す。
薬草園は以前は県のもので大多喜町に移り、今は町からの指定管理者になった城西大学の
薬学部が管理運営している。民間薬、染料、香料、有毒植物、漢方薬、局方(きょくほう)
医薬品、水生・湿生、それぞれの植物園になっている。資料館は標本、資料の展示があり、
植物一般ついて薬効を調べられるようになっている。
 資料館の脇から温室の奥へ進むと、山道の入口に取り付く。いきなり、急な段径だが
それだけ効率よく高度を稼ぐ、径が水平になると、左側はコンクリートブロックを積んだ
擁壁で、その上には小屋がある。展望コースの第一野鳥観察舎だ。山神様の大きな
標識のある五差路に出る。end

F林道泉水西部田線のT字路から山神様へ  第25図 

 県民の森管理事務所の第一駐車場に入らず、そのまま林道久半谷線を
西へ進むと第二駐車場、久半谷トンネル、キャンプ場入口があります。そのすぐ先で左右に
遊歩道が取り付き無名の橋を渡ると別の道路−林道泉水西部田線にT字路型に取り付き
ます。ここも山神様の前と同様に各コースの集合分岐点にもなっています。

 T字路→0.15←山神様

 T字路の僅か東側の南北に遊歩道が取り付いている。北側の径は丸太の段径で登り始め、
すぐ分岐がある。右側の径は尾根筋を直登する径で、段径が急登で上っている。登りついた
尾根筋はなだらかで、左側にはピクニック広場への急な下りの段径を見る。ベンチも並んで
いる。緩い傾斜の尾根径を上下して、展望コースに取り付く。左折するとすぐに第一野鳥
観察舎があり、山神様の大きな標識のある五差路に出る。end

G林道泉水西部田線のT字路から木橋の分岐へ 第25図  
 T字路→0.10←(ピクニック広場経由)木橋の分岐→0.10←山神様

 T字路の僅か東側の南北に遊歩道が取り付いている。北側の径は丸太の段径で登り始め、
すぐ分岐がある。左側の径は緩いトラバース径で登る。アスレッチックの施設がある。右に
分岐があるが、左側には芝生の広場、ピクニック広場が展開している。左側のやや下った
ところには東屋もある。草の中に標識の柱が立っている。この付近踏み跡が薄いがどこでも
歩けそうだ。右へ登って行くと右側から先ほどの径を合流させてから、急な段径を登る。
最初の分岐の右側の径との具流で左側にはベンチもある。
 広場の標識の柱から、そのまま広場を通り抜けると、林の中に入る径がある。緩く下って、
右側に別の山道が下ってくるのを合わせると、林道泉水西部田線に出る。林道を渡った
ところには木橋が見える。end

H木橋から山神様へ   第25図
 T字路→0.10(泉水西部田線経由)←木橋と道路横断→0.10←山神様

 T字路から林道を北へ進もうとすると、林道泉水西部田線の標識がある。T字路の箇所は
泉水西部田線ではないのだが、前項も含め便宜上、林道の名前を出します。舗装道路で
進み、すぐに無名の橋がある。ここで左側の未舗装道に入る。右手に小さなダムを見た
のち、長い木橋を渡る。渡りきると先程よりは短い木橋が二本、川にかかっているのが
左側に見える。これらの橋は見るだけか、往復するだけにしておこう。右へ径を登ると林道に
出る。
 林道を横断すると径が二手に分かれている。右側は緩い傾斜で、谷を横切ってピクニック
広場へ行く。左側の登りの径は緩く登りつづけて、山神様の大きな標識のある五差路に出る。end

I林道泉水西部田線のT字路から展望コース分岐点へ   第25図
 T字路→0.10←(けやきの森、キャンプ場入口経由)展望広場分岐点

T字路の僅か東側の南北に遊歩道が取り付いている。南側の径は水平に延びている。
すぐに直進方向には通行止め表示があり、左側の山径に入る。左側の斜面の先には
疎林の中に多数のベンチが並んでいる。「けやきの森」だ。ゆっくり憩うにはいい施設だ。
谷沿いの右岸を登る径になり、左側にバンガローが並んでいる。一番高いところで、展望
コースに合流する。右側は「森」の第一駐車場、管理事務所。左は展望台(塔)、山神様へ
行く。end

J野草コース     第25図
 県民の森管理事務所=第一駐車場→0.05←コース入口

 コース奥にある木橋が危険なので通行禁止になっている。
 展望コースを県民の森管理事務所側から進んで尾根径が平らになったところ、尾根側の
入口がある。尾根筋を少々登った先のピークにベンチが並び、この先の通行がロープを
張られて禁止されている。
 展望コースを更に進んだところ、フィールドアスレチックの施設のある手前の左手の谷筋に
もう一方のコースの入口があるが、これは柵で通行止め処理がなされている。end

K浅間神社 (県民の森管理外) ●106    第25図 
 県民の森管理事務所=第一駐車場→0.10←浅間神社鳥居→0.10←
浅間神社奥のピーク
 県民の森管理事務所=第一駐車場→0.10←西部田交差点→0.10←
浅間神社奥のピーク

 県民の森管理事務所のから、表の道路に出て南へ進むと、左手に御止川コースの南側
入口があり、そのまま南へ進む。平成時代の新しい石鳥居があって浅間神社と額が
かかっている。参道はコンクリートの階段で、わけなく中段の社殿の前に出る。ここまでは、
道路からもよく見える。三嶋大明神と二十三夜宮の覆屋で、外の右手には山の印と包の
文字が縦に並ぶ祠がある。その脇には未だ上へ階段が延びていて、手摺りの高さで
ロープが張られている表参道だ。明治42年の文字の読める小さな手洗い石のある広場の
前に出る。左側には脇参道も取り付いている。切り妻の社殿の前だ。
 表の道路を進むと、右手に新しい石の鳥居がある。更にその南側には真言宗長徳寺への
コンクリート舗装された参道がある。そのまま進むと、西部田交差点に出る。東側は深瀬橋で、
事実上のT字路だ。右手には狭い道路があって十字路になっている。その道路に入ると
小さな道が取り付いていて墓地が見える。墓地の脇に、階段状の径があって、これを登る。
コンクリート舗装の道路を踏むと、長徳寺の立派な本堂の脇に出る。お堂の前を横断すると、
三嶋社の覆屋に繋がる。コンクリート道路の手前で左手の山道を更に段径で登れば、
脇参道で社殿の前に出る。
 社殿の裏手が一段高い。その裏の鞍部へ踏み跡が下っている。再び登ったところは径の
二又で、左南側が106の標高のピークだ。北よりにピークを避けた巻き径が西へ進んで
いる。二又を右北側へ進むと、テレビアンテナと道路境界石があり、まだ北側へ進む
踏み跡がくだっている。end

★L大多喜城=南総博物館     第25図
 大多喜城は天守閣が再建され県立南総博物館になっています。その東側からは
素晴らしい展望がえられます。

 大多喜駅→0.15←大多喜城(大多喜高校経由)
 物産センター駐車場→0.05←大多喜城
 物産センター駐車場→0.05←大多喜城二之丸公園頂上

 JR外房線大原駅乗換え、旧国鉄木原線=いすみ鉄道大多喜駅下車。駅前から右手へ
線路に沿った道を進む。南廓(みなみくるわ)踏切の先、道なりに進むと右手に大多喜
高校への案内看板が有り、ここから大多喜高校を目指す。高校の東側から右手にグランド、
左手に校舎の連なる斜路を進む。校舎の玄関の東側には薬医門があり、玄関の西側の校庭に
囲いがある。大多喜城の大井戸で天正18年(1590年)に掘られた古いもので、大変大きな
ものだ。共に県指定史跡だ。
 渡り廊下を潜ると左手に幅広い斜路があり、桜の並木を登る。左へ折り返すと段径にかわり、
天守閣の南東にある東屋に出る。
 そのまま右手の塀に沿って北へ進めば塀の端で東側の素晴らしい展望が広がる。その
左手には独立の公衆トイレがある。一般車通行止めの舗装道路が物産センター駐車場
方向へ繋がっている。
 物産センター駐車場から道路を歩道で進むと、左T字分岐のあと一般車の通行止めになる。
右手に公園があり、東屋が見える。二之丸公園の入口だ。ここに入って右よりに進むと、
連杭形の段径になる。この階段を登りきると左手に鐘撞堂があり、わりと新しい梵鐘が吊られ
ている。但し撞棒はない。広い平地が広がり左手の奥には大き目の東屋がある。この山頂の
広場の肩にはベンチがいくつも並んでいる。その外側には手摺があるが展望は無い。end

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